ニュージーランド南島 早春ドライブ7泊旅行 - その2

2023/09/12 - 2023/09/21

この9月、コロナ以来久しぶりの海外に行ってきました。前回からなんと4年ぶり（涙）、、。行き先は、なるべく体に負担がかからず安全そうなところ、ということでニュージーランドに決定。感染対策がちゃんとしてそうな印象があったし、南島の絶景を見てみたかったし。夏休みを利用して行くので9月がギリギリの線でしたが、行ってみるとやはりまだ冬っぽい早春といった感じでした。途中、滅多にないと言われた悪天候に遭遇し、計画どおりにできなかった事もありますが、まずは雄大な自然を実感できてよかったと思います。クライストチャーチ→クイーンズタウン→ミルフォードサウンド→セントラルオタゴ→マウントクック→テカポ→クライストチャーチと回った7泊ドライブ旅行の記録です。

その２はグレノーキーへのドライブの旅行記です。

２０２３年９月
１２日　東京発ーシンガポールー
１３日　ークライストチャーチークイーンズタウン　　クイーンズタウン泊
１４日　グレノーキーをドライブ　　　　　　　　　　クイーンズタウン泊
１５日　ミルフォードサウンドからセントラルオタゴへ　　　　キンロス泊
１６日　セントラルオタゴからアオラキへ　　　　　　　マウントクック泊
１７日　アオラキでハイキング　　　　　　　　　　　　マウントクック泊
１８日　アオラキからテカポへ　　　　　　　　　　　　　　　　テカポ泊
１９日　テカポからクライストチャーチへ　　　　　クライストチャーチ泊
２０日　クライストチャーチー
２１日　東京着

エリア クイーンズタウン(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

２０２３年９月１４日（木）

今日はミルフォードサウンドへの半日ツアーに参加します。ここクイーンズタウンから小型機でミルフォードサウンドへ入り、クルーズ船でミルフォードサウンドを遊覧し、また小型機でクイーンズタウンに帰って来るというもの。 Mitre Peak Cruise社の、「Milford Sound Cruise & Scenic Flight」１０時スタートを日本から予約しておきました。一人約６１４ドルなので、結構かかりますね。朝９時１０分頃ホテルに迎えに来てくれます。
　

私は乗り物酔いするので軽めに食べ、一方相方は結構しっかり食べてます。

でもね。朝食を終えて部屋でメールをチェックすると、「Today's flight has been cancelled」と連絡が入ってました。昨日とは打って変わって今日は雨交じりの曇天。風もある。なんかだめそうな気がしてたんだよなあ。
とはいっても、クイーンズタウンは今日までで、明日は移動日、。このままミルフォードサウンド行きをキャンセルするか、明日午前中のツアーに変更できるか、ジタバタやること小１時間、なんとか明日午前中のツアーにもぐりこめました。明日のツアーは金曜日ということもあり、もともといっぱいだったんで。とりあえずよかったです。

あとは今一日をどうするか。車の予約は明日からだけど、今日思い切ってドライブしようか。車の借りだしを前倒しすべく、空港のレンタカーオフィスで交渉してみることにしました。オンラインだと違う車種しか空いておらず、実際行ってゴネて何とかするつもりで。

結果もともと予約していた車を１日早く借りることに成功！三菱Outlanderです。Apple Car Playがうまく接続できなくて四苦八苦したけど、何とか無事に出発！ ああ、もう１２時半だよ。

雨だし運転初日なので、ゆっくりグレノーキー(Glenorchy)にでも行ってみることにしました。本来明日行くつもりだったんだけど。

よろよろとクイーンズタウン市街へ向かって走ります。

けっこうしっかり降ってます。昨日の晴天が嘘みたい。

あら、ミモザが満開。ニュージーランドでは、春の花が全部一緒に咲くんですね。

クイーンズタウン市街を越えて、なんかいい雰囲気になってきた。

グレノーキーへ続くこの道、どんな道かと思ってたけどちゃんとしていて、ひと安心。さすがに１００キロ走行ではないですけどね。

途中のSeven Mile Scenic Reserveで１枚。ワカティプ湖は、スコットランドの湖のようだな。

さらに進みます。

おや、ちょっと晴れてきたかな。ここ、電柱があるんですね。

うねうねとした湖沿いの道。岩場が近くまで迫ってる。

そろそろ景勝地Bennetts Bluffという辺り。

Bennetts Bluffに到着です。登ると絶景らしい。

登って振り返ると、独特の景色が広がっている。

道はさらに続いて、

ワカティプ湖と対岸の山並みが見えてきた。うっすらと虹がかかってるのかな。

まるで歯みたい。Tooth Peaksっていうんだって。

なんとも幻想的。

時折雲が切れて太陽が覗く。風がとても強くて、帽子がかぶれない。

すごく寒いしね。車へ退散。

シダがたくさん茂ってる。

すごい景色が見れてよかった。

ちなみに借りた車です。大きいかと思ったけど、１００キロ走行だし道は曲がりくねってるし、これくらいあってよかった。四駆です。

晴れたのも一瞬、また雨が降ってきた。

ずっとこんな感じの道が続いてる。雨だからか、車が少なくていいです。

おや、なんかのロケみたい。

初めて羊が見えてきました。こんな所でも飼ってるのね。

結構いる。

そして２時すぎ、ようやくグレノーキー(Glenorchy)に着きました。

ここは湖畔の駐車場。

写真だと明るくてわからないけど、雨が降ったりやんだり。

朝あんまり食べなかったんで空腹で。。餃子のお店があるらしいので、取り急ぎ向かってます。

ここだ、Queenie's Dumplings。開いてるといいな。

よかった、やってました。お客はアジア系ばっかり。中国の方が調理してるみたい。

ああ、お腹すいたぁ～、、

先にでてきたのは相方の。パン食が続いてるので、麺が美味しそうだ。実際は、いまいちだったらしいけど。

私のはエビと豚の餃子、焼きたてで熱々。お酢があまり酸っぱくなくてちょっと残念。それに、中種が相当油っぽくて、食べ進むのが大変でした。現地好みの味にしてるんでしょうか。この２皿で５千円弱！になりました。高くてびっくり。町中華２皿で５千円！！ 外食するとかなり高くつくことを実感。

食べ終わって外に出たら雨が降り出してました。

ただでさえ寒いのに雨なんて。。徒歩での散歩は諦めて、車に戻ることに。

ああ、ここまで車で来れば良かった、とブーたれながら歩いてるとこです。

おや、かわった鳥。ツートンカラーだ。マグパイじゃなさそう。

マリーナ辺りまで来ました。絵になる景色だけど、ヨットが寒そうだ。

おおお。なんかすごいな。

Glenorchy Wharf。きれいだけど、すごい横風で先まで行くの怖いな。

吹き飛ぶ心配のないおじさんを行かせよう。

はい、笑って１枚。これでよし。

とにかく風が強くって。時折横や下からザアーっと吹き上げてくる。この位まで進むのが限界かな。

Wharfには何か小屋があります。

蒸気船の停留所の復元だそうです。

内部には資料が展示されていました。

蒸気船が走ってたのね。

とうとう雨が本格的になってきた。

早く車に戻ろう。

鳥さん以外誰も歩いていませんね。グレノーキーは最果て感漂うところでした。

ドライブ再開です。目的地のグレノーキーまで来て、あわよくばGlenorchy Lagoon Scenic Walkwayを歩きたかったのだけど、雨がひどくなってだめでした。 代わりに、車で行けるところまで行ってみようということに。

Paradise Roadを進んでいます。Glenorchy Lagoonが見えている。歩こうとしていた所です。

Paradise Roadはこんな感じでまだ舗装されてます。

横はワカティプ湖から分かれた川みたい。フェンスがあるから、農場なんでしょうか。

夏になるとこの枯れ草も緑になるのかな。

思いのほか道がちゃんとしててよかった。まだ行けそう。

Rees River橋を渡ります。この橋、１車線。橋の手前にどちらが優先が標識が出ています。

これ川っていうか、砂州っていうか。

渡ってちょっとでParadise Roadは砂利道になった。

また違う山並みが見えてきました。

Diamond Lakeから続く小川の橋を渡って、

Diamond Lakeに着いた。

ちょっとした奇観。冬の寒さで枯れてしまうのか？Diamond Lakeキャンプ場辺りです。

さらに進み、そろそろParadiseというところまできました。途中ロードオブザリングっぽい苔むした林を通り過ぎました。

景色は開けてますが、ここら辺で道が細くなる。鬱蒼としてるし、天気は悪いし、もう遅いしで、この先さらに進めるかとういう気になってきた。

結局ここで引き返すことにしました。車を方向転換。あとで調べたらParadiseの標識の一歩手前、もうちょっと行けばよかった！ でも、すでに４時だし雨だし外国だし、で気弱になりました。

この先ちょっとでParadise。でも、この登って曲がってる細道、なんか行けそうもない雰囲気醸し出してません？

ホビットやロードオブザリング感漂う中を戻ります。

もし今度来ることがあったら、先端のChinaman's Bluffまで行ってみたいなあ。

Diamond Lakeと一枚。泥々になって、よく走ってくれたね。

Paradiseが撮れなかったから、せめてこれ。

それにしてもこの奇観、どうしたんだろうか。

来た道を戻っていきます。

ここら辺は平たく開けてるから、断念した所のような恐怖感はないな。

渡ってきた橋が見えてきた。

牛が放牧されてます。

あれ、道路歩いてる。

黄色い車は牛追いで、車で誘導してました。

この辺りは街路樹があっていい感じ。。

あれ、虹だ。

せっかく来たので、Rees River橋の手前、Priory Roadに入ってみました。道路も舗装道で走りやすかったので。

Glenorchy-Routeburn Roadになってしばらく、何かこっち見てる、２匹。

と思ったら、３匹。ずっと通り過ぎるのを見てました。

Isengard Lookoutに到着。景勝地なんだって。

野鳥の営巣地らしい。踏まないように注意しないと。

広大な砂州が広がってる。

ダート川を超えてさらに先につながっている。

たしかに野鳥がたくさん来そう。

羊の姿も。

すごい風で、寒いので、そろそろ戻ろうか。

「最果て感」をテーマに撮ってみました。

こっちの方がいいかな。

Priory Roadへと戻ります。

再びRees River橋。

Rees川と言っても、ここも砂州でデルタのようです。そびえる山々にはまだ雪がある。青空が覗いてきたけど、雨は降っている。

グレノーキーまで戻ってきました。もう５時。明るいうちにホテルまでたどり着けるかな。

こんな道で暗くなって、ガスられたらたまらない。

細くてうねうねなの、わかります？

右に入ると、行きに寄ったBennetts Bluffまで来た。

湖沿いは切り立った岩肌が迫ってる。帰りの方が怖いです。

湖からちょっと離れると、うっそうとした木々に覆われている。

Seven Mile Point Trackのあたり。

きれいだから停まってみました。しつこかった雨があがった。

向こうにクイーンズタウンが見えてきた。明日晴れるといいなあ。

クイーンズタウンはグレノーキーほど降らなかったのかしら。

道路が乾いてる。

クイーンズタウンの町中を抜け、ホテルへ。もう少し。

ホテルの手前が空港なので、ちょっと寄って夕食を調達することにしました。朝がた車を借りに行ったとき、お寿司を売ってたのを見つけたので。

Beeカードを買ったPaperPlus。クイーンズタウンは小さな空港です。

奥に見える「光 Hikari」というお店で、お寿司や海苔巻き、おいなりさんが売ってます。朝はたくさんあったんだけど、もう４パックしかなかった、、。出遅れた。

なんとか２パック買ったけど、鮭寿司は１パックしかなかった。。あと１つは肉が上にのったお稲荷さん？らしきもの。う～ん困った。

なんでわざわざお寿司にしたかというと、昨夜スーパーのお惣菜がいまいちだったから。空港でお寿司を買った後、何か買い足そうと別のスーパーにも行ってみたんだけど、やっぱり美味しそうじゃなくて。それに、無性にご飯が食べたくなって。朝、空港の売店にずらっと並ぶお寿司たちを見たとき、「今夜はこれだ！」と思ってしまったんです。あのとき５パックくらい買って、部屋の冷蔵庫入れとけばよかったあ。海外に来ると、米飯が恋しくなるお年頃。前はこんなじゃなかったんだけど。

一人１パックでは当然足りなくて、とてもひもじい思いをしました。レトルトやカップ麺、持ってくればよかった～（空港で取りあげられると思い、何も持って来なかった、。実際はノーチェックorz）。その３に続きます。