2023/08/04 - 2023/08/05
11位(同エリア495件中)
葵さん
この旅行記スケジュールを元に
2023年8月の週末、酷暑の東京を脱出し、ぷらっと伊豆半島へ。
今回は伊豆半島の付け根に位置する「伊豆の国市」周辺を巡っていくことにしますが、この暑さには敵わず、早々にこの日の宿である「伊豆長岡温泉」の老舗旅館「三養荘」へと向かい、ゆっくりとした時間を過ごすことに。
約3000坪の広大な日本庭園、伊豆長岡温泉のやわらかなお湯、そして伊豆の海の幸と山の幸を取り入れたお料理と、大満足のステイとなりました。
〔酷暑の東京を脱出し、ぷらっと伊豆半島へ(2023年8月)〕
●1日目:伊豆長岡温泉・三養荘ステイ【この旅行記】
●2日目:伊豆パノラマパーク/韮山反射炉/三嶋大社(一之宮)
https://4travel.jp/travelogue/11847970
〔プリンスホテル系列・ホテル宿泊記〕
●ザ・プリンスパークタワー東京:https://4travel.jp/travelogue/11708664
●ザ・プリンスさくらタワー東京:https://4travel.jp/travelogue/11713483
●ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町:https://4travel.jp/travelogue/11775133
●新横浜プリンスホテル:https://4travel.jp/travelogue/11742164
●ザ・プリンス箱根芦ノ湖:https://4travel.jp/travelogue/11727800
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
●東京駅
週末の金曜日、この日は半ドン(死語?)で仕事を切り上げ、まずは「東京駅」から東海道新幹線こだま号に乗り込み、伊豆半島の玄関口にあたる静岡県の「三島駅」へと移動していきます。 -
●三島駅
新幹線は定刻の14時17分に「三島駅」へ到着。
ここからは明日の移動のことも考え、駅前のレンタカー店で車をピックし、さっそく今日の宿へと向かいます。三島駅 駅
-
●伊豆長岡温泉 三養荘
ということで、「三島駅」から伊豆半島を南下し、伊豆の国市に位置する「伊豆長岡温泉」へとやってきました。
この日も外は酷暑なので周辺観光はせずに、早々に今宵の宿である「伊豆長岡温泉 三養荘」へチェックインします。
☆伊豆長岡温泉 三養荘ホームページ☆
https://www.princehotels.co.jp/sanyo-so/伊豆長岡温泉 三養荘 宿・ホテル
-
イチオシ
「三養荘」は、1929年に三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の長男である岩崎久彌の別荘として建てられ、戦後の1947年から旅館として営業開始したという歴史を持ち、現在はプリンスホテル系列の宿となっています。
敷地内の駐車場に車を置き、案内の方にいざなわれ、この風格を感じさせる新館エントラスから建物の中へ。 -
建物は大きく本館と新館に分かれ、今日泊まるのは1988年に建てられた新館の方で、まずは靴を脱いで右奥にあるフロントにてチェックイン。
-
新館は、玄関棟から縦横に続く廊下によって、それぞれの客室がぶら下がるように連ねる面白い構造になっており、これも広い敷地の為せる技。
-
そして、本日アサインされたのが「若菜」というお部屋で、スタンダートタイプの和洋室になります。
部屋は、本間とベッドが置かれた次の間からなる構成で、広さは63平米以上と十分に確保されています。 -
イチオシ
本間には、高級旅館にマストの立派な座卓が。
-
窓側からはこんな感じで、奥の方に空気清浄機や電気ケトル等々の備品が配置されています。
-
個人的にはわざわざ布団を敷きに来てもらうよりかは、最初からベッドの方がいいかなと。
-
次の間の奥にあたる広縁にはテーブルとソファーがあり、お庭の景色を眺めながらゆっくりできそう。
-
バス・トイレは別で、もちろんトイレはウォシュレットになってます。
-
ちなみに部屋にあった案内図がこちら。
広い敷地の中に、それぞれのお部屋が適度な距離を保って配置されており、贅沢な空間の使い方ですね。 -
●三養荘日本庭園
また、「三養荘」は京都の庭師・小川治兵衛が作庭した約3,000坪の日本庭園が有名で、部屋で一息入れた後さっそく庭園の散策へ。
ちなみにこちらの庭園は、宿泊者のみ見学可となっています。 -
小さな門を抜けていくと、広い敷地の中にきれいに整えられた日本庭園が広がっています。
-
なるほど、(よりランクの高い)本館の離れの建物は、こんな感じでお庭に面していて、導線も確保されてるんですね。
-
池泉回遊式の庭園の中央には池が配されており、ここからぐるっとひと回りしながら散策していきましょうか。
-
お、立派な松の枝振りで、支えがないとかなり辛そう。。。
-
奥の岩場近くにも池があり、周りの緑が一層映えます!
-
池の水面を背景に、緑の楓の葉をアップで1枚。
-
「源氏山」の麓に位置しているため、ちょうど山々が借景になって、緑に包まれている感じ。
-
庭園内には季節の花々が咲いており、可憐な一輪の白い百合が。
-
イチオシ
小川に架かる石橋の先には、百日紅(サルスベリ)の木も。
-
夏の青空を背景に、ピンクの百日紅の花を1枚。
-
で、再び中央の池のまわりを歩いていきます。
-
水面に広がっているのは睡蓮の葉のようですが、花は見つけられず。。。
-
ん、面白い形の木を発見!
-
イチオシ
最後、池に架かる石橋からの景色を眺め、(暑さも厳しいので)ぼちぼち撤収しましょうか。
豊かな自然に囲まれた3000坪の庭園には四季折々の見どころがあり、また別の季節にも訪れてみたいですね。 -
ということで、石畳が敷き詰められた新館のエントランスから、部屋へと戻ります。
-
炎天下のお庭を歩いて汗もかいたので、お風呂でさっぱりすべく部屋のお風呂場へ。
ちなみに「三養荘」は全室にかけ流しの温泉が付いており、いつでもここ伊豆長岡の温泉が楽しめます。 -
イチオシ
おおっ、外に面して大きな窓がとられて柔らかな光が入り込んできて、雰囲気のいいお風呂ですね!
温泉は9.1pHの高濃度アルカリ泉で、クセがなくやわらかなお湯です。 -
お風呂から上がったあとは、ベッドから外のお庭を眺めながら、少しまったりと時間を過ごします。。。
-
ぼちぼち夕食時間になったので、食事処「雄峰」へ向かうものの、敷地内が広く微妙に距離があり、食事スタートの17時30分に少し遅刻(汗)
-
会場は昔ながらの大広間にテーブルと椅子を置く形で、舞台壁面には、人間国宝で截金(きりかね)作家の江里佐代子氏の作品を展示しています。
-
料理のお供には地元の日本酒をということで、まずは「静岡地酒飲み比べ」(磯自慢大吟醸・初亀吟醸・英君本醸造 各50ml)をチョイス。
-
今日の夕食は、伊豆の海の幸と山の幸を取り入れた懐石料理です。
旬 菜:水菜浸し、枝豆豆腐、鶏諸味噌焼き、青梅清流寄せ、新丸十密煮
御 椀:玉蜀黍真丈 素麺、蟹葛叩き、オクラ、柚子
お造り:海の幸盛り合わせ
焜 炉:伊佐木しゃぶしゃぶ ポン酢、添え野菜 -
さすがに日本酒飲み比べ(合計150ml)だけではぜんぜん足りず、早々に瓶ビールへと移行(笑)
-
メインの魚と肉料理の後、お食事はトウモロコシの炊き込み御飯でした。
焼 肴:鱸蓼焼き 蓼卸し
冷やし煮物:里芋、南瓜、冬瓜、ヤングコーン、銀餡、振り柚子
強 肴:和牛ロースト香味たれかけ 添え野菜
お食事:玉蜀黍炊き込み御飯 留椀、香の物 -
そして最後、果物と甘味の盛り合わせでフィニッシュ。
老舗旅館らしく一品一品が丁寧に作り込まれており、とても美味しくいただきました。 -
夕食後、部屋に戻りひと息入れ、(部屋にお風呂は付いているものの)せっかくなので大浴場の方にも行ってみることに。
-
予定通りというか案の定、大浴場は貸し切り状態でした。
内湯とともに建物を囲むように露天風呂もあり、やっぱり広い湯船に浸かるのもいいですね。 -
大浴場からの帰り道、湯冷めしない程度に、廊下に飾られた美術品や「三養荘」の歴史に関する展示を見ていきます。
-
古い案内図やパンフ類も展示されており、真ん中にある「三養荘」の年表を見ると、昭和天皇・皇后両陛下を始め皇族の方々もご宿泊されたそう。
-
廊下の窓からの景色も芸術作品に!
この日は「三養荘」の日本庭園・温泉・お料理を十分に堪能できたので、ぼちぼち寝ましょうか。。。 -
翌朝、起きてさっそく朝風呂へ。
やっぱり部屋に温泉が付いていると、好きなタイミングですぐに入れて便利です。 -
ふと部屋の障子の方に目が行くと、太陽の光の当たり方の関係からか、昨日は見られなかった草の陰影が。
-
朝食は8時スタートなので、今度は遅れないように向かうつもりなんですが、ついつい廊下の窓の外に見える景色に目移りしてしまい。。。
-
夕食と同じく食事処「雄峰」で供されたのは、旅館のザ・朝食といった感じの和定食で、御飯はお釜で炊かれています。
小鉢:釜揚げしらす卸し
焼物:鯵干物・厚焼玉子 染卸し
進箸:メカブとろろ・明太子・焼き蒲鉾・山葵漬け
温物:肉豆腐(豚肉・玉葱・刻み葱)
サラダ:生野菜・ミニトマト・パプリカ 山葵ドレッシング
食事:釜炊き御飯
味噌汁:若布・刻み葱・渦巻麩
香の物:梅干・沢庵・大根たまり漬・焼き海苔
果物:オレンジ釜盛り -
イチオシ
このデカい鯵の干物の存在感といったら。
-
帰り際、セルフサービスのコーヒーを淹れて、部屋でいただきましょう。
-
(帰り道の廊下を歩いてた時にも、また撮ってしまった・・・)
-
部屋に戻り、まだまだ滞在してたいものの、せっかくなので「伊豆長岡」周辺の観光もしたいので、撤収作業をして9時過ぎにチェックアウト。
-
前々から「三養荘」に一度泊まってみたいと思っていて、急遽このタイミングで休みが取れたため急ぎ予約し、結果、大満足の滞在となりました。
今回は一番スタンダードな部屋で、かつ、タイムセールも利用できたことから、このクラスの宿としては比較的リーズナブルなお値段だったのも良かったです(それでも1泊2食付で6万円くらいでしたが・・・)。
ここからさらに「伊豆長岡」の観光スポットを訪れてみますが、その模様はまた別の旅行記で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
静岡県・伊豆半島への旅
-
前の旅行記
早春の熱海温泉街そぞろ歩き~熱海梅園の梅&糸川遊歩道のあたみ桜の共演~
2023/02/17~
熱海
-
次の旅行記
酷暑の東京を脱出し、ぷらっと伊豆半島へ《2》~伊豆パノラマパークで碧の絶景を~
2023/08/04~
伊豆長岡温泉
-
2021年旅納めは伊豆半島・伊東へ《Part.1》~サフィール踊り子号で行く伊東温泉街そぞろ歩き~
2021/12/28~
伊東温泉
-
2021年旅納めは伊豆半島・伊東へ《Part.2》~絶景が広がる大室山&城ヶ崎海岸を巡る~
2021/12/28~
富戸・一碧湖・城ヶ崎
-
早春の熱海温泉街そぞろ歩き~熱海梅園の梅&糸川遊歩道のあたみ桜の共演~
2023/02/17~
熱海
-
酷暑の東京を脱出し、ぷらっと伊豆半島へ《1》~伊豆長岡温泉・三養荘ステイ~
2023/08/04~
伊豆長岡温泉
-
酷暑の東京を脱出し、ぷらっと伊豆半島へ《2》~伊豆パノラマパークで碧の絶景を~
2023/08/04~
伊豆長岡温泉
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
伊豆長岡温泉(静岡) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 静岡県・伊豆半島への旅
0
53