2023/08/10 - 2023/08/14
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Kodamariさん
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コロナ禍前の、最後の海外旅は年末年始のロンドンでした。そこからやり直そうって訳でもないけれど、まだ多少乗り継ぎに不安の残る海外旅は、日本のエアラインで直行便のある所がいい…というシンプルな理由で訪れたロンドン。
夏のロンドンと言えばバッキンガム宮殿のステート・ルーム。今年は戴冠絡みで必見として、それ以外は前回消化不良だった所の補足的な旅にしようと大きな予定は立てずにぶらぶら過ごしたのですが、気付いたら意図せず某漫画シリーズの聖地巡礼していました。
台風の影響で旅程を1日短縮したせいで、最終日にこの旅一番の遠出。
午後3時過ぎに空港に向かう為、朝イチでキューガーデンズ、そして本来の目的地のティーハウス、最後はギリギリまで大好きなV&Aにも立ち寄るも、ほぼ鑑賞ではなくスタンプラリーに。
現地実質2日半。前回の旅の補完とはいえさすがに慌ただし過ぎました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ロンドン中心部から小一時間で、キューガーデンズにやってきました。
今日は11時半に近くのお店の予約があるので、開園とともに入場しても滞在はほぼ一時間半。庭園の手前3分の1と割り切って、早足で園内を進みます。キュー ガーデンズ 自然・景勝地
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Temperate House に到着。このペースでここに到達するおバカちゃんは私くらい。
ヴィクトリア時代最大の温室。そうは見えないけれど、実は後述の有名なパームハウスより大きい。 -
温帯の植物を育てているので、密林っぽさは薄め。
温室ですが、さらっと空気が流れている感じがします。
中央の温室は天井が高く、逆に温室感があまりない。寒い時期は違うかも。 -
近くにあるTreetop Walkway。
時間があったら登りたかったけど、時間もないしお天気もいまいちなので今回はパス! -
二つ目の温室、Waterlily House。小さい。
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名前の通り、ハスの温室です。
メインはオオオニバス。迫力あります。
何故かミレイの「オフィーリア」がよぎりました。 -
キューガーデンズのシンボル、パームハウス。こちらもヴィクトリアン。
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Temperate House は修復後間もないですが、こちらはフレームに年季を感じます。熱帯植物なのでジャングル感が強め&湿度めっちゃ高い。
アイアンワークとグリーンのコントラストがエモい。 -
お天気がいまいちだったのと、次が楽しみすぎて、後ろ髪を引かれるという感じでもなく予定通り今日のメインに向かいます。
左手にキューガーデンズの壁を見ながら徒歩で5分強。 -
このクラシックなティーハウス。
ずっと来たかったThe Original Maids of Honour。休日のランチタイムなので念の為に予約しておきましたが、まだ余裕の時間だったみたいです。 -
天井低めのティールームもノスタルジック。
ローカル的には休日の朝なのかも知れません。
いかにも常連らしいイケおじが、薄いトーストを食べながら、ノールックで紅茶を注ぐのを見て、あぁイギリスだなあと。 -
このお店の名前のMaids of Honour とはお菓子の名前。
メイドスキーの暴君ヘンリー8世が、メイドの賄いのお菓子を食べて大層気に入り、レシピも作ったメイドも門外不出としたという伝説のあるタルト。
このお店がレシピを買い取り作っているとのこと。 -
そんなメイズオブオナーを選べるハイティーを頂きました。午前中だけど。
当然、超浮いているけどいいの。
紅茶とお菓子が選べます。食器はスポード。最高か。
サンドイッチもスコーンも全て美味しく、紅茶にも合いました。
キュウリやチーズなど、トラディショナルなサンドイッチ。
スコーンは軽くてきめの細かい生地。ザクザクしていないし水分持っていかれない。このタイプ、日本では見た事ないかも。 -
メイズオブオナーは、写真で見るとエッグタルトのようだけれど、サイズは倍ぐらいで、カスタードではなくバターとチーズの中間のようなリッチなフィリングで、パイ生地に塗って焼いた感じ。食べると全くの別物。甘さは控えめで口当たりはあくまでも軽い。いやぁ、美味しい。エッグタルトも好きだけど、こっちの方がもっと好き。
16世紀にこんな美味しいものがあったら、そりゃハマるわ。 -
お店を出て、スマホで帰りの電車を確認すると、District lineが大幅遅延と。
だから最終日の遠出は怖いんだよ~。
更に調べると、お店の向かいのバス停からPiccadilly line のハマースミス駅まで行ける…ということで、なんかよく分からないローカルバスに乗り込みます。
バスは新興住宅地を通って無事ハマースミス駅に。
ここからならばサウスケンジントンまで数分…ということで… -
…途中下車して無理くり押し込んだV&A。
ロンドンで一番好きな美術館なので、時間があれば来たかった。本当なら何時間でも居られるけど、今日は一時間ちょいしかないので、展示物の鑑賞はほぼ無理。ヴィクトリア&アルバート博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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なので前回、混雑で覗き見ることすら憚られたモリス・ルームとか、
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寒々としていた中庭とか、前回の旅で消化不良だったところを狙い撃ち。
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展示のフロアは時間いっぱい地上階+ジュエリーコーナーをほぼ通り抜け。
宝石よりも鉱物やアール・ヌーヴォーなデザインに目が行くので、結局前回とほぼ同じ写真ばかり撮っていました。 -
これも前とほぼ同じ写真。このコーナー2回来て、ティアラとかの写真が1枚もないってどうなの?
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今回撮った中でこれがほぼ唯一違う写真。マイセンのオブジェ。
帰路にあっただけでほぼ立ち止まっていない。
この後ホテルに戻り、シャワーを浴びて(宿泊予約サイト経由の予約だと、宿泊数の変更がシステム上出来ないという事で、ギリギリまで部屋を使えました)チェックアウト。 -
往路の送迎サービスがあまりにも酷かったので、ブラックキャブを呼んで貰いました。
快適で安全で親切で、割高ではあるけれど補って余りある。支払いの時チップ上乗せしてと伝えたら、いや要らないよ、と言われました。くれるものは日本だって要らないは言わないと思うな。 -
LHR ではシルバークリスラウンジで待機。
軽食オーダーの出来る時間でしたが、いまいちなのは経験済みだし、ダイニングのスタッフのおばちゃんがノーマスクでずっとヤバめな咳をしていたので、遠くの隅っこで飲み物だけで過ごしました。ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
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帰路もアップグレード。
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タキシング中。
コンコルドおった~!!!
人がそんなに急いで移動をしなければいけない理由がほぼ無くなった今、完全に役割を終えている機材だけれど、特別感は半端ない。博物館でかぶりつきで見たことはあるけれど、こうして空港にいるのを見ると何故か特にええもん見た感がある。ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
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慌ただしい滞在だったけど…またね、ロンドン。
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進入路が変わって、東京のど真ん中を抜けていきます。富士山は見えないけれど、東京タワーかぶりつきもなかなか良いです。
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旅行記グループ
結果何かの聖地巡礼になっていたロンドン
この旅行記へのコメント (2)
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- Rinさん 2023/09/25 22:16:02
- さすがの行動力ですね!
- Kodamariさん、ご無沙汰してます。
Rinです。
イギリスの旅行記拝見しました。
実は私もコロナ禍明けの復活の海外旅行がイギリスでこの2週間後くらいに出発しました(笑)。
ロンドンも行きましたが、V&Aに行ったのは完全にKodamariさんの旅行記の影響です。
楽しすぎましたけど広すぎて疲れました。
モリス・ルームめっちゃ綺麗に写真撮れてますね。
私の写真は暗すぎてせっかくの素敵なお部屋がよくわからない状態になってました。
そして一人旅でのアフタヌーンティーなんてやるの私ぐらいだと思ってましたが…違いましたね(笑)。
今回の旅でホテルのティールームで一人でアフタヌーンティーをした時は「ついに踏み入れてはいけない所に足を踏み入れてしまった…」と思いましたが…そうでもなかったの?とちょっと安心(?)しました。
Rin
- Kodamariさん からの返信 2023/09/26 21:25:10
- Re: さすがの行動力ですね!
- Rinさん、
お久しぶりです。
私もRinさんの旅行記を拝見し、「あ、時間差だったんだ」と思っていました。そしていつもながらのリサーチ量に感服しております。
V&Aを訪れるきっかけになったのは嬉しいです。モリス・ルーム、前回は私も真っ暗な写真でしたので、今回は露出上げまくって撮りました。
1人旅ばかりしていると、段々1人〇〇に対するためらいがなくなります。でもイギリスでのアフタヌーンティーは但し書きがない限り本当は問題ないと思います。ちゃんと1人用の食器もあるので。とは言え、私は田舎のティールームでハードルが低かっただけで、ホテルだと雰囲気で少し気後れしてしまうかも知れません。
この後のRinさんの旅行記も楽しみにしています。
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