仏西2023夏　後編　スペイン巡礼　その10 巡礼8日目　ついにゴール！

2023/09/20 - 2023/09/20

8日目にしてサンチャゴデコンポステラに到着！証明ももらって、聖堂行って、聖堂の屋根登って、栄光の門見て、巡礼ミサに出て…大忙しの1日でした

エリア サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)

最終日は深い霧雨

よく見えないけど、あと10km

なんと！馬で巡礼する人のための施設。巡礼は徒歩か自転車か馬、と聞いていたが、馬はどこで泊まるのか疑問だった。SJPPから来た青年は、途中馬巡礼見たって言ってたなー

馬場がみえる

カフェで朝ごはん
ここで日本人ツアーと遭遇！なんか嬉しくて色々聞いちゃった
20人弱で、男性は数人、大多数女性。レオンとか観光してからサリアから5日歩いて今日ゴール。30キロ近く歩いた日もあって大変だったぁ、って。私にはとても無理だなぁ

チュロス、甘くなかった…ホットチョコレートに漬けるらしい

魚のパイ！美味しい

ツアーの皆さん。遅い人は前、毎日ちゃんと集団で歩いて、早く行くと怒られるって、登山と同じ。でもこれでないととても歩けなかった、って。すごいなぁ。

なんともシンプルな教会

サンチャゴ市街地の入り口あたり　Porta d’à Concrdia だそう

ポストかわいい！

あっ塔が見えて来た！

まだまだ歩く　結構大きな街

だんだん近づいてくる
白っぽくて窓がたくさんあるのが、この辺りに特徴的な街並み。

つ、着いたー！着いたよー！やったぁ！

そしてすぐに、コンポステラ（巡礼証明書を貰いに、すぐ巡礼事務所へ。一日の受付数が決まっているらしく、待たされたり、当日もらえなかったりすることもあると聞いていたが、行ってみたらむっちゃスムーズ。事前にネットまたはその場で名前や必要事項を入れると、受付番号のQRカードが渡され、数人待ちですぐカウンターに。道中押してきたクレデンシャルというスタンプ帳？と照合して、すぐに証明書をプリントアウトしてくれた。やったー
ちなみに私は208番.本日208人目、かな？

左が巡礼証明書・コンポステラ。これで罪が許されるのかな。16世紀には、これを見せると王立巡礼者養護院（今はパラドールになってる）に無料で3泊できたそう。右は距離証明書

これが巡礼者手帳・クレデンシャル。これがないと、公立の巡礼宿に泊まれなかったり、割引が受けられなかったりする。これに毎日、最低２つ、巡礼途中の教会、宿、カフェなどで押してもらう。壮大なスタンプラリー

日本で予め頂いたので、右下が発行した東京カテドラル聖堂マリア教会、つまりカトリック東京大司教区の司教座聖堂の印。左下が歩き始めたサリアの教会。その上がサンチャゴの巡礼事務所。

ほっと一息、コーヒーとチーズケーキ
美味しい～

雨が止んだので、再び聖堂前で、背中の帆立貝とともに記念写真。観光客や巡礼者でいっぱい
宿には3時まで入れないので、郵便局の荷物預けに雑貨を預けに行く。たまたま宿の目の前でラッキー

大聖堂内部。荘厳なロマネスク空間に、豪華な装飾が溢れる

主祭壇。豪華絢爛

主祭壇の聖ヤコブ像。この下に9世紀に発見された彼の墓がある。信者や巡礼者は、墓に詣でた後、この像の背後に回り、像を背中から抱擁する。巡礼の最大のクライマックス

側廊側を眺める。ロマネスクアーチが美しい

十字部を横から。端正な空間に光が溢れる

パイプオルガン。豪華絢爛

聖堂の前から観光列車で街を一周。大学のキャンパスとか、公園とか、旧市街とか

こんな感じの街並みに

こんな感じのモニュメンタルな建物がいっぱい

教会だらけ

サリアから送った荷物受け取って、宿にチェックインしてやれやれ。遅い昼、すっから気に入ったビールのレモン割り

鰯の素揚げ、美味しい！！

ハマグリ？ターメリックでカレー風、美味しい

お散歩に。旗はEU、スペイン、あとはガリシアとこの町かな

聖パイオ修道院。ここで修道女の作ったお菓子を買える

見本。上がクッキー、下段がアーモンドケーキ

右の呼び鈴を押すと、鉄格子の向こうの木の窓が開いて、修道女がお菓子を売ってくれる。アーモンドタルトをいくつか買いました。素朴で美味しかった

聖パイオ。とても特徴的な図像だが、意味するところが分からない。左手の棕櫚の葉は殉教の印、首元の曲がった鉄棒は何なんだ…誰か教えて～

聖堂の、聖なる門。約7年ごとの聖なる年にはこの門が開かれ、ここをくぐるとキリスト教の全ての罪が許されるそう

聖堂の屋上ツアー。屋上ガンガン歩くの、風も強いしちょっと怖い　でもすごく面白い

正面ファサードを裏から見る　真ん中に巡礼姿の聖ヤコブ

歩き放題

屋根は2021に履き替えたそう

一つの塔にも登った。目の前に鐘楼

塔の上からパラドールを見下ろす。田の字に建物が中庭を囲み、いかにも大勢の巡礼者を受け入れていた施設。最終日に泊まるのが楽しみ

聖堂内部も見下ろせた

この後、奇跡の門、というロマネスク彫刻の傑作も拝見、堪能いたしました…カメラ禁止

疲れ果てて遅い夕食　赤ワインとセルベッサコンリモーネ

生ハムとチーズのサラダ　美味しい

ムール貝　プリプリで美味しかった～

疲れ果てて宿へ。巡礼中は2時頃宿に着いてからは洗濯したり昼寝したり休養十分だったのに、今日は歩き終わってからがハードでした。巡礼より辛い観光。お疲れ様～

巡礼としては　総歩行時間3時間　休憩20分（1回朝食）実質歩行時間2時間40分　11km 平均速度4.1km、最速。でもそのあと観光で巡礼以上に歩いてる気がする…

この旅行記へのコメント （3）

• おくさん 2023/09/23 18:56:50

  お疲れ様でした

  到着おめでとうございます。
  やりましたね！
  来年は私も歩きに行きたいと計画しています。
  飛行機代とユーロが下がって欲しいです。
  

  tokyopigletさん からの返信 2023/09/23 19:08:50

  Re: お疲れ様でした

  ありがとうございます！
  今回最も印象的だったのは、どこにもゴミひとつ落ちてないことでした。巡礼路が大事にされてるのかたら思ったら、ガリシア中どこに行っても同じでした。みんな親切だし、大好きになりました。来年、頑張ってください！

  tokyopigletさん からの返信 2023/09/23 19:08:52

  Re: お疲れ様でした

  ありがとうございます！
  今回最も印象的だったのは、どこにもゴミひとつ落ちてないことでした。巡礼路が大事にされてるのかたら思ったら、ガリシア中どこに行っても同じでした。みんな親切だし、大好きになりました。来年、頑張ってください！