ぷらっと東京さんぽ《Scene.14》～酷暑の夏に、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町ホテルステイ～

2022/08/23 - 2022/08/24

酷暑が続く2022年の夏、この７月から予期せず忙しい部署に異動となってしまい、結局夏休みも３日間取れただけ。。。
こういう時は大人しく都内で過ごすことにし、前から気になっていた「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」をチェックしてみると、ちょうど東京都民限定のお得なプランを発見してしまい、即座に予約ボタンをクリック！

ということで、夏休みはプリンス系列の最高級ブランドホテルで、何も考えずゆっくりするだけのホテルステイ。
2016年に開業した新しいホテルということで、先進的な機能面はもちろんのこと、都心のど真ん中に建つ高層階からの眺望や、”ギャラリー”と呼ぶにふさわしいアートを感じさせるデザインが随所に見られ、さすが最上級のホテルと感じさせてくれる優雅な１日となりました♪


〔ラグジュアリーホテル宿泊記〕
●東京ステーションホテル：https://4travel.jp/travelogue/11646100
●山の上ホテル：https://4travel.jp/travelogue/11690674
●ホテルニューオータニ東京：https://4travel.jp/travelogue/11700895
●ザ・プリンスパークタワー東京：https://4travel.jp/travelogue/11708664
●ザ・プリンスさくらタワー東京：https://4travel.jp/travelogue/11713483
●グランドニッコー東京台場：https://4travel.jp/travelogue/11736477
●ホテルニューグランド：https://4travel.jp/travelogue/11682009
●新横浜プリンスホテル：https://4travel.jp/travelogue/11742164
●ザ・プリンス箱根芦ノ湖：https://4travel.jp/travelogue/11727800

エリア 赤坂(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

●赤坂見附駅

夏休みを取った平日の13時過ぎ、地下鉄に乗って「赤坂見附駅」へと移動し、地下歩道を通って外へ出ると、まだまだうだるような暑さ。。。
相変わらずの酷暑の東京で、昼間は外に出るだけで億劫になります。

赤坂見附駅 駅

●弁慶橋

江戸城の外堀であった弁慶堀には「弁慶橋」が架かり、お堀の北側には、旧赤坂プリンスホテルの跡地に再開発された「東京ガーデンテラス紀尾井町」が広がり、メインの「紀尾井タワー」がど～んとそびえてます。

弁慶橋 名所・史跡

●紀伊徳川家和歌山藩屋敷跡

橋のたもとには、江戸時代に紀伊和歌山藩の屋敷があったことを示す記念碑があり、ここ紀尾井町の名前は、幕府の重臣中の重臣である紀伊徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家の屋敷が並んでいたことに由来しています。

紀伊徳川家和歌山藩屋敷跡 名所・史跡

●ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町

さっそくタワーへと向かうと、プリンス系列の最上級グレード「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」のロゴマークが。
そう、今日はこちらでゆっくりと夏休み＆ホテルステイを楽しもうという趣向です♪

ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 宿・ホテル

建物の中にあったホテルの案内図がこちら。
まずは２階まで移動し、そこからエレベーターでレセプションのある36階まで一気に上っていきます。

36階でエレベーターを降りると、正面に大きく窓が取られており・・・。

そこには２フロア吹き抜けの空間が広がり、下の35階は「Sky Gallery Lounge Levita」というカクテルラウンジ・バーになっています（まだ営業前のよう）。

で、さっそくチェックインの手続きを。

今回は、こちらの東京都民限定「I LOVE TOKYO 24時間ステイ」プランをチョイスしてみました。
プラン名のとおり最大24時間滞在でき、他にも10,000円分のホテルクレジットが付与されるなどの特典付きです

今回アサインされたのは31階のデラックスキングルームで、窓を額縁に見立て、外にはアートのような東京のビル群が広がります！

アングルを変えてもう１枚♪
窓際にはデイベッドも設けられてますね～。

窓際まで近づいてみると、東京らしい密集して建つ数多くのビル群を見下ろすことができます。

お、正面奥には東京タワーも♪
以前、芝公園にある同じプリンス系列の「ザ・プリンスパークタワー東京」からも、その姿を眺めましたっけ。

★ぷらっと東京さんぽ《Scene.9》～真夏のザ・プリンスパークタワー東京ホテルステイ～
　https://4travel.jp/travelogue/11708664

あちら側には、日本政治の中心地・国会議事堂も見えますが、その手前に３棟並ぶ衆参の議員会館に微妙に遮られ。。。

部屋の丸テーブルには折り紙付きのメッセージとともに、和菓子とミネラルウォーター（無料）が置いてありました。

また、こういうアーティスティックな冊子もあるところが、ホテルのコンセプトを表してますね～。

で、冷蔵庫の中はこんな感じで・・・。

その下にはミニバーのお酒や菓子とともに、各種食器類も揃っています。

こちらは洗面台で、この奥にトイレが設けられています。

アメニティ系はBYREDO社製のものが一式揃っています。

洗面台の向かいのバスルームはまあ普通の広さで、手持ち式シャワーとオーバーヘッドシャワーの２種類が備え付けられ、バスソルトも準備されてたのでバスタブでゆっくりできますな。

今回は24時間ステイということで時間もかなりあり、軽くホテル周辺の散歩＆物資を補給すべくいったん外へ。
建物の構造上、31階から一度レセプションのある36階へ行き、そこから地上へ降りることになります。

●東京ガーデンテラス紀尾井町

ということで建物の外へ出ると、ホテル周辺は「東京ガーデンテラス紀尾井町」として再開発されており、小洒落たオブジェもありますね～。

東京ガーデンテラス紀尾井町 ショッピングモール

●赤坂プリンス クラシックハウス

さっそくホテルの東側に向かうと、1930年に建設され、長年「旧グランドプリンスホテル赤坂旧館」として利用された洋館が残されています。

赤坂プリンス クラシックハウス グルメ・レストラン

現在は結婚式場になっており、ここから眺めると、落ち着いたクリーム色の洋館と、背後に屹立するビルのコントラストが非常に対称的！

こういうクラシックな洋館は個人的に大好きなので、ずっと残って欲しいですねぇ。。。

で、そのまま洋館の裏手へと回り込んでいきます。

ん、洋館の前に謎の鹿のオブジェが・・・まぁ、これが芸術ってものなんでしょう（笑）

ガーデンテラス内にはいろんなコンセプトの広場などが設けられており、緑も多くて散歩にはちょうどいい環境♪
この日も真夏日でかなり暑いんですが、もう少しだけ歩いてみることに。

円形上の「芽生えの庭」という空間を抜け、さらに北側の方へ。

●清水谷公園

そのまま隣接する「清水谷公園」へと入っていくと、散策路は真夏の日差しを遮るように緑に包まれて。。。

清水谷公園 公園・植物園

その一角に、「贈右大臣大久保公哀悼碑」がひっそりと。
ここ紀尾井町は、1878年に薩摩藩出身で明治政府の元勲である大久保利通が暗殺（紀尾井坂の変）されたという歴史も。

公園名の由来となった「清水谷」とは、紀伊家と井伊家の屋敷境にあった清水が湧き出る谷で、園内には今も小さいながらも池が配されています。

別角度から、先ほどまでいたホテルの建物も入れての絵♪

そろそろホテルへと戻る途中、向かって右手に向かい合うように「ホテルニューオータニ東京」の高層ビルが建っており、こちらにも以前宿泊しましたっけ。

★ぷらっと東京さんぽ《Scene.7》～梅雨の合間にホテルニューオータニ東京ステイ～
　https://4travel.jp/travelogue/11700895

ちょうど２階に「フレッシュネスバーガー」のお店があったので、テイクアウトで遅めの昼食を。
このあと、持ってきたPCをいじくりながらゆっくりしてました。。。

そして夕暮れ時、部屋からの景色はまさに芸術！
きっと額縁的な効果も考えて設計したんでしょうねぇ。

窓の外を眺めてみると、今がちょうどブルーアワーのタイミングのようで、空は濃い青色に染まっています♪

で、空は刻一刻と暗闇へと変わっていき、見ていて飽きないですね～。

10,000円分のホテルクレジットもあるので、この日の夕食はインルームダイニングにし、和洋中のメニューの中から「鹿児島黒豚フィレとんかつ サラダ付」（@3,500円）にお食事セット（@1,500円）をチョイス。
最初は握り寿司にしようかとも思ったんですが、いきなり予算オーバー（@10,700円）になるので断念。。。

ま、お供のお酒はいつものビールで十分です。
ちなみに部屋には備え付けのiPadがあるので、そこから注文できるようになってました。

この室内用のコントロールパネルでは、カーテンの開閉をボタン一つでできるのはもちろんのこと、照明にも何パターンかあり、シーンに応じて調節できるというスグレモノ。

ではでは明かりを調整し、もう１度窓から東京の夜景を♪
直下に首都高速が通っており、暗くなった中に光の帯が続いています。

最後、東京タワーを眺めたところで・・・。

この日様々な光景を楽しんだ窓のカーテンをクローズに。
あとはシャワーを浴びて寝るだけですな。。。

●All-Day Dining OASIS GARDEN

翌朝、少し早起きをし、７時30分前に36階にある「All-Day Dining OASIS GARDEN」で朝食をいただくことに。

All-Day Dining OASIS GARDEN グルメ・レストラン

無事窓側の席に案内されましたが、部屋と同じ方角の景色だな（苦笑）

注文したのは洋食の「American Breakfast」（@4,070円）で、ドリンク、特製プレート、ベーカリー、卵料理（サイドミートと温野菜添え）、コーヒーor紅茶のセットです。

こういうホテルの朝食っていえば、イメージにあるのがやっぱりふわふわのオムレツでしょう。
具材も選ぶことができ、今回はハムとオニオンで♪

朝食はボリュームもあってお腹いっぱいに。
レセプション前のロビーでちょっとだけ休憩していきましょうか。。。

このあと、お昼前まで部屋でゆっくりして過ごし、チェックアウト。

2016年に開業した新しいホテルということで、先進的な機能面はもちろんのこと、都心のど真ん中に建つ高層階からの眺望や、”ギャラリー”と呼ぶにふさわしいアートを感じさせるデザインが随所に見られ、さすが最上級のホテルと感じさせてくれる優雅な１日となりました♪
また利用する際には、クラブラウンジも利用できるプランにしたいなぁと（予算が許せばですが・・・）。

今回も最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。