シンガポール⇒マレーシア　２つのバードパークとイポー温泉リゾート　with　ゴエモン Part５

2023/09/03 - 2023/09/11

大好きなバードパークだったシンガポールのジュロンバードパークが今年初めに閉園。新たにナイトサファリ等のあるマンダイ地区に「バード・パラダイス」として５月に移転オープンしたとの話を聞きました。

ゴエモン「バードパラダイス！　鳥の楽園！！　行きたい行きたい」

というわけでシンガポールへの旅行計画を練り始めましたが、調べるとマレーシアクアラルンプールにもバードパークがあるとのことで、ついでにマレーシアにも行くこととなり、どうせマレーシアに行くのであれば、首都クアラルンプール観光や前から気になっていたイポーの温泉リゾートにも立ち寄りたい！などど旅程を追加していったら、goemonp家史上最長の大旅行になってしまいました。

Part5はKLバードパークで遊び、イスラム美術館を訪問。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩

５日めの朝。

GrabでKLバードパークにやってきました。入場料は外国人ツーリストの場合、一人RM85（３千円弱）です。学校の遠足なのか小学生がたくさんきていました。

KL バード パーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

シンガポールのバードパラダイスほど広大ではありませんが、４つのゾーンに分かれ、２００種類、３千羽の鳥たちが生息する中々の規模のバードパークです。ざっと歩いて回るだけでも１時間くらいは必要でしょう。

ゴエモン「ここが入り口だね。さあ入るぞ。」

入るといきなりあるペリカンの置物。

コンちゃん「水鳥の仲間ということで記念写真。」

入園してすぐのゾーンにはインコなどの小鳥たちが沢山います。

ゴエモンに目をつけていそうなインコが２羽。

ゴエモン「なんだかうしろからにらまれているようで怖いな。」

バードパラダイスほどではありませんが、鳥の生活環境を考慮した池や岩場等が園内に配置され、鳥たちが放し飼いにされています。

ゴエモン「バードパラダイスより鳥たちとの距離が近いね。鳥とのふれあいを楽しみたい人にはこっちの方がいいかもしれないな。」

もっとも、中には性格の荒い鳥さんたちもいるようなので、不必要に刺激することは厳禁です。

ゴエモン「一緒に写真を撮るとき、あまり近くに立つなと書いてあるけど、餌を食べるのに夢中でこっちには気が付いてないみたいだな。」

ゴエモン「ここにも大きなクジャクがいるぞ。すごい尾羽だなあ。」

ここKLバードパークには沢山クジャクがいます。

クジャクだらけですね。

ゴエモン「ダチョウもいるぞ。背が高いなあ。」

水鳥エリアにはフラミンゴやサギ等の仲間がたくさんいます。

フラミンゴだらけで通るのも一苦労。

サギの仲間と見つめあうゴエモン。

ゴエモン「まさか求愛じゃないだろうな。僕はまだ雛鳥だぞ。」

コンちゃん「美味しそうに飲んでいるな。僕も水遊びしたいよ。」

生きている鳥だけでなく、はく製の鳥が展示されているコーナーもありました。さてゴエモンはどこに。

ゴエモン「僕ははく製じゃないのでそこんとこよろしく。」

バードパラダイスにもあったローリーズロフト。

餌やり体験もできます。

お腹をすかしたインコたちが物欲しそうにこっちを見ていますが、まだ餌やりタイムではないのであげられません。

インコ「腹減ったー。なんかくれ～。」

10時30分からFlying Birdsフィーディングタイムがあるということで、会場に行ってみました。

フィーディングタイムが近づくと、鳥たちが一羽また一羽と集まってきます。

係のお兄さんが餌をまき始めると、たちまち沢山の鳥たちが群がります。見物の子供たちも大歓声。

餌を奪い合う鳥たちがけんかを始めたりしててんやわんや。

もはやカオス状態です。

鳥たちの生存競争を垣間見た後は、人間たちのフィーディングタイム。

園内にあるホーンビル・レストランを訪れました。園内を見下ろす小高い丘の上にあります。

マレー料理のレストランです。

テラス席のテーブルからは園内が眺められていい雰囲気です。

ゴエモン「いい眺めだね。」

goemonpはマレー式カレー。なかなかスパイシーで美味。

ゴエモン「またチキンか。」

goemonp妻はナシチャンプルー。

ゴエモン「ここにもチキンが。」

美味しくランチをいただいていると、一羽の鳥がおこぼれをいただこうとやってきました。

無視しているとやおら片足立ちを始める鳥さん。

鳥「疲れたよ～。なんかくれよ～」

さらに無視していると、今度は羽を伸ばし始めました。

鳥「けち～。なんかくれ～。」

あくまで無視していると、隣のテーブルに別のお客さんが来たのを見てそそくさと隣へ移動する鳥さん。

ゴエモン「なかなか現金な奴だな。」

お腹がいっぱいになった後は、ホーンビルのフィーディングタイム。お兄さんの投げ上げる餌を上手に木の上でキャッチするホーンビル。和名は「サイチョウ」。マレーシアの国鳥です。

先ほどのローリーズロフトに戻って餌やり体験。

係のおじさんにカップに牛乳をついでもらって差し出すと、あっという間に群がってくる小鳥たち。

小鳥とのふれあいといえば聞こえはいいですが、どうみても単にたかられているだけなのは明らかですな。

しまいには手の上で餌を巡ってけんかを始めるし、なかなかにぎやかなことです。

ゴエモン「あさましいな。同じ鳥として恥ずかしいぞ。」

餌を巡って争う仲間をよそに、カメラ目線をばっちり決めるインコ。

君は食い物よりカメラ写りが大事なのかな。鳥にもいろいろいるってことですね。

バードパークの一番奥には、シンガポールのバードパラダイスみたいな滝もあります。

ゴエモン「なんだか対抗意識むき出しだな。」

当然裏にも回れます。

ゴエモン「これじゃまるで土砂降りの写真みたいじゃないか。」

滝の近くには小さなシアターがあり、バードショーもやってます。

シンガポールのものと比べると大分手作り感満載ですが。。。

シンガポールのショーのようにお勉強要素は少ないですが、これはこれで楽しいショーでした。

観客の子供たちにも大うけ。

バードパークを出てイスラム美術館まで徒歩で向かいました。だらだら坂を下りていくと、国立モスクがありました。

さすがは国立だけあって立派なモスクです。
信仰のための施設であり、非信者である我々は見学は遠慮しておきました。

国立モスク (マスジッド ネガラ) 寺院・教会

そしてこちらがイスラム美術館。

ゴエモン「立派な建物だね。」

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

入館料は一人RM20。

何フロアにも分かれており、イスラム文化が生み出した宝飾品や絵画、陶磁器、建築模型などが展示されています。

ゴエモン「なんだか肉まんのようなものが沢山あるな。これは何？」

中東のモスクに多く見られる円形のドームですが、小さいドームがたくさんあるので、まるで饅頭屋みたいですね。

イスラム教の教えでは偶像崇拝が禁止されており、肖像画などは偶像崇拝につながるということであまり発達せず、本の挿絵としてのミニアチュール（細密画）やデザイン的なものが絵画的表現の主な舞台となりました。

ゴエモン「鳥の絵はあるな。鳥は偶像にはならなかったのかな。」

見事な宝飾品なども展示されています。なかなか見ごたえのある美術館でした。

Part６ではＫＬタワー、マレーシア独立の地ムルデカ広場を訪れ、電車でイポーに向かいます。