2023/07/30 - 2023/08/01
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K.Tomyさん
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この旅行記のスケジュール
2023/07/31
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下諏訪町の諏訪大社春宮と万治大仏を参詣し、信州蕎麦、くらすわのディナー、上諏訪温泉ホテル紅やの温泉と酒蔵ショップ7軒をはしごする旅。
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諏訪4社めぐりのしめは下社春宮。
秋宮から国道142号線で向かうと、ヘアピンを左折後に、距離は短いが大型車が離合困難な狭い箇所があるので運転要注意だ。
参道に接した郵便局を囲うように、舗装された駐車場が整備されていて分かりやすい。諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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春宮周辺をゆったり巡るのがおすすめのようだが、暑い時期は全て回るのは気が進まない。
なお、まちあるき基本コースは1日(8時間)のコースだ。諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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諏訪の銘酒9社の菰樽が奉納されていた。
せっかくなので手前から紹介すると、岡谷市の「高天」、諏訪市の「真澄」「舞姫」「横笛」、岡谷市の「神渡」、諏訪市の「麗人」「本金」、茅野市の「ダイヤ菊」、下諏訪町の「御湖鶴」である。
なお、1番奥は長野県酒造組合諏訪支部のもの。
南北212km、東西120kmの広域な長野県には10のエリア(中野、長野、北安曇野、上田、松本、佐久、諏訪、伊那、木曽、飯田)に支部がある。諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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7年に1度、東俣国有林から切り出され、氏子によって曳行された御柱。春宮1の御柱は長さ17mの「樅の木」。
諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置は秋宮と同じである。
境内では、翌日の神事のお舟祭(下社例大祭、毎年2月1日に春宮に御遷座した御霊代を8月1日に秋宮へ御遷座する遷座祭)のための準備を進めているところだった。諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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幣拝殿、左右片拝殿は国の重要文化財として登録されている。新しい案内掲示がされていたが、この日は案内者は見当たらなく。有識者の方にポイントやトピックスを分かりやすく解説してもらえると印象に残り有り難いのだが、しっかり観るのはなかなかたいへんだ。
諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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幣拝殿は安永8年(1779年)の建築。大きさに圧倒されるが、数々の彫刻や建築様式も見ものだ。
諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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諏訪大社下社春宮の脇を流れる砥川の“中之島”に鎮座する浮島社。かつての大水で流されたことが無いそうだ。
浮島神社 寺・神社・教会
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万治の石仏へは砥川に架かる2つの赤い橋を渡り、細い歩道を進む。
万治の石仏 名所・史跡
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下諏訪町の「万治の石仏と伝説」、観光協会と商工会議所が提唱する「「万治の石仏」のお参り仕方」の案内掲示が立つ。
「万治の石仏」の所有者は下諏訪町であり、下諏訪商工会議所が登録商標を有している。万治の石仏 名所・史跡
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江戸時代前期の1660年(万治3年)に造られた、高さ2.6m、幅3.8m、奥行き3.7mの安山岩を胴体とし、その上に高さ約65cmの仏頭を乗せた石仏である。
万治の石仏 名所・史跡
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万治の石仏を鑑賞した岡本太郎氏が絶賛し、全国紙に掲載したなどで全国的に知られる観光スポットとなったらしい。
イースター島のモアイ石像とはかなり趣きが異なる。万治の石仏 名所・史跡
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時計回りに3周しながら背面からも撮影。
「よろずおさまりますように」万治の石仏 名所・史跡
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2016年4月に、諏訪大社下社春宮近くに「御柱祭」の歴史と、木落しの迫力を体感できる観光施設がオープンしていた。
おんばしら館 よいさ 名所・史跡
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年中無休だが入館料を徴収している。
なお、専用の駐車場は無いので注意。おんばしら館 よいさ 名所・史跡
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ところ変わって表参道にある、諏訪大社で最古の建造物と言われている太鼓橋の下馬橋。
下馬橋 名所・史跡
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橋は通行を塞がれている。
新しい掲示板があり、年に2度の遷座祭の行列のうち神輿のみがこの橋を渡ることができるそうだ。下馬橋 名所・史跡
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上諏訪に戻って老舗のそば処 八洲(やしま)で手打ち蕎麦を頂く。古来より引き継がれた家伝により、つなぎに卵白を使っていて「卵切り」と称している。
八洲 本店 グルメ・レストラン
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諏訪湖のわかさぎの天ぷらと美味しく頂く。
馬刺しは昨晩に食し、日本酒はこれから酒蔵を巡るので我慢した。八洲 本店 グルメ・レストラン
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そして、諏訪5蔵めぐりうち、昨日に残した2蔵の試飲を再開。
舞姫は昨日にめぐり試飲済なので通過。
諏訪湖畔から上諏訪駅を通り酒蔵まで暑い中往復するのは結構ハードだ。日頃の運動不足を痛感する。舞姫酒造 グルメ・レストラン
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横笛と真澄を順にめぐりコンプリート!
コンプリートしてもトヨタモビリティ神奈川の「かながわ13蔵めぐり」のようなスタンプ数に応じた賞品のプレゼントは無いが、裏面の書式を埋めて郵送で応募すると、抽選で毎月5名に各蔵の逸品の銘酒が贈られる特典付である。何名位の応募参加があるか公表されていないが、上諏訪の郵送局で切手を購入して応募した。
なお、諏訪5蔵めぐりの事務局は麗人酒造が担当している。麗人酒造 グルメ・レストラン
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上諏訪の市街地にあった精進湯の跡地に整備された公園に温泉の歴史の解説板があり、江戸時代に甲州街道の宿場町として栄えた頃からの公衆日帰り温泉入浴施設があったことを知る。
上諏訪温泉 温泉
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上諏訪市街地には、高島城の鬼門に位置し、諏訪藩の総鎮守であった手長神社が鎮座する。
祭神「手摩乳命」は、建御名方神が諏訪大社に祀られる以前からこの地で信仰されていたそうだ。手長神社 寺・神社・教会
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試飲によりほろ酔いで、暑中にこの長い階段を登り降りするのは危険を感じるので、参詣はまたの機会とした。
手長神社 寺・神社・教会
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20数年前の若かりし頃、中央道沿線のスキー場に通った際に何度か利用した片倉館の深い温泉。
温泉以外の施設をゆっくり見学してみたかったが、今回は時間を割けず。財団法人 片倉館 温泉
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紅やと同じ湖畔に建つ老舗の温泉ホテル。
リノベーションした諏訪湖を眺めながら入浴できる半露天温泉風呂付きの和洋室に興味があったが、人気高いようで予約が埋まり利用出来なかった。ホテル鷺乃湯 宿・ホテル
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鷺乃湯と紅やの間の湖畔に建つ老舗旅館の「ぬのはん」は、湖畔側の部屋は和室、和室にベットを設置した部屋は山側・市街側のようだ。
左手の旅館はALPICOグループの、朱色と透明の2つの源泉を敷地内に有する「双泉の宿 朱白」だ。湖を眺められる和洋室の設定は少ないようだ。上諏訪温泉 ぬのはん 宿・ホテル
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一度宿の部屋に戻り一休みして、早めの夕食に出掛ける。諏訪湖湖畔のサマーナイト花火を宿最上階のスカイラウンジで見物するため、くらすわ2階のレストランへ早めの時間のディナーを予約した。
くらすわ レストラン グルメ・レストラン
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地産地消にこだわるレストランのコース料理は美味でした。彩りも良く視覚的にも食欲を増す効果が絶大だ。
給仕して頂いたスタッフの方がまだ十分な経験を積まれて無いようで、ぎこちなさを感じたものの、絶妙な間隔のタイミングでのサービスは良く訓練された賜のようだ。くらすわ レストラン グルメ・レストラン
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日本酒の料理に合わせたマリアージュコースはなく、おすすめのワインペアリングのプレミアムコースを楽しんだ。
夕暮れ時の諏訪湖を眺めながら、ゆっくりディナーを過ごしたあと、紅やの14階スカイラウンジへ移動し、サマーナイト花火を楽しんだた。穴場なのか混雑せずにソファに座って観ることができ、昨日湖畔で観た角度と違う視線で比較することが出来て良かった。
湖畔でアナウンスやBGMがあった方が良かったが、内容は同じようなので、2回目の鑑賞にはアナウンスは不要だろう。くらすわ レストラン グルメ・レストラン
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翌朝のスカイラウンジからの諏訪湖の眺め。
展望風呂からもほぼ同じ眺めを楽しみながら入浴できて素晴しい。この高さは他にはなかなか無いだろう。ホテル紅や 宿・ホテル
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スカイラウンジから湖畔もこの通り良く見える。
湖畔の広域に多量の藻が茂り、作業船で刈取りが行われていた。多数の流入河川に対して流出河川は天竜川だけで、複雑な環境になっているようだ。長野県で様々な調査と対策を実施しているが、景観だけでなく、わかさぎなど水産資源のためにも改善が望まれ、対策の結果に興味を引く。諏訪湖(長野県諏訪市) 自然・景勝地
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結局レストランを1度も利用しなかったが、お世話になった「ホテル紅や」を発つ。
上諏訪駅前のツルヤに寄り、松本地域の名物「からしいなり」を調達。
国道20号線のセラ真澄の交差点から、諏訪白樺湖小諸線を登り、標高934mから諏訪湖とアルプス連峰の眺めがパノラマで展望できる立石公園に寄った。
公園の知名度や規模に比較して、駐車場の台数が20台と意外に少ないが、スムーズに停められた。立石公園 公園・植物園
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諏訪湖、上諏訪温泉街、対岸の岡谷市街、遠くアルプスの峰と夏雲の眺めが素晴しい。「からしいなり」を食べながらしばし見惚れる。
素晴しい景色に出会えたところで長居は無用、帰路に着く。中央道を利用せずとも国道20号線でそれなりにさくさく走れるので、帰路も往路と同様に時間の許す限り一般道のロングドライブを楽しむことにした。立石公園 公園・植物園
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甲府辺りで中央道に入るつもりが、国道沿いの景観の変化を観ながら比較的あっさり走行でき、笹子トンネルも国道20号を走破し、笹子トンネルを抜けた先の大月市笹子町の沿道にある笹一酒造に立ち寄った。
蔵直営ショップ「酒遊館」がリニューアルしたと知り、北杜市白州町台ケ原で「七賢」を醸す山梨醸造や、勝沼町のワイナリー、果樹園や銘菓店等々に寄るのを堪えて、期待大である。
約500平米もの広さと豪華であり、有料の試飲カウンターやカフェもある。
直営ショップ以前に、大量生産方式の設備を2013年酒造年度を最後に全廃し、麹作りと酒母工程を手作りに戻して、醸造設備を最新に入れ替え、酒質の大幅な改善を実現したと説明されるものの、山廃仕込の精米歩合の高い吟醸ではない純米酒や生酛造りは無く、諏訪で沢山買い込んだので購入はまたの機会とした。
日本酒以外にワインや焼酎も販売していた。
他のお客さんが居ないなかで無料試飲させてもらい何も購入しないのも何なので、酒粕ソフトクリームでひと休みさせて頂いた。笹一酒造 酒遊館 グルメ・レストラン
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今回の戦利品の数々。
諏訪5蔵での購入は真澄だけになってしまった。
街道沿いの近所で競合しているからと言って、好みのスタイルが無いと、よほどの縁がないとなかなか手を出しにくいことが良く分かった。思い起こせば広島の酒都「西条」でもそうであったので、反省点として今後の酒蔵めぐりに活かしたい。蔵元ショップ セラ真澄 専門店
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真澄の試飲コーナーで女将さんが諏訪5蔵めぐりとは別口として、糀甘酒とともに振舞っていた唯一無二の特別なろ過絞り技法の微発泡生原酒「突釃」は特に美味だった。
諏訪5蔵めぐりで試飲させてもらった山廃「七號」純米大吟醸四割中取りは更に美味だったが高価過ぎて自家呑み用の購入は断念した。
以上、盛夏の諏訪の酒蔵めぐりの記録でした。
厳しい残暑が続き、自然災害に加えて、コロナやインフルエンザが流行るなど油断ならない秋に突入ですが、くれぐれも健康に気を付けましょう。無理が過ぎると思わぬ落し穴にはまり苦労することになるので、何卒ご自愛ください。
今回も最後までお読み下さいありがとうございます。よろしければ前編も参考にして頂けると幸いです。
皆様の多幸を祈ります。蔵元ショップ セラ真澄 専門店
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旅行記グループ 2023盛夏に諏訪5蔵めぐり
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