利尻・礼文島キャンプ５日間③～利尻山登山

2023/07/18 - 2023/07/18

利尻島キャンプ４日目は1番の目的の利尻山に登りました。天候は万全でなかったですけど、昨日までの雨はやんでよかったです。

エリア 利尻島(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝も早く４時半に利尻山に向けてキャンプ場を出発しました。

利尻富士温泉 温泉

利尻山の登山口にあたる利尻北麓野営場まで４０分かけて歩いて来ました。北麓野営場には靴洗い場や携帯トイレの回収ボックスなどがあります。

利尻島自然休養林北麓野営場 自然・景勝地

利尻北麓野営場にあった利尻山登山の案内板です。

利尻島自然休養林北麓野営場 自然・景勝地

「甘露泉水」までは整備された散策路を歩き気持ちがいいです。

北麓野営場の登山口から１０分ほど歩くと日本銘水百選の「甘露泉水」がありました。

甘露泉水 名所・史跡

冷たくおいしい水が湧き出ていて、ここでウオーターボトルに水を汲んで行きました。

甘露泉水 名所・史跡

「甘露泉水」を過ぎると３合目にあたります。１合ごとに標識があり道のりの目安になります。1合目と２合目が見かけなかったので海が０号目なのかな。

３合目で利尻山登山と姫沼ポン山トレッキングコースとの分岐点がありました。

乙女橋を渡って先に進みます。

４合目の「野鳥の森」です。鳥のさえずりを聞きながら森林の中を歩きます。トドマツを主体とした針葉樹林が続き、涼しい木陰の中を歩きます。

５合目は「雷鳥の道標」で昔は雷鳥がいたのかと思います。

第一見晴台は６合目です。天気が良ければ素晴らしい視界が広がっているんだろうけど風景は霧で真っ白です。

７合目。６合目からは曲がりくねった急登が続き高度を上げて行きます。

登るにつれ少しづつ風景がひらけて来ました。

第二見晴台まで来ると長官山がくっきりと見えるようになりました。

高山植物のイワギキョウ。この辺りから可憐な花が見られるようになりました。

長官山の8合目手前は心臓破りといわれる難所でした。

長官山からは展望が開けて百名山の利尻山がくっきりと見えました。

長官山にあった北海道長官の歌碑。

景色は雲の切れ間からだいぶん風景が見えるようになりました。

9合目から急登で鎖場もあったり、ザレ場だったりで、かなりキツイです。

ハクサンフウロ？

イブキトラノオ。利尻山でよく見かけました。

オトギリソウ。

沓形登山コースとの分岐点。山頂まではもうすぐです。利尻山は火山岩でできているから脆くて自然に崩れやすく、最北端の百名山で登山客も多く、踏圧などの要因もあり、登山道の荒廃が進んでいますが道は崩れないようにいろいろと工夫されて整備されていてありがたいです。

右手にローソク岩を見ながら山頂はもうすぐです。

５時間ほどかかって利尻山神社の祠がある山頂に着きました。部分的にでも景色が見れたので良かったです。北峰が1719mで200m南にある南峰が1721mと高いが南峰の登山道が危険度が高いために通行止めになっていて現在は北峰を山頂としているそう。

利尻山(利尻富士) 自然・景勝地

この写真ではわかりにくいですが、山頂下はお花畑が広がっていました。