フィンランドな雰囲気の飯能とレトロな東京の奥座敷・青梅

2023/07/15 - 2023/07/16

コロナでなかなか海外に行けず、色々解禁されてきたら（コロナはまだ明けてないですが・・）円安やウクライナ関係で飛行機も高く、やっぱりヨーロッパは壁が高い。

ということで、日本の中でフィンランドを体感できる飯能に行ってみました。思った以上にフィンランドの商品があり、買い物だけでもまた行ってみたい場所です。

ついでに、こちらも訪れたことがない青梅へ。
目的は高校生ぐらいの頃に夢中で読んだ三国志を書いた吉川英治さんの祈念館でしたが、青梅あたりの自然も合わせて堪能できました。

前日の両国＋売野雅勇さん４０周年記念コンサートから、旅行記を書いています。

エリア 青梅(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

３連休の前半２日で、作詞家・売野雅勇先生の４０周年記念コンサートと、飯能・青梅方面を観光しました。

初日、コンサート会場の国際フォーラムに行く前に、両国の北斎美術館を鑑賞しました。

すみだ 北斎美術館 美術館・博物館

北斎の、両国橋夕涼花火見物之図。

装飾や脚色もあるのでしょうが、当時の隅田川の風景が思い起こされます。

有名な富岳三十六景・神奈川沖波裏。

錦絵の作り方の説明。

富士田園の図の原画。

表の北斎をしっかり展示している美術館です。
裏の北斎は・・・伊豆のオレンヂセンターに行くと見られますよｗ
（１８歳以上限定でございます）

この北斎美術館や、手前の公園は、津軽家上屋敷の跡地に立っており、表御門跡の碑が建っていました。

津軽家上屋敷表御門跡 名所・史跡

その後、国際フォーラムです。

８０年代を中心に彩った歌手たち、最近の若い才能が、売野さんが詩を書いた曲をひたすら歌うコンサート。全部で４０曲。最後はフミヤさんが持って行ったなぁ。

コンサートへのお祝いの花です。帰りに撮影できました。

東京国際フォーラム ホールA 名所・史跡

２日目。武蔵野線の新秋津→西武線の秋津→飯能から旅をスタート。

秋津駅 駅

飯能駅から向かった先はムーミンバレーパークにあるメッツァ・ビレッジ。

車で行こうか迷ったのですが、休日は駐車場１５００円。
それなら電車で行った方が渋滞もないし安いかと。

メッツァビレッジに向かう途中のあじさい。

バス停から２－３分で、メッツァビレッジ。

１階、２階にフィンランドのグッズや狭山のお土産、ビールも出してくれるカフェなどが入っています。

メッツァビレッジ ショッピングモール

メッツァビレッジの１階にはムーミンが鎮座していました。

２階はマリメッコやイッタラなど、フィンランドらしい商品が多数売られていました。

メッツァビレッジとムーミンバレーパークは、宮沢湖のほとりにあります。

気温が３６度ぐらいあったので、さすがにこれだけ暑いと湖畔も涼しくない（笑）

宮沢湖 自然・景勝地

少し早いお昼（朝は食べずに行ったので）を、ビレッジ内のロバーツコーヒーさんで。

ロバーツコーヒー メッツァ店 グルメ・レストラン

北欧風魚介のスープセットとシュリンプサンドのセット。
お魚は五島列島のお魚を使用しているそうです。美味しかった。

スープが北欧っぽいかは置いといて（笑）

もう少しビレッジ内を観光。

宮沢湖のカヌーのチケットや、木製品を売っていたお店。

ハンモックのアトラクションがありました。

スターバックスも、落ち着いた木の雰囲気。
ただ、これはフィンランドのイメージ強調し過ぎで、むしろガラス張りの建物にした方がある意味ヘルシンキっぽかったかも。

メッツァホール。

こちらはお店で、フィンランドのブランド「GOLLA」のバッグなども売っていました。

ヘルシンキでGOLLAを買いまくった自分的には嬉しい限り。
（日本人でGOLLA知ってる人はあまりいないと思う）

年内に一度、ストックのカバンを買いに行きたいと思います。

軽食屋さんのノルディックス。

北欧っぽい色使い。

埼玉を拠点に活動するハム屋さんの「サイボクハム」のお店。

メッツァ・ビレッジの１階です。

あまりに暑いので、ソーセージ片手に小江戸ビール（笑）

飯能駅から、東飯能駅→拝島駅→青梅駅の順で青梅に向かいます。

その前に飯能の駅ビルで少し買い物。といってもお目当てのものがなくウインドーショッピングで終わりました。

飯能→東飯能の電車が３０分待ちで、結局東飯能まで１ｋｍ弱歩きました。

飯能夏祭りがこの日で、おみこしに遭遇しました。

東飯能駅から、八高線で拝島、そのあと青梅線で青梅駅。

JR八高線 乗り物

青梅に行った目的は、この吉川英治記念館。

吉川英治記念館 美術館・博物館

主屋の中。

この日は講談があって、中の見学はできなかったので、外から少しだけ。

主屋は明治中期に建てられたものを吉川英治が１９３９年（昭和１４年）に購入し、１９４４年（昭和１９年）から住み始めたそうです。

吉川英治が愛した洋館の家。

一時期、この部屋を書斎にしていたことがあるそうです。
引っ越してきてから暫くの間のこと。

歴史作家が何故かアニメキャラになってましたがｗ

高校時代に読みまくった三国志がサラッと終わってたのは少し残念（笑）

展示エリアは撮影禁止でした。

次はバスで玉堂美術館へ。

その脇が御岳渓谷で、「これ多摩川ですよ、ビックリでしょ」みたいな景色。
ラフティングの船が何度か通ってました。
この岩ゴツゴツだとヘルメットも必要ですね。重装備で観光してました。

御岳渓谷 自然・景勝地

玉堂美術館。

日本画家の川合玉堂の個人美術館です。
戦時中（もう７０歳）にこの地に疎開し、終戦後1957年までこの地に住んでいたそうです。

玉堂美術館 美術館・博物館

作品の数々は、フラッシュ無しであれば撮影可能です。

真ん中は、川合玉堂が子供の頃に描いた作品で、その頃からセンスあふれてます。

こちらは第一展示室の様子です。

勲一等を受けた時の賞状。

大日本帝国とか、皇紀２６００年とか、某自民党さんと某神社さんはこの時代に戻したいのかなぁと思ってしまいます。
（今の賞状からは、当然皇紀は消えています）

それは、国民の象徴である天皇陛下が喜ばれることなのでしょうかね。
そうは思わないんだけど・・・

庭園もきれいです。
お寺みたい。

病気療養中の玉堂が作詞した「御岳杣唄（みたけそまうた、と読む）」の展示。
作曲はあの古関裕而さん。

作品に押印される、廬山人作などの印章。

玉堂晩年の画室「随軒」も再現されています。

玉堂美術館から階段を上がると御岳橋。

電車で来た時は、逆にここから降りるんですかね。

御岳橋 名所・史跡

橋から見た御岳渓谷もなかなかの景色でした。
多摩川ですからねｗ

御嶽駅。東京都内の駅とは思えないｗ

御嶽駅 駅

再び青梅駅。

青梅駅 駅

昭和レトロ商品博物館を見学しました。
駅からは徒歩５－６分ですかね。

昭和レトロ商品博物館 美術館・博物館

昭和を体験できるアトラクション（パチンコとか）は「商品博物館」なので無かったものの、雰囲気は十分楽しめました。

２階は雪女の展示で、実は雪女の舞台は当時はまだ冬に多くの雪が降った青梅が舞台では、と言われていることからの展示です。

青梅駅から自宅へ。

レトロな雰囲気も残る駅ですね。

青梅駅 駅