2023/09/16 - 2023/09/17
107位(同エリア225件中)
タブラオさん
敬老の日の三連休に燕温泉 樺太館に一人で泊まってきました。これだけではもったいないので、燕温泉からすぐ近くの関温泉と赤倉温泉にも寄ってきました。
燕温泉にはちょうど3年前の紅葉の時期に日帰りで行きました。その時の印象が良かったため、一度泊まりで行ってみたいと思っていました。興味のある方は以下のリンクの旅行記を見てみて下さい。
https://4travel.jp/travelogue/11655247
で、どうだったかというと、楽しみにしていた樺太館ですが、お風呂もお部屋も食事処も狭く、その意味では期待していたものではありませんでしたが、それなりに風情もあって良い旅館でした。日帰りで行った関温泉と赤倉温泉は、硫黄泉でないこともあり、インパクトはイマイチでしたが、それでも気になっていた温泉ですので、行けて良かったと思います。初日のお昼には、地元で大人気の「とん汁 たちばな」に寄ることも出来、いつも通り、盛り沢山な一泊温泉旅行となりました。
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8時17分大宮発の「はくたか553号」で上越妙高に向かいました。三連休の初日ということもあり、満席でした。
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上越妙高駅でえちごトキめき鉄道に乗り換え、北新井駅には10時05分に着きました。ここからお目当ての「とん汁 たちばな」まで、約20分間、炎天下を歩きました。タクシーを使う予定でしたが、北新井駅は無人駅で目の前は田んぼだけ。タクシーなど捕まるはずもなく、諦めて歩きました。
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「とん汁 たちばな」
ランチを食べるところを探していて、たまたま見つけたお店です。大人気だそうですので、行ってみることにしました。10時30分開店のところを10時23分に着きましたが、私の前に既に60~70人並んでいました。ここまで混むと知っていたら絶対に行きませんでしたが… -
「とん汁定食」
結局、1時間以上待って、11時30分過ぎに席に案内されました。定番のとん汁定食を注文しました。970円でした。
で、どうだったかというと、玉ねぎと豆腐が大量に入ったとん汁でした。お味は、まあ、とん汁を越えるものではありませんでした。とん汁とご飯だけというのは普通あり得ませんし、並んでいなくても、また食べたいとは、正直、思えませんでした。 -
北新井駅から関山駅に移動し、関山駅から関温泉までバスで向かいました。そのバスがこれです。あと2、3人で満席でしたが、グループで来ていたらどうするんだろ?
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「関温泉 中村屋旅館」
私の愛読書である「日本百ひな泉」で第31位の温泉です。燕温泉の手前のバス停でしたが、せっかくですので寄ってみることにしました。 -
名物の露天風呂。森の中の露天風呂ですので、空気も爽やかでいい感じではありましたが、巨大サイズのヤブ蚊が飛んでいて、閉口しました。蚊が気になって、ゆっくり出来ませんでした。事前に写真で見た時にはもっと赤く見えましたが、普通の鉄泉でした。蚊がいなかったら、印象も違っていたと思います。
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内風呂です。いい感じで鄙びていましたが、体力温存のため、写真を撮っただけで、入りませんでした。
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「燕温泉 樺太館」
燕温泉には16時00分過ぎに着きました。着いた時には、こんな感じで今にも雨が降り出しそうでした。 -
この旅館に泊まろうと思ったのは、「樺太館」という名前が気になったからです。名前の由来は、先々代が仕事で樺太に行っていた当時の記憶を忘れないようにとのことだそうですが、「樺太」という響きにロマンを感じました。石造りの入口には異国を感じましたが、旅館内は特に樺太を感じるものはありませんでした。
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入口玄関を入ったところです。第一印象は「何か狭いなあ」でしたが、結果的に樺太館全てに当てはまりました。
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こういう昔の看板には風情を感じます。歴史のある旅館なんだなあと感じました。
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1泊2食付き、一人泊で13,750円(税込)でした。内容的には妥当な値段なのでしょうが、直前に泊まった秩父の新木鉱泉旅館のコスパが高かったため、正直、物足りなく感じました。
部屋は6畳でトイレなしです。ここは標高約1,100mだそうですが、エアコンはありませんでした。真夏の暑い日だと、扇風機だけではキツイかも知れません。 -
廊下も狭くて暗いなあというのが正直な感想でした。あと、やたらと部屋があって、部屋が接近しているなあとも感じました。
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「燕温泉の旅館 源泉の湯 花文」
本当は、歩いて15分位のところにある「河原の湯」という野湯に行こうと思っていましたが、調べてみたら、「河原の湯」に通じる吊り橋が通行止めのため、「河原の湯」も閉鎖中でした。ということで、次に興味のあった「花文」に寄ってみることにしました。「花文」は「樺太館」から道を挟んでちょうど向かい側にありました。 -
どうして「花文」かというと、事前にお風呂の画像を見たら、露天風呂からの眺めがとても良かったからです。ところが、いざ入ってみたら露天風呂がない! どうして? 入る旅館を間違えたのかと思い、調べてみたところ、露天風呂は女性専用でした!
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ということで、来た意味がなくなりましたが、浴室の窓を開けてみたら、とても気持ちの良い風が入ってきたため、居心地が良くなってしまい、暫く中にいました。
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「河原の湯」は閉鎖中でしたが、時間もあったため、もう一つの共同浴場の「黄金の湯」を覗きに行くことにしました。写真は燕温泉のメインストリートです。この坂道沿いに旅館数軒とお土産屋が並んでいます。「黄金の湯」はこの道を登った先にあります。
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「黄金の湯」
混み合っているとの情報を得たため、覗きに行くだけの予定でしたが、2人しか入っていなかったため、入ってきました。今回2回目でしたが、正直、今回も印象はイマイチでした。
まず、余り清潔な感じではありませんでした。登山客の方も多く入ってらっしゃいますが、無料の公衆浴場ですので、洗い場もありません。入浴前に身体を洗いたくても洗えないと思います。私が入った時には、一人の方がお風呂の縁で洗髪していましたが、洗ったお湯はどこに流れていくのだろう? また、気のせいかも知れませんが、異臭がしていました。お湯からなのか、またはお湯以外なのかは不明です。それと、関温泉と同じで、巨大なヤブ蚊がブンブン飛んでいました。これも夏場だけなのでしょうが…。そんな感じで、お湯を楽しみに行くところではないと感じました。 -
夕食まで時間があったため、樺太館のお風呂に入りましたが、見ての通り狭いです。湯船も狭いし、洗い場も狭い。余り長居したいと思うような空間ではありませんでした。
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露天風呂です。男女で一つだけですので、男女入れ換えになると入れなくなります。が、見ての通り、露天風呂も狭いし、お湯から出ても、腰掛けるスペースがない。おまけに例の巨大なヤブ蚊が飛んでいたため、嫌になって内風呂に避難しました。
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夕食は食事会場で食べましたが、食事会場も狭いです。後ろの4人組のおっさん連中が大騒ぎしていて、会話が気になりました。たまたま運が悪かったのでしょうが、ゆっくり静かに食事を楽しみたい人には向いてないかも知れません。
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夕食は地の物が中心でしたが、値段相応な感じでした。
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そこまで期待してはいけないのでしょうが、多くの料理が半分冷めてました。前週に行った秩父の新木鉱泉旅館が、値段対比、良過ぎたというのはありますが…
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翌朝ですが、内風呂が男女入れ換えになっていました。こちらの内風呂も狭く感じました。
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因みに、お湯ですが、いい感じの硫黄泉に見えますが、硫黄の香りはそれほど強くありませんでした。お湯も濃い感じではなく、正直、インパクトは強くありませんでした。前回来た時も「花文」に日帰り入浴した時も同じ印象でしたので、燕温泉のお湯がそういうお湯なのだと思います。
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翌朝は、前日の夕方とは打って変わって、快晴でした。朝陽を浴びて、写真写りもバッチリでした。
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左が樺太館で、右が花文です。ちょうど道を挟んで隣り合わせでした。燕温泉の温泉街の入口にありました。
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朝食前に散歩がてら、「黄金の湯」まで行ってみました。燕温泉のメインストリートですが、前日と全く印象が違って見えました。
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「河原の湯」に通じる道ですが、通行止めになっていました。紅葉がとても綺麗な道ですので、紅葉の時期までに通行できるようになっていると良いのですが…
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朝食も同じところで食べました。
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「アルペンブリックスパ」
9時18分燕温泉発のバスに乗って、アルペンブリックスパという日帰り温泉施設に向かいました。どうしてここかというと、近辺の温泉を調べていて、ここのお湯が黒いことを知り、せっかくですので、寄ってみることにしました。因みに、フリックはbrick(レンガ)ではなく、blick(ドイツ語で「ビュー」)、アルペンブリックは「山の眺望」の意味なのだそうです。なるほど! -
確かに黒いお湯でした。口コミを見ると、ザリガニの臭いがするなど、酷い書かれ方をしていましたが、確かに何か変な臭いがしました。余り衛生的でないように感じられたため、お湯には長く浸からないようにしました。
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お湯はともかくとして、露天風呂からの景色は綺麗だし、風が気持ち良かったため、お湯から上がってずっと涼んでいました。
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アルペンブリックスパは30分位でサクッと切り上げる予定でしたが、結果的に次のバスまで2時間近くいました。なぜかというと、この広さの割には入浴客はほとんどいなくて、おまけに大好きな水風呂があったからです。東京のスーパー銭湯もこれくらい空いていたらいいのですが…
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「みよしや レッド焼きそば」
昼前にアルペンブリックスパからバスで赤倉温泉に移動しました。お昼はここでいただきました。券売機のメニューを見たら、「赤倉温泉名物」と書いてあったため、この「レッド焼きそば」にしました。出てきた時には、スパゲッティ ナポリタンかと思いました。お味は、焼きそばともまた違う味でしたが、美味しかったです。 -
「ジェラート オークラ」
お口直しにジェラートをいただきました。アルマーレ(塩)が気になりましたが、無難にショコラとアールグレイにしました。 -
「赤倉温泉 温泉街」
予想以上に大きな温泉街でした。チェックイン前のためなのか、またはオフシーズンなのかわかりませんが、人が少なく閑散としていました。スキーシーズンは賑わうようです。 -
「遠間旅館」
赤倉温泉と言えば、温泉ソムリエ発祥の地。遠間旅館は温泉ソムリエ家元の遠間さんの経営する旅館です。元々、日帰り入浴は15時00分からでしたが、ダメ元で入れるか聞いてみたら、快く受け入れてくれました。 -
肝心のお湯ですが、まず熱いです。基本的に無色透明、ほぼ無味無臭ですが、ほんのわずかに硫黄の匂いがしました。お湯がどうのこうのよりも、あの遠間旅館のお湯に入れて良かったです。
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14時47分発のバスに乗り、妙高高原駅に移動しました。妙高高原駅からは写真の電車で上越妙高駅に向かいました。
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上越妙高駅15時55分発の「はくたか568号」で帰京しました。疲れていたせいか、東京駅までずっと寝てしまいました。
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