2023/08/07 - 2023/08/16
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danteさん
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午後は旅の目的4つ目&この旅行1番の目的地・パトモス島へ。
20年前のギリシャは、メテオラ・デルフィ・アテネ・1日クルーズの「エギナ島・イドラ島・ボロス島」、そしてコリントスだった。今回は初日のテサロニキ・午前中のエフィソス。コロナ前にはローマも行った。遡れば、イスラエル&エジプトのシナイ山も登っている。ここまで書けば、この旅の目的がなんであるか・分かる人にはわかると思います。
ツアー前、大きな不安があった。パトモス島の寄港地観光はツアーには入ってなく「オプショナル」との事。この代金がめっちゃ高い! また「団体だと、自分のペースでは見られない」という話もあり、ならば個人でタクシー使って行けるかなぁ…と思っていたら、「テンダーボートの順番やら・タクシー乗り場が分かり難い」やらで、最適な方法がわからなかった。数日前になって、添乗員さんが(どうにかします!!) と言ってくれ、やっと安心できたのでした。_(._.)_ ※旅日記とは言えないし、文句たらたら書いています。悪しからず。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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船はパトモス島へ。
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旅に出ても海には縁が無いので、ここぞとばかり撮っています。
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さて、パトモス島の観光は、添乗員さんが連れて行ってくれることになった。問題のテンダーボートの降りる順番は、我がTCさん・1番目をGet!!。ツアーに参加すると最後にアンケートがあって「添乗員の評価」の項目があるんだけど、この時点で「大変満足でした」を5乗だよね。(後は野となれ山となれ(;^ω^)
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① 初めての海外渡航は、エジプト・イスラエルだった。これは当時プロテスタント教会に通っていた知り合いからの誘いで、(教会で巡礼ツアーの企画旅行があるのだけど、参加人数が足りないから来て!) というものだった。当時のイスラエルは、パレスチナ問題で治安が悪く、(下手したら 死ぬぞ!)と思ったが、元々(長生きはしたくない)と思っていたから、ピラミッドを見れるなら死んでもいっか! 程度の気持で参加した。
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② エジプトは、「モーセの十戒」で知られるシナイ山で「元旦の御来光を迎える」というのが企画の1つであったらしい。死海文書が見つかったクムラン洞窟・ベツレヘム・エルサレムは勿論・ガリラヤ地方を訪れるという、本当に「巡礼ツアー」だった。何より驚いたのが、{皆さん、聖書の学びが凄い! }。まぁ、プロテスタント教徒なら当たり前か。正教会は奉神礼(祈り)で歌う聖歌の・殆どの歌詞が聖書の言葉なので、教会も家でも聖書はあまり開いた事が無かった。【注 正教会は・奉神礼では「神学者イオアンの黙示」=「ヨハネの黙示録】だけは、朗読していません】
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③ 今のイスラエルは知らないけれど、当時プロテスタント教会はほぼ無く、各正教会が圧倒的に多かった。【ガリラヤ地方は、カトリック教会も多くある】プロテスタント教会には【イコン=聖画】など無いから、私が『聖書講読』に驚いたように、彼らも、重苦しくも煌びやかな「イコノスタス」をはじめ、高い天井・蝋燭・香の匂いなど、すべてにおいて、カルチャーショックを受けられたようだった。今は旅行会社で一般観光用のツアーを出しているから、キリスト教徒でなくても気軽に行けるし、聖書を知らなくても(ふ~ん、こんな場所なのね)と感じられる。
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テンダーボートから「修道院」が見えた。パトモス島は小さな島らしいけど、あそこまで歩くのは大変そう"(-""-)"
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島に到着。我がクリスタルハートと同時ぐらいに、クラブツーリズム・関西フレンドツアーの一行も到着。と何やらTCさん達が集まって情報共有をしている。どうやらタクシーの手配が変わったようで、電話で呼ばなきゃならなくなったらしい。
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2台のタクシー到着。我々人数が少ないのでお先に失礼しました!
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最初に「黙示録の洞窟」へ。(この順番が後に大正解となる)
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④ ここへはツアーメンバー・皆来てくれたが、有志だったのかな?
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⑤ まぁ、興味がなかったり・キリスト教嫌いなら来ないよね"(-""-)"
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「世界遺産」らしいです。この投稿記を作ってて初めて知った。
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訪れている人は思っていたより少なく、すぐに入れた。ラッキー(^^♪ 内部は撮影禁止。
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これは(上の写真のズーム)、「ヨハネの黙示録1章12~17節」の場面を描かれたようです。端折ると「七つの金の燭台が目に見えた。それらの燭台の間に、足までたれた上着を着、胸に金の帯をしめている人の子のような者がいた。…… その足は、炉で精錬されて光り輝くしんちゅうのようであり……右手に七つの星を持ち……わたしは彼を見たとき、その足もとに倒れて死人のようになった」
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港が見えた。
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次は「聖ヨハネ修道院」に。タクシーから降りたら風車が見えた。
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急な勾配ではないけれど、これが結構キツイ(´;ω;`)
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遠く前に、TCさんが(入場時間に間に合うか?)と頑張って登っています。ホントは私が行かなきゃいけないところだけど、道を知らないからなぁ~_(._.)_
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結構高い場所にありました。今度は風車を見下ろしています。
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無事に入れました!!
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⑥ 後先ですが「黙示録の洞窟」「ヨハネ修道院」について興味を持たれましたら、御自身で検索願います。いくらでも説明は出てきます。但し、正確な記事であるかは分かりません。
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こちらも意外に人は少なかった。少なくても団体客は私達だけ? 修道院内部は撮影禁止。
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⑦ ガイドページや旅行会社・旅行記の口コミを見ていると、パトモス島の紹介は、「ギリシャ正教会の中心地」「エーゲ海のエルサレム」「正教会の重要な巡礼地」などと書かれているけど、(そうなの?)と逆に聞きたくなる。
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⑧「黙示録」は、正教会でも聖書正典ではあるものの、「黙示的象徴を解釈することの大いなる困難」また「いつの時代にも誤って用いられた書」として位置付けているので、正教会としては敢えて触れないのだ。だから、②に書き込んだように【ヨハネの黙示録】だけは省いている。(そのような場所が「ギリシャ正教会の中心地」「エーゲ海のエルサレム」「正教会の重要な地」?? (>_<) 因みにここを訪れるのは英語圏の人が多いみたい。
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⑨ こちらからしてみれば (初めて聞きました! そんなことになってるんだ~!)って感じ(;^ω^) 観光業界からしてみれば、細かいことはどうでも良いのだろうなぁ。"(-""-)" まぁ、某サイトをコピペして載せたのは判ってるけどね。しょうがないよ、宗教学を教えている者がいい加減なんだから(+_+)
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⑩ Webでも書籍でもそうだけど、精通している者が発信しているとは限らない。「旅日記・その②・3日目」で触れたギリシャ正教について書かれた本、あれはカトリック教徒だという大学教授が出したものだ。もしかしたら「聖母マリアの家」の説明も彼が訳した? (ぶり返すと腹立たしくなるので、やめとこ”(-“”-)”) そう「黙示録」については、カトリックとプロテスタントの典礼に含まれているらしいので、彼らの方が詳しいと思います!! (知らんけど)
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中に「使徒聖トマスの頭蓋骨」というのがあったけど、十二使徒のトマスではないと思う。説明書きを読んだら違うと思った。信憑性は低いらしいけど「トマスはインドで宣教し・ヒンズー教徒によって殺され、インド東海岸のマイラポールに埋葬されたが、最終的にはイタリアのオルトーナに移送された」説が広まっているので、やっぱり違うような。【でも上記に書いたように、本当のところはわかりません】
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トマスは主の復活に際し「彼の手に釘の跡を見なければ、そして私の指を釘の跡に置き、私の手を彼のわき腹に入れなければ、私は決して信じません。」と発した使徒。
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壁一面に描かれた絵。もう完全に自分の世界に入っている_(._.)_
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これは「旧約聖書・ヨナ書」のヨナと大きな魚。大好きな「書」です。ひょんなことから参加した巡礼ツアーで、真面目に聖書を読み出し、決して堅苦しいものでは無いことを知った。様々な意味で面白いと思う。で、ヨナ書。これは絵の無い漫画のように笑える。(あらら、ヨナちゃん(>_<)って感じ? 神に遣える者であっても、完璧な人はいないのだ。(だって、人間だもの!!)
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これはおそらく《イスカリオテのユダ》じゃないかと思う。ユダの最期は「首をつって死んだ」説と「地面に落ちて死んだ」説の二通りあるけれど、堕落には変わりないからね。右の群衆は《祭司長たち》に見えました。ユダと祭司長の間に描かれているのは、当然Jesusと思うけど、ちょっと年老いてない?
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ん~。ちょっとこれは珍しい。何が? 描かれている絵が。正教会では見たことがない。先の《ヨナ》にしても《ユダ》であろう絵も。聖書の箇所をとって描くことはしていないから。
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上の部分は、ペテロがしくじった場面だと思う。《マタイによる福音書14:28~31》。下のクリストフォロス=「キリストを背負うもの」。伝承については宗派によって様々なんだけど、カトリックの伝承のほうが受け取り易いのかなぁ~と個人的に思っている_(._.)_ (因みに聖書正典・外典には出てきません)
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現場では何も考えなかったけど、こうして写真を見て振り返ると(あれっ?!)と思う事が多い。日本語サイトで検索すると「ギリシャ正教の修道院…」と書かれてあるのが多いんだけど、横文字検索すると「カトリック教会」になってるものもある。で不思議なのが公式ページが見当たらない。(なんでやねん!)
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真面目に考えるとキリが無いし、先に進まないので、ま・いっか(;^ω^)
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お次は「ラザロの復活」だと思う。《ヨハネによる福音書 11:17~44》
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修道院内ではフリータイムをもらえたので、ミュージアムも勿論拝見。感想は? ただただ懐かしかったです。
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これ、初め何だろう? と思っていたら、パン生地をこねる桶?だったらしい。反対側に竈があったけど撮り忘れた。
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イチオシ
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唯一買った自分のもの。撮影禁止のミュージアムや観光客は入れない場所の写真が多いんだけど、どうも「ギリシャ正教の修道院」というよりは、「他派との複合修道院」って感じがした。
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真ん中の鷲は、ヨハネのシンボル。
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⑪ 基本的に私は宗派は気にしない。(改竄されると怒り心頭しますが。) 拝みはしないけど、寺社仏閣も足を運ぶし、そこから学ぶことも多い。
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小さな礼拝堂がありました。中には入れず。
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修道院のクローズ時間になり、折角だから風車の所まで行ってみよう!って事になった。
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下の道路に戻らず、ショートカットして行けるのではないかと思ったが…
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民家なんだよね。下手すると迷うので結局道路まで下りた(;^ω^)
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砂利道を登り、スカラを一望。
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ヨハネ修道院の城壁
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この風車、作られたのは結構前らしい。2つの風車は1688年に建設され、もう1つは1863年のものだそうだ。
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中に入れたけど、今は1基しか(観光用に?)稼働してないみたい。
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イチオシ
思うに「土」を踏んだのは久し振り。今はアスファルトが圧倒的に多いもんね。土はやはり落ち着くと思う。
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ザクロ見っけ! キリスト教では「ザクロ」を 「再生と不死に対する希望」意味しています。
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そろそろ下りますか。
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TCさん・帰りのタクシーに電話したら、なんと(忙しいから行けない!) だって。時間はまだあるから歩いて帰えるのもありか…と思っていたら、路線バスが来た。欧米人で滅茶込みだったけど、皆乗れた。港まで2ユーロ弱。
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ヨハネの修道院と風車に行くまでの道路。
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で、途中の「黙示録の洞窟」で某ツアーの方々がいたがバスは素通り。満員で乗せられなかったんだよね。あとで聞いたら40分も待ったそうだ。もし初めに修道院の見学をしていたらと思うと…。これで添乗員評価「大変満足・10乗!」
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帰りのテンダーボートも混んでて、ツアーメンバーはバラバラで乗船。
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一艇待って乗船。男性がスペイン語で大声を出し歌い始める。続いて他の人たちも加わり、仕舞に踊り始めた。知り合いではなかったらしいけど、皆!(^^)! 挙句の果てにクルーズ船に到着しているのに降りない(;^ω^) クルーに(早く降りろよ! 次の客が待ってるだろ!) と言われ、渋々降りてたなぁ~。ラテン系、明るくていいなぁ~!! ところで、人は沢山いるんだけど「黙示録の洞窟」も「修道院」も空いていた。日本人・他社のグループとも行き会わなかった。いったい何処に行っていたのだろう???
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今夜はデッキでバーベキュー。もしかしたら普通にレストランが開いていたのかも知れないけど、楽しそうなので行ってみたが、煙と人が凄かった。明日はクルーズ船を降りるので、荷物を纏めなきゃならない。一度部屋に戻り、またデッキに戻った。
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