2023/06/14 - 2023/06/15
22位(同エリア1044件中)
ロムルスさん
長野県辰野市の「松尾峡・ほたる童謡公園」で、1万匹の蛍が乱舞するという東日本最大のほたる祭りを見るため、上諏訪温泉を拠点にして行ってきました。翌日は、出雲大社に並び国津神を祀る、謎多き諏訪大社を訪れました。
(宿泊)
KKR諏訪湖荘
(ルート)
1日目、上諏訪(高島城、片倉館、丸高味噌など)夕食後、JRにて辰野へ移動「ほたる祭り」へ
2日目、諏訪大社上社本宮、前宮、神長官守矢資料館、甲府経由で帰京
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
諏訪湖、6月14日
6月3日に台風2号、12日に3号と台風が続き、今日の諏訪湖もスッキリしないお天気です。 -
高島城
日差しも強くないので、散歩にはちょうどいい気候です。まず、上諏訪駅から徒歩10分、1598年築城の高島城へ。 -
高島城
城趾はそれほど広くありませんが、展示場の天守閣を除いて入場無料の公園になっています。 -
丸高味噌
高島城の周りには古い町並みも残っており、神州一味噌で有名な、丸高味噌のお店もあります。残念なから人気だった味噌カフェは閉店してしまったそうです。 -
そばごころ小坂
昼食は、上諏訪の駅に近い「そばごころ小坂」さんへ。平日ですが程なく満席になり、待ちもでるほどでした。 -
十割蕎麦
蕎麦の実の中心のみ使った八ヶ岳、外側を使った田舎、全体わすり潰した十割と3種の蕎麦が選べます。(十割1050円) -
片倉館千人風呂
昼食後、チェックインまで時間があるので、昭和3年に建てられた重要文化財の片倉館へ。今でも現役の温泉施設として入浴することが可能です。(750円) -
片倉館
欧州の温泉施設を模して、地元の福利厚生のために建てられたそうです。大理石で作られた千人風呂は、素晴らしい作りでした。 -
KKR諏訪湖荘
今日の宿は、上諏訪駅から徒歩5分、諏訪湖にも近い上諏訪温泉のKKR諏訪湖荘です。 -
KKR諏訪湖荘
建物自体はかなり古いですが、内部は全館畳敷きに綺麗に改装されていて、とても快適でした。 -
KKR諏訪湖荘
大浴場もさほど大きくありませんが、24時間入ることができました。(昼間の清掃時を除く) -
信州味わい尽くし
夕食は食堂で。6時からですが、ほたる祭りへ行くと言ったら、少し早めに用意してくれました。八寸、先付け、お造りからスタート。 -
鰻の白焼き
そして、焼きたてのうなぎの白焼き。諏訪湖周辺は水がきれいなため、鰻の特産地になっているそうです。 -
信州牛のすき焼き
続いて信州牛のすき焼き。質も量も大満足の夕食でした。 -
飯田線
夕食後、上諏訪駅(19:04発)から、ほたる祭りの最寄駅である飯田線の辰野駅まで約20分、列車で移動します。 -
辰野駅(19:44着)
電車は意外に空いていました。辰野駅も出店などが出ていますが、平日のせいか三々五々の人出です。 -
ほたる童謡公園へ
駅から、1万匹の蛍が見られる童謡公園へは徒歩約10分。案内の電灯に沿って住宅地を抜けていきます。 -
ほたる童謡公園(辰野市のHPより)
辰野の松尾峡は昔から蛍の名所でしたが、昭和の初め蛍が開発により減少、地元で3kmに及ぶ水路を整備した結果、再び1万匹の蛍が乱舞するようになったそうです。 -
ほたる童謡公園
公園の入口で500円協力金を払って入場します。蛍は光に弱いため、付近の照明は最小限に抑えられていました。 -
ほたる童謡公園
反対側に駐車場があり、園内は多くの人でした。この日の蛍は1万匹以上とのことですが、写真で撮るのはなかなか難しいです。 -
ほたる童謡公園(辰野市のHPより)
市のHPには、夕方に撮った写真がありました。見頃は日没後1~2時間、20時頃の蛍公園は、この写真より遙かに幻想的でした。 -
辰野駅(22:20)
公園で約2時間、蛍の乱舞する様子を鑑賞しました。ほとんどが車での来園者であるため、帰りの電車も空いています。宿に戻り温泉に浸って就寝。 -
上諏訪温泉、6月15日
朝はホテルでゆっくり温泉に入り、ビュッフェの朝食を頂ます。10時チェックアウト後、諏訪大社の上社を巡ります。 -
上諏訪駅諏訪湖口(10:30発)
上諏訪駅前から、3番の諏訪外周線のバスで、上社本宮へ。約30分で到着します。 -
上社本宮
上社本宮の周辺は、高島城かできるまで、諏訪の中心として栄えたそうです。今ではお土産店などが並んでます。 -
諏訪大社上社本宮
諏訪大社上社は、諏訪湖の南、守屋山の原生林に囲まれた地に、大国主神の子、建御名方神(タケミナカタ)とその妻、八坂刀売神を祀っています。 -
諏訪大社上社本宮
古事記では、出雲の国譲りの際、天照大神の将軍、武甕槌神(タケミカヅチ)に敗れ、この諏訪の地に落ち延び、幽閉されたと記されています。 -
明神湯
鳥居をくぐってすぐ左手にある手水舎には、諏訪の温泉の源泉と言われる明神湯が湧き出しています。 -
神楽殿
明神湯の裏手に神楽殿がありますが、神楽は昔な途絶えてしまい、今では大太鼓だけ大晦日に打ち鳴らされるそうです。 -
本宮一之御柱
拝殿へ上がる石段の前には、七年ごとの御柱祭に立て替えられる、一之柱が立てられています。 -
本宮拝殿
石段を登り、拝殿はコの字型に90度回り込んだ位置にあります。なぜ正面に無いのか?出雲大社に通じる謎を感じます。 -
本宮四之御柱逍拝所
石段の奥にあたる場所の森の中に四之柱があり、手前に逍拝所が設けられています。 -
勅願殿
拝殿に向かって右手には、祈祷所である勅願殿が建っています。 -
本宮幣拝殿、片拝殿
拝殿は中央に弊拝殿、左右に片拝殿を置き、通常は奥にあるはずの本殿を持たない、諏訪様式と言われる建て方がされています。 -
本宮幣拝殿、片拝殿
本殿が無いのは、御神体の山が本殿にあたるためと言われていますが、出雲や諏訪など国津神を祀る神社にはいろいろ謎が多いです。 -
布橋
本宮へ参拝したあとは、かつては最高位の神官の大祝が通るときに、白い布が敷き詰められたという布橋を抜け、諏訪大社上社前宮へ向かいます。 -
神長官守矢資料館
上社本宮から徒歩10分、神長官を代々務めた守矢家に伝わる古文書を保存する資料館で、地元出身の建築家、藤村照信氏によって建てられました。 -
神長官守矢資料館
館内の、かつては75頭もの鹿の首や兎や雉などが捧げられたという御頭祭の神贄を再現した様子は、縄文文化の祭礼を彷彿させます。 -
空飛ぶ泥舟
資料館の敷地には、同じく藤村照信氏が建てた、一風変わった茶室が4棟建っています。その一つがこれ、空に浮かぶ、空飛ぶ泥舟です。 -
高過庵
もう1棟が、鬼太郎の家のような、高過庵。梯子で登るのも大変そうです。 -
低過庵
そしてこちらが、半地下の低過庵です。真っ暗な室内から天井が開いて、空を眺めながらお茶を頂くようです。 -
高部公民館
さらに上社前宮への道の途中には、藤村照信氏の建てた、独特なデザインの公民館もありました。 -
諏訪大社上社前宮
本宮からゆっくり歩いて約20分、前宮に到着しました。ここが諏訪大社発祥の地と言われ、御頭祭もここで催されています。 -
諏訪大社上社前宮
鳥居から200mほど登った所に上社前宮の本殿あります。周辺は綺麗に公園として整備されています。 -
諏訪大社上社前宮
伊勢神宮を移築した重厚な本殿です。昔、最高位の神官の大祝も、この前宮に住んでいたそうです。 -
足湯(14:00)
上社本宮から、13:26発8番の上社線のバスで上諏訪駅へ戻ってきました。次の上り電車まで50分ほどであるので、1番ホームにある無料の足湯で休憩。 -
足湯
上諏訪温泉の源泉を引いているこの足湯は、平成14年までは男女別の露天風呂だったそうで、足湯にしてはとても立派な造りです。 -
小作(17:00)
帰路、甲府駅で夕食のため下車し、駅前の甲州料理専門店へやってきました。 -
小作ワイン
甲府と言ったらワインですね。お店のオリジナルのラベルの付いたハウスワインの登場にさすが甲府と、テンションも上がります。 -
鶏もつ煮(500円)と舞茸天婦羅
先ずは、舞茸の天麩羅と、甲州名物の鶏のもつ煮を注文。もつ煮は味噌と生姜ではなく、甘辛く濃厚な醤油だれで煮てあり、照焼のような風味です。 -
かぼちゃほうとう(1300円)
そしてこの店の看板メニューかぼちゃほうとう。独自の麺に多種な野菜を煮込んだ出汁は、いつ食べても変わらない美味しさです。 -
あずきほうとう(ハーフ)
締めに、あずきほうとうに初チャレンジ、ハーフを二人で頂きました。コシのあるほうとうに、ちょっと塩の効いた汁粉はデザートにピッタリでした。
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