2023/09/03 - 2023/09/11
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goemonpさん
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大好きなバードパークだったシンガポールのジュロンバードパークが今年初めに閉園。新たにナイトサファリ等のあるマンダイ地区に「バード・パラダイス」として5月に移転オープンしたとの話を聞きました。
ゴエモン「バードパラダイス! 鳥の楽園!! 行きたい行きたい」
というわけでシンガポールへの旅行計画を練り始めましたが、調べるとマレーシアクアラルンプールにもバードパークがあるとのことで、ついでにマレーシアにも行くこととなり、どうせマレーシアに行くのであれば、首都クアラルンプール観光や前から気になっていたイポーの温泉リゾートにも立ち寄りたい!などど旅程を追加していったら、goemonp家史上最長の大旅行になってしまいました。
Part8はイポー街歩き+苦難の日本帰国編。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ロストワールドからGrabでペラトン寺院にやってきました。
しかし南国あるあるでペラトン寺院に到着するころはバケツをひっくりかえしたような豪雨となり、ほうほうの体で寺院へ逃げ込んだのでした。霹靂洞 寺院・教会
-
ここはイポー近郊にあるいくつかの洞窟寺院のうち、もっとも規模の大きなものの一つです。
ゴエモン「ご本尊が金ぴかだ。」
高さは約13メートルもあるそうですよ。 -
千手観音像や仏様の像等が並んでいます。
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洞窟の奥の方には、外部へ通じる階段があり、一番上まで登るとなかなかの絶景だそうですが、何せ大雨で階段も濡れて滑りそうなので、途中までしか行きませんでした。
なお階段を上るには、階段の下で陣取っているおじさんの前の箱になにがしかのお布施を入れなくてはなりません。 -
予定ではもう一つの有名な洞窟寺院に行く予定だったのですが、雨が強いのでそこはあきらめ、GrabでHo Yan Hor Museumにやってきました。涼茶と華人の歴史に関する展示がすばらしいとのことだったのですが、残念ながら時間入れ替え制のようで、次の入場は1時間後ということだったので泣く泣く諦めました。
ゴエモン「がっかりだ。」 -
仕方ないので、雨も上がってきたこともあり歩いてイポー・ミューラル・アート・トレイルにやってきました。
ストリートアートが見ごたえがあるとのことだったのですが、ご覧の通りのなんだかうら寂しい通りです。 -
ストリートアートは確かに見ごたえありますが、市街地からはちょっと外れているので、無理に見に来なくてもいいかなあ、という感じでした。
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旧市街に戻ります。
ヘリテージゾーンと言われるエリアには旧植民地時代のコロニアル様式の建物などが残っており、今でも銀行の支店などとして使われているものもあります。
写真は旧海峡貿易会社。かつてイポーでは錫が産出し、その貿易の過半を担っていた会社だったそうです。今はOCBCという華僑系の銀行の支店になっているようですね。
しかし空き家も目立つなど、観光客が多数訪れるであろう場所の割にはさびれている感じがしました。もう少し手を入れればもっと観光客が呼べそうな気がするのですが。。。 -
同じくヘリテージゾーンにあるバーチ記念時計台。
バーチという人はイギリスの初代駐在官で、独立を願う現地の人によって1875年に暗殺されました。その慰霊のための時計台として、1909年に建てられたのだそうです。
ゴエモン「植民地としての悲しい歴史があるんだね。」バーチ メモリアル クロック タワー 建造物
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こちらは州立モスク。
屋上に赤いドームが見えると思いますが、なんと45個もあるそうで、上空から見るとキノコのように見えるとか。
ゴエモン「イスラム美術館にも肉まんみたいなドームがあったね。」州立モスク 寺院・教会
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イポー駅前にあるイポー市庁舎。
残念ながら改修中らしく近くには行けませんでしたが、コロニアル様式の美しい白亜の建物です。
左手の方には、同じく植民地時代に作られた高等裁判所もあります。イポー 市民ホール 建造物
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そしてマレー鉄道で最も美しい駅と言われるイポー駅。こちらもコロニアル様式で、「イポーのタージマハル」とも呼ばれているとか。
ゴエモン「タージマハルは言いすぎかな。でも歴史を感じる建物だね。」イポー鉄道駅 現代・近代建築
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Grabでホテルへ戻ります。
イポー市は人口約70万。今日見た旧市街はむしろ寂れていて、もっと北の方の地域が栄えているようです。クアラルンプールのように高層ビルがバンバン建っているわけではありませんが、わが日本のイオンモールなども出店していてそれなりに発展しているようでした。 -
ホテルに戻ってベランダで一休み。
ここはいい風が吹く上に、上にファンが回っていてとても居心地よい場所なのですが。。。ザ バンジャラン ホットスプリングス リトリート ホテル
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うっかりうたたねなんかしていると、たまに猿がやってきます。
ホテルの人によれば開業以来10年余で客に危害を加えたことはないそうですが、貴金属や食べ物などをかっさらうことはあるようなので要注意。
また外出するときはロックをしておかないと、器用にドアを開けて冷蔵庫を漁ったりするそうなので、戸締りにも気を付けましょう。
ゴエモン「猿のくせに頭いいな。」
サル「鳥にいわれたくないね。」 -
さて、部屋で一休みした後は、最後の晩餐ということでホテルのメインダイニング「Jeff's cellar」今回の旅で一番豪華なディナーをいただきます。
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ここは世界でも珍しい鍾乳洞そのものをレストランにしてしまったレストラン。
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異世界の雰囲気が漂います。
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雰囲気のあるダイニングテーブル。
ただ音楽は朗々たるオペラ等の声楽曲が延々とかかっており、やや耳障りでもう少し静かな音楽にした方がいいのでは、と思いました。 -
鍾乳洞の岩肌が迫る眺めの良い席に案内されました。
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世界広しといえどもこのようなユニークなレストランはあまりないのではないでしょうか。
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眼下には皿状の鍾乳石。なかなか神秘的です。
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メニューはコースのみで2種類。
1種類「Inception」はオーソドックスなフレンチ。
もう一方の「TANAH」はマレー風フレンチともいうべきフュージョン料理です。
goemonpはTANAH、goemonp妻はInceptionを選びました。 -
こちらはIception側のメニューで、その名も「Onsen]。
何が温泉かといえば。。。 -
給仕の人が水を灌ぐとボールの底から湧き出る濛々たる煙。
多分ドライアイスでしょうが、面白い演出ですね。 -
Inception側のメニューから。
玉ねぎとエディブルフラワーを美しく飾り付けたフォアグラ料理。 -
こちらはTANAHからでウニとキャビア。どちらかというとマレー風というより和風っぽい料理でした。
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パンには塩バターと、オリーブオイル、マンゴーで作ったペーストがつきます。
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TANAHのメイン料理。
子羊のローストにマレー風のソースを添えたもの。なかなか美味でした。ただマレー風ソースをつけるとやっぱりフレンチというよりマレー料理の味になってしまいますね。 -
Inceptionの方はオーソドックスな和牛のロースト。
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Inceptionのデザート。
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TANAHのデザート。バニラと豆類を使ったローカルなデザートのようで、正直goemonpの口にはあまり合いませんでした。
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プチフールのチョコレート。
これはなかなか美味しかった。 -
特に何も言っていなかったのですが、なぜか誕生日のケーキが。。。
KLタワーと同様別に誰の誕生日でもありませんが、ありがたくいただいておきました。
ゴエモン「ラッキーだね。」
さて「Jeff’s Celler」の感想。お値段は日本の高級フレンチレストラン級なので、正直同じ値段を出すなら、日本のミシュラン星付きレストランに行ったほうが美味しいものを食べられると思いますが、鍾乳洞という異世界感のある空間でフレンチをいただくというのはやはり他ではできないなかなか貴重な体験だったと思います。その体験にちょっと余分にお金を出してもいいと思う方は、ぜひ行ってみてください。 -
最終日の朝。
昨日と同じくPomeloで朝食をいただきます。 -
昨日に引き続き朝シャンをいただきます。
健康のためフルーツジュースも作ってもらいました。
ゴエモン「毒と薬を一緒に飲んだからって健康にはならないよ。」 -
サラダと。
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オムレツ。ふわふわでおいしかったです。
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フレンチトーストも本格派。
美味しゅうございました。量もたっぷりでお腹いっぱい。 -
チェックアウト前に最後のリゾート内散歩。
バンジャランにはドクター・フィッシュもいるので、時間のある方はトライしてみてください。
ゴエモン「足の皮を食べるなんで、酔狂な魚もいたもんだ。」 -
ジムも覗いてみました。
誰も使っていませんでしたが、マシンは一通りそろっています。隣の建物にはヨガの練習場やスパもありました。 -
あっという間に夢の時間は終わりを告げて、リゾートにもさよなら。
チェックアウトすると、お洒落な紙バッグに入ったお土産をいただきました。 -
クッキーと、リゾートの名前入りの民芸品。
クッキーは帰国後にいただきましたが、なかなか美味しかったです。
バンジャランリゾートの感想。
温泉を大きなセールスポイントの一つにした、ユニークな高級リゾートだと思います。ヴィラは一番下のグレードでも十分快適ですし、専用温泉に入り放題なのもうれしいところ。サービスも問題なし。スタッフの英語はマレーなまり強い人もいますがみなさん上手です。
Jeff’s Cellerは大分お高いので、リゾート内で使えるレストランが実質Pomelloだけという点はちょっと弱いですが、美食の街イポーにGrabで20分で行けるので問題はないでしょう。
まあお値段高めなので、お金持ちじゃないと長期滞在はしんどいかもしれませんが、温泉リゾートに興味ある人は、KLから電車一本で行けますし、観光がてら足を伸ばしてみる価値はあると思います。 -
イポー駅までGrabを飛ばし、マレー鉄道でクアラルンプールに帰ります。
車両は行きよりも新型で、座席にはテーブルもありました。
名物のもやしチキンが食べられなかったのはちょっと残念ではありますが、イポーなかなかいいところでした。イポー鉄道駅 現代・近代建築
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KLセントラル駅でKLIAエクスプレスに乗り換え、KLIAへ。
妻がリサーチして評判のよかった隣接のサマサマホテル内にあるラウンジへ向かいます。サマサマホテルまでは写真のような長い通路を通っていかなければなりませんが、定期的にバギーが周回しており、これに乗せてもらうこともできます。サマ - サマ ホテル クアラ ルンプール インターナショナル エアポート ホテル
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サマサマホテルのラウンジ内部。ちょっとラウンジとは思えない立派な内装です。
これがプライオリティパスで使えるのはちょっと驚き。 -
立派なメニューからドリンク一杯とフード3品選べます。
ドリンクはもちろんタイガービール。 -
一品一品のフードもご覧の通りなかなかしっかりした内容。
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クロワッサンの上にチキンとチーズが乗ったもの。
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パニーニ。
すっかりお腹いっぱいになってしまいました。
いや素晴らしい内容です。このラウンジ、KLIAでトランジットに時間のある人にはとてもお勧めです。 -
さて、あとはチャンギ空港経由のシンガポール航空で日本に帰るだけ。。。のはずだったのですが、あろうことかチャンギ航空で中華航空機が発煙事故を起こし、一時チャンギ空港の一部滑走路が閉鎖。
そのあおりを受けて我々が乗るはずだった飛行機もディレイ。係の人に乗り継ぎ大丈夫かと確認すると問題ないとのことで、遅延のお詫びのバウチャーをもらいました。クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港
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しかしその後のシンガポール航空の対応は見事。
結局1時間20分ほど遅れてKLIAを出発しましたが、チャンギ空港につくやグラウンドスタッフとの連携ばっちりで、係員がスムーズに成田便ゲートまで案内してくれました。
結局成田行きのフライトも遅れたので、焦る必要はなかったのですが、チャンギ空港は広いので、誘導がなかったら結構移動に時間がかかったかもしれません。
こういうまさかの時の対応の良さは、やはりフルサービスキャリアを選んでよかったと思わせてくれますね。
というわけで無事成田に到着。今回の旅ではシンガポールとマレーシアの二つの国を訪れたわけですが、両国を訪れての感想。
シンガポールは物価は高い一方、安全かつ安心、見どころも多い国なので海外旅行初心者や子供連れにはお勧めの国です。ただしなんでもあまりに優等生すぎて、そういう意味では面白みに欠ける点もあるかもしれません。
マレーシアも基本的には安全な国なので、主要観光地や大通りを歩いている分には大きな問題はないと思いますが、シンガポールとは違いやはりまだ貧しい人も多いので、物乞いやひったくり、観光客から小銭をちょろまかそうする人などもいて油断しているとトラブルに巻き込まれる可能性もあるので注意が必要です。
もっともそうした点さえ注意すれば、物価も安いし自然や歴史的な見どころも多くむしろシンガポールより楽しいことも多いかもしれません。KLならシンガポールとほぼ同じくらい快適ですしね。
ゴエモン「どっちも楽しかったよ。ではまたね。」
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