この日に最後のホテルへ移動します。<br />もう10数年振りの、そしてリニューアル後初めて足を踏み入れるラッフルズホテルです。

2023 17thシンガポールの旅～トラブル続きでラッフルズにの６日目～

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2023/08/14 - 2023/08/23

3439位(同エリア15506件中)

エリア

シンガポール(シンガポール)

8月20日　日曜日

この日は朝早くに目覚めたので、朝食は遠くまで調達しに出かけることにしました。
夜が明けきらない6時50分頃にブギス方面へ。
日曜日なこともあってかほとんど歩く人もいません。
Bugis Streetもさすがに早朝は誰もいないものなのですね。
通路に歩く方向表示があることに初めて気付きました。
BugisからEast West LineでBedokまで行き、6、7分ほど歩いたところにある鴻運手工包の肉まんを買いに来ました。
並んでいる人も少なく、みんな買うものは決まっているのですぐに購入することができましたが、この時点で開店から40分ほど、すでに猪肉大包は売り切れてました。

叉焼包×3 SGD3.0
糯米鶏×1 SGD2.0

「糯」の発音が分からずお店の方に読み方を聞いて注文しました。
nuo4ですって。覚えておきます。

こちらの向かって右の方の飲み物のストールには長い行列ができていたので美味しいお店なのかもしれませんが、早く帰りたかったので裏に回った所にある先客が1人しかいなかったストールでKopi Pengを打包。
暑いので甘いものを飲みながら歩き、再びMRTで帰ります。
購入してからホテルの部屋まで40分ほど、さすがにほんわか温かい程度にまで冷めてしまいました。
起きて待っていた娘といただきます。

どちらかというと甘い肉まん。
見た目ほどお味は濃厚ではなく、想像していた感じとは違ったけれど美味しい。
きっと買ってすぐあの場で食べたらとっても美味しかったでしょうね。
試しに買ってみた鶏肉の粽が思った以上に大きくて、もうお腹いっぱい。
お昼は多分入らない。
これがこの2泊3日の間窓から見えていた光景なのですが、この芸術学校とショップハウスの間の間口3メートルほどの長細い空き地が、ずーっと気になって気になって。

要らない土地なら私にくれたら、日当たりは抜群に悪くて湿気が凄そうだけど、高床式の小さな家を建ててエアコン思いっきり効かせて住みたい。
と2泊3日妄想してました。
チェックアウトは11時。
レセプションが混む前に少し早めに精算して荷物を預け、またブギスへぶらぶら。

ibis Singapore on Bencoolen
Standard Twin Bed Room 2泊　　SGD381.92

朝肉まんを２つも食べたというのに、若い子はお昼になるとちゃんとお腹が空くらしく、12時わずかに前だったのでマクドナルドのマフィンとキャラメルオレオフラッペとかいう恐ろしく甘いものをお腹に入れてました。
私は見てるだけで満足です。

この時も娘は買いたいものが見つからず、私が韓国コスメのお店で口紅を買いました。
13時過ぎにibisから荷物を引き上げていよいよRafflesへ。
タクシーを使えばサマになるのでしょうが、ここはバスで移動です(笑)
エントランス前に控えておられるスタッフに宿泊の旨を伝え荷物をベルへ預けると、階段奥のレセプションスペースに通されます。
昔レセプションで真ん中に大きなお花が飾られていたスペースが、今はラウンジになっているようです。

奥に通され座りながら宿泊の手続きを進めるのですが、持っていたカードが2枚ともエラーになってしまい、そこで30分ほどカード会社に電話をすることに。
結局エアチケットを取った時もそうだったのですが、詐欺行為を予防するために高額の支払いができなくされていたとのことで、電話で本人確認をし一時的にセキュリティを外してもらうことでなんとか解決できました。

そんなこともあり、チェックインできたのが14時を回っていたのですが、やはり15時まではお部屋に入れないとのことだったので、Raffles Cityで時間を潰すことに。

そういえば旅行のどさくさに紛れて娘にお誕生日のプレゼントを何もしていないことを今さら思い出したので、色々見て回った挙句カルバン・クラインで下着とカットソーをプレゼント。
時間も潰せたし娘も喜んでくれたし、win-winです。
お買い物を終えてホテルに戻るとお部屋へ案内していただけました。

当初の予約ではStudio Suiteのお部屋だったのですが、State Room Suiteに変えてくださったらしく、通されたお部屋はパーラー付きでした。
1階の132号室。
位置から察するとBras Basah Wing。

実は今回の旅の前にこちらのQ&Aにスタジオスイートのお部屋について質問し、天井の高い開放的な明るいお部屋で素敵ですよ、と教えていただいたので、すっかりその気で明るい気分でいたのに、パーラー付きのお部屋は特にベッドルームが暗いんですよね。
ご厚意でカテゴリーを上げていただいたのに、ちょっと残念に思わないこともないかな…。
でも、やっぱりパーラー付きはゆっくりできるし、複数人の滞在には便利。
ベッドが2台あって良かった。
海外は結構リクエストベースなので、毎回お部屋のドアを開ける度にドキドキ。

バスルーム。
もう昔と変わりすぎ。
ダブルシンクで嬉しい。
お部屋の鍵がカードに変わっていますね。
カードといっても革で覆われているので、普通のカードキーみたいにお財布などにサッと入れられないのが不便と言えば不便。
ウェルカムチョコレート。
オシャレな街Dempseyにあるショコラトリーのものだそうです。
いただいてみましたが、口溶けが滑らかで高級感溢れてました。
サイドテーブルにお部屋の全てをコントロールするタブレットがあり、その下の箱にレターセットなど。
革張りの椅子の背後に昔ながらのボタンが残っていました。
カーテンのコントロールもできたので、まだ現役のようです。
こっちはダイニング。
ベッドルームの壁にはクローゼット。
収納がたくさんあって長期滞在でも大丈夫そう。
テレビの下に金庫。
クローゼットのバンガーが、ちゃんと滑り止めまで貼ってあって気遣いが心憎い。
反対のクローゼットには靴も片付けられて、ちゃんとシューキーパーもふたつ。
ベッドサイドテーブルにはアナログな時計と、こちらにもコントロール用のタブレット。
下にはコンセント。
バスルームのシャワールーム。
レインシャワーとハンドシャワーと。
壁際に物置き？腰掛け？
大理石なので腰掛けにしては冷たすぎです。
シャワーの反対側にトイレ。
リニューアルするならせめて温かい便座にして欲しかったな。
ビデは完備。使わないけど。
アメニティは歯磨きセット、シャワーキャップ、髭剃りセット、くし、反対側のシンクの引き出しにブラシ。
綿棒とコットンは上に別に置いてあります。
アナログなスケール。
私はもっぱらスーツケースの重さを計るのに使いました。
部屋中どこを探しても全身の映る鏡がないなと思っていたら、バスルームの扉の裏にありました。
さあ、お部屋の探検はそんなところにして、少し早いですがお夕食に向かいましょう。

相変わらずバス移動。
ラッフルズも近くにバス停のある便利なホテルです。
Geylang Claypot Riceにきました。

その名の通りGeylangにあった時は場所柄何となく二の足を踏んでいましたが、Beach Rdに移転したとなると行きやすい。

お店のロゴもなんだかポップ。
店内も明るくて可愛らしい。

入口でまずは電話をしてあるか聞かれて、していないと言うと30～40分待つけど大丈夫かと確認されてから席に通されます。
オーダーはこちらの紙に自分で書くのですが、クレイポットライスに数字を書き込んだのが見えたらとりあえず店員さんが口頭でそれだけオーダーを通されてました。
他のメニューは比較的ゆっくりでも大丈夫そうです。
とりあえず頼んだライムジュースが出てきましたが、ごはんが来るまで残しておけるかしら？
氷を溶かしつつちびちび飲みます。
こちらのお作法がテーブルに貼ってありました。
小さい方のごはん。
きっちり40分後にやって来ました。
具材が綺麗に並んだ状態でやって来て、お店の方がテーブルで粘度の高いお醤油風の調味料を掛けてからガシガシとくまなく混ぜてくださって完成です。

思った以上にお肉やハムが入っていて、とっても美味。
鍋肌にこびりついたおこげの部分もパリパリ香ばしくて美味。

この一品だけでお腹いっぱいになりました。

Chicken Claypot Rice SGD18.8
Lime Juice SGD5.6
Service&GST SGD4.6
歩いて帰れなくもないですが、やっぱりバスでホテルへ戻ると、ライトアップされた姿にうっとり。
数多あるホテルの中で、やはりここだけは別格ですね。
食後の運動を兼ねて、正面のエレベーターを3階まで上がりました。
階段の踊り場ですら美しい。
3階2階と、ぐるぐる回って探検です。
サー・スタンフォード・ラッフルズ・ルームも入り口だけ見て来ました。
セキュリティカメラが怖かったです。
宿泊された有名人の写真がいっぱい。
あちこちの壁に付いてる電話。
ダイヤル式かと思ったらプッシュ式でした。
コートヤードの頭上に三日月。
お部屋に戻ってそろそろ1日も終わり。

お部屋のこのスリッパが程よい重さと履き心地で気に入りました。
ブティックにSGD26ほどで販売していて買って帰るかとっても悩みました。
この日はサッカー女子W杯決勝で、テレビをつけたらスペインが勝ってました。
BBCで見たのでなんだか微妙でした。
娘と入れ替わりでお風呂。

ゆっくり浸かって疲れを取ります。
ベッドは夜の準備がされていて、サイドテーブルにはお水が出されていました。

こちらのお水、硬水だと思います。
そんなに硬度は高くないと思いますが、少し硬めに私たちは感じました。
硬水、好きだから良いのですが。
枕はこんな感じで4つ。
1人でこれらをどう使おうか、悩みながらこの日もおしまい。