2023/06/10 - 2023/06/19
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バウヒニアさん
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4年ぶりのヨーロッパ旅行は念願のスイスでちょっとだけハイキング、それからイタリアコモ湖湖畔でのんびり過ごそうということになり・・・3日目はゴルナート鉄道でゴルナーグラート展望台へ行き、ローテンボーデン駅からリッフェルベルク駅までハイキングしました。
6/12 ローテンボーデンからリッフェルベルクまでハイキング
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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私たちにしては早起きして7時ごろゴルナーグラートのライブ映像をチェックすると雲一つない快晴で、マッターホルンがきれいに見えていました。すぐ行くからねーとはやる気持ちを抑えながらの朝食、でもこの日もたっぷりいただきました。朝食の時SBBアプリでゴルナーグラート鉄道の切符を購入しましたが、ハーフフェアで1人当たり片道30スイスフランぐらいだったと思います。
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ホテルを出て、フィスパ川のところでマッターホルンにご挨拶。だいぶ雲がかかってきちゃってます。
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ツェルマット駅前のゴルナーグラート鉄道駅でQRコードをかざして切符を発券する必要があったのですが、QRコードが読み込めず、結局改札の係員さんが発券してくれました。発券に時間がかかって8時台最後の列車にぎりぎり滑り込み、もちろん景色がいいと言われている進行方向右側の席はいっぱいでしたが、左側に座ることができました。左側の雲の間にちょこっと突き出た山がかわいいです。
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約30分で終点のゴルナーグラート駅に到着、駅を出てすぐの展望台で観光客が一斉に記念撮影です。残念ながらマッターホルンの方角にはもくもくと雲がかかって何も見えませんでしたが、こちらのモンテローザ側はよく見えました。左からモンテローザ(デフュール峰4,634m)、リスカム(4,527m)、双子の山がポルックス(4,092m)、カストール(4,228m)。手前に流れてくるような氷河がゴルナー氷河です。
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双子の山のさらに右側はブライトホルン(ブライトホルン主峰4,164m)。マッターホルンは4,478mなので、モンテローザとリスカムはマッターホルンより高いんですね。ゴルナーグラート展望台の標高は3,100m。
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駅の反対側にある展望台に移動。ちょっと上るので空気が薄いせいか息が切れるような気がします。
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展望台にさしかかって、ふりかえるとよく展望台の紹介に使われている角度の景色が広がっています。雲の後ろはマッターホルン・・・おーい、出てきてくれ!
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上の展望台の隣は3100クルムホテル、大人気でなかなか予約が難しいようです。数年前に漫画がドラマ化された「黄昏流星群」を思い出しました。主人公はこんなホテルに泊まったのかな~と。あのドラマを見てマッターホルンを見てみたいと思ったのが今回の旅のきっかけです。
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イチオシ
上の展望台では大勢の観光客が思い思いの時間を過ごしています。ここにちょっと高くなっている岩場があって、そこには多くの人がアリが群がるようによじ登って写真撮影していました。少しでも高い所に上りたいのは万国共通の心理なんでしょうか。私たちもしっかり上って写真撮りました。
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ホテルの隣には小さな教会もあります。
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ゴルナーグラート展望台で1時間以上過ごし、また列車に乗って1駅下ったローテンボーデン駅で下車、ほぼ乗客全員が下車して歩き始めたのでこのハイキングコースが一番手軽で人気があるということに納得しました。ハイキングルートが混んでいたので、少し人が減るまで駅前のベンチで休憩。
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歩き始めてすぐのところに池のようなものがありますが、まだ凍っているようです。逆さマッターホルンで有名なリッフェルゼーでしょうか?
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あっ、マッターホルンが見えてきた!
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駅から10分ぐらいでまた水面が見えました。歩いている時はこれがリッフェルゼーだと思っていましたが、後から調べたらこれは「ウンターリッフェルゼー」かもしれません。アメリカ人らしきご年配のご夫婦と抜きつ抜かれつ歩きました。「写真撮りましょうか」と伺ったら奥様が「私たちはいいのよ!」ととてもお茶目な顔でおっしゃいました。
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ウンターリッフェルゼーにも雪が残っているし、マッターホルンも山頂は雲の中ですが逆さマッターホルンの半分だけでも見られて満足です。
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前日のスネガ展望台からのハイキングよりも標高が高いので花の数は少ないですが、ちらほら咲き始めています。
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この辺りはようやく春が来たという雰囲気。
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ところどころ雪が残っています。私たちはしっかり登山靴を履いていたので大丈夫でしたが、この季節このハイキングコースはぬかるみも多くスニーカーではちょっと厳しそうです。スネガからのハイキングは緑が多くのどかな感じでしたが、ローテンボーデン・リッフェルベルグ間は雪が残る高山に囲まれた雄大で迫力のある景色が続きます。
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ゆっくり1時間近く歩くと眼下に小さな三角屋根の教会が見える丘に出ました。教会の近くにはパラグライダーも見えますが小さすぎるので、
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ズームでも撮ってみました。右下の建物はローテンボーデン駅だったと思います。
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リッフェルベルグ駅の手前、この線路と人の間に幅60㎝ぐらいの小川が流れていてそこはジャンプして渡る必要がありました。グループはガイドさんがお客さんが渡るのに手を貸していました。リッフェルベルグ駅の窓口でツェルマットまでの切符を買おうとしたのですが、たった一人の駅員さんが何やら電話応対で忙しそうでなかなか応対してくれません。列車の時刻が迫っていたので焦りましたが、ようやく買えた時に「列車に問題があって大変なんだ。しばらく列車は来ないよ」と言っていました。駅で切符を買うのはとても面倒くさいので途中でハイキングする場合でもツェルマット・ゴルナーグラート間の往復切符を買ったほうがよさそうです。値段も結局変わらなかったです。
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しばらく列車が来ないという駅員さんの言葉を信じてアイスクリームでも食べながら待とうと思い駅の隣の売店で買ったら、列車が駅に入ってきているのに気がつきました。慌ててアイスクリームを持って跳び乗りました。そして窓の外を見ると、マッターホルンが山頂まで見えていました。なんだかマッターホルンが見えるか見えないか一喜一憂するのが馬鹿馬鹿しく思えてきました。短い期間しか滞在できない観光客なので仕方ないですが、もっと大きな心構えでこの大自然を楽しみたいものだなあと。
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1時ごろツェルマットまで下りてきました。下界は暑いです。この後は前日のようにCoopでサンドイッチやヨーグルトなどを調達してホテルのベランダで昼食、近所の野原での芝刈りやヘリコプターが山の上を行き来するのを見ました。頻繁に行き来するヘリコプターを見て夫は「山火事があったんじゃないか」と言っていました。
その後の休憩時間にわたしは翌日のコモ湖までの列車の乗り換えなどを調べ、夫はホテルのジムに行きました。それで夕食前にわたしは一人で出かけて・・・ -
ホテルの近所の野原を眺めて…この景色も大好きです。
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ツェルマットの教会近くにある昔ながらのネズミ返しの小屋が残っている地区まで行きました。ネズミの侵入を防ぐために高床式になっていて穀物倉庫として使われていたそうです。エッゲン村などの家もそうでしたが黒光りしている木材がいい味を出しています。
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ツェルマットに到着した時に入った駅のレストランBahnhofbuffetで待ち合わせて夕食にしました。翌日の交通手段を調べるので精いっぱいで夕食のレストランのことまで考えたくなかったので同じレストランへ。メニューもだいたい覚えていたのでビールとムール貝の白ワイン煮とピザをオーダー、ムール貝はガーリックがきいていて一緒に出てきたバケットも完食しました。薄焼きピザもおいしかったです。実はヨーロッパ嫌いでわたしに渋々ついてきている夫もツェルマットが気に入ったようです。午後を自由時間にして行けた場所は限られましたが旅のパートナーが機嫌よく過ごしてくれて成功でした。翌日はツェルマットを発ってイタリアコモ湖湖畔のモルトラージオまで移動します。
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