シンガポール⇒マレーシア　２つのバードパークとイポー温泉リゾート　with　ゴエモン Part1

2023/09/03 - 2023/09/11

大好きなバードパークだったシンガポールのジュロンバードパークが今年初めに閉園。新たにナイトサファリ等のあるマンダイ地区に「バード・パラダイス」として５月に移転オープンしたとの話を聞きました。

ゴエモン「バードパラダイス！　鳥の楽園！！　行きたい行きたい」

というわけでシンガポールへの旅行計画を練り始めましたが、調べるとマレーシアクアラルンプールにもバードパークがあるとのことで、ついでにマレーシアにも行くこととなり、どうせマレーシアに行くのであれば、首都クアラルンプール観光や前から気になっていたイポーの温泉リゾートにも立ち寄りたい！などど旅程を追加していったら、goemonp家史上最長の大旅行になってしまいました。

Part１はシンガポール到着から、バードパラダイス前半まで。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅のスタートはラウンジから。

プライオリティパスで入れるKALラウンジを使わせていただきます。

５月にバリに行ったときはANAラウンジが使えたのですが、なんと直前の9/1からプライオリティパスでは使えなくなってしまいました。

成田空港 KALラウンジ 空港ラウンジ

KALラウンジは食べ物はおにぎり、パン、カップ麺程度しかありませんが、飲み物はビール、ワイン等いろいろあるので、当然のごとく朝からビールをいただくgoemonp。

ゴエモン「アルコールで栄養補給をしないように。」

５月のバリ行きと同じ11:10発のシンガポール航空SQ637便で成田発。

機内食はハンバーグ。なかなか美味しかったです。

シンガポールまでの６時間ちょっとはもっぱら映画を見て過ごしました。あまりこれはという映画がなかったので、ハリウッドの娯楽作品を２つばかり。

・「トランスフォーマー」子供向けの映画かと思っていましたが、案外ロボットが人間くさくて面白かったです。

・「スピードレーサー」日本のアニメ「マッハGo!Go!Go!」にインスパイアされた作品。車のデザインや主題歌に原作へのリスペクト有。が、それだけ。

ほぼ定刻にシンガポールチャンギ空港到着。

実はシンガポール出身のアヒル・コンちゃんは５月以来の祖国訪問に滂沱の涙。

コンちゃん「ああ、やっぱり祖国はいいなあ。」

シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港

チャンギ空港からは東南アジアで何かと便利なGrabを利用し、ホテルまで移動。空港でGrabのピックアップ場所を探していたらうっかり両替を忘れてしまいましたが、カード決済なので問題なし。

円安のせいで、マリーナ地区の豪華ホテルなんぞは泊まれるはずもないので、今回はKatong地区という場所にある「ビレッジホテル　カトン」に宿を取りました。

ちょっと建物は古いですが、ホテルの下が写真のようにミニモールになっており、スーパーや喫茶店などもあって何かと便利。忘れた両替も、スーパーのATMでビザキャッシュで調達完了。さすが先進国シンガポール。

しかし円安のおかげで空港⇒ホテルのGrab台はほぼ４千円。これからのシンガポール滞在が思いやられます。

ビレッジ ホテル カトン バイ ファー イースト ホスピタリティ ホテル

「ヴィレッジホテル　カトン」のロビー風景。

豪華さはありませんが、なかなかスタイリッシュ。奥はミニモールへの入り口になっています。

同じくお部屋の様子。

こちらも豪華さこそないものの、清潔でそこそこ広く、いたって快適です。
備品も一通り備わっていますが、バスローブはありませんでした。

バスタブはなく、シャワーのみですが、ハンドシャワーもついていて使い勝手は悪くないです。ただしトイレとシャワーの間の仕切りがガラス張りなので、だれかがシャワーを使用中は他の人はトイレを我慢しなければなりません。

夕方になったので、goemonp妻が調べた近所のレストランにチキンライスを食べに行くことにしました。

ここカトン地区では路地裏などでストリートアートをいくつか見ることができます。

ゴエモン「壁の両側にパッチワークのような絵が描かれているね。」

こちらは紙風船でしょうか、凧でしょうか。

ゴエモン「バンクシーではなさそうだね。」

１０分ほど歩いて、嫁リサーチの「FIVE　STAR　HAINANESE CHICKEN RICE」に到着しました。

決して豪華な外装ではなく、ごく庶民的な雰囲気のお店ですが、人気店らしく、テイクアウトも含めて既に結構お客がいます。

とりあえずテーブルに着くと、さすがシンガポール、オーダーはQRコードを使ってスマホで注文するスタイル。チキンライスのお店ですが、メニューはかなり多彩です。

五星海南鶏飯 地元の料理

名物チキンライスとタイガービールを注文しました。
こちらのお店では、フルポーション・ハーフポーション、骨付き・骨なし、ゆでる・焼く・ミックス等細かい指定ができるようになっています。
写真はハーフポーション、骨付き、ミックスを指定したものです。骨付きは美味しいのですが、結構骨部分が多く、どうしても手が汚れてしまうので、食べやすさを優先するのであれば骨なしがいいかもしれません。ゆでと焼きの違いは、皮部分以外あまり感じられませんでした。正直ハーフポーションでも十分な量なので、大食漢の人かシェアするのでなければ、フルポーションを注文する必要はなさそうです。

味はなかなか美味しかったのですが、これでお勘定はほぼ７千円なり。財布へのダメージが痛い。

ホテルへの帰り道、ホテル近くのセブンイレブンで明日の朝食のサンドイッチ等を購入。これであわせて６００円くらいなので、やっぱり日本より高いですね。

ゴエモン・コンちゃん「お金のことばかり言っていてけちくさいぞ。旅行なんだから楽しもうよ。」

２日目の朝。コンビニ朝食をそそくさといただき、Grabでマンダイ地区にあるバードパラダイスへ向かいます。

Grabは車の大きさや豪華さなどでいくつかのグレードがあるのですが、ここシンガポールでは安い車のグレードはそもそも少ないのか取り合いになっているのかほとんどつかまらず、すぐ呼べるグレードは高い車ばかり。

というわけで無駄に豪華なアルファードにのってバードパラダイスに行くことに。ああ、また財布へのダメージが。。。

ゴエモン「だからお金の話は忘れようよ。」

マンダイパークエントランス付近にある人工の滝でゴエモンの記念撮影。

バード・パラダイス サファリ・動物観察

ゴエモン「バードパラダイスの入り口はこっちだね。」

上階から見た先ほどの滝の風景。

ゴエモン「なかなか壮観だね。Jewelの滝の小型版みたいだ。」
ちなみにJewelとはチャンギ空港近くにできた大きな商業コンプレックスで建物の真ん中を貫く大きな滝が印象的なのです。

バードパラダイスの入り口に到着しました。

コンちゃん「ついにやってきたぞ。わくわく。」

前身であるジュロン・バードパーク時代をリスペクトした展示もあります。さて新しいバード・パラダイスはどのように進化しているのでしょうか。

入口近くにあるPenguin Cove。

ゴエモン「前のバードパークにもペンギンいたけどスケールアップしているね。」

ではペンギンの世界に飛び込みましょう。

関内にはお洒落な雰囲気のビュッフェ・レストランもあります。

しかし大人一人SGD48は一人５千円越えなので、goemonp達のような平民はお呼びではありません。

大水槽ではペンギンの泳ぐ姿を観察することができます。

ゴエモン「あんまりペンギンがいないね。」

しかしスロープを上にあがっていくと。。。

ゴエモン「おお、いたぞペンギン達の群れだ。」

ペンギン達が水浴びしたり泳いだりする可愛い仕草を思うさま堪能できます。ペンギンフェチにはたまらない場所ですね。

コンちゃん「ペンギンだけかと思ったら、僕の仲間もいるのだな。」

ペンギンに癒された後は、シャトルで別エリアに移動しましょう。

朝一できたので、まだ誰も客がおらず貸切状態でした。

ゴエモン「ここはTreetop Play。子供向けの遊び場だね。」

ゴエモン「ここはバードショーが開催されるシアターだよ。看板にショー上演時間が書いてあるので、見逃さないようにね。」

ゴエモン「これは噴水かな。でも左側にある青い卵のようなものが気になるな。」

コンちゃん「ここは子供の水遊び場だよ。今はまだお客さんはいないけど、お昼過ぎには子供たちで大にぎわいだったよ。僕もここで遊びたいな。」

ではアジアの鳥たちを集めた展示ゾーン「Wings of Asia」から見学してみましょう。

巨大な卵のディスプレイがあります。子供向けの椅子でしょうか。

ゴエモン・コンちゃん「僕らがこの卵から生まれたっていうわけじゃないよ。」

過去に絶滅した巨大鳥モアに関する展示でしょうか。

ゴエモン「でかいなあ。」

アジアエリアだけにバリの割れ門がありますね。

その前方に、悠然と佇むクジャクが一羽。

ゴエモン「なんか座っているだけで気品があるね。」

鳥たちをなるべく自然に近い環境に置き、余計なストレスを与えないように園内の人間が歩く場所はご覧のようにスカイウォークになっています。

ここらへんはウブドの棚田あたりにインスパイアされた感がありますね。

ここバードパラダイスは鳥類保護団体と提携し、絶滅危惧種等の種の保存にも貢献しているとのことです。

これはインドネシアの蛇の神ナーガの像でしょうか。

ゴエモン・コンちゃん「えっこいつ蛇なの！　小鳥の天敵だ。ぎゃあ食われる助けて～。」

我家の鳥どもが大騒ぎしているうちにペリカンたちのフィーディングタイムとなりました。

棚田の上の方にいたペリカン達が、フィーディングタイムが近づくと、三々五々下の方に降りてきます。

ゴエモン「時間がわかってるんだね。なかなか賢いな。」

フィーディングタイムが始まると、ペリカン達は上方の観客席脇に設置された餌やり場から落ちてくる魚を器用にキャッチ。観客席からは歓声が上がります。

見るだけなら無料。お金を払うと自分で餌付けをすることもできますよ。

バードショー「Predators on wings]の時間になったので、先ほどのシアターに向かいます。

同様のショーは以前のジュロン・バードパークにもありましたが、専用会場であったように記憶しています。新しいバードパークではショーは基本的にこのシアターに集中させているようなので、わかりやすくなりました。

ショーがはじまるやいなや岩の上から客席方向に飛来する大きな鷹。会場からはどよめきが。

新しいシアターには大型のテレビモニターが設置されており、登場する鳥たちの生態などに関する情報が表示されます。

係の人の説明は英語ですが、仮に英語がわからなくとも、この画面を見ているだけでそれなりに楽しめるのではないでしょうか。

放り投げられた魚を模したと思われる道具を器用にキャッチしてドヤ顔の（多分）
White bellied sea eagle。

インドから東南アジアまで広く生息する鷹の一種です。雑食性で魚だけでなく、動物の死肉なども餌にしているようです。

こちらはCinerous Vulture ユーラシア大陸に広く生息するハゲワシの仲間です。主に動物の死肉が餌。

ゴエモン「美味しそうに食べてるな。」

ショーの最後には絶滅の危機に瀕している鳥たちへの支援の重要性が語られます。子供たちもたくさん来ているので、鳥類保護の重要性に関する教育は重要ですね。

ゴエモン「文鳥も絶滅危惧種の一つなのでそこんとこよろしく。」

バードショーの後は別エリアである「Crimson Wetlands」を訪れました。

その名の通りフラミンゴたちの楽園になっています。

ゴエモン「フラミンゴだけじゃなく、いろんな水鳥もいるよ。」

コンちゃん「おお、ここはまさに水鳥のパラダイスだなあ。老後はこんなところで暮らしたいな。」

雛鳥のくせにじじむさいな。

前のジュロン・バードパークにも滝がありましたが、ここマンダイ・バードパラダイスにも人口の滝が設置されています。

ゴエモン「水しぶきが上がって涼しいな。でも滝の雰囲気はジュロンの方がよかったかも。」

滝の下に通り道があって、滝の裏側に行けるようになっています。

途中の崖にぶらさがっているインコたち。

なぜかインコによくちょっかいを出されるゴエモン。なんだか威嚇されているようです。

ゴエモン「図体でかいくせに小鳥をいじめるなんて鳥の風上にもおけないやつらだな。」

まあまあゴエモン。どうどう。

こちらが滝の裏側からの写真。

まあだから何だって話ですが。

お昼時になったのでレストランを探します。

ちゃんとしたレストランは軒並み一人SGD５０とか６０とかなのでパス。センターフードコートではなぜかQRコードの注文ができず、しかたなくセンターではない某フードコートでランチ。

だがしかし。

見よこのビールの値段！
３３０mlの小瓶のビールが12SGD!（約1,300円！！）
インド人もびっくりです。

でも暑いのでつい飲んでしまうgoemonp。ああ酒飲みの性。

goemonpはボロネーゼパスタ、goemonp妻はエッグベネディクトを注文。

正直なところパスタの方は日本のレトルトの方がずっと美味いという代物でしたが、エッグベネディクトの方はそれなりの味だったそうな。とは言えこの内容のランチと珈琲、ビール一杯ずつで５千円以上ですから、観光地価格とはいえ円安のダメージをひしひしと感じますねえ。

ゴエモン「また金の話かい。どうどう。」

Part1はここまでにして、Part2はバードパラダイス後半とリバーワンダー。