#187　アピアからウポル島の名所をぐるり -2023夏南太平洋１０-

2023/09/18 - 2023/09/18

旅行最終日は、サモアの色んな所で泳いできました。
滝で泳ぎ、洞窟で泳ぎ、ビーチで泳ぎ、川で泳ぎ・・・
蒸し暑いサモアではちょうど気持ち良かったです。。

エリア ウポル島(サモア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

今年の夏休みも事実上の最終日になりました。

ホテルのバルコニーから。
アピアは首都とは思えないほどのんびりした街でした。

タノア ツシタラ ホテル ホテル

朝食のバイキング会場も静かで人もあまりいませんでした。

タノア ツシタラ ホテル ホテル

昨日乗ったタクシーのドライバーと交渉して、今日はウポル島を案内してもらうことにしました。
まずはサウニアツ滝。
アピアから車で30分くらいでした。
滝つぼで泳げるけどどうする？言われましたが、見るだけにしました。

だって葉っぱいっぱい浮いてるし・・・

横からも糸のように水が流れていてとてもきれいな滝でした。

ちなみに、滝に降りる階段はこんな感じです。
ちょっとしたホラー映画のようでしたが、一応すぐ崩れるような感じでは無かったです。

島の内陸はこんな感じで特に柵も無く牛が放牧されています。

次にピウラ洞窟プールに来ました。
ここはサモアの中でも割と有名な観光地・・・
なのに人がほとんどいなくてとっても静かでした。

入場料は1人5タラ(約300円)です。

ここも泳ぐことができます。
シュノーケルセットを準備していざ入水。

すごい透明度！！
上から差し込む日光が何本もの柱となっています。

透明度が高すぎてわかりにくいのですが、水深は2m以上あります。

魚もたくさんいます。

洞窟の奥から見るとこんな感じです。

ウエットスーツを着てるので、ぷかぷか浮きながら下を眺めていました。

それほど大きくは無いのですが、30分くらい楽しみました。

池の周りにはこのような簡易ファロがあって、ゆっくり休めるようになっています。

9月ということで、南半球のサモアは冬の終わり。
世界中がオーバーツーリズムで大変ですが、まだまだそれとは無縁な静かな世界です。

9月ということで、南半球のサモアは冬の終わり。
それでも日差しは強烈で、15分くらいでウエットスーツが乾きました。

高台に教会がありますが、この池も教会の一部です。
サモアの人にとっては大切な場所。
特に日曜日はお祈りついでに地元の人で賑わうそうです。

ちなみに、お酒類は禁止です。
(教会内で神聖な場所なので・・・)

水やジュースを売る売店もあります。

こんな感じのファロもあります。
板張りになっていて、ゴロンと横になることができます。

さらに島の東側に向かいます。
貿易風の影響で、島の南東側は雲が多くなっています。

峠のような場所にあるレマファ展望台。
山がちになって、アピアの青空とは全く違う天候になりました。

ウポル島の一番東側にあるラロマヌビーチに到着しました。

ビーチの前にファロ型の客室を持つリゾートホテルが並んでいます。

ビーチにいたワンちゃん。
なでなですりすりしても全く動じないかわいらしい犬がいました。

ここも泳ぐことができるのですが、この天候・・・
ここでは波打ち際でつかるだけにしました。

のどが渇いたので冷たいオレンジジュースをボトルで１本買い。
海を見ながらがぶがぶ飲み干しました。

海が目の前の素敵なホテル。
きっと高いのでしょう・・・と思ったのですが、1泊1万円くらいでしたね。

次に来たのがトスア・オーシャントレンチ。
サモアで最も有名な観光地の一つです。
噴火の火口の跡で、下で海とつながっています

ここが下に行く入口です。

最後は急な階段があります。
急で細くて滑りやすい階段なので、気をつけて降りていきます。
基本的には上りが優先です。

今日行った場所の中では一番たくさん人がいました。

本当にきれいな色

こちらが海側。
洞窟の中まで入ると、奥に海が見えます。

こちらが内陸側。

下から見上げるとこんな感じです。

ここから見ると階段の急さがよく分かります。

みんな勢いよく飛び込んでいました。

水深は1.7～2mくらい。
足はほとんどつきません。

40分くらい水遊びして上に上がりました。

近くには海岸に降りれる場所もあります。

島の北側の穏やかな海と違って、
南側は大きく白波が立っていました。

続いてトギトギガ滝に着きました。

トギトギガ滝

ここも滝つぼで泳ぐことができます。
さっきのトスア・オーシャントレンチは完全に海水だったので、身体に着いた塩を落とすにはちょうど良い場所でした。

ウポル島南部の家々。
壁とかがほとんどなくて開放的。
治安の良さもよく分かります。

最後に寄ったのがパパパパイガイ滝の展望台に着きました。
サモアで一番大きな滝らしいのですが、雲の中で全く見えず。
待っても天候の回復の見込みが無いので、早々に諦めました。

峠を越えるとアピアの街が見えてきました。

ホテル前で降ろしてもらいました。
7時間タクシーを貸し切って100タラ(約6000円)でした。
サモアはツアー会社とかに頼むと数万円取られたり、１人は拒否されたりするので、現地でタクシーに直接交渉もありですね。

ホテル前の公園ではバレーボール集団がいて大賑わいでした。

雨上がりのアピア。
大きな虹がかかっていました。

バスターミナルは夕方の帰宅ラッシュ。
たくさんのバスが並んでいました。

グアテマラで見たチキンバスと同じタイプのバスですね。

ちなみにバレーボール集団を眺めていたら、一緒にやろうぜ！と参加させてもらいました。
学校の体育みたいなバレーボール。
とても懐かしい雰囲気の楽しい時間でした。

フライトは深夜ということで、ホテルのカフェでフィッシュアンドチップスを食べて夕食代わりにしました。
食べ終わったらホテルの送迎で空港に向かいます。

タノア ツシタラ ホテル ホテル

19時ごろ空港に到着しました。
出発まで3時間くらいありますが、出発ロビーはすでに賑わっていました。
まずはニュージーランドのオークランドに向かいそこで1泊。
翌日、シドニーを経由して日本に戻ります。

ファレオロ国際空港 (APW) 空港

これで今回の夏休みも帰路に向かいます。

ファレオロ国際空港 (APW) 空港

ゲート前で待っていたら、出発時間になっても動きなし。
またも「出発便遅延」のアナウンス。
到着便が遅延したので、その影響のようです。

ファレオロ国際空港 (APW) 空港

21:45発の予定でしたが、遅れた結果22:20の出発でした。
機材は3列-3列のエアバス320。
夜乗るにはややキツイ機体ですが、乗った瞬間に爆睡。
途中、機内食も出たようですが、ほとんど気づかずにずっと寝ていました。

オークランドに着いたのは定刻より10分遅れの25:10。
自然豊かな国からニュージーランドに入ろうとする僕は、環境保護に大変厳しいニュージーランドの入国審査官と毎回揉めるのですが、今回は入国審査は大変スムーズでした。
ただし、その次の税関検査が深夜にもかかわらず大行列で、空港から出られたのが26:20(深夜2:20)でした。
ホテルに着いたのは3:00。もう朝です。
次のフライトまで6時間しかないので何も考えずにすぐ寝ました。

翌日、9:00発のニュージーランド航空でオーストラリアのシドニーへ。
何とこの便、日本人の搭乗者がいるからなのか、日本語が話せるスタッフが乗っていました。
いきなり「飲み物はどうされますか？」と日本語を話せる白人に声をかけられ、
思わず「Orange juice, pliease」と答えてしまうダメ日本人客。
ニュージーランド航空のサービスレベルの高さはよく聞きますが、そんなところにも表れていました。

シドニーからは12:00発のANAで羽田空港へ。
サモアを出発してから約24時間。羽田空港には20:30に到着しました。

ガラパゴス諸島以来、4年ぶりの夏休みの海外旅行。
これにて終了です。

オークランド国際空港 (AKL) 空港

この旅行記へのコメント （2）

• It's A Smaller Worldさん 2024/03/05 01:07:30

  ありがとうございます

  サモアは本当に人が良くて、この時代にまだこんな場所があるんだ・・・と、とても幸せな気分になりました。
  タクシーも前日に近距離乗った縁で、この日は1日案内してもらいました。
  性悪説で世知辛い世界の中、南太平洋の国々はまだまだ性善説で気持ちよく過ごせる国が多いですね。

• kasekunさん 2024/03/04 23:41:15

  サモア、、懐かしく読ませてもらいました。

  　こんばんは！サモアの旅行記、懐かしく、また新鮮な感じで読ませてもらいました。
  
  　もう25年くらい経ちますが、自分もサモアを訪れました。でも、勘違いして、訪問時期は冬に。夏は暑いだろうと思い、冬に、、、。そしたら連日サモアは雨ばかり、、、。こんな綺麗な処があったとは、、、。この旅行記見て、南太平洋は夏に行くべきなんだなあと改めて思いました。(でも、その代わり、タクシードライバーに拾われサモアで５日間程居候できましたけど、、、。貴重な体験でした)
  
  　サモア、また再訪したくなっちゃいました。
  　今後も旅行記楽しみにしてます。