2023/05/03 - 2023/05/18
130位(同エリア375件中)
クリスさん
コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。8日目(5月12日)の行程、3番目はシャロン=シュル=ソーヌ県のシセ=レ=マコン (Chissey-lès-Mâcon)、ブラノ(Blanot)、クリニュー(Cluny)のロマネスク教会です。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シャペーズからは南に4km。写真はシセイ レ マコンのサン ピエール教会(Église Saint-Pierre de Chissey-lès-Mâcon)です。歴史的には926年の文書で教会の存在が言及されていますが、建築は12世紀でロマネスクとして残っているのは鐘楼と身廊のみになります。
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注目は単身廊に残された柱頭彫刻です。
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キリスト降誕の場面。
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ゴリアテと戦うダビデ王。
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2頭のドラゴン。
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悪魔の面。
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植物文様。
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身廊から見た聖歌隊席。
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祭壇。
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その他の柱頭彫刻、植物文様が多いです。
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明り取りの窓。
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側壁にあるチャペル。教具はみな新しいものです。
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身廊入口になります。
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次にやって来たのはブラノ。シセ=レ=マコンから南に6kmほどの距離になります。村中心部への入口教会のすぐ脇に城門があります。歴史的にはクリニュー修道会の領地として発展した人口は200人に満たない小村です。
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サン マルタン ド ブラノーの修道院教会(Église et prieuré Saint-Martin de Blanot)は11世紀後半に建てられたロマネスク教会です。
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クリニュー修道院はここから南西約10kmの距離にあります。所領として12世紀には修道院として活動した記録がありましす。
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村の旧市街区にあたるこの辺は城塞化されており、周辺には中世の雰囲気を残した古い建物と修道院の館があります。
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教会内部。
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身廊部分。剥き出しの木製天井。
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両脇のチャペルは聖母マリアと
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サン・マルタンになります。
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主祭壇。
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後陣にある珍しい鋸状の文様。他にあまり類例の無い物です。
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鐘楼の屋根と上部はゴシック期に積み上げられたもので、その下部がロマネスクの物になります。
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写真は駐車場から撮ったクリニュー修道院。街の周辺部にある駐車場に止めましたので修道院に入るには1km弱の距離を歩かなければなりません。
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クリュニー修道院(Abbaye de Cluny)の入口。
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訪問は2回目ですがもう40年以前の事なので、全体がミュージアム化されてすっかり変わっていました。
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展示ホールにある柱頭彫刻
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時間もあまりないし腰が悪いので体力が続かず適当に見学して急いで帰ります。
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料金は一人9.5Euだったかな。
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修道院の模型ですがロマネスクとして現存するのは翼廊の鐘楼部分のみになります。
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修道院はフランス革命の時に破壊され、多くの教会遺産と同様に国有化され資産売却の処分を受けています。
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トランセプトのクーポラ。スケールの大きさが解りますね。
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復興は20世紀に入ってのことです。現在敷地の多くは学校として、また美術館等の観光資源として活用されています。
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時間が足りないので次の目的地に急ぎます。
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