2023/04/21 - 2023/04/24
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アタオコロイノナさん
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2023年春暖かな4月下旬、佐賀・伊万里と長崎を訪問しました。見どころの多い観光地長崎では、レンタカーも活用し雲仙、島原へも足を延ばし、また世界遺産の端島(軍艦島)への上陸をも果たしました。お魚が美味しい長崎グルメも楽しみながらの欲張りな旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2023年4月21日(金)、羽田8:30発NH661便で出発です。
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天気に恵まれました。
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本州を離れて九州が見えてきました。
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ここは雲仙普賢岳でしょうか。
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長崎空港に定刻の10:20に到着。空港でレンタカーを借りて佐賀方面に出発。
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長崎空港からレンタカーで1時間強で、伊万里市南部の深い山の中に位置する大川内山に着きます。ここにはかつて、佐賀藩(鍋島藩)直営の窯がにあり、今でも多くの窯元があります。
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山水画を思わせる切り立った屏風岩に囲まれた独特な雰囲気。
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伊万里鍋島焼会館でランチを頂きました。
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伊万里焼の展示販売も行っています。
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小笠原藤右衛門窯とありますね。窯元が20以上ありました。
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平成2年に観光用として再現した登り窯。
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伊万里から1時間半のドライブ、レンタカーを長崎市内で返却し、長崎駅前まで送っていただきました。長崎新幹線に合わせた新しい駅舎の様です。
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長崎駅前直ぐの「ホテルニュー長崎」にチェックインしました。部屋は広くて清潔、見晴らしも良く気に入りました。
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駅前から市電に乗って10分くらい、平和公園を訪れました。奥様は修学旅行で来たことがあるとのこと。私は初訪問。
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原子爆弾落下中心地碑。なんか日本が悪い事をした様に勘違いされる方が時々いますが、原子爆弾の投下は戦争犯罪です。
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時間が無くなったので長崎原爆資料館は後日訪問。
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長崎駅前に戻りました。後ろが宿泊先の「ホテルニュー長崎」です。
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もう夕食です。「長崎地魚ダイニング 魚店亜紗」というお店に予約。ホテルからすぐ近くで便利。店員さん、有難う!
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結構な人気店の様で、カウンターで頂きました。長崎は漁獲量全国1位!ということで新鮮なお魚が美味しい。
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大満足。
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2023年4月22日(土)の朝です。1Fのレストラン、混んでいたので夜はバーとして使われている場所で朝食を頂きました。
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朝食はブッフェなんですが、かなり豪華で美味しい。また、皿うどんなどローカルフードの用意もあるのが嬉しい!
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さてお出かけ。長崎は市電が便利です。本当はバスも便利そうでしたが、観光客には路線が単純な路面電車の利用が良いですね。
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多くの地元の方々も利用されていました。なので結構混みます。
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もう降りるよ(笑)
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5分位で着きました。
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着いた場所・・・
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やって来たのは出島です。
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1634年江戸幕府の対外政策の一環として長崎に築造された人工島。扇型で、面積は約1.5ヘクタール、日本初の本格的な人工島でポルトガル貿易、オランダ貿易が行われたのは有名な話ですが、明治以降周辺は埋め立てられ、私の記憶の中では「出島」は過去の話、となっていました。
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が、1996年以降、長崎市が江戸当時の姿への復元事業を進めてきた様です。
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旧出島神学校、1878年(明治11年)に建てられた、現存するわが国最古のキリスト教(プロテスタント)の神学校。
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出島の外側に「日本のパフェ発祥の店」発見!本当に?ググると「ハワイ」という名のカフェで昭和33年創業でマツコなんちゃらでも紹介されたとか。
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旧長崎内外クラブ、これも明治期のスタイル。
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ミニ出島。
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表門。
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次にここから1キロ、15分ほど歩いて桟橋に向かいました。
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長崎水辺の森公園を通りこちらの桟橋まで。
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シーマン商会の軍艦島ツアーに申し込んでいます。午前中の便で10:30出発予定。
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通称・軍艦島、端島は、長崎港から結構離れていて、高速船でも1時間ほどかかります。また、上陸許可は長崎市から出されるそうですが、波の高さ等の条件があり実際に島まで行ってみないと許可が下りるかは判らない、とのことでした。
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三菱重工業長崎造船所。海上自衛隊の各種護衛艦かな?
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PM22が見えますので海上保安庁の巡視船ふくえ。
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三菱重工業長崎造船所が続きます。世界遺産に登録されている日本最古のクレームも見えました。
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軍艦島が見えてきた!長崎湾内では波も小さいので、楽勝で上陸っか、と甘く考えていたら、この辺りは外海で波が結構高い。ちょっと不安になってきた。
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甲板に上がるとすごい揺れ。しっかり捕まらないと!
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髪の毛もぐちゃぐちゃになります。
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船は島の周りを一周します。
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先ほどとは逆側で、建物の様子が見えます。
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ここからの角度で見ると正に軍艦。
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軍艦の先端部、の様。
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暫くの待機の後に、嬉しいことに上陸の許可が下りました!上陸率は、60%程度らしいので運がよかった!因みに午後の便は上陸不可だったそうです。
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説明を受けています。端島は、明治期に三菱が鍋島氏より譲受けた炭鉱で、三菱が本格的に採掘を開始。1974年閉山。現在立ち入りが許されているのは、島のほんの一部で、多くの建物が崩落の危機にある。後ろのレンガ造りの建物は「総合事務所」跡で、右側の坑道から上がってきた坑員はここで風呂に入り、煤を洗い落としたそうです。
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世界遺産に指定されているのは、明治期に造られた全体のほんの一部。写真のレンガ部分は確かそう。
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日本初の高層住宅だった様です。全体は、炭鉱の施設、住宅(社宅)、学校、病院、ショッピング、娯楽等の公共設備。
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学校跡だったか。一番外側の住宅は、台風の時など波に洗われる激しさ。ただ、給料水準が高いので、不便はあったが当時としては恵まれた生活レベルを維持できた様です。
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幹部社員の社宅跡、ここだけは風呂付だったとか。
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短い滞在時間でしたが、行って良かったです。思ったよりも本土から離れていて隔絶された感にびっくりしました。
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長崎港の桟橋に戻り、この辺りは「オランダ通り」と呼ばれています。「オランダ坂」も近い。
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ちゃんぽんでランチにしようかな、と入ったのが「シーボルト」というレストラン。
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ちゃんぽんもメニューにあったのですが、結局、洋食のコースを選びました。ホテル併設のレストランでとても良い雰囲気。ワインも美味しい。
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ランチの後は散策。この辺りはは観光スポットが集中しています。大浦天主堂。入場チケット1000円?外から眺めるだけにしました。教会でお金を取るのも珍しい。
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さらに坂を上ると、ディズニーランド!ではなくて、グラバー園。ここも世界遺産の構成施設。
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山の上に登っていく為、エスカレーターが用意されていました。
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長崎港を一望できる絶好のロケーション、そして良い天気!
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グラバー園では9棟の伝統的建造物が残されており、旧グラバー住宅、旧オルト住宅、旧リンガー住宅は150年以上の歴史が有り国指定重要文化財です。旧グラバー住宅は「明治日本の産業革命遺産」の構成資産。後ろは、旧三菱第2ドッグハウス。
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高島流和砲。長崎に生まれた幕末の兵学者、砲術の高島流の祖でもある高島 秋帆の指導により、鉄砲鍛冶の野川清造が製造した大砲と言われているそうです。
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日本人シェフによる初めての西洋レストラン「自由亭」跡に設けられたカフェ。
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旧グラバー住宅。スコットランド出身の商人トーマス・グラバーが、親子二代に渡り暮らした、現存するわが国最古の木造洋風建築。
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グラバー園を後にし、眼鏡橋。日本最古の石橋だそうです。40年前の水害で流されたことも思い出します。
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長崎一番の繁華街、浜町アーケードをぶらり。
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からすみの小野原本店。
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夕食は、卓袱料理で有名な浜勝さん。
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なんと予約の日を間違えていたけど、入れました。
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お手軽な「ぶらぶら卓袱」を頂きました。
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夕食後は、タクシーでロープウェイ駅まで。稲佐山山頂を目指しました。世界新三大夜景に認定されたそうで、確かに素晴らしい夜景が広がっていました。
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夜景あるあるで風は強くて結構寒い。
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2023年4月23日(日)、この日もシッカリ朝食を頂きました。
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今日は、レンタカーで島原半島へ向かいます。
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島原城に着きました。「存城廃城令」により明治9年までに惜しくも天守・櫓が解体されましたが、昭和39年(1964年)に天守閣が復元。
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5層の天守は見晴らしが良く、有明海の向こうには熊本、阿蘇の山々が望めます。
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島原の歴史ある街並み。
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島原と言えば、天草四郎を担ぎ上げた島原の乱。一揆の様子を物語る史・資料を集められている。キリスト教の厳しい取締りはよく知られているが、実態は少し異なった一面もある。なお反乱軍が籠城したのは、島原城ではなく海に近い原城だそうです。ここからは25キロほど南に原城址があります。
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そして雲仙普賢岳の火山活動。「島原大変肥後迷惑」は、1792年5月21日(寛政4年4月1日)に島原で発生した雲仙岳の火山性地震およびその後の眉山の山体崩壊(島原大変)と、それに起因する津波が島原や対岸の肥後国(熊本)を襲ったこと(肥後迷惑)による大災害。犠牲者は約1万5000人、日本史上最大規模の火山災害。
1991年の雲仙・普賢岳の大火砕流も記憶に新しいですね。 -
島原城から少し歩くと武家屋敷通りが残されています。
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無料で公開されている邸宅もあります。
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ランチの時間ですが、食事ができる場所が少なく、時間の都合もありランチはパス。
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島原城から山に向かって30分ほどドライブ、雲仙温泉に着きました。
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雲仙地獄。
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地獄の苦しみ・・・
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本当は宿泊できれば良かったのですが、地獄を後に早々に長崎市内に戻りました。
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長崎駅前に戻り夕食です。ホテル隣接のアミュプラザ内の「朝次郎」
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料理は平均レベルで特徴がない感じ。日曜日なので選択肢が少なかったこともありました。
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でもこのレストランは、広々として景色が良いのが嬉しい。
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2023年4月24日(月)、東京に戻ります。今日も朝食会場から。
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少し食べ過ぎかも知れません。
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まあ良しとしましょう。
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チェックアウトします。良いホテルでした。後方は結婚式ができる様でした。次来ることがあれば、リピートしたいホテルでした。
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長崎駅前からリムジンバスで長崎空港に向かいました。長崎駅前のバスターミナルは、昭和レトロな佇まいでした。
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長崎空港でランチしたかったのですがレストランが激込みで、こんな感じの旅のラストです。まあ、こんな日もあります(笑)。駆け足でしたが、天気にも恵まれた充実の佐賀、長崎の旅でした。(完)
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