スイスツェルマットとイタリアコモ湖・ミラノの旅２０２３　８・９日目

2023/06/10 - 2023/06/19

４年ぶりのヨーロッパ旅行は念願のスイスでちょっとだけハイキング、それからイタリアコモ湖湖畔でのんびり過ごそうということになり・・・８日目はミラノのドゥオーモ付近で街歩き、９日目はマルペンサ空港から北京経由で香港へ帰りました。

6/17　ミラノのドゥオーモ付近で街歩き、ドゥオーモの屋上テラス見学

6/18　マルペンサ空港→北京首都国際空港→香港国際空港　

エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

いよいよ観光できる最後の日。B&B Hotel Aostaの8階の朝食会場で朝食をいただきます。ビジネスホテルにしては豊富な朝ごはんだし、テラス席もあってこの眺め。7時からの朝食で7時半ごろ行きましたが、テラス席は日本人の方々をはじめアジア系のゲストでほぼ埋まっていました。このホテル便利で景色がいい一方、残念だったのは部屋でケトルが使えなかったことです。ケトルは備え付けになっていないのでフロントで借りたのですが、部屋で使うとブレーカーが落ちてしまいます。スタッフに来てもらったのですが「電力消費が大きいものを同時に使わないでください」とのことで、他に特に電力消費があるものを使っていなかったのですが、ケトルを使うことはあきらめました。

この日は地下鉄の1日券7.6ユーロを買って黄色いラインで4駅目のドゥオーモへ。まだ午前中なので正面から撮るとドゥオーモの写真は逆光になってしまいます。私たちは2016年にも来ていて7年ぶりですが、あの時は天気がよくなかったので今回青空の下のドゥオーモが見れて嬉しいです。実はこの日の朝、ドゥオーモのサイトを見て散々迷ったのですが結局見学の予約をしませんでした。夫がまだ体調が悪そうなので見学できるかどうか心配で・・・でも夫が大丈夫だと言うので、ドゥオーモの屋上テラスだけ見学しようと思います。

ドゥオーモ前のヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の像。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はイタリア統一戦争を終わらせて、イタリアを統一した人として尊敬されているそうです。

後から行くヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア方向です。

ドゥオーモ正面に向かって右側にチケットオフィスがあり、そこに並びます。オフィス入り口の外にも少し列が出ているぐらいでした。10分ぐらい並ぶと係員がいて、現金で買うかクレカで買うかと聞かれそれぞれの列に分かれるのですが、係員さんに暗証番号がなくてもクレカで買えるかどうか確認して大丈夫だというのでクレカで買うチケット販売機のほうへ行ったところ、やはり暗証番号がないとダメでした。他の販売機でも挑戦しましたがすべてダメ・・・結局現金の列に並び直して番号札を取り、20分ぐらい待って、ようやく窓口でチケットが買えましたが一番早い枠が当日1時から。少しでも涼しい夕方からのほうがいいと思って最終枠の4時半から屋上テラスのチケットを買いました。リフトでテラスへ行くチケット1人15ユーロです。

ガッレリア側へ行きリナシャンテで買い物します。イタリアブランドのケーキ用の小さいフォークとティースプーンのセットを自分用に購入。夫は途中からリナシャンテの前に座って休んでいたのですが、女性グループに声をかけられました。ベールをかけている女性がもうすぐ結婚するので、友達が集まって道行く人に頼んで「結婚はやめたほうがいい」と彼女のTシャツに書いてもらっているそうです。結婚する覚悟を試す儀式のようなものでしょうか。とっても盛り上がってました。

リナシャンテの並びのガッレリアの中はうっとりするような空間です。

回転すると幸せになれるとか、もう一度ミラノに来られるとか言われている場所でわたしも回転しました。観光客が次から次へとこの場所に入るのでタイミングが難しいし、みんなに見られて恥ずかしいです。

ガッレリアを抜けるとレオナルド・ダヴィンチの像がある広場に出ます。この周りにベンチがありますが混雑していてなかなか空きがありません。空きが出たら素早く座って一休みしながら近くのレストランをネットで探しました。スカラ座も目の前です。

ダウィンチ像から歩いて5、６分のMaia Bistrotにやって来ました。涼しい店内に座って一息つきます。パスタとグリルチキンをシェアしました。メニューのコーヒーはもちろん全部ホットですがアイスにしてくれました。ウェイトレスさんがとっても親切で、居心地よく長居してしまいます。その後夫はホテルに帰って少し休み、わたしは一人でまたヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りをブラブラしました。

H&MやZara、Mangoなどをチェック、アジアとは違う品揃えで面白かったんですが土曜日だったのもあってとてもこんでいました。Mangoの近くのカフェでジェラートも食べました。カフェではまずCashierでジェラートチケットを買ってから注文します。写真はモンテ・ナポレオーネ通りにある香港でもお馴染みのCova Cafeです。ここまで来て引き返し、ドゥオーモの広場に戻ります。

結婚前の女性と友達の集まり。朝声をかけられたグループとは違うグループかもしれませんが、こちらは人数も多くて大盛り上がりです。

ドゥオーモ正面向かって左側のリフトで屋上テラスへ。7年前も屋上テラスだけ見たんですがこの場所がやっぱり好きです。

日陰が涼しくてほっとします。

いろいろなポーズの聖人の像が立っています。

高い尖塔もさることながら、ゴシックの繊細な細工と細工の影が壁に映し出された模様、美しさにため息が出ます。

屋根の中央部分です。もう閉場時間近くて、係員の人に追われるようにやってきました。

面白い形のビルが見えます。尖塔の上の聖人はビルを見て、何を思うのでしょうか。

こちらが正面の方向です。夕方６時頃、ちょうど真正面から日が当たっています。ドゥオーモは西向きなんですね。

一番高い所にあるマリア様の像、ミラノの街と人々を見守っています。

階段で地上に降りて、出口の手前で少しドゥオーモ内部も見られます。

さようなら、ドゥオーモ。その後、もともとはまだ行ったことがないナヴォリオ運河へ行ってアペリティーボを楽しみたいなと思っていたのですが、暑さと疲れでその元気が残っておらずホテル近くで夕食を取ることにしました。

日本の方の口コミが多かったミラノ中央駅近くのOstaria La Baitaへ。店内もきれいで料理も美味しかったです。ツェルマットでも食べましたがムール貝の白ワイン煮に・・・

魚料理とシーフードリゾット。体調が悪くてワインが飲めなかったのが残念です。今回せっかくイタリアに来たのにワイン1回しか飲んでいません。ウェイターさんも親切で好印象ですが、わたしが日本人だとわかるとやたらにペコペコするのがちょっと気になりました。

レストランから3分でホテルに帰って、この日も部屋から夕日が沈むのが見えました。

最終日の朝、朝食会場のテラスで。朝日を浴びるミラノ中央駅も素敵です。

そういえばまだエスプレッソを飲んでいなかったと思い、朝食会場でいただきました。ゆっくり荷物をまとめて10時ごろチェックアウト、中央駅の正面から見て左側のマルペンサ空港行きシャトルバス乗り場から10時20分ごろのバスに乗り、11時ごろには空港に着きました。バスはバス会社によって多少料金が違うようですが1人10ユーロでした。13時発の飛行機だったのでちょうどいい時間だと思ったのですが、特にゲートに向かう前のパスポートコントロールが長蛇の列で最終搭乗時間が迫っているのにまだまだ順番が来ません。同じ便の他のお客さんが「間に合わないので先に行かせてください」と言いながら列の前に進んでいたので、きちんと並んでいる方々に本当に申し訳ないと思いつつわたし達もそうしました。

Air ChinaのCA950便は1時過ぎにミラノを飛び立ち、北京首都国際空港には19日の早朝5：30着、それから9：30発のCA111便で香港に戻りました。北京に着いたのは朝早くですが、深夜だった行き同様スタバが開いていました。帰りは疲れているし、行きのように緊張感もないので飛行機の中でもトランジット時もよく寝て短く感じました。わたしの初めての旅行記投稿、読んでくださってどうも有難うございました！