今年の夏休みはコドモと二人で鹿児島へ。<br /><br />鹿児島と言えば桜島。<br />イメージとしては、遠景に眺める感じかなと思ったら<br />鹿児島市のどこからでも、圧倒的な存在感。<br />色々な角度から、桜島を堪能しました。<br /><br />鹿児島には、さつま揚げ、豚しゃぶ、豚カツ、白熊、芋焼酎と<br />おいしいものがたくさんあって、お腹いっぱいです。

[2023年08月]夏休みは九州へ、cute二日券で鹿児島・桜島を満喫

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2023/08/16 - 2023/08/18

829位(同エリア2011件中)

エリア

鹿児島市(鹿児島)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.0

グルメ: 4.0

交通: 4.5

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: 高速・路線バス船新幹線 JRローカル

旅行の手配内容: 個別手配

旅行3日目。
博多から新幹線でおよそ１時間半、近いですね。
朝10時過ぎに、終点の鹿児島中央駅に到着。
日本最南端の新幹線の駅。
線路の向こうは行き止まり。終着駅。
新幹線の駅の構内には、ちょっとした食べる所や売店があります。
さつま揚げも売っています。
帰りは乗り継ぎ時間が短いので、予習。
構内のお土産屋の中でコドモが食いついた、ちんこ団子。
早速お買い上げしていました。
大丈夫かうちの中学生は・・・
鹿児島駅の観光案内所で、市電や市バスの二日券を購入。
最初、2日間使いたいので、cute一日券(1200円)と市内一日券(600円)にしようと考えていました。
案内所で、cute二日券(1800円)でも同じ値段と言われ、二日券を購入。

2日間、何度でも桜島へ行けます。
(行くかどうかは別として)
鹿児島中央駅前。
駅前のホテルに荷物を預けて、今日は桜島に向かいます。

向かいの商業施設の通路から撮ったので写りこみが・・・
鹿児島市内は、市バスの他に、南国交通や鹿児島交通など民間バス会社も走っています。
cuteで乗れないバスもあるのね。
この区別がなかなか面倒で、西鉄一色だった博多から移動すると混乱しました。

黄色いバスが市バスのようです。
観光案内所では、市バスを使ったら、ターミナルの真ん前に停まるというので、バスで向かいました。
桜島フェリーターミナルに到着。
中のお店は開いてたり開いてなかったり。
夏ダイヤだと、日中は20分毎。
24時間運航とのことです。

ターミナル隣の水族館では、建物の前の川にかなりの人が集まっていました。
後から知ったのですが、イルカショーだったようです。

桜島が正面にドドーン。
それに向かって進むので、迫力あります。
頂上は雲がかかっていて、噴煙は確認できず。
天気が良くて暑いくらい。
海風が快適なクルージングです。
フェリーの中にあるうどん屋、やぶ金。
乗った時点では行列だったので、諦めていたのですが、到着５分前になると空いていたので注文しました。
店の人が言うには、ギリ食べられるかも、と。
到着して皆さん下船して、帰りの人が乗船するころ食べ終わり、最後に下船しましたが、特に何も言われませんでした。
行きも帰りも、桜島側で検札のため、改札まで来ると、下船の検札がまだ行列。
ゆっくり下船しても大丈夫なようです。
30分に1本のアイランドビューバスが出たばかりだったので、溶岩なぎさ公園まで歩きます。
ターミナルから出てすぐ、月読神社。
階段下からお参り。
海沿いにビジターセンターに向かって歩いて、桜島溶岩なぎさ公園に入りました。
海の向こうは鹿児島の街。
足湯の施設は100mほど。
どこに座ろうかと迷うほど。
ビジターセンターから見た、溶岩なぎさ公園の入り口。
桜島アイランドビューバスが来ました。
首都圏の平日の朝の様な乗車率。
ギュウギュウでなかなかドアが閉まりません。
この時間のバスは少し遠回りの、桜島国際火山砂防センターに行く便。
ギュウギュウの車内からは誰も下りず・・・

赤水湯の平口バス停から山道に入ります。
このバス停のそばには桜島の墓地があり、お墓一つ一つに火山灰除けの屋根が付いていました。

30分ほど山道を登ったら、湯之平展望所に到着。
頂上付近は少しガスっています。

フェリーからも雲がかかって見えてました。
少し待ったらガスが晴れるかと思ったのですが、難しいようです。
雲は上の方にかかっているので、海側はクリアです。
鹿児島の街。
この景色の反対側が火山。
埃のチェック。
ではなくて、火山灰が積もっていました。
展望所周辺には遊歩道があるのかと思ったら、展望所のみでした。
噴火のおそれがあるので、勝手に歩いたりできないようになっているのもしれません。
桜島港に戻る帰りのバスは、このくらいの混雑。
行きに比べれば全然マシ。
ターミナルの売店やカフェは定休日・・・

桜島の灰を買って帰りたいコドモですが、展望所の売店にあったのは灰の混ざった粘土（買っていましたが）。
ターミナル前のかみむろ商店に行ってみましたが、灰の単体は扱っていないよう。

その辺の砂を拾えば灰ではないかと思うのですが、コドモは納得しないようです。
ここでは芋焼酎、桜島が試飲できました。
樽が空だったのでお店の人が足してくれたのですが、栓が開いたままだったので、おちょこフルフルに。
いっぱいいただきました。
お父さんへのお土産の芋焼酎を購入。
桜島で買った、芋焼酎　桜島。

帰りは展望室から桜島を眺めながら。

水族館前から鹿児島中央行きのバスを待っていたのですが、本数が少なくて待ちました。
数分歩いて、市電に乗った方が便利だと思います。
天文館で下りて向かったのは、天文館むじゃき。
真夏日の３時過ぎ、一番混む時間です。
30分以上、待ちました。
ショーウインドーの白熊。
凄くリアルだと思ったら、本物の白熊のはく製だそう。
待っている間、店の前のモニターには、鹿児島市の観光課？作成の
「維新 dancin'鹿児島市」の動画が繰り返し流れていました。
10回くらい見たかも。
今でも頭から離れない・・・

鹿児島実業高校の男子新体操部員のダンスが秀逸。
YouTubeでも公開されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=UKQzzVPo4Us
全部で3種類あるようです。
プリン白熊を二人でシェア。
途中から頭がキーンとなって、プリンをちびちび食べながら完食。
ぜひウエハスのオプションが欲しいです。
両棒餅がメニューにあったので、これを一緒に注文すればいいのかも。

市販の白熊バーはあまり好きではないコドモ
「全然違う！」と、本物の白熊のおいしさに感動していました。
帰りは市電で鹿児島中央まで。
所々、線路に芝が植えてあって涼しそう。
市電軌道敷緑化の実施中。
鹿児島中央駅の市電乗り場、南国の植栽。
気温はまだ暑いのですが、白熊の効果で、すっかり涼しくなりました。
火山灰はゴミとは別に収集するのですね。
克灰袋と書かれた袋で回収していました。

ビジターセンターに、お土産用にしたこの袋が売られていました。
ホテルにチェックイン。
鹿児島の宿も、東横イン。鹿児島中央駅東口。
しかもコドモの学生証を使って学割プラン。

夕食まで一休み。
ついでに洗濯もしておこう。

夕食の前に駅前の観覧車、アミュランに乗りました。

cute提示で一人100円引き。
コドモはシースルーまで待つといったのですが却下。
一緒に乗るなら普通のゴンドラ、シースルーだったら一人で乗って、と言うと考えるコドモ・・・結局普通の方で。

それでも怖い・・・
日没時間に乗ったので、トワイライトを楽しめました（コドモが）。

ワタシ？
乗っている間中、ずっと遠い目をしていました。
写真はコドモが撮っています。
そろそろ到着。
途中からライトアップが始まりました。

常に2,3組待っている位で、すぐに乗れました。
今日の夕食は、駅ビルの中のとんかつのお店の「大山」。

場所柄、夕飯を食べてから新幹線に乗るような、大荷物の人が多かったです。
定食を食べている人が多かったかな。
だれやめセットA(1180円)
生ビール、枝豆、きびなごのから揚げ、さつま揚げのセット。

ちなみにBセットは、生ビール、ポテト、ウインナー。
観光客はAセットですね。
とんかつ盛り合わせ(1400円)
コドモはごはんと味噌汁の単品(各100円)

盛り合わせの量が多く、二人でちょうどいいくらい。
二人で3000円ほどのお手軽夕食でした。
ライトアップした観覧車、アミュラン。
朝食は、東横インの安定メニュー。
ご当地メニューはごぼう天かな。
今日は市内観光。
先ずはカゴシマシティビューバスに乗って、城山展望台に向かいます。
今日のシティビューはレトロ風バスでした。
城山一帯は遊歩道が多くて、色々なルートを歩けますね。
展望台からはずっと下りなのでお手軽です。

先ずは展望台へ。
正面に桜島がドドーン。
今日も頂上付近は雲が晴れず・・・

ここは夜景もキレイとの事。
遊歩道を通って、麓まで歩いてみます。
自然遊歩道。
このような大きな木がいっぱい。
この地層は火山灰では？
朽ちた木も味があります。
照国神社まで下りてきました。
島津斉彬公が祀られている神社です。
城山の麓に沿って鹿児島城に向かいます。
途中に図書館。
城址内に建っているようです。
鹿児島城、大手門。
鶴丸城とも呼ばれています。

中に入ると黎明館や
天璋院篤姫の像。
黎明園の駐車場から道路に出ると、シティビューのバス停の薩摩義士碑前（反対方向だけど）。
ちょうどバスが来たので次の目的地へ。
山の手の住宅街を通るコース。
篤姫の生家前でも停車。
シティビューバスは観光客には気になる場所が満載です。
仙厳園到着。
観光地を巡るコースなので、鹿児島中央から回り道して40分ほど。
鹿児島市中心部から、けっこう遠いです。

仙厳園は、夏休み中は小中学生は無料。
入場料を払う大人は、cute特典で絵葉書をもらいました。
少し早いけどお昼にします。

仙厳園茶寮。
カフェメニューがメインですが、数限定でランチもあります。
茶そばランチと鶏飯ランチ。
どちらもさつま揚げが付いていて、満足。
仙厳園ブランドショップの中の、薩摩切子のショップ。
もはや芸術品の美しさ。

小さなコップで15000円くらいから。
欲しいけど使いこなせないかも。
庭園から見る桜島。
仙厳園は桜島が一番キレイに見える場所に作ってあるのかな。
日本庭園。

本物の川？
日豊本線を走る列車と桜島。
この石は溶岩？
文化体験に参加しました。
コドモが選んだのは、切子かけらの細工。

薩摩切子の作業で出た本物のクリスタルガラスなので、硬くてキラキラ。
席によって色が違うので、気に入った色をあちこちから選びます。
好きな色を金具の枠の中に詰めていきます。
桜島をバックに。
体験中、桜島がクリアに見えました。
ガラスの隙間に特別な樹脂を流し込んで、熱を当てて固めて完成。
コドモ曰く、島津家の紋だそう。

薩摩切子体験もできます。
こちらは15000円から。
本物のクリスタルガラスを使うからこのお値段。
スタッフからは「その緊張感も体験です。」と。
そこまでの勇気はない・・・
次は弓矢体験500円。
こちらは二人で参加。
正座して近くの的を狙います。
元々はお侍さんのお座敷の余興みたいな物でしょうか？

先ずはコドモ。
意外と飛ぶじゃん。
次はワタシ。
1射目は右手を放す思い切りが悪く、矢が飛ばなかったのでもう一度。

5射中、的の近くに刺さったのが4射。
初めてにしてはなかなかじゃない？と自画自賛。

体験の後は、何かスッキリとした気分。
弓矢は魔物を祓う力があると言われていますが、何か悪いものが取れたのかもしれません。
鹿児島港から見るのと、少し形が違うのかも？
ずっと雲がかかっていると思っていたのですが、噴煙なのかしら？
最初は省略しておこうと思っていた、御殿にも入りました。
賓客用のテーブルの上には、薩摩切子のグラス。
島津家の紋がデザインになっている家具。
御殿の座敷から見える桜島。
一回りしたので、おやつに両棒餅。
一皿６本で、二人で分けるとちょうど良かったです。
日豊本線がすぐ横を走っています。
九州の特急は、九州男児って感じでかっこいい。

薩摩藩の技術の展示をしている尚古集成館は本館は改修中、別館のみ見学。
仙厳園の入場券があれば共通で入館できます。
切子の他にも製鉄や溶接の技術も進んでいたようです。
仙厳園に隣接している鶴嶺神社。
島津家の祖先を祀っています。
仙厳園から歩いて数分。
スターバックス仙厳園店。洋館を利用した素敵な店舗です。
特に二階席がいいですね。

シティビューバスに乗って、帰ります。
帰りのバスは海沿いを走行。
車窓から。
大河ドラマの篤姫の出発シーンに使われた石橋。
鹿児島駅。
鹿児島中央駅とは別。

鹿児島城と仙厳園の間で
海の近くで鹿児島港も近いですし、昔は鉄道の中心だったようです。
鹿児島中央駅で降りて、維新ふるさと館へ。
cute提示で団体料金に。
大河ドラマで使用した西郷さんの軍服。
186cmの鈴木亮平さんが、ぴっちり着ていた衣装がコドモが着るとコートのよう。
隣の西郷さんは実物大でおよそ180cm。

鈴木亮平さんの西郷さんは、ほぼ実物大だったのね。
大河ドラマ　篤姫で使った衣装も展示。
こちらはさすがの華やかさです。

コドモは歴史よりも地下の薩摩藩の技術・文化の展示（仙厳園の尚古集成館と通じる展示？）の方が興味あったようです。
今日の夕食はしゃぶしゃぶ。
吾愛人　鹿児島中央西口店
今回の旅行で、こちらだけあらかじめ予約しました。
お店の名前は「わかな」と読みます。

味噌煮込みおでんとアジのお刺身。
特におでんに2人で「うま！」
豚しゃぶ大皿は二人前から注文ですが、食べきれそうにない場合は一人用のしゃぶしゃぶセットがあります。
こちらを一つづつ注文。
これも、うま！
さつまあげ、表面カリカリで熱々、めっちゃおいしい。
こちらのお店で作ってくれた焼酎の水割りがおいしくて、おかわりしました。

二人で7500円ほど。
大満足の内容でした。
鹿児島中央駅の西口。
切子のモニュメントがありました。