2023/01/14 - 2023/01/16
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King.jackさん
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この旅行記のスケジュール
2023/01/14
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飛行機での移動
羽田空港(8:40)⇒ANA751便⇒小松空港(9:45)
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車での移動
小松空港(10:15)→能美市九谷焼美術館(10:50)
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車での移動
九谷焼美術館(12:15)→月うさぎの里(12:45)
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車での移動
月うさぎの里(13:25)→丸岡城(14:00)
2023/01/15
2023/01/16
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この旅行記スケジュールを元に
2月にシンガポールにいく予定があったので、1月は大人しくしていようと思っていました。
が、友人がどうしても「松葉蟹が食べたい!!」とのたまう。
ちょうどANAのマイルが切れるタイミングだったこともあり、急遽福井へ行くことに。
ずーっと、行ってみたかった三国と、若狭のフグを味わいに、冬の越前を巡りました。
ただ福井は昨年夏に訪ねたばかり。
行ったところを除いて巡ると、かなり渋い地味な旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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日本海が見える!
羽田空港、8時40分発の便で小松へ。
羽田空港近くに住んでいるので、羽田も東京も品川も始発便に乗れるのが便利です。
9時45分
小松空港着!
小松空港は昨年夏に旅して以来、半年ぶり。
じゃらんで予約したタイムズレンタカーへ。
免責込込で16,980円。
2,000円のクーポン+じゃらんポイントで、なんとお支払いは「80円」でした!! -
能美市九谷焼美術館
10時50分
空港から車で40分。
能美市九谷焼美術館にやってきました。KAM能美市九谷焼美術館|五彩館| 美術館・博物館
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能美市九谷焼美術館・五彩館
世界に誇る「ジャパンクタニ」の名品の数々を見学します。
五彩館では草創期から現代までの作品と九谷焼の歴史を見ることができます。KAM能美市九谷焼美術館|五彩館| 美術館・博物館
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能美市九谷焼美術館・五彩館
九谷焼の特徴は呉須(ごす)と呼ばれる寒色系の黒色で線描きし、紺青・赤・紫・緑・黄の五色の絵の具を厚く盛り上げて塗るところだそう。
五色の絵の具に沿った壁紙の展示室を回ります。KAM能美市九谷焼美術館|五彩館| 美術館・博物館
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能美市九谷焼美術館・五彩館
良い器を見るたび、自分にも料理の趣味があったらもっと楽しいのになー。
と感じます。
いつも地域の焼き物を買って帰っては、「料理しよう!」と思いつつ、
結局出来合いのお惣菜を盛り付けて満足しています。KAM能美市九谷焼美術館|五彩館| 美術館・博物館
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浅蔵五十吉記念館
敷地内には五彩館のほか、九谷焼に現代技法を取り入れた作家、二代目浅蔵五十吉の記念館や、体験館などあります。浅蔵五十吉美術館 美術館・博物館
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浅蔵五十吉記念館
この記念館の建物はとっても雰囲気があってよかったです。
作品を見学したあとは、各窯元のお店が集まる九谷陶芸村でお買い物。
見切り品のコーヒーカップを購入しました。
12時10分
1時間ちょっと滞在し、次の目的地に向かいます。
それにしても1月の日本海側なのに全然寒くないです。
あいにくの雨模様。
雪ならもっと雰囲気あるのですが…。浅蔵五十吉美術館 美術館・博物館
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月うさぎの里
12時45分
加賀温泉の月うさぎの里にやってきました。
なぜここに来たかというと、干支だから。
単純な理由ですが、カワイイうさぎに癒されます…。
が、
ここのウサギ、観光客に餌を与えられ過ぎなのか、どれも超巨体。
脂肪だらけでブクブク太っています。月うさぎの里 動物園・水族館
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月うさぎの里
お腹いっぱいなのか、餌付けできるのですが食いつきが悪く、殆ど動きません。
口元まで持って行かないと食べてくれないという、ローマ貴族のような生活です。月うさぎの里 動物園・水族館
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ウサギ神社
干支なんでね。
一応お参りします。
狛犬のように鎮座する右側のウサギは置物ですが、左側は本物でした。
狙ってここにお座りになってるのでしょうか…。
13時25分
はてさて、全然動かないデブ兎にも飽きたし、雨も強くなってきたので次の目的地に向かいます。月うさぎの里 動物園・水族館
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丸岡城
14時
丸岡城にやってきました。
駐車場からお城まで10分程坂を登ります。
それにしても雨が憂鬱です。丸岡城 名所・史跡
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丸岡城
丸岡城は江戸時代以前に建設され、現代に残る「現存十二天守」の1つで、国の重要文化財に指定されています。
築城は織田信長の時代だそうです。
なかなかカッコいいお城ですね~。
城ファンではないですが、これで現存12天守の6つ制覇です。丸岡城 名所・史跡
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丸岡城
城ファンの人は天守よりも石垣が好きなのだとか。
丸岡城の石垣もなかなか見応えがありました。
14時40分
本日最終目的地の三国湊を目指します。丸岡城 名所・史跡
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雨にけむる三国湊
15時20分
東尋坊のすぐ近く、三國港にやってきました。
夕日で有名なビーチもあります。
めっちゃ天気悪いですがこれはこれで雰囲気あります。
僕も友人も東尋坊には何度も行っているのでパス。
ずっと行ってみたかった三国の港町を散策します。三国湊の町並み 名所・史跡
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雨に煙る三國湊
旅情があります。
海に漂う霧がなんとも言えません。
三國は「北前船」交易で栄えた町。
日本海側には北前船で栄えた町がたくさんありますが、しっとりとした港町はどこもそれぞれ個性があり、街歩きが楽しいです。 -
旧森田銀行本店
三國にも古い建物がたくさん残っており、「三國港レトロ」として旅人に愛されています。
旧森田銀行は三国湊を代表する豪商の一つ森田家が創業した銀行です。旧森田銀行本店 名所・史跡
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旧森田銀行本店
森田家はもともと廻船業を営んでいたそうですが、海運の衰退をいち早く察知し、金融業へと転換を図ったそうです。
その後、銀行業は大成功し、1920年(大正9年)、この建物が新しい本店として建てられたそうです。旧森田銀行本店 名所・史跡
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旧森田銀行本店
この建物の見どころは入ってすぐ目につくカウンター。
とっても長い曲がりカウンターなのですが、なんと「ケヤキの一枚板」を使っているのだとか。
吹き抜けの天井には象嵌が施されていて、とっても雰囲気のある建物でした。旧森田銀行本店 名所・史跡
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旧大木道具店
大正期の立派な建物です。
なんと今は改装され、地元出身のシェフが腕をふるう「三國フレンチ」のお店になっています。
こんなお店で美味しい料理とワインで夜を過ごしたいですねー。サミュゼ グルメ・レストラン
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旧岸名家住宅
岸名家は材木商を営んでいた三国湊を代表する豪商の一つ。
建物内は係の人が詳しく説明をしてくれます。
パッと見は質素ですが、床材には「福井の宝石」とも言われている、「笏谷石」が使われています。
「越前青石」や「福井ブルー」と呼ばれる淡い青色が特徴で、その貴重さから近年再注目されているようです。
建物の奥は、現在は道路ですが昔は海で、そのまま船着き場となっていたそうです。
まだまだ見たいところがいっぱいですが、時間が全然足りない…。
ウサギの里に行ったのが失敗です。
えちぜん鉄道の三国駅から坂を上って次の目的地へ。旧岸名家 名所・史跡
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みくに龍翔館
16時20分
三国の町を見下ろす高台にある「龍翔館」へやって来ました。
三国の街の高台・愛宕山には明治12年(1879年)にG.A.エッセルが設計した、
珍しい五層八角形の「龍翔小学校」がありました。
その特異な形から地元では「こうもり傘学校」と呼ばれていたそうです。
残念ながら小学校は老朽化で壊されてしまいましたが、その建物を模して建てられたのが「みくに龍翔館」です。坂井市龍翔博物館 美術館・博物館
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みくに龍翔館
明治当時の三国湊はとても繁栄していて、人々は三国のシンボルとなる小学校建設を計画。オランダ人エッセルが設計し、日本のどこにもない五層八角形の偉容を誇る、龍翔小学校が建てられたそうです。
巨額の建設費すべて、人々からの寄付で集めたということですから驚きます。
残念ながらみくに龍翔館は閉館していたため宿へと向かいます。坂井市龍翔博物館 美術館・博物館
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酒万寿処 にしさか
三国駅から伸びる商店街にたたずむお饅頭屋さん「にしさか」にやってきました。
越前三国名物「酒饅頭」の始まりは、江戸時代。
船乗りが三国湊に何日も停泊していた時に、地元の人達に酒まんじゅうの製法を教えたそうです。酒万寿処 にしさか グルメ・レストラン
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「にしさか」の酒饅頭
もち米を使ったもちもちした食感とほんのり香る甘酒の風味が絶品です。
当時の三国の人たちには、とても珍しく美味しかったらしく、たちまち評判になり、三国に数軒の「酒万寿や」が誕生したそうです。
三国の豪商たちは、結婚式で花嫁さんを人目見ようと集まった人達に、家の二階から酒饅頭を何千個も蒔いて振る舞っていたそうです。 -
民宿いたもと
17時
本日のお宿、民宿「いたもと」に到着。
昨年は鳥取に松葉ガニを食べに行きました。
刺~焼~茹で~天ぷら、鍋とタグ付フルコースだったのですが、「何となくイマイチだったね。」という感想。
「やっぱり蟹は大きさだ!」
ということで、とにかく大きい蟹を出してくれそうなお宿を検索。
こちらのお宿に辿り着きました。
民宿ですが温泉もあり、雨で冷え切った体には嬉しいです。
有名な川尻の割烹旅館はとてもじゃないけど手の出ないお値段。
今回はじゃらんで¥78,000円 全国旅行支援で6,000円引き。
巨大な茹でガニ1杯付いてのお値段と思うとリーズナブルです。民宿いたもと 宿・ホテル
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民宿いたもと
お風呂までの廊下では開きが干してありました。
明日の朝食かな~。
小さめのお風呂ですが、しっかり温泉で食事前にしっかり温まることができました。民宿いたもと 宿・ホテル
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蟹刺し
さていよいよ夕食です。
まずは蟹刺し!
花咲になっていましたが、個人的には何もしていないほうが好きです。民宿いたもと 宿・ホテル
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茹でガニ
ででん!
出ました!超巨大なタグ付き茹でガニ。
ゆでたてのあっつあっつで出してくれます。
ずっしり重くてかなりの大物です。
プランでは700~800gを2名で1杯とのことでした。 -
茹でガニ
でででん!
本当の蟹好きは、茹でガニ一択!だそうです。
今回僕たちもこの茹でガニを食べて、本当にその意味が分かった気がします。
ずっしり重く、身がつまっていて、とにかく甘い!
本当に美味しくて、無心で食べました。
茹でガニは作るのが難しいそうです。
鍋に放り込むだけだと思ってた。民宿いたもと 宿・ホテル
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焼きガニ
ででででん!
続いて焼き蟹。
「こちらは熱いうちにどうぞ!」と言われるのですが、茹でガニもまだまだあるので大変です。
こちらも香ばしく、とっても甘くて最高でした。民宿いたもと 宿・ホテル
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蟹刺し
とにかく、焼きガニと茹でガニに夢中でこいつを忘れていた。
でも刺しも肉厚で十分美味しいです。民宿いたもと 宿・ホテル
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蟹雑炊
締めは蟹雑炊!
少し余っていた蟹肉と味噌をたっぷり載せて、「贅沢蟹雑炊」に。
本当に本当に大満足な「蟹ナイト」となりました。民宿いたもと 宿・ホテル
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瀧谷寺(たきだんじ)
1月15日
本日は曇天!
雨でないだけ、まだマシです。
ただ、1月の福井だと言うのに全然寒くない。
セーターにコートだとちょっと汗ばむくらいです。
9時15分
宿から車で10分。
瀧谷寺(たきだんじ)にやって来ました。
本当は昨日訪れる予定でしたが、回り切れず本日に。瀧谷寺 寺・神社・教会
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瀧谷寺・山門
参拝口から緩やかな石坂を5分ほど登って、本堂に到着です。
本堂へは靴を脱いで上がって拝観できます。
重文本堂、本堂に連なる庫裏、観音堂、国宝や重文が展示されている宝物殿、
江戸時代築庭の庭園など見どころが豊富なお寺です。瀧谷寺 寺・神社・教会
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瀧谷寺・本堂
左手の庫裏から靴を脱いで本堂に上がります。
瀧谷寺自体は1375年開山の真言宗の古刹です。瀧谷寺 寺・神社・教会
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瀧谷寺・庭園
本堂からそのまま靴を脱がずに庭園鑑賞へ。
江戸時代中期頃作庭と言われている美しい庭園です。
違う季節だともっと良さそうですね~。
しっかり「雪吊り」もあるのにな~・瀧谷寺 寺・神社・教会
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瀧谷寺・庭園
本堂前の前庭にはたくさんの枝垂れ桜が植えてあり、桜の季節はひと際美しいのかな…と思います。瀧谷寺 寺・神社・教会
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瀧谷寺・観音堂
麒麟でしょうか。
なかなか可愛らしい形です。瀧谷寺 寺・神社・教会
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瀧谷寺・山門
最後に宝物館に立ち寄り帰ります。
朝一だったためか、ほとんど参拝客も居ない静寂の古刹の拝観となりました。 -
瀧谷寺・山門
太っちょ猫ちゃん。
三国はまだまだ見切れていない箇所がたくさん。
後ろ髪をひかれながら次の目的地へ向かいます。
10時
本日は若狭まで行かなくてはいけません。瀧谷寺 寺・神社・教会
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鉾島
10時30分
越前海岸の景勝地・鉾島へやってきました。
ミニ東尋坊みたいな場所ですが、海が近いのでめちゃめちゃ迫力があります。鉾島 自然・景勝地
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鉾島
まさに冬の日本海。
荒波が高さ50メートルの柱状巨岩に打ち付けます。
際まで行くことができるのでかなり迫力があります。鉾島 自然・景勝地
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鉾島・波の花
波が砕けてできた「波の花」。
同じく日本海側の能登半島では限られた条件下で、雪のように「波の花」が海岸に積もるそうです。
一度見てみたいですね~。鉾島 自然・景勝地
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越前海岸の水仙畑
11時10分
重要文化的景観の「越前海岸の水仙畑」にやってきました。
ちょうどこのころは時期的に満開のはずなのですが…。
例年より開花が数週間早かったみたいで、大分散っています。
そりゃあ…。こんな暖かいもんね…。 -
越前海岸の水仙畑
水仙畑の見どころは駐車場などないので、水仙ドームの辺りから、農道に入り山の斜面を登っていき、停められそうな場所に停めて写真を撮ります。
といっても、観光客なんて誰もいないのですが。 -
越前海岸の水仙畑
ところどころ満開の場所もあります。
冬の日本海をバックに咲き誇るスイセン。
絵になります。
風に乗って甘い香りに包まれます。
11時25分
スイセン畑をドライブしながら次の目的地へ。 -
越前がにミュージアム
11時55分
越前がにミュージアムにやって来ました。
散々食い散らかしといて、蟹さんのこと何も知らないのは申し訳ないですからね。
蟹についてしばしお勉強タイムです。
建物自体も巨大な蟹の形をしたミュージアムです。越前がにミュージアム 美術館・博物館
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道の駅 越前がに朝一
あんまりお腹が減らないので簡単に食事を済ませます。
タグ付きガニが売られています。
同じタグ付きでもこんなにも大きさとお値段が違うんですね~。
こやって見ると昨日食べた蟹が相当大きかったことがわかります。
12時50分
一通り堪能し、引き続き越前海岸をドライブします。越前かにまつり 越前がに朝市2024 祭り・イベント
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北前船主の館 右近家
13時10分
北前船船主の館にやって来ました。
残念ながら写真撮影は禁止でしたが、いままでたくさん見てきた船主の館の中でもトップクラスに贅沢な作りの邸宅でした!
右近家は全盛期には30余隻をかかえ、日本海五大船主のひとつに数えられていたそうです。北前船主の館右近家 名所・史跡
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北前船主の館 右近家の裏山
右近家に至っては、海運業の衰退を見据え、事業を転換。
海運保険業の「日本海上保険会社」を設立しました。
なんとあの「損保ジャパン日本興亜」の前身会社だそうです。
三国の森田家といい、時代を見据える力というのは本当に凄いですね。北前船主の館右近家 名所・史跡
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北前船主の館 右近家の別宅
裏山にはスイスシャレー(山小屋)風の建物が。
1階部分はクリーム色の外壁、2階部分は木造山小屋風の瀟洒な建物です。
右近家の夏の別荘として建てられたのだとか…。
テラスから美しい日本海が一望できます。
昭和10年築で登録有形文化財になっています。北前船主の館右近家 名所・史跡
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北前船主の館 右近家の別宅
この建物。
「金持ちの道楽だな~。」と思いきや、
建てられたのは昭和大恐慌の後。
貧しくなってしまった漁村の人たちの仕事をつくるために公共事業の一環として右近家が発注し建てられたのだとか…。
山の中腹に建てたので、地元の人は建築というより、資材の運搬のお仕事を任されいたそうです。
自分で持てる少しずつの資材を往復で運び、運んだ回数に応じて賃金が支払われたそうです。
そのため女性もたくさん働いていたのだとか…。
ため息しか出ませんね。北前船主の館右近家 名所・史跡
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北前船主の館 右近家の別宅
外観とは一転、内装はお洒落なスパニッシュスタイルです。
大好きです。
この雰囲気。
横浜元町の「ベーリック・ホール」に良く似ています。北前船主の館右近家 名所・史跡
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北前船主の館 右近家の別宅
船主らしく船のマークがあしらわれたステンドグラス。北前船主の館右近家 名所・史跡
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北前船主の館 右近家の別宅
開放的な窓から日本海を一望するダイニングルーム。
本当に素敵な空間です。
「越前フレンチ」のレストランとかやれば人気出そう!
とか下世話な考えが浮かびます。北前船主の館右近家 名所・史跡
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北前船主の館 右近家の別宅
当時のものでしょうか。
お洒落なマントルピースと暖房設備が残ります。
この建物、外観はスイス山小屋風、1階内装はスパニッシュスタイルですが、
なんと2階部分は純和室です。
14時20分
今日はまだまだ南下するので先を急ぎます。北前船主の館右近家 名所・史跡
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自由への扉碑
15時
敦賀港にやって来ました。
第二次大戦中、リトアニアの領事館員・杉原千畝によってビザを発行され、
迫害から逃れたユダヤ人たちが降り立った地がこの敦賀港です。
ユダヤ人達は日本に逃れたかった訳ではなく、西側からアメリカや新大陸へ逃れたかったのでしょうが、地中海航路は封鎖。
やむなく、シベリア鉄道経由で、ウラジオストクからこの敦賀に至るルートをたどったのです。
「人道の港」として有名な敦賀港ですが、
そもそも東京から敦賀、ロシア、そしてヨーロッパへと、世界へ通ずる国際玄関口として栄えた町だった。
そのため難民もこの地に降り立った。と考えた方が良さそうですね。金ヶ崎緑地 公園・植物園
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人道の港・敦賀ムゼウム
リトアニアの街を模したのでしょうか。
中には杉原千畝や「命のビザ」に関する資料が展示されていました。人道の港敦賀ムゼウム 美術館・博物館
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敦賀港
船の突端を模しているのでしょうか。
雰囲気あります。
当時は新天地へと向かう人々で賑わったのでしょうね。
今は寂しい港町です。金ヶ崎緑地 公園・植物園
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敦賀鉄道資料館(旧敦賀港駅舎)
新橋から敦賀まで汽車、敦賀港からロシアのウラジオストクへ船で渡り、
そこからシベリア鉄道でヨーロッパへ。
「欧亜国際連絡列車」なんて、旅情かきたてる名前ですね。
そんな旅がしてみたい!
下関・門司も素敵ですが、この「忘れ去られた玄関口」の雰囲気も良いですね。旧敦賀港駅舎(敦賀鉄道資料館) 美術館・博物館
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敦賀鉄道資料館(旧敦賀港駅舎)
館内には鉄道にまつわる資料の展示があります。
当時の時刻表がまたレトロで良いです。
翌日は旧北陸鉄道が走っていたルート(現在は道路になっていて、トンネルが残っている)を通って、福井へ戻ろうと思っていたのですが、なかなか道が狭いのと通行止めも多いみたいで断念。
いつかたどる旅をしてみたいです。旧敦賀港駅舎(敦賀鉄道資料館) 美術館・博物館
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敦賀赤レンガ
1905年に石油貯蔵用の倉庫として建設されたそうです。
福井県内でも有数のレンガ建築物で国の登録有形文化財に登録されています。
中はちょっとしたレストランになっていました。敦賀赤レンガ倉庫 名所・史跡
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敦賀市立博物館(旧大和田銀行本店)
16時
敦賀市立博物館にやって来ました。
旧大和田銀行の本店の建物が博物館になっています。
「また銀行??」と思われそうですが、ここも重文なので念のため。
こちらの銀行も旧式のエレベーターや大金庫など見ごたえありました!
趣のある意匠が施された玄関から入ります。敦賀市立博物館 美術館・博物館
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敦賀市立博物館(旧大和田銀行本店)
旧大和田銀行本店は敦賀の実業家・大和田氏によって1927年に建てられたそうです。
3階には漆喰飾りの美しい舞台があり、市民に開かれた公会堂としての役割も持っていたそうです。敦賀市立博物館 美術館・博物館
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敦賀市立博物館(旧大和田銀行本店)
玄関は入ってすぐのロビーとカウンター。
こちらは木材ではなく大理石のカウンターです。
どうしてこういうタイプの銀行ってもう現役で利用されていないのでしょうか。
百貨店とかはうまく改装して古い建物を利用しているのに勿体ないです。
16時30分
本日もだいぶ遅くなっちゃいました。
今宵の宿に向かいます。敦賀市立博物館 美術館・博物館
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岡三屋 彩かさね
17時10分
三方五湖(みかたごこ)の湖畔にたたずむ温泉宿・岡三屋 彩かさねに到着。
本当は前回泊まった、秘湯の宿「虹岳島荘(こがしまそう)」に行きたかったのですが休館日の様で、こちらに決定。
じゃらんで52,800円、更に全国旅行支援で6,000円割引!
フグのフルコース付だと思うとリーズナブルです。天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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岡三屋 彩かさね
お宿の真裏が三方五湖(みかたごこ)。
美しい景色が広がります。天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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岡三屋 彩かさね
小さめですが、湖を一望する露天風呂もあります。天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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岡三屋 彩かさね
夕食は若狭名物・フグ料理。
冬と言ったらこれ。
蟹食べたらフグも食べないと!天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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岡三屋 彩かさね
ふぐ刺しと煮凝り。天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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岡三屋 彩かさね
今回のコースは
ふぐ刺し、ふぐ煮凝り、ふぐ唐揚げ、ふぐ塩焼き、ふぐチリ。
更に他4品とボリューム満点。
写真はお肉だったかな?
ふぐ以外もとっても美味しかったです。天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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岡三屋 彩かさね
フグ唐揚げ
肉厚でふっくら、ジューシー。
美味しいです。天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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岡三屋 彩かさね
今回のフグコースは焼きフグも出ます。
唐揚げとまた違って、肉厚ですが、ふんわりジューシー。
さっぱりしてて美味しいです。天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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岡三屋 彩かさね
もうここまでで結構お腹いっぱい。
でもてっちりも食べなくては!
こちらのコースでは白子はお鍋に投入するタイプです。
焼きか生?で食べたかったので聞いてみたら、
「あらかじめ言ってもらえれば対応できるかも」とのことでした。
鍋に白子入れるのは初めてなので、それはそれで楽しみです。天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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岡三屋 彩かさね
もともとメニューには白子の記載が無かったので、
「出ないのかな。」と思っていたので、出ただけラッキーです。
大きな白子が付きました。
鍋に入れて楽しみます。
が、あんまりずっと入れていると溶けて無くなっちゃうので要注意です。天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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岡三屋 彩かさね
締めはフグ雑炊!
フグだしがたっぷり出ていて美味しかったです。
たくさんのワインとフグ尽くしを堪能できました。天然温泉 岡三屋 彩かさね 宿・ホテル
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鯖街道の宿場町・熊川宿
1月16日
いよいよ旅も最終日。
本日は朝から冷たい雨。本当によく降ります。
10時40分
鯖街道の宿場町・熊川宿にやってきました。熊川宿 名所・史跡
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鯖街道の宿場町・熊川宿
熊川宿は日本海側の福井・若狭と京都との交易の拠点として発展した宿場町。
今も残る江戸期の町並みは、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
それにしても観光客が誰一人いません。熊川宿 名所・史跡
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鯖街道の宿場町・熊川宿
「鯖街道」は「御食国」であった若狭から都の京都へ主に魚介類を運搬するための物流ルートでしたが、最も割合が高かったのが鯖であったため「鯖街道」と呼ばれているそうです。熊川宿 名所・史跡
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鯖街道の宿場町・熊川宿
それにしても建物が黄色や赤と、他の宿場町に比べてとってもカラフルです。
なんだかドイツの木組みの町並みみたいです。
なかなか雰囲気があります。 -
鯖街道の宿場町・熊川宿
この熊川宿、あの京都の老舗料亭「菊乃井」創業者の生家があることでも有名です。
現在生家は「村田館」として公開されています。
「御食国」という豊富な食材を有する若狭から、都の京へ。
様々な食材が行きかう拠点で育ったことも、あの有名な料亭の原点にあるのでしょうか。 -
鯖街道の宿場町・熊川宿
一通り端から端まで歩きました。
なんだか平日のせいか、お店もやっているのかやっていないのか…。
施設も閉まっているようで、「村田館」以外特に入場することもなく、ぶらぶら散歩しただけでした。 -
鯖街道の宿場町・熊川宿
建物の前には「前川」と呼ばれる掘割が流れていて風情があります。
とにかくだ~れも居ない!
本当に静かで落ち着ける観光地でした。 -
熊川宿 伍助
11時30分
若狭と言えば鰻!
宿場に位置する鰻やさん「伍助」にやってきました。
ただ三方五湖産の天然鰻は時季外れということで、国産鰻です。
まずは肝焼きで乾杯!(ノンアル)熊川宿 伍助 グルメ・レストラン
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熊川宿 伍助
白焼きも追加。
お酒が飲みたくなりますね~。熊川宿 伍助 グルメ・レストラン
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熊川宿 伍助
関西風なので焼きのみ。
外はパリパリ・サクサク。
中はフワッとジューシーです。
12時30分
お腹いっぱいになり、次なる目的地に向かいます。熊川宿 伍助 グルメ・レストラン
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鯖江・めがねストリート
13時40分
やっと雨が止みました。
鯖江のめがねミュージアムにやってきました。 -
鯖江・めがねストリート
ベンチもめがねです。
福井県民って恐竜モチーフだったり、こうゆうの大好きですよね。 -
めがねミュージアム
鯖江は、国内で生産されるフレームの9割以上のシェアを持つ、
「めがねの産地」だそうです。
めがねミュージアムでは、めがねの歴史をより深く知ることができるそうです。めがねミュージアム 美術館・博物館
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めがねミュージアム
約100年前の生産現場風景の展示があったり、珍しい眼鏡のコレクション、
芸能人の眼鏡が展示されています。めがねミュージアム 美術館・博物館
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めがねミュージアム
「眼鏡」。
奥が深いですね~。めがねミュージアム 美術館・博物館
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めがねミュージアム
ここまで来て何ですが、僕は裸眼。
なので眼鏡ショップでは何も買うことができず、無料で見学できたのでサングラス用に眼鏡拭きを購入。
恐竜柄でした。
ほんとに福井の人は恐竜好きね~。
14時20分
40分程滞在し、最後の目的地へむかいます。 -
うるしの里
14時30分
鯖江市の片山地区、うるしの里にやってきました。
鯖江は眼鏡意外に、漆器でも有名だそうです。
片山地区は越前漆器の一大生産地として古くから栄えたそうです。
加賀塗とか輪島塗とかが有名ですが、この鯖江が一大生産地なんですね。
うるしの里を散策します。うるしの里会館 美術館・博物館
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片山漆器神社
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片山漆器神社
とくに何か見どころがあるわけでないですが、のどかな街です。
ところどころに漆器やさんがあるようですが、とっても入りづらい雰囲気。
焼物の里の窯元もそうですが、もう少しふらっと入れる雰囲気があればいいのですが…。
結局、うるしの里会館でお箸とお洒落な器を購入。
料理しないのに…。 -
うるしの里会館
うるしの里会館は、リーズナブルなものから高級品まで幅広く扱っています。
見切り品もあってお値打ち品が見つかるかも。
材質もしっかり書いてあるので、どうして値段が変わるのかが勉強になります。
結構しっかり見学&お買い物しちゃいました。
シンガポールクルーズ用に漆塗のマグネットを購入!
「外国人にウケそうじゃない?」と思ったのですが…。
16時40分
思いのほかしっかり時間を使ったので、急いで空港に向かいます。うるしの里会館 美術館・博物館
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小松空港
18時
小松空港到着
18時50分の飛行機で羽田へ。
20時
羽田空港着! いつものお店で乾杯!
3日目はなかなか地味~な旅となりましたが、越前の歴史に触れる旅となりました。小松空港 (小松飛行場) 空港
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