シンガポール⇒マレーシア　２つのバードパークとイポー温泉リゾート　with　ゴエモン Part７

2023/09/03 - 2023/09/11

大好きなバードパークだったシンガポールのジュロンバードパークが今年初めに閉園。新たにナイトサファリ等のあるマンダイ地区に「バード・パラダイス」として５月に移転オープンしたとの話を聞きました。

ゴエモン「バードパラダイス！　鳥の楽園！！　行きたい行きたい」

というわけでシンガポールへの旅行計画を練り始めましたが、調べるとマレーシアクアラルンプールにもバードパークがあるとのことで、ついでにマレーシアにも行くこととなり、どうせマレーシアに行くのであれば、首都クアラルンプール観光や前から気になっていたイポーの温泉リゾートにも立ち寄りたい！などど旅程を追加していったら、goemonp家史上最長の大旅行になってしまいました。

Part7はバンジャランリゾート探索＋イポー探訪（ロストワールド)。

エリア イポー(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

７日目の朝。

せっかく高級リゾートに泊っているので、朝食前にちょっとリゾート内を散策してみましょう。こちらが温水プール。早朝なので誰もおらず貸切状態。

ザ バンジャラン ホットスプリングス リトリート ホテル

しばらくプールを楽しんだ後、隣接する温泉エリアに移動。

石造りの浴槽が４つほど並んでいます。

それぞれ温度が異なるので、好みの湯温の浴槽に漬かることができます。

ここも貸切状態。

温泉からの眺め。

目の前の池は温泉ではないので入れません。

左手の丘の上にある小屋のようなものは、バーになっています。

のんびり温泉を楽しんだ後、バー方面に向かいます。

Steam Caveと書いてありますね。

内部は天然の鍾乳洞を生かしたサウナになっています。

あまり熱くはなく、もわっと温かい感じ。

こちらがバーの入り口です。

バーに行くには長い階段を上っていかなければなりません。

途中に「日本語の落書き発見さる！」との張り紙がしてありました。

これが実物です。えらい達筆ですね。

漢字なので日本人の手になるものかどうか微妙な感じもしますが、確かに頭の方に日本人の名前、一番後の行には「大日本國」の文字が見えます。

バーの待合スペース。

この上がバーになっています。

しかしまだ早朝なのでそもそも営業しておらず、あえなく撤退。

バーを出てフロント方面に歩いていくと、「クリスタル・ケイブ」という洞窟がありました。

ここは心静かに瞑想をするためのスペースです。
リゾート内には他にも瞑想のための場所が用意されているようです。

こちらは我々が泊っているより一つ上のグレードのウォータービラ。

眺めはよさそうですが、歩道から丸見えなのでプライバシーを重視する人には向かないかもしれませんね。

そういう方はもう一つ上のガーデンヴィラにすると良さそうです。

広さはレイクヴィラの３倍近い２６０㎡もあり、プールも広そうなのでゆったり過ごせそう。値段も３倍するわけではないので、懐に余裕のある方は検討してみては。

朝の散歩を終えて、朝食会場のThe Pomeloに向かいます。ちなみにPomeloとは日本でいうザボンのことだとか。

パンやフルーツは専用のラックに収められテーブル毎にサーブされます。
なんと朝シャンあったので当然のごとくいただきました。

ゴエモン「飲んでるのgoemonp達だけだったね。」

メインディッシュはメニューの中から好きにオーダーできるシステム。

妻はSteak＆Eggsとかいうメニュー。朝から豪勢なことです。

goemonpはせっかくイポーに来たので、イポーの麺料理というのを頼みました。ベトナムのフォー風のお味でした。

ヨーグルトもよりどりみどり。

牛乳もいろいろ。昔懐かしいコーヒー牛乳もありました。

フルーツは好きなものを選んでフレッシュジュースを作ってもらえます。高級リゾートだけあって至れり尽くせり。

朝食からヴィラに帰る途中に果樹園や野菜畑の表示があったので行ってみました。

ここで栽培されているハーブや果物はリゾートの食事の材料になっているようです。

ヴィラで一休みしたあと、１１時からホテル主催プログラムの「ジャングル・ウォーク」に参加しました。

天気予報ではお昼くらいから雨と言われていたので心配していましたが、なんとか天気も持ちそうです。

隣接する遊園地のロストワールドまで急な坂を上り下りしながら進みます。

要所要所では係の人が英語で説明をしてくれます。

この樹木は根が板状になっているため、叩くといい音がするので、SOSの発信などに使われていたとか。

洞窟もあります。

かつては蝙蝠がたくさん棲息していたらしいです。

ロストワールドの入り口に到着しました。
ジャングルウォークに参加するとロストワールドにも入場できるので、お勧めです。

マレーバクが水浴びしています。

ロスト ワールド オブ タンブン テーマパーク・動物園・水族館・植物園

なんとここにもバードパラダイスがありました。

ゴエモン「シンガポール、クアラルンプールに続いて３つ目の鳥の楽園だね。楽しみだなあ。」

入場するとセキセイインコの群れがお出迎え。

鳥好きには萌える光景です。

セキセイインコだけではなく、他にもいろんな鳥がいます。

規模はシンガポールのバードパラダイスやKLバードパークとは比較になりませんが、鳥さんとの密着度ではむしろ上かもしれません。

全身緑色の色鮮やかなインコ。

ゴエモン「きれいだね。」

鳥たちを眺めながら幸せな気分に浸っていると、向こうの方に何やら見慣れた姿の鳥がいました。

こ、これはまさか。。。。

ゴエモン「文鳥だ～。」

シンガポールのバードパラダイス、KLバードパークは大規模なバードパークなのでひょっとしたら見られるかもと思っていましたが、まさかイポーで出会えるとは思いませんでした。

ゴエモン「感動だ～。」

コンちゃん「僕の仲間もいたぞ。感動だ～。」

ここのバードパラダイスにもスカイウォークがあります。

早速登ってみましょう。

ゴエモン「おおここに文鳥の巣があるよ。」

崖に空いている穴を巣にしているようです。文鳥は狭い場所が大好きですからね。

この２羽はつがいでしょうか。とってもラブラブな様子ですね。

ゴエモン「うらやましいぞ。僕も早くガールフレンドが欲しいな。」
雛鳥のくせに１０年早いよ。

文鳥カップルの邪魔をしては悪いので別の場所に移動しましょう。

ゴエモン「ここにも滝があるね。」

ロストワールド、実は田舎の小さな遊園地なのかと思っていたのですが、どうしてなかなか大規模で遊び場もいろいろあります。

ゴエモンの後ろは流れるプールになっていて、子供たちがたくさん遊んでいました。

麒麟やシマウマなど動物の種類も豊富で、動物園としても中々の規模です。

そしてご覧のような奇岩などもあり、歩いているだけでもなかなか楽しい遊園地です。

ゴエモン「池にはスワンボートもあるよ。」

プールは子供たちで大にぎわい。ウォータースライダーなどもありました。

昼時になったので、お昼をいただくことにしました。こちらのチケットカウンターでお金を支払います。

バウチャーをもらってこちらの屋台で商品と引き換えるシステム。

フライドチキン弁当をいただきました。味はまあまあ。でもやっぱりご飯は日本の方がうまいなあ。

ゴエモン「今日もチキン♪明日もチキン♪これじゃ年がら年中チ・キ・ン♪　あっはっはっはこりゃおかし♪」（古い）

マレーシアはチキンが美味しいんだよ。

虎がいました。

この遊園地の目玉の一つのようです。

ロストワールド全体図。ご覧のように、動物園、遊園地、温泉、プール、いろいろなアクティビティがそろったかなり大規模な遊園地です。マレーシア現地の家族連れなどで大にぎわいでした。

先ほどの奇岩は「ニードル・オブ・タンブン」（タンブンは地名）と名付けられていました。

ゴエモン「中国の奥地にある武陵源みたいだね。」

奥の方は洞窟探検やジップラインなどいろいろなアクティビティを楽しめるゾーンになっています。

一周して正面入場口の近くまで戻ってきました。

入口正面は温泉プールのエリアになっています。遊園地自体は夜は閉園ですが、温泉エリアは割と遅くまで開いているらしいです。

温泉エリアの近くにはクラシックなイポーの街並みをほうふつとさせる飲食店街があって、ランチなどいただくこともできます。

向こうに見える大きなホテルは我々が泊っているバンジャランと同じマレーシアの大手不動産開発会社サンウエイという会社が経営しており、バンジャランよりずっとリーズナブルな値段で泊れるらしいです。
部屋に温泉はついていませんが、先ほどの温泉プールに無料で入場できるそうな。家族連れでも泊まれるので、ファミリーでイポーの温泉を楽しみたい人にはいいチョイスかもしれませんね。

ゴエモン「Onsenってローマ字で書いてあるね。日本の温泉文化へのリスペクトかな。」

なおサンウエイ社はこの地区の開発を更に進めるつもりらしく、医療ケア施設や大学の誘致なども計画が進んでいる模様。１０年くらいしたらあっと驚くような高級リゾート地域に変貌しているかもしれません。

というわけで、Part7は終了。Part8はイポーの街歩きと洞窟レストラン、日本への苦難の帰国です。