2023/07/11 - 2023/07/16
824位(同エリア2719件中)
源さん
少し早めの夏休みを7月中旬に取得して、9歳になった息子を連れてオーストラリアのケアンズに家族旅行に行ってきました。やっとコロナが明けて、久しぶりの海外旅行。キュランダやグレートバリアリーフの大自然を巡り、アサートン高原やマリーバにいる野生動物たちに会ってきました。
今回は (2)アサートン高原編として、レンタカーでアサートン高原をドライブして、いろいろな名所や野生動物(カモノハシなど)に会いに行くレポートです。よかったら、最後までお読みいただければ幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー
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9歳の子供と行くケアンズ旅行(1) 出発編(2023年)の続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11846174
レンタカーでアサートン高原に向けて、いざ出発!
レンタカーにもカーナビが付いていましたが、それに加えてスマホの Google Map を使った道案内も併用して目的地を目指します。ケアンズの市街地を抜けて A1(ブルース・ハイウェイ)に入り、アサートン高原方面に進んでいきます。A1 は周りの状況によって最高速度が増減します。市街地では 60km/h ですが、市街地を抜けると 100km/h に達するところもありました。もちろん料金はかかりません。現地のドライバーさんの運転マナーもよくて、とても走りやすかったです。
オーストラリアには、信号のないロータリー交差点(Roundabout)があったり、踏切でも警報が鳴っていないと一旦停止が不要など、日本とは異なる交通ルールがあります。事前にネットなどで確認されることをおすすめいたします。 -
A1 から 52 号線に入ってしばらく走ると、峠道になります。それもカーブが連続する山道が結構長い距離で続きます。ドライブが大好きな私。運転がとても楽しかったです。私の家族は誰も乗り物酔いをしないのですが、弱い人には辛い道だと思いました。途中、曲がり切れずにクラッシュした車が放置されていました。ただ、英語で「警察は認知しています」といった貼り紙がその車に張られていました。今一度、気を引き締めて安全運転に努めます。
峠道が終わると、走りやすい田舎道になります。でも最高速度は 80km/h 以上が多くて、日本と違いスピードレンジが高めで驚きました。 -
ホテルから1時間ちょっとで、最初の目的地であるバリーン湖(Lake Barrine)に到着。火山のクレーターが湖になったようです。
バリン湖 滝・河川・湖
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駐車場に車を停めて、湖畔まで歩いていきます。
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すると「ユリシス・バタフライ」という青い色の蝶を見かけました。この蝶は、一日に3匹見るとその人に幸せが訪れると言われており、「幸せの青い蝶」とも言われているそうです。
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湖畔には、ザ・ティーハウス(The Teahouse)レストランがあります。ここで、スコーンなどを食べられるそうですが、今日は休業日で閉まっていました(涙)
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湖畔まで降りてきました。左側に、ちょっとした遊歩道が整備されています。
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この遊歩道は、ツイン・カウリス(Twin kauris)に続いています。
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イチオシ
5分も歩かずにツイン・カウリスに着きました。見上げると、なかなかのものです。
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とっても、大きな木でした。
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この湖、なんとダイビングも楽しめるようです。ウエットスーツを着て背中にタンクを担いだダイバーが湖から上がってくるのを見かけました。湖への入水ポイントが、このレストランの下にありました。
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次に向かったのは、カーテン・フィグ・ツリー(Curtain Fig Tree)です。
カーテンフィグツリー国立公園 国立公園
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遊歩道の入り口に、説明パネルがありました。この付近で、木登りカンガルーが見られるかもカモ?!
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遊歩道を進んでいくと、数分で奥の方にカーテン・フィグ・ツリーが見えてきました。
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イチオシ
これが有名な、カーテン・フィグ・ツリーです。イチジク科の樹で、「締め殺しの木」とも呼ばれています。樹齢は500年以上と言われ、クィーンズランド州の自然遺産に登録されているそうです。
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その横に、どうやってできたかを説明するパネルがありました。
これによると、種が(鳥さんによって)ホストとなる木の枝に運ばれます。芽が出た後、地面に向けて成長していきます。地面に到達すると、さらに成長し続けて、ホストの木全体を覆いつくします。そして、最後には絞め殺します。とても珍しいことに、絞め殺されたホストの木が、隣にあった木に倒れ込みます。そして、垂直に根を垂らしていきます。その根が重なり合って、見た目がカーテン状になります。最終的に、ホストの木は腐ってしまい、イチジクの木だけが残ったそうです。なるほど。 -
この木は「天空の城ラピュタ」のモデルになったとか、ならなかったとか。確かに、その大きさと雰囲気から、そう言われるのも納得です。
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そろそろ、お腹が空いてきました。ランチをいただくために、ガロ・デイリーランド(Gallo Dairyland)というお店に向かいました。
ガロ・デイリーランドのホームページはこちら:
https://gallodairyland.com.au/ -
お店に入ると右手のショーケースにチーズが、さらにその奥のショーケースにチョコレートがいっぱい並んで売られています。お店の一番奥がレストランになっていました。
カウンターでお店の人にレストランを利用したいと伝えると、お好きな席にどうぞと言われました。 -
私は、オーストラリアの「WAGYU ハンバーガー」を注文しました。
ちなみに「チーズの盛り合わせ」を頼んでいるお客さんがとても多かったようです。 -
とっても美味しかったですよ。これまた完食。
ワイン好きの嫁さんは、オーストラリアワインも楽しんでいました。
余談ですが、このレストランで、現地日本語ツアーガイドでいらっしゃるシェーンさんをお見かけしました。ツアー中のようで、お客様を連れられていらっしゃいました。 -
次に向かったのは、マランダ滝(Malanda Falls)です。運が良ければ、木登りカンガルーが見られるかもカモ?!
マランダ滝 滝・河川・湖
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駐車場の横に、木登りカンガルーの顔出しパネルがありました。これを素通りする訳にはいきませんね。お約束の記念撮影。
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まず最初に、駐車場の横にあるビジターセンターを覗きに行きました。
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昔の火山やジャングル、それに動物たちに関する説明や展示がされていました。「木登りカンガルー」のはく製もありました。できればこの目で、生きた状態の木登りカンガルーを見てみたいですね!
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道路を渡ったところにあるトレイルに入っていきます。レンジャーの方が、木登りカンガルーを見られるかもしれないと話されたので。
川沿いの細い道を進んで行きます。しばらく歩いていると、野生の「ワラビー」に遭遇しました。でも、すぐに森の奥の方に消えてしまいました。
※ 写真は撮れませんでした。 -
今度は、駐車場側まで戻り、マランダ滝を見に行きました。滝というほどの落差はありませんでした。看板のシンボルから、ここはプールとなっていて遊泳可のようです。もちろん、泳いでいる人はいませんでした。
こちら側のトレイルも散策しましたが、残念ながら木登りカンガルーを見つけることはできませんでした(涙) -
諦めきれなかった私たちは、過去に目撃情報があったネラダ・ティー・ファクトリー(Nerada Tea Factory)を目指しました。車で移動途中に雨が降ってきました。
目的地の近くで、なんと「動物注意」の道路標識が「木登りカンガルー」でした。やはり、この辺りにも住んでいるかもカモ?! -
ネラダ・ティー・ファクトリーに到着。ここを訪れた時、残念ながらお店は臨時休業中でした。
木登りカンガルーを目撃したと思われる林を見て回りますが、雨ということもあり、残念ながら見つけることはできませんでした(大粒の涙) -
私たちは木登りカンガルーを諦めて、次にカモノハシ探しをすることにしました。車で、ユンガブッラ・プラティプス・ビューイング・プラットフォーム(Yungaburra Platypus Viewing Platform)を目指します。移動途中に、雨はあがりました。
到着すると、小さめの駐車場はほぼ満車。すでに何人かの観光客が、のぞき窓からカモノハシを探しています。 -
特に歓声も上がらないので、カモノハシは見つかっていないようです。
※ のぞき窓からの景色 -
その横に、カモノハシに関する説明パネルがありました。ぜひ、自分の目で「野生」のカモノハシを見てみたいものです。実は数年前、シドニーに出張した時にタロンガ動物園で水槽に入れられたカモノハシを見ました。しかし、「野生」にこだわりたい私。なので、場所を変えてカモノハシ探しを続けることにしました。
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車でピーターソン・クリーク(Peterson Creek)沿いの別の場所に移動しました。ここには駐車場がないのですが、すでに何台か路駐している車がありました。
トレイルを進み、川にかかる吊り橋の上からカモノハシを探しますが、なかなか見つかりません。 -
さらに、川に沿ったトレイルを進んで行きます。途中に説明パネルがありました。この辺りでも、木登りカンガルーが見られるかもカモ?!
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更に先に進むと、またカモノハシの説明パネルがありました。
この場所に来ると、「キィキィキィー」という聞きなれない大きな鳴き声が聞こえてきました。 -
何だろう?と思って、鳴き声のする方に進んで行きます。そして鳴き声がする上の方を見上げると、枝に何かがいっぱいぶら下がっています。なんと声の主は、野生のコウモリでした。その数は、百匹を優に超えていました。ちょっと怖かったです。
元の場所に戻って、カモノハシ探しを続けます。 -
合計すると30分以上も粘って探しましたが、残念ながらカモノハシは見つかりませんでした。木登りカンガルーに続き、カモノハシもダメかと気を落としながら車に戻り始めました。はぁ。
すると、「あっ、あそこ!!」と息子が声を上げて指さしました。 -
イチオシ
その方向を見ると、浮草の辺りに見慣れない焦げ茶色の何かがゆっくり泳いでいます。よく見ると、なんと待ちに待った「野生のカモノハシ」でした!! やったー
そのカモノハシは、しばらくすると水中にその姿を隠してしまいました。諦めていただけに、家族全員が大興奮した瞬間でした。野生のカモノハシを見られて本当によかったです(満面の笑顔) -
そろそろ、ホテルに戻る時間になりました。
帰り道の途中、ゴードンベール(Gordonvale)にあるウールワース(Woolworths)のスーパーマーケットに立ち寄り、飲み物やスナックなどを買いだめしました。
渋滞に合うこともなく、無事にホテルに到着。車を地下駐車場に停めます。 -
ホテルの部屋に入ると、預けた荷物が届けられていました。息子はすぐにベットで大の字になりました(笑)
夕飯までの間、部屋で少し休憩を取りました。 -
今日のディナーは、事前に予約しておいたウォーター・バー&グリル ステーキハウス(Waterbar & Grill Steakhouse)でいただきます。
このお店は、宿泊先のシャングリラホテルも入っている The Pier(ザ・ピア)の1階にあります。とても人気のあるレストランだそうです。
ウォーター・バー&グリル ステーキハウスのホームページはこちら:
https://waterbarandgrill.com.au/ウォーターバー & グリル ステーキハウス ステーキ・グリル
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私は、リブアイのステーキにグリルしたエビが乗ったリーフ&ビーフ(REEF & BEEF)を頂きました。とっても美味しかったです。もちろん完食。
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嫁さんは、ニューヨークサーロイン(NEW YORK SIRLOIN)をチョイス。とっても美味しかったそうです。
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息子は、キッズメニューにしました。
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皆、お腹いっぱいになって、とっても満足です。
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今日はとても長い一日でした。本当にお疲れ様でした。
明日は、世界遺産のキュランダを観光します。お楽しみに。
9歳の子供と行くケアンズ旅行(3) キュランダ編(2023年)に続く...
https://4travel.jp/travelogue/11846954
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