イギリス・フランス家族旅行　トラブルもあったけどやっぱり楽しいパリ。パリ2日目

2023/07/08 - 2023/07/17

パリ2日目です。朝からトラブル発生。結果ホテルを変えることに。。。後にも先にも旅行中にホテルを変えるのはこれが初めて。でも気を取り直してパリを楽しみます！！！
ミュージアムパス2日間で連日使用なので今日も美術館巡り。おトイレ情報も記載しています。

（●がこの記事です）
7/8　　0：25発JAL 羽田⇒ロンドン（直行便）
　　 　ロンドン⇒Silverstone F1予選観戦　オックスフォード泊
7/9　　Silverstone F1予選観戦　オックスフォード泊
7/10　 ロンドンへ移動。ウエストミンスター寺院、ノッティングヒル、
　　　 アビーロード
7/11　 ９と3/4（キングスクロス駅）、コヴェントガーデン、
　　　　アフタヌーンティー（ホテルリッツ）、ハロッズ
7/12　 パリへ移動（ユーロスター）、世界3大豪華スタバ、
　　　 サントシャペル、ルーブル美術館、ギャラリーラファイエット、
●7/13 ベルサイユ宮殿、オルセー美術館
7/14　 フランス革命祭　パレード鑑賞、バトームッシュディナー、
　　　 エッフェル塔花火
7/15　 マレ地区、ミシュランレストラン
7/16 フランス⇒ドーハ（トランジットツアー参加）
7/17 成田着

（今回の旅行で重視したこと）
・初F1観戦（ブラッドピットと遭遇することに。。。）
・美味しい食事（飽きずに毎日美味しく食べたいのでフレンチやイギリス料理にこだわらずに計画しました）
・フランス革命祭を楽しむ
・ピクニック
・スリ事情
・トイレ事情（出来るだけキレイなトイレ）笑

（6日目ホテル）
・パリ⇒ Marriott Champs Elysees Hotel

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ちょっと早起きして今日はヴェルサイユからです。明日がパリ革命祭のため、シャンゼリゼ通りのパレードを見たいので今日は1泊のみシャンゼリゼ通りのホテルに宿泊。明日からまた2泊このホテルに戻ってくるので1泊分の荷物を持って、スーツケースはここに預けていくことになっています。事前にホテルに確認済み。昨日のチェックイン時にも確認済でした。

が、一度チェックアウトしてスーツケースを預けようとしたら、「それは出来ない、夜までに取りにくるならいいけど1泊預かるのは出来ない」と。。昨日も確認したし、メールでも事前に確認しているとメールを見せると「それは私じゃないし、そのスタッフが間違ってる。近くにいくらかで荷物を預けられるところがあるからそこを案内する」と今までのやり取りで一度も聞かなかったことを言われて唖然とする私たち。
突然そんなこと言われても困るしOKもらってたとこちらも食い下がりますが、フロント女性いわく「メールに書いてある「預かる」というのは夜までということ」と一点張り。しかも私たちが勘違いしてると非を認めない。
どう読んでも次の日に戻ってくるので1日預かってもらえるかの問いに問題なしの回答。もし間違えで答えたのなら間違えたと謝ってくれたらよかったんだけど、彼女は一切しない。それどころか私たちが勘違いしたから悪いとの言い分。

とうとうパパさんと次女が怒り始めた。
悪びれた様子もない人にいくら言っても仕方ないので、とりあえず荷物を持ってUBERに乗りこの日泊まるマリオットに向かうことに。
だけど煮え切らないのでUBERの中でブッキングドットコムのサポートセンターに電話。メールの履歴や昨日の部屋の違い等を相談したところ、「本当ですか、申し訳ない」とびっくりして調査するとのこと。メールの履歴も確認してもらいました。

普段怒らないパパさんもかなり怒っているし、みんな明日あのホテルに戻るのが嫌だとのこと。さすがに私も気分がよくない。なんたって料金と合わない部屋とフロント女性の対応。
嫌な思いをしながら旅行するのはもっと嫌なのでホテルを変更することに。既に長女は他のホテルに予約を入れるという初めての経験。なんとも気分の悪い朝でした。
始めから文句ですみません！

そうこうしているうちにシャンゼリゼ通りのホテルに到着。Marriottです。明日のシャンゼリゼ通りのパレードが見たくてこのホテルに予約。パリ祭のため高額になってたので4泊は予算をかなりオーバー。なので今日1泊だけ宿泊です。このままマリオットに2泊追加したかったのですが明日は革命祭で空室なく残念。

重厚感のある入り口。
朝のホテルのイメージが悪くすっきりしなかったけどパリを楽しもう！と切り替えることに。チェックイン前だったので荷物だけ預かってもらいました。

後で例のホテルの口コミを見たらスタッフの対応について書かれてる方や部屋の苦情などもありました。口コミっていい方からしか提示されないからよくわからなかった。おかしいと思っても我慢、苦情を言わなければあのホテルの人はいい人のままだったと思います。

Paris Marriott Champs Elysees Hotel ホテル

こちらフロント。解放感があります。
部屋には入れないけどチェックインの手続きはしてくれました。なんとお部屋をアップグレードしてくれてパレード見るのに最適なお部屋ですよとのこと。嬉しい！！！

この時ブッキングドットコムから電話があり、別のホテルが決まったかの確認と返金対応済みの連絡。ホテル変更も問題なくとても親切に対応していただきました。ありがとうございます。助かりました。とりあえずこちらはこれで問題解決。よかったーー。後にも先にも旅行中これほどひどい言い方をしてきたフランス人はあのホテルフロントの女性のみでした。
フランス人みんながそういうわけではないと思います。ここからは再度楽しみます！

荷物も預かってもらったし、問題発生のため予約時間に遅れていますがヴェルサイユに向かいます。

Pont de I'alma駅まで徒歩10分ほど。ちょうど電車が来てすぐ乗ることができました。この日から電車は1日券を使用。既に昨日パリに到着時に駅でチャージ済み。

2階建ての電車です。シドニーでも2階建て電車に乗りましたが、広いから座席が多くいいですよね。日本も混雑回避には導入してほしいところですが、地下鉄は高さがないから無理だろうし、JRも一部地下に入ったりするから難しいんでしょうね。

2階の座席。景色がいいから2階にしました。座席は日本とそう変わりません。地下鉄と違って広々しています。

Versailles Château Rive Gauche駅に着きました。30分ほどです。ここから徒歩10分ほど歩いたらベルサイユ宮殿です。

朝の事件があったため予約時間に少し遅れてます。

30年ぶりのベルサイユ。パパさんと長女は初めて。ここに本当に人が住んでいたことがあるなんて。。。というくらいスケールの大きい宮殿です。

既に予約時間ごとに列が出来ています。入口Aから入ります。
今回は庭園、トリアノン宮殿等は残念ながらパスです。

まずはおトイレタイム。そんなにひどくはなかった。今のところワースト１はルーブルのおトイレ。

入場して始めにお目見えする「王室の礼拝堂」。
「キリストの昇天」、中心部には「栄光の中にある父である神」、「聖霊降臨祭」が描かれています。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ヴィーナスの間。天井の絵画は「強大国を従わせるヴィーナス」。細工も素晴らしい。繊細です。

メリウスの間。
ルイ14世の遺体が一時安置された部屋だそうです。太陽王14世ですからアポロンの間（王の寝室）と同様、豪華に作られたそうです。

重みのある赤が太陽王を象徴しているのでしょうか。壁紙はダマスク織。すごいですね。

鏡の間です。結構人が多いですね。

天気がよかったので外からの日差しも入るから煌びやか。
以前来た時の印象は薄暗いイメージだったのは、天気が良くなかったのかもしれないです。

鏡の間には357個の鏡があるそうで、当時のヴェネツィア職人作だそうです。フランス人作ではないのね。

シャンゼリアが素敵。天井の絵画は全てルイ14世の偉業を表したもの。偉業のアピールだそうです。主張すごいです汗。

高さのある大きな窓は憧れます。向こうに見える庭園も壮大です。窓は鏡と対をなすように設置されています。

王妃の寝室。マリーアントワネットの寝室でもありました。ここで数々の王子が誕生しています。公開出産なんて考えても信じられない。

写真ではわかりにくいですが左側の壁に隠し扉があります。デモ隊が侵入してきた時はここから逃げたそう。お部屋は天井も高いですが、ベットの長さ、隠し扉の大きさ等を見ると、やっぱり今よりかなり身長も小さかったんだと思います。

戦士の回廊。
初代国王の戦いからナポレオンが勝利した「ヴァグラムの戦い」まで描かれています。多くの戦いがあったのですね。

ドア一つとっても細工がすごい。ドアだけ集めて写真撮って見比べても面白かったかも。

ベルサイユ宮殿で行われたイベント？なのかな。ルイヴィトンなど高級ブランドの記載もいくつかありました。ファッションショーとかやったのかも。

何年に何が行われたか年表にして記載されています。面白い。結構イベントやってるんですね。ここではイベントとかやってはいけないのかと思ってました。そういえば来年のパリオリンピックの乗馬会場はベルサイユです。想像しただけでため息がでそうです。選手の方はここで試合したいですよね。どこよりも画が素晴らしいし夢物語のような会場です。さすが！！！

今回は庭園は断念。本当はもっと奥までいけば（3，40分くらい歩くようですが）ピクニックや川でスワンボートにも乗れるので、そういう過ごし方もしたかったんですが、4泊しかないパリなので泣く泣く諦めました。

宮殿内のショップにはベルサイユ宮殿らしいお花のモチーフや花柄の小物がいっぱい。

早足でヴェルサイユの見学を終え、お昼をいただきにレストラン探しをします。

小径に入ると小さいレストランが沢山並んでました。

この日は美味しそうなイタリアン店に決定。美味しい食事がしたい私たち。娘がすぐにネットで調べます。口コミもよかったです。

アップルジュース。このシリーズ何度か飲みましたが美味しいです。

私と次女はブラッターチーズのトマトパスタ。ブラッターチーズがまるっと一つ。結構な量です。おなか一杯になりました。美味しかった~

ホワイトソースとチーズのパスタ。パパさんと長女がオーダー。濃厚で美味しかったそうです。

ランチも終え、パリへ戻りますよん。

パリには黄色いポスターがところどころに貼ってありました。トム・クルーズのポスターです。パリでもトムは人気なんですね。フランス語のミッション・インポッシブルってどんな感じになるんだろう。

帰国後映画見に行きましたが、はじめから最後までハラハラ、ドキドキのアクションばかりでトムの若さとすごさを実感しました。さすがです。

横断歩道真ん中で赤信号になったのでパチリ！
明日はここをフランス軍の方がパレードするのね。楽しみ。
そろそろチェックインできる時間なのでホテルへ戻ります。

アップグレードしてくれて「いい部屋ですよ」と言ってくれたので期待大で入りましたが、期待通り。見晴らしもいいし大満足です。
ありがとうございます。

リクエストどおりシャンゼリゼ通り沿いのお部屋。バルコニーも2つあるのでゆっくり楽しめそう。

リビングのバルコニー。

エッフェル塔も見えるので夜のシャンパンライトも見えて素敵でした。
素敵なお部屋にしてくれてありがとうーーー。

リビングにはジュースもあり、welcomeスイーツはピエールマルコリーニのマカロンでした。

お水はやっぱりevian。

ジュースも美味しかった。このジュースは持ち歩き用にもしました。

テーブルには明日のパレードのタイムスケジュールが置いてありました。楽しみ~。

別のお部屋。ここはキングサイズベッド。こちらにもバルコニーがあります。

寝室側のバルコニー。リビング側より少し狭いですがバルコニーが２つあると思わなかったのでラッキーです。

バスルーム。清潔感あります。昨日のホテルがひどかったので安心感があります。

バスタブの他にシャワールームもあります。

洗面所のシンクが２つあれば最高ですが、鏡が大きいのでお化粧するにも十分です。

クローゼットにはヨガマット。次女は毎日ストレッチするので助かります。このヨガマットものすごく上等なものみたい。しっかりしていました。

部屋がよかったのでのんびりしていたいですが、ショッピング＋オルセーに向かいます。
もちろん部屋でおトイレも済ませてきました笑。

ホテル並びにはすぐMONOPRIX。小さめです。ギャラリーラファイエットの別館に入ってます。お土産買うにもお隣だからとても便利。

パリはちょうどセール期間中だったのでモンクレールものぞいてみます。

ほしかったジャンバーがなく残念。長女はまたまたセーターを購入してました。今旅行で3着目のセーター。好きだね~

ショッピングも終え、予約時間になるのでオルセーに向かいます。

始めて来た時を思い出しました。30年前感動したのを覚えてます。ここは駅だった建物だったんですよね。

オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

駅だったのがよく分かります。上から光が入るので明るくてルーブルとは違った感じ。カジュアルに鑑賞できる雰囲気です。
こちらもミュージアムパスで入場。

もちろんオーディオガイドも予約しておきました。ヴェルサイユ、ルーブルもガイドを利用しましたがオルセーのものが一番使いやすかったかな。

オルセーは週1回、水曜日かな？夜遅くまでやっています。夜の美術館もまた違った雰囲気でしょうから夜にすればよかったかなーー。

クロード・モネ。ウォーターリリーシリーズです。
モネの睡蓮大好きです。

このポスターは我が家にあります。30年前にここで買って帰り、日本で額に入れてもらって飾っています。

ルノワール。モンマルトルの丘が舞台ですね。

このカフェがモンマルトルに実在していますが、今回は日程上モンマルトルは断念！来年また来る予定なのでその時にしようとなりました。

ゴッホ。

切り絵もありました。すごい！繊細、日本にもとても繊細な切り絵を製作する方いらっしゃいますよね。手先が本当に器用なんだと思うけれど、ナイフで動きを表現できるなんて尊敬です。

有名な時計の裏のカフェ。素敵。

夕方がいい雰囲気でしょうね。

今回行きませんでしたが、オルセー内のレストラン。豪華なインテリアに近代的なプラスティックの椅子、うまくコラボしています。コースもそんなにお高くないようですよ。予約が出来ないようです。週１回夜までやってる日のみディナーがあるそうです。そちらは要予約。

オルセーのおトイレもそんなにひどくはなかったです。

オルセー鑑賞を終え、近くのお目当てのこの建物探しに。。。すぐ見つかりました。
台湾領事館です。ここはドラマ「のだめカンタビーレ」フランス編の千秋先輩の家です。娘がのだめ好きなのでちょっと覗きにきました。

手前の大きいドアがあの青いドアです。写真では青く見にくいですがそのものでした。
領事館の方失礼しました。
今回の旅ではロンドンでも映画の「ノッティングヒルの恋人」のお家を見ました。同じく青いドアです。

夕食のレストランに行く間にもう１軒気になっていたお店に寄ります。
フランスで人気の「セザンヌ」です。おしゃれな洋服や雑貨のお店。ベルトやイヤリングを楽しみにしてたんですが、ちょっと思った感じと違って見るだけになってしまいました。思ったより品数少なかったなー。

上の棚のクッションが気になったんだけど、家のと合わないかなーーー。

そうこうしているうちに夕食の時間になりました。今日の予定では中華だったのですが、昨夜フランスのビストロが予定に入ってないよねという話に。私はホテルの部屋問題で疲れて寝てしまったので、娘たちが変更してこちらのビストロに予約しなおしてくれてました。ありがとう！！
「Les Antiquaires」です。海鮮も人気らしいです。オルセーの近くにあります。

パリのビストロですからテラス席にしました。
とても混雑していて人気店のようです。

お肉が食べれない私はタコをオーダー。
海外でも最近はタコ食べるんですよね。イカだけかと思ってたけど。
メキシコでもタコ料理ありました。が、いつもこの状態で出てきます。タコの足を切るという発想はないみたい。。。汗。
見た目はすごいですが、ものすごーく柔らかくて美味しかったーー。低温調理したのかな。すごく柔らかい。

パリに来たのだからエスカルゴも食べます。長女は初めてのエスカルゴ。これです。これで挟んで食べるのよーーー。

エスカルゴ。やっぱりおいしい。なかなか中身が取れなかったけどね。

右のディッシュはエッグ＋マヨネーズ。フランスの定番の前菜らしいです。どこのレストランにもある定番メニューみたいだったのでオーダーしてみました。普通の卵とマヨネーズですが、マヨネーズがお店によって違うんですかね。。ここのはほどよい酸味で美味しくいただきました。
左は牛肉のワイン煮込み。こちらも柔らかく、くどくなくて美味しくいただいたそうです。（私は食べれないので家族の感想）
どのお料理も正解のチョイスでした。ただ、テラス席はとてもいい雰囲気でしたが、たばこもOKなのでたばこの煙が嫌だったなー。ってことでテラス席には座らなくてもいいかな。。。

部屋からはエッフェル塔のシャンパンフラッシュが見えてステキでした。
明日はいよいよ革命祭です。楽しみ~