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阪急交通社のトルコバスツアー6日目は、カッパドキアの洞窟ホテルをいつもより早く朝食を済ませ7時に出発、カイセリ空港まで約1時間走った。イスタンブールまでは約600㎞、以前はバスで走っていたが、LCCを使うことにより時間を短縮した、と添乗員は説明してくれた。トルコ航空の共同運航便で、実際の機材にはANADOLU JETと書かれていた。LCCというといつも荷物の重量制限が気になるが、ここは阪急さんの力か、スーツケースは問題なくチェックインしてくれた。<br /><br />約1時間のフライトの後、イスタンブール空港、と言ってもアジア側のサビハ・ギョクチェン(アタチュルクの養女の名)空港に到着した。ここで全く同型のVIPバスが待っていてくれて、イスタンブール市街に移動、まずはdubbケバブレストランで昼食をとって、通称ブルーモスク、スルタン・アフメット1世ジャミイを訪れた。1616年完成のこのモスクは構造、内外装、ミナレットいずれをとっても最高傑作、どの角度から見ても美しい。続いて訪れたアヤ・ソフィア聖堂は4~6世紀に建造、改築されたキリスト教会、オスマンの征服後モスクに改造された世にもまれな建築、一時期博物館として自由な衣服で見学できたが、数年前にエルドアン大統領によってモスクに戻され、見学範囲も限定されている。<br /><br />このツアーのうたい文句は、最終日にはリッツカールトンホテルに宿泊する、というものだ。小生は20年ほど昔、ニューオリンズで宿泊して以来、まぎれもない最高級ホテルだ。最後の夜はスパのサウナに入って、文字通り旅の疲れをいやした。このホテルは新市街にあり、周囲に散策するところは少なく、そのおかげでホテル内でゆったりと過ごすことができた。<br /><br />最終日はエジプシャン・バザール、セブンヒルズレストランで魚介料理、最後にトプカプ宮殿について書かないわけにはいかない。メフメット2世に時代の1467年に完成、その後400年にわたり増改築が繰り返された。ハーレム、厨房、陶磁器展示室などに続き、最大の見どころは宝物館の所蔵品である。86カラットのダイヤモンド、262カラットのエメラルドを始め、いわゆる金銀財宝が収められていることに驚嘆を禁じ得ない。宮殿はもちろんのこと、所蔵品が離散しなかったことに感謝、トルコ人の誇りに敬意を表したい。<br /><br />いよいよイスタンブールともお別れ、VIPバスはイスタンブール国際空港に向けて出発。満ち足りた気持ちで旅を終えることができた。

トルコ世界遺産の旅⑤:カッパドキア~カイセリ~イスタンブール

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2023/08/05 - 2023/08/07

2190位(同エリア4522件中)

旅行記グループ トルコ周遊の旅

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ハンク

ハンクさん

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阪急交通社のトルコバスツアー6日目は、カッパドキアの洞窟ホテルをいつもより早く朝食を済ませ7時に出発、カイセリ空港まで約1時間走った。イスタンブールまでは約600㎞、以前はバスで走っていたが、LCCを使うことにより時間を短縮した、と添乗員は説明してくれた。トルコ航空の共同運航便で、実際の機材にはANADOLU JETと書かれていた。LCCというといつも荷物の重量制限が気になるが、ここは阪急さんの力か、スーツケースは問題なくチェックインしてくれた。

約1時間のフライトの後、イスタンブール空港、と言ってもアジア側のサビハ・ギョクチェン(アタチュルクの養女の名)空港に到着した。ここで全く同型のVIPバスが待っていてくれて、イスタンブール市街に移動、まずはdubbケバブレストランで昼食をとって、通称ブルーモスク、スルタン・アフメット1世ジャミイを訪れた。1616年完成のこのモスクは構造、内外装、ミナレットいずれをとっても最高傑作、どの角度から見ても美しい。続いて訪れたアヤ・ソフィア聖堂は4~6世紀に建造、改築されたキリスト教会、オスマンの征服後モスクに改造された世にもまれな建築、一時期博物館として自由な衣服で見学できたが、数年前にエルドアン大統領によってモスクに戻され、見学範囲も限定されている。

このツアーのうたい文句は、最終日にはリッツカールトンホテルに宿泊する、というものだ。小生は20年ほど昔、ニューオリンズで宿泊して以来、まぎれもない最高級ホテルだ。最後の夜はスパのサウナに入って、文字通り旅の疲れをいやした。このホテルは新市街にあり、周囲に散策するところは少なく、そのおかげでホテル内でゆったりと過ごすことができた。

最終日はエジプシャン・バザール、セブンヒルズレストランで魚介料理、最後にトプカプ宮殿について書かないわけにはいかない。メフメット2世に時代の1467年に完成、その後400年にわたり増改築が繰り返された。ハーレム、厨房、陶磁器展示室などに続き、最大の見どころは宝物館の所蔵品である。86カラットのダイヤモンド、262カラットのエメラルドを始め、いわゆる金銀財宝が収められていることに驚嘆を禁じ得ない。宮殿はもちろんのこと、所蔵品が離散しなかったことに感謝、トルコ人の誇りに敬意を表したい。

いよいよイスタンブールともお別れ、VIPバスはイスタンブール国際空港に向けて出発。満ち足りた気持ちで旅を終えることができた。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
観光バス 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社
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