2023/09/01 - 2023/09/03
924位(同エリア1672件中)
mtkさん
地上ではまだまだ残暑が続く9月初旬。だけど、山はほんのり秋の気配。
仕事終わりに新幹線に飛び乗って、夏の終わりの立山をめいっぱい楽しんできました。直前まで心配された天気が嘘のよう!天気に恵まれて、雄山の山頂で万歳三唱、天狗岳山荘でラジオ体操、富山駅で白エビの天ぷら……全部が最高!そんな盛りだくさんの富山旅行の記録です。
1日目
19:24 東京駅発、北陸新幹線で富山駅へ
21:31 富山駅着
ヒルトンダブルツリー泊
2日目
6:00 富山駅発、富山電鉄にて立山駅へ
7:14 立山駅着
7:50 立山駅発、ケーブルカーにて美女平へ
8:00 美女平発、立山高原バスにて室堂平へ
9:00 室堂平着
ホテル立山内「りんどう」にて朝食
10:30 室堂平を出発
12:30 雄山山頂へ
14:45 室堂平に戻る
天狗平山荘泊
3日目
8:00 立山高原バス、ケーブルカーにて立山駅へ
9:21 立山駅発、富山電鉄にて富山駅へ
10:29 富山駅着
富山駅内「とやま方舟」にて昼食
13:10 富山駅発、北陸新幹線にて東京駅へ
15:20 東京駅着
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21:31 富山駅着(新幹線 12,430円)
旅のおともは、ハイボールと豆狸のいなり寿司。新幹線で飲むお酒ってどうしてこんなに美味しいんでしょう。さっきまで仕事をしていたなんて嘘みたい。新幹線に乗って2時間、あっという間に富山駅に到着です。 -
ヒルトンダブルツリー泊 17,000円くらい
富山電鉄の改札の場所を確認した後は、まっすぐにホテルへ。
駅前の「ヒルトンダブルツリー」は、好立地に加えて大浴場完備で心強い。ビジネスホテルといえど大浴場のある宿を選ぶのが個人的なこだわりです。 -
おはようございます。
仕事着と靴を登山リュックに詰め込んで、いざ出発。普段ならまだまだ寝ている時間だけど、山の朝は早い!道行く人もみんな登山ルックで、テンションが上がりますね。 -
富山から立山まで富山電鉄 1,230円
二両編成の列車に乗って1時間の電車旅。街を抜けて、どんどん山が近づいて……期待感が高まります!電車は席が全部埋まるくらいでそこまで混んでる感じはないけど、ケーブルカーはどうだろう?? -
並んでる!!!
予想はしていたけど、マイカーや立山泊の登山者でなかなかの賑わい。ケーブルカーのチケットを買うために30分くらい並びました。 -
立山から室堂まで往復切符 7,380円
このチケットさえ買えてしまえば室堂まではスムーズ。臨時便も出ているので、ほぼ待ち時間なく進めます。 -
標高差500メートルを7分間でいっきに登るケーブルカー。黒部ダムの建設工事で活躍した車両ということで、荷台がついています。
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美女平でバスに乗り換え。
臨時便が出ていて、乗客をどんどん詰め込んで山を登っていきます。 -
バスからの眺め。
美女平の標高は977メール。そこから、標高2,450メートルの室堂平までバスで上がっていきます。 -
立山は一般車両の乗り入れは禁止なので、リュックを背負って公共交通機関を乗り継ぐことでしか辿り着けません。だからこそ雄大な自然が保たれているということですね。
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つきました!室堂平!!
朝9:00ですが、既に登山客で賑わっていました。 -
真夏の緑色とは違う、ほんの少し秋色を滲ませる立山。絵になる!!
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まずは「ホテル立山」で腹ごしらえ。
レストランはまだあいていなかったので、こちらのティールームで朝食をいただきました。 -
レトロな店内。
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サラダとスープ、ピザ。
標高2,450メートルで食べる食事とは思えない豪華さ。さすがホテル立山です! -
富山駅の標高は9メートルだそうなので、いっきに2,400メートル超を上がってきたことになります。というわけで、高地順応を兼ねてみくりが池まで散策しました。
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てくてく。
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散策路も地味にアップダウンがあるんだよね。苦笑
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みくりが池!です!!
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少し風があって、逆さ立山は見られず!でも十分見事な景色!心が洗われるようです……
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みくりが池からホテル立山に引き返したら、いよいよ!登山開始です!荷物が詰まった登山リュックはコインロッカーに仕舞って、アタックザックにチェンジ。目指せ、3,003メートル!水を買って出発だーー!
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一ノ倉山荘までは整備された登山道を歩きます。
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あまりに見事な景色で、何度も振り返ってしまう。笑
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歩くたびに遠ざかっていく室堂。
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休憩、写真、水分補給を繰り返しながら登っていくと……
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つきました!一ノ倉山荘です!!
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そして、長野!長野の山!!
一ノ倉山荘まで辿り着くと、立山の向こう側に広がる長野の山々が姿を現します。 -
日本アルプスの雄大さを目の当たりにして感動もひと潮……!
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一ノ倉山荘を後にして、いよいよ本格的な登りがスタート!
急登、岩場、ガレ場、初心者にとっては十分すぎる難所。振り返ると怖い!とはいえ、たくさんの人が登っているので、ルートを迷うことはありません。見知らぬ人たちと譲り合い、励まし合いながら登っていきます。 -
さっきまでいた室堂平があんなに遠い……!
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空気が薄く感じられて息が上がります。休憩をとりながら一歩一歩……
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山頂が見えてきた!!
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あとちょっと、あとちょっと頑張れば……
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はあはあ……
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はあはあはあ…………
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ついに!!着きました!!!
立山連峰の主峰、雄山の三角点!!です!!!!! -
やっほーーー!
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やっほーーーーー!!
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と、めちゃくちゃ感動したのですが、雄山のピークは実はもうちょっと先。小さなお社があるあちらなんです。
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この日は運良く宮司さんがいらしていて、雄山のピークでご祈祷をしてもらえるとのこと。
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ご祈祷代 700円
山頂でご祈祷をしてもらった後は……なんと!!「標高3,003メートルで万歳三唱」が!できます!!!!! これ、本当に最っっっ高!に気持ちいいので、絶景やったほうがいいです。700円でこの気持ちよさはお得ぎる……! -
山頂から見た室堂平。
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青く見えるのは黒部ダム??
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社務所のモンベルTシャツは売り切れでした。涙
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まさに絶景、いつまでも見ていたい……
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下りです。
登りはキツかったけど、帰り道はトレッキングポールが大活躍。下山後のビールを目指して、どんどん下っていきます! -
一ノ倉山荘前を通過。
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行きは曇り空だったけど、いつの間にか青空が。太陽が近い分だけ日差しが強いので、実際の気温よりもだいぶ暑く感じます。
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近づく室堂平。
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どんどん下ります……!
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良いペースで、室堂山荘付近まで下ってきました。晴れた空に立山の勇姿が映えますね。
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あとはビールを目指すのみ!
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ホテル立山のレストランの営業時間に間に合わず、生ビールは断念。立山の地ビール「星の空」で乾杯です!爽やかで美味しくて、お気に入りの缶ビール。
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夜は「天狗平山荘」に宿泊。
夕食が17:30からなので、急いで向かいます。食べる前にお風呂に入りたい! -
天狗平山荘朴 16,000円くらい
室堂平から天狗平山荘まではバスですぐ。歩くと1時間……は一瞬迷ったけど、無理は禁物ですね。笑 -
山荘だけど、個室です!しかも綺麗!
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夕食です。
食事も登山の楽しみの一つ。たくさん歩いた後に食べるごはんって本っ当ーに美味しい!こういうシンプルなメニューが一番嬉しいんですよね。 -
出会ってしまった、「スモーキーハイボール」!
北陸で唯一のウイスキー蒸留所「三郎丸蒸留所」でつくられているハイボール。その名の通りスモーキーで深い味わい。めちゃくちゃハマってしまって、おかげですっかり酔っ払いです。(富山駅でウイスキーのボトルをお土産に買いました!) -
豚肉のホイル焼き、美味しかった~
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夕食の最中、窓の向こうに広がる夕焼けを見つけて思わず一枚。
西日が立山連峰を照らす一瞬の時間にだけ見ることができる景色、感動的です。 -
夕食後には、さらなる感動が待っていました。
富山湾に沈む夕日と目の前に広がる雲海……これはちょっと、言葉では表現できないかも…… -
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天狗平山荘の素晴らしいところは、夜のお茶タイムがあるところ!
19:30に食堂に再集合して、立山に関するビデオを見ながらまったりホットワイン。チーズケーキやプリンなどスイーツまであって、山荘とは思えない贅沢な時間を過ごさせてもらいました。 -
そしてなんと!朝6:00からはラジオ体操の時間……!
「皆さん、玄関前に集合してください」と、館内放送でオーナーさんから呼びかけがあり、みんなでラジオ体操をします。何年ぶりかわからないけど、身体が覚えている。笑 宿泊客の半分以上が集まっていて、海外からの宿泊客の方も一緒に体操してました。こういうのっていいですよね。 -
ぼんやりと霞む富山市街。まさに「朝ぼらけ」といった風情。
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空が赤く染まると、いよいよ日の出の時間!
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立山連峰の向こうから、朝日が昇ってきます。
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朝食の後は、荷物をまとめて8:00にチェックアウト。
本当にいい宿だった!お世話になりました……! -
外観は山荘らしい佇まい。
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このコンクリートの建物は、登山者向けの有料トイレなのですが……実はこのトイレの屋根こそが絶景スポットなんです。昨晩の雲海や朝霧の富山市街はこの屋根の上で撮影しました。笑
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天狗平山荘の正面は、剱岳。室堂平からは、手前の山に阻まれて見えないという剱岳ですが、天狗平山からはよく見えます。そういう意味でも本当に贅沢なお宿です。
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天狗平からバスに乗って、称名滝、立山杉の巨木を通り過ぎて美女平へ。
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富山電鉄で市街へと向かいます。この景色がまた……いいんですよね。
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色づく稲穂と立山連峰。
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富山駅内 「とやま方舟」にて昼食
さて、お昼ごはんには少し早いですが、立山駅で念願の白エビの天ぷらとお刺身をツマミに一杯。いや、一杯ではぜんぜん済んでない。何杯飲んだか覚えてない?!
富山は何を食べても本当に美味しくて、食事が楽しみな場所です。こんなにごはんが美味しくて、お酒も美味しくて山もあるなんて!街も綺麗!しかも東京からたったの2時間……すごい! -
お隣の新潟に負けないくらい日本酒のラインアップが豊富。
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13:10 富山駅発
名残り惜しいですが、東京へ戻ります。
新幹線で一本というのが便利ですよね。北陸新幹線のおかげで富山や石川が身近になり、東京でも北陸の海の幸を手軽に味わえるようになった気がします。感謝。 -
立山登頂記念!御祈祷のときにいただいたお札です。嬉しい!
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★★★★★旅のお土産★★★★★
・ヤマサンカの「剱岳」ピンバッヂ
・オコジョのボールペン
・天狗平山荘の「ホシガラス」ピンバッヂ
・立山Tシャツ
・(写真にないけど)三郎丸蒸留所のウイスキー
直前までお天気が「雨予報」で行けるかどうか心配していた立山旅行。無事に雄山への登頂も果たして、万歳三唱やラジオ体操など、最高に気持ち良くてかけがえのない経験をすることができました。「晴れて良かったね!」って、たぶん30回くらい言ったと思う。笑
天狗平山荘もすっごく良かった!場所から食事からイベントから全部よくて、人に勧めたいお宿です!コスパも最高!
私にとって立山は「山に登ってみたい!」と思うきっかけになった場所なので、今回雄山に登れて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。体力をつけて、脚を鍛えて、来年もまたどこか登れたらなと思っています。
ありがとう、立山!ありがとう富山!またきっと、登りにいきます!!
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