ドイツ旅行　ミュンヘン（フュッセン）→ハイデルベルク→ハンブルク 【ハイデルベルクその1】

2023/09/16 - 2023/09/17

ミュンヘンにさよならして、ハイデルベルクへ移動。ハイデルベルクの観光はこの日しかできないので、昼頃到着を目指して出発。初めてのハイデルベルク、期待以上に素敵な場所でした。

エリア ハイデルベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミュンヘンのホテルでの最後の朝食です。
最終日は少し涼しかったですが、中庭で食べることにしました。フルーツがたくさんあって朝食が楽しみなホテルでした。
ミュンヘンから離れるのは少し寂しい気持ちです。

ホテル アドミラル ホテル

ミュンヘン9:47発→ハイデルベルク12:44着
ICの２等席を出発前に日本で購入しました。DBのサイトで、座席の予約状況を見ることができます。購入した時点では予約されていない座席がたくさん残っていたので、指定席にするかどうか悩んだのですが、当日座席を探すのも面倒なので座席を指定することにしました。
DBのサイトからクレジットカードで購入しようとすると、クレジット会社のセキュリティからエラーが出てしまいうまくできなかったのですが、Paypalで購入することができました。（paypalにアカウントが無くても支払うことができました。）
DBのアプリを携帯に入れておくと購入したチケットも印刷しなくていいので便利です。そして、DBのアプリを開き、Meine Ticketsのところから乗車チケットを選んでKomfort Check-inをチェックすれば、検札は済んだことになります。
DBのアプリはぜひ入れておくことをオススメします。

ミュンヘン中央駅のホーム、電車の中でもWi-Fiがつながりました。（２等席は使い放題ではなく制限があるので注意。）

ミュンヘン中央駅 (ハウプトバーンホフ) 駅

この日はオクトーバーフェストの初日だったので、駅の混雑具合が心配でしたが、さすがに朝だったので特に混乱はありませんでした。
ミュンヘンに到着した列車からは次々と民族衣装の人たちが出てきます。皆さんずっとこの日を楽しみにしてたんだろうな。オクトーバーフェストの雰囲気も見てみたかった気もしますが、早く出発しないとハイデルベルクの観光時間がなくなってしまうので、そのままミュンヘンにさよならをしました。（旅程を組んで、飛行機とホテルを予約したあとに、ミュンヘンを離れる日がオクトーバーフェストの初日だということに気づきました。せっかくの機会だったのに、残念です。）

列車はなかなか来ず、20分ほど遅れて出発しました。40分以上遅れることもよくあると聞いていたので、20分はまだまだ余裕です！

大きな荷物は目の届くところに置きたかったので、荷物置き場のある車両の座席を予約しました。が、荷物を置く棚はすでにいっぱいだったので、その隣に置くことにしました。同じ車両にいたドイツ人たちは、知り合いなのか初めて会ったのか分かりませんが、入れ替わり立ち替わり一カ所に集まって楽しげに酒盛りをしています。で、私たちのスーツケースを椅子代わりにして座ってる。。。まあ、いいか。とりあえず、途中の駅に停車するときは荷物から目を離さないようにしていました。

ミュンヘン中央駅 (ハウプトバーンホフ) 駅

ハイデルベルクに到着。
当初の計画では、ハイデルベルク駅にロッカーがあると口コミにあったので、そこへ大きな荷物を預けて先に観光をしようと思っていました。。が、なんと、ロッカーはすべて使えなくなっていました。
とりあえず、駅の前にあるツーリストインフォメーションに行き、ハイデルベルクカードを購入してロッカーがあるかたずねてみることにしました。
ハイデルベルクカードはお城などの観光地とケーブルカー、公共交通機関乗り放題が含まれていて、１日券と２日券が２ユーロしか変わらないので、２日間を購入しました。一人26ユーロ。（大学生は少し割引があります。ここでも、日本語の学生証を見せてOKでした。）
ロッカーは残念ながらありません。インフォメーションセンターに少しありましたがすべて使用中でした。荷物をどうしたらいいか質問をすると、ホテルの場所を聞かれました。ホテルは中心部から離れた隣町だったのですが、トラムに乗ったら15分ぐらいのところだから、先にホテルにチェックインしても十分観光できるよ、と言われ、そうすることにしました。トラムの番号と乗り場を教えてもらい、ホテルを目指します。

ハイデルベルク中央駅 駅

ホテルは、中心地から北にあるHandschuhsheimにあります。最寄り駅は調べていたのですが、どれに乗ったらいいのか分からず、インフォメーションセンターで教えてもらった番号のトラムに乗りました。しばらく進んでふと気が付くと車内に私たちだけになり、誰もいないのがうれしくて写真を撮っていたら。。。車掌さんがやってきて、「乗り換えだよ。」と。駅を通り過ぎたところだったのですが、なんとバックしてもらいそこで降りて反対側の乗り場から別のトラムに乗りました。滞在中、何度かトラムやバスを使ったのですが、最後までいったい何番に乗ったらいいのか、乗り換えるのか、よく分からないままでした。でも、目的地さえ分かっていればどうにかなります（笑）

ホテルに到着。レモンイエローのかわいい建物です。部屋もきれいで広くオススメのホテルですが、エレベーターが無かったので、主人と息子は３階まで頑張って荷物を運びました。（水とビールでかなり重たいスーツケースでした。。）
ここは静かでのんびりした素敵な町です。お城周辺や中央駅周辺はホテルの予約がいっぱいでここを選んだのですが、正解でした。もう一泊したかった。
ここのホテルは電気コンロがあったのですがポットがなく、またフロントで借りることにしました。ちょうどいい季節だったのでよかったですが、エアコンが無いので夏は暑いかもしれません。（と言っても、この日も昼間は日本なみの暑さ。。）

DK Hotel Deutscher Kaiser ホテル

ホテルの部屋からの眺め。住宅街の中にあるので、観光客を見かけません。とても静か。

DK Hotel Deutscher Kaiser ホテル

ホテルでくつろぎたいところですが、時間がないので、お城へ行きます。トラムで中央駅まで戻り、そこからバスに乗っていきます。もう２時を過ぎていましたが、ランチを食べる時間がありませんでした。中央駅でサンドイッチを買って、バスを降りてから食べることにしました。
バスの降り場を調べていなかったのですが、たくさん人が降りていくので一緒に降り、そこで川を眺めながらサンドイッチを食べました。
お腹も膨れ、さあ出発。ですがここはいったいどこなのか。。でも、ホテル周辺とは違い、観光客がたくさんいます。

少し歩くと、ドイツ最古のハイデルベルク大学、旧校舎の前へ。ハイデルベルク大学は息子が通っている大学とも交流が盛んなようですが、息子は興味を示さず。。時間がなく、中を見ることができなかったのが残念です。外観からは分かりませんが、豪華な装飾のホールが見れるそうです。

こちらが観光スポットの学生牢。興味もあるし見たかったけど、ここも時間がないのでパス。無念。。
外で中をのぞいて、ご主人を待っている犬がかわいい。

学生牢 建造物

ついに城跡が見えてきました。お城までは、ケーブルカーで上ります。たくさんの人が並んでいたのですが、ケーブルカーのチケットを買うために並んでいたようで、ハイデルベルクカードに付いていたチケットを持っている私たちは並ばずに先へ進むことができました。
ケーブルカーに乗り座っていたのですが、あとからご老人が乗ってきました。こんなとき、日本人なら席を譲りますよね。「どうぞ。」と席を譲り、「私は外の景色を見ますから。」とかっこよく言ったつもりが、ケーブルカーはずっとトンネルの中を上っていったのでした。。かっこ悪い。。

上までのぼってくると、素晴らしい景色。遠くにアルテ・ブリュッケが見えます。本当は橋の向こうからこちら側の写真を撮りたかったんですけど、これも時間がなく断念。お城を見たあとにあそこまで歩いて行ける気力がありませんでした。。（ドイツに来てから連日２万歩、歩いていました。）

ハイデルベルク城 城・宮殿

写真からはわかりにくいですが、９月半ばだというのにめちゃくちゃ暑い。15年前、9月に来たときには冬服を着ていたのが信じられない。ミュンヘンよりもハイデルベルクのほうが気温が高かったです。

ハイデルベルク城 城・宮殿

お城の入り口。こちらもハイデルベルクカードにチケットが含まれています。

ハイデルベルク城 城・宮殿

中へ入ると、奥に立派な建物が見えてきます。

ハイデルベルク城 城・宮殿

真正面に見える建物はフリードリッヒ館。
お城の内部は別料金でガイドツアーがあるそうですが、この日はすでに終了していて中を見ることができませんでした。何の知識もないまま見ていたので、できれば詳しい説明を聞きながら見たかったです。
それでも、外から見るだけでも十分満足できるほど、素晴らしい城跡でした。

まさに、「廃墟の美」
多くの芸術家や哲学者がこのお城を好んだそうです。
日本の城跡だと、石垣しか残っていないのと、建物自体は復元で新しいものが多いので、これほどの規模の城跡は見たことがありません。崩れそうなまま保存してあるのが素敵です。

次の旅行記で、「ドイツ薬事博物館」へ進みます。つづく～～～