2022/11/12 - 2022/11/13
63位(同エリア1175件中)
葵さん
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2022年の11月、秋深まる山梨県の県都・甲府周辺を巡る旅へ。
今回真っ先に訪れたのが、甲府市の北部に位置する渓谷「御岳昇仙峡」です。
国の特別名勝に指定された景勝地は、紅葉の名所としても有名なスポットで、渓谷に沿って整備された遊歩道を歩きながらの紅葉狩り♪
長い歳月をかけて削り取られた奇岩と、水量豊かな清流とが織り成す風景が広がる渓谷に、深まる秋らしい紅色や黄色の木々が彩り、変化に富んだ渓谷美を間近で楽しめます。
〔秋深まる山梨・甲府へ(2022年11月)〕
●1日目①:御岳昇仙峡(紅葉の名所100選)【この旅行記】
●1日目②:羅漢寺山(昇仙峡ロープウェイ)/金櫻神社
https://4travel.jp/travelogue/11859548
〔紅葉の名所への旅(関東甲信越エリア)〕
●箱根(神奈川県):https://4travel.jp/travelogue/11729505
●妙高高原(長野県):https://4travel.jp/travelogue/11657066
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
●新宿駅
11月の週末の土曜日、頑張って早起きをして、「新宿駅」を発車する特急の1番列車である「あずさ1号」(7時ちょうど発)に乗り、さっそく今回の旅の目的地の山梨県・甲府へと向かいます。 -
●甲府駅(武田信玄公銅像)
特急列車は定刻どおりの8時27分、山梨県の県庁所在地・甲府市のターミナル駅にあたる「甲府駅」へ到着。
駅南口の「武田信玄公銅像」を横目に見つつ、足早に駅前のレンタカー店舗で手続きをし、さっそく最初の目的地へGO!武田信玄公銅像 名所・史跡
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●昇仙峡(新静観橋)
最初に訪れたのが、甲府市の北部に位置し、県内でも有数の紅葉の名所として知られる「昇仙峡」です。
紅葉が見頃の週末のため、混雑を見越し朝イチで東京を出発し可能な限り急いできたものの、いくつかある無料駐車場は既に満車で、上流側の「新静観橋」近くの臨時駐車場(有料)に車を止めることができました。
(ここもすぐに満車となりましたが・・・) -
ちなみに近くにロープウェイ乗り場は、既に建物の外にまで行列が続いていて、やはりこの時期の「昇仙峡」の混雑恐るべし。。。
ロープウェイはとりあえず後回しにし、まずは渓谷の方へと向かいます。 -
しばらく商店などが建ち並ぶ舗装された道を歩いていくと、「仙娥滝入口」と看板を掲げたゲートがあるので、こちらへと入っていきます。
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近くにあった「昇仙峡」の案内図がこちら。
下流側(写真左下)の「長潭橋」(ながとろばし)から「仙娥滝」まで、荒川に沿って約5キロの遊歩道が整備されています。
遊歩道全部を往復すると約10キロになってしまい、さすがにちょっとツラいので、ちょうど真ん中くらいの「羅漢寺」まで歩いてみようかと。 -
さっそく遊歩道へと入っていくと、木々の合間から滝が見えてきました。
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●仙娥滝
回り込むように遊歩道を下っていくと、正面に「仙娥滝」の全景が!
ここ「昇仙峡」における絶景スポットの1つで、観瀑台にはすでに大勢の観光客でごったがえしてます。仙娥滝 自然・景勝地
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イチオシ
滝の全景にフォーカスしてみると、その落差は約30メートルほどで、荒々しい岩肌を何段かに分かれて流れ落ちてます。
この時間帯だと太陽が上がりきっておらず、日向と日陰の明暗差がツラいところですが。。。 -
おおっ、滝壺あたりに小さな虹も見えますね~。
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ここ「昇仙峡」は、花崗岩が長い年月をかけて削り取られ形成された渓谷で、遊歩道のすぐそばにもこんな大きな岩が迫っていてビックリ。
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(奥に見える)「昇仙橋」を渡ったあたりから、本格的に渓流沿いを歩いていくことに。
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そう、見上げればせり立つ奇岩に・・・。
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渓流に目を転じれば巨石がゴロゴロあり、変化に富んだ渓谷美を楽しむことができます。
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●石門
そんな遊歩道をしばらく歩いていくと、その名前のとおり、「石門」と呼ばれる巨大な岩に囲まれた天然のアーチが。 -
よくよく岩の先端部を見てみると・・・あ、くっついてないということは、別々の岩なんですね。。。
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●覚円峰
「石門」を抜けて少し進んでいくと、川の向かい側に「昇仙峡」のシンボル「覚円峰」がそびえてます♪覚円峰 自然・景勝地
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「覚円峰」はほぼ垂直に屹立する高さ約180mの巨岩で、その昔、僧侶覚円があの頂上で修行したとの伝承から名付けられたそうで、あそこに登るなんて凄すぎますな(笑)
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このあたりは紅葉が一段と美しく、遊歩道を包み込むような感じに。
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イチオシ
見上げてみると、まさに葉が真紅に染まっているという表現が適切。
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紅い楓の葉先をアップで1枚♪
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●長田円右衛門の碑
遊歩道のそばには、江戸時代後期にここ「昇仙峡」のルートを開拓した長田円右衛門の碑があり、現代でもこうやって利用できて感謝ですね。 -
この「長田円右衛門の碑」周辺は、紅葉スポットとしてもよさげです。
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ではでは、さらに遊歩道を歩いて下流側へと下っていきます。
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●夢の松島
そして「夢の松島」と呼ばれるスポットまで移動して来ると、正面から「覚円峰」を望むことができます。
(スポットの名前の由来は分かりませんが・・・) -
縦構図にするとこんな感じで、荒川が流れるすぐそばまで近づくことができます(岩場なのでその分足元注意ですが)。
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イチオシ
「覚円峰」の岩肌と周囲の紅葉のコラボで1枚♪
このコントラストが秋の紅葉シーズンらしくて良いですな。 -
ついでに頂上部分のアップもいっときましょう!
ちなみに「仙娥滝」から「夢の松島」までは約1キロで、この間が1番観光客で賑わっていました。昇仙峡 自然・景勝地
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「夢の松島」からの「覚円峰」を堪能したので、こんな色付いた山々を眺めつつ、さらに下流側に向けて遊歩道を進んでいきます。
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お、このあたりは黄色いイチョウですね~。
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ここは一面黄色に染まったイチョウの絵に。
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紅く色付いた景色もいいですが、こんな明るい黄色も良さげです。
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●羅漢寺橋/羅漢寺
あちらこちらに目を奪われながら遊歩道を歩いていくと、「羅漢寺橋」と呼ばれる小さな橋が架かっており、こちらの方へ行ってみます。羅漢寺 寺・神社・教会
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イチオシ
ここは清流と紅葉のコラボで♪
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「羅漢寺橋」の中央から下流側を眺めてみると、川の流れのすぐそばまで色付いた木々が迫ってます。
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ちなみに反対の上流側はこんな感じ(時間帯的に日陰が多い・・・)。
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「羅漢寺」は約800年前の開基と伝わり、往時はさらに山奥の羅漢寺山の中腹に位置し、北山筋の高野山と称される真言宗の名刹だったそうです。
ではでは、橋を渡ったところから続く石段を登り、境内の奥へと向かいましょう。 -
お、岩の上からは仏様がお出迎えです。
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イチオシ
少しばかり登っていくと、小さなお堂(本堂)が建っており、周囲の紅葉した木々もいい感じでアクセントを添えています。
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で、お堂の内部に、御本尊の阿弥陀如来坐像とともに五百羅漢像も安置されてますので、さっそくお参りを。。。
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境内は他にこれといったものも見当たらず、大寺の面影は無く斜面にはただ苔が広がるのみで、何かここだけ忘れられたかのよう。。。
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ただ、私が訪れた時で数人先客がいたくらいで、その分静かな雰囲気の中で紅葉を眺められますが。
「仙娥滝」からここ「羅漢寺」までは約2.2キロで、サクッと散策するにはちょうど良い距離感でした。 -
途中、近くの道路沿いにある駐車場兼休憩所でトイレ休憩を入れ、また遊歩道を通り、出発した「仙娥滝」の上流エリアまで戻っていきます。
この日はお天気も良く、紅葉もちょうど見頃のようで、「昇仙峡」の渓谷美と紅葉のコラボを楽しむことができました♪
引き続き、ここ「昇仙峡」周辺で紅葉狩りをしていきますが、その模様はまた別の旅行記で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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