忘れた景色探しにここへ来たの～令和５年の夏～

2023/08/16 - 2023/08/16

今年の五山の送り火は広沢池のほとりから鳥居形を眺めに出かけてきました。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

８月１６日。
バスを乗り継いで山越のバス停へ。
そこから徒歩でようやく広沢池に到着。
時間は午後６時40分頃。
送り火の日にここにくるのは２０数年ぶりのことです。

鳥居形の点火までまだ１時間半ありますが、池のほとりはすでに多くの人でにぎわっていました。
正面に見えるのが曼荼羅山の中腹。いくつかの火が灯されています。
点火の時の明り取りなのでしょう。

右手奥に集まっていた灯篭が少しずつ散らばりはじめ、こちらにも近づいてきます。
どうして？池面に流れができているのでしょうか。

点火まであと１時間ほど。

灯篭のいくつかがさらに近くに。

奥の灯篭の集団はこの後画面の左手、池の中央に流れていきました。

はぐれ灯篭が目の前に来てくれました。

次々と灯篭がこちらに流れてきます。

灯篭をアップでたくさん撮ってみました。「数打ちゃ当たるといった感じで」（小梅パパ談）

灯篭が池の中央に集まりだします。

鳥居形の点火前のシャッターチャンス。

これはなんとかチャンスを捉えた一枚。

左手の池のほとりも多くの見物の方で混雑しています。

やがて灯篭は鳥居形のふもとに集まり始めます。
まるで誰かが演出しているみたい。

いよいよ点火が始まりました。

あっという間に鳥居形が浮かび上がります。

送り火に色を添える灯篭。
鳥居形ならではの送り火の光景です。

忘れていた記憶がよみがえりました。

この旅行記へのコメント （2）

• pacorinさん 2023/09/28 16:14:13

  五山の送り火

  koumeさん、こんにちは
  今日はまた一段と暑さがぶり返して、秋はどこに？といった感じでしたね。
  
  広沢の池からの鳥居形と灯籠のコラボは独特の雰囲気がありますね。五山の送り火、いつもは家の窓からのぞいて「大」を眺めているのですが、今年は気合いを入れて五山の送り火鑑賞ツアーに参加してみました。西陣織会館から眺めるのですが、残念なことに鳥居形だけ見えないのです。ですので、koumeさんの旅行記を拝見してコンプリートとなりました。素敵な風景を見せていただき、ありがとうございました☆
  
  pacorin

  koumeさん からの返信 2023/09/28 17:24:11

  RE: 五山の送り火

  pacorinさん　こんばんは
  
  わが家から広沢池に行くのはなかなか不便―嵯峨嵐山駅からか、丸太町通りを走る大覚寺行き市バスに乗り継いで途中の停留所からの徒歩では、暑いなかかなりの距離を歩かなければなりません―なものですから、わら天神前でバスを乗り継いで立命館大学、竜安寺、仁和寺、宇多野ユースホステル前を通り、山越のバス停に向かいました。
  バス停からは徒歩５分ほどでした。
  不便なこともあって足が遠のいていたのですが、思い切って出かけたおかげで、ひと味違う送り火を観賞することができました。
  
  　Koume