2023/06/18 - 2023/06/18
17339位(同エリア27495件中)
ちゃんさん
我が家では3ヶ月に一度 お互い認めている、夫婦それぞれの一人旅。2023年4~6月期の僕の行き先は、ソウルへ! 我が子の闘病やコロナ禍のため遠のいていた韓国、実に6年ぶりに一人で訪韓しました。
最終日は立ち上がりが遅くなったこともあって、空港に行く時間しか残されていません。その中でも最大限、本業の「鉄道趣味」を楽しんでみました。https://www.youtube.com/watch?v=0bOP89acWmY
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道
-
友人の車で、新盆唐線(シンプンダン線)の清渓山(チョンゲサン)入口駅まで送ってもらいました。
ソウル都心部から高速で結ぶ新盆唐線でアクセスできるとあって、ハイキングコースとして人気のエリア。カラフルな登山スタイルの中高年で賑わっていました。 -
そして駅も立派です。
-
4層吹き抜け?
-
江南方面の電車に乗り込みました(終着駅で撮影)。
新盆唐線は駅数を絞り、高速運転を誇る地下鉄路線です。加算運賃が適用されるにも関わらず人気で、昼間というのに掴む所を探すのも困難でした。 -
しかもフル規格の地下鉄にも関わらず、完全自動運転を実現しています。最前部まで乗客のスペースとして開放されており…
-
迫力の前面展望が楽しめます。全線地下トンネルとはいえ、アップダウンやカーブのある前面展望は興味深いもの。少年が楽しそうに眺めていました。親近感が沸く!
以前に一度乗ったことのある新盆唐線ですが、その後2016年に南部へ、そして2022年の5月には北部の江南方面で延伸開業しました。 -
延伸区間が、それぞれ別の事業者による運営というのが新盆唐線の大きな特徴です。電車自体は直通運転しているので会社の境界を感じる部分はないのですが、会社をまたがる毎に加算運賃がかかります。
会社境界駅の江南で大勢下車していったのは、もちろん街の拠点性ゆえとは思うけど、この先さらに加算される500ウォンを嫌って他の路線に流れた人も、一定数いたのでは?江南駅 駅
-
おかげで江南の都心にも関わらず、ガラガラになりました。もっとも江南エリアから漢江をくぐり、江北へ延伸した時が、この区間の運営事業者「新ソウル鉄道」の本領発揮の時だと思います。
片側が壁になった独特なトンネルを、無人運転で高速疾走。 -
終点の新沙(シンサ)駅に到着。ソウルの地下鉄も東京と同様、乗り換え距離が長い駅が多い一方で、近年開業する路線では距離を縮める努力がなされています。
-
新沙駅でもエスカレーターを上がれば、すぐ3号線の乗り場でした。加算運賃を精算するため、乗り換え改札が設置されています。
-
乗り換え改札を通らずに、一旦地上に出てみました。
-
今回の旅で、唯一ソウルの都心部の風景を眺めた瞬間です。
韓国のバスキャラクター「タヨ」が大好きな我が子に、カラフルなソウルのバスを見せてあげたくなりました。次回のソウルは、家族旅行で来よう。 -
主要な交差点には、信号待ちの間に直射日光から逃げられるパラソルが設置されています。6月というのに「猛暑警報」が発令されたこの日、めちゃ助かりました。
-
キックボードも景観の一つ!?
-
3号線の新沙駅に戻り、帰路へ復帰します。新しい地下鉄もいいんだけど、無骨なターンバー式の改札機が並ぶ昔ながらの地下鉄の方が、よりソウルらしさを感じられて好きです。
大荷物や子連れだと、なかなかのバリアにはなるんだけどね。 -
90年代の開業当初から走る、ヨーロピアンスタイルの電車が好きだった3号線も、すっかり世代交代。新車は側面から見ると、東京の中央線の味わいを感じます。
-
高速ターミナル駅で、9号線へ乗り換え。エスカレーターの手すりには除菌装置がしこまれ、常時磨き上げていました。なんか安心感ありますよね、どこまで効果があるのかは知らんけど。
高速ターミナル駅 駅
-
1~8号線までとは異なり、民間資本を誘致して作られた9号線。にも関わらずなのか、だからなのか、贅沢なつくりで、宮殿のような空間を誇る地下駅です。
江南から汝矣島(ヨイド)を経由し、金浦(キンポ)空港までを結ぶ便利な足。観光客の利用機会が多い路線でもあります。 -
「ご存じですか? 1ヶ月の付添看護費平均400万ウォン」。
そう、韓国の病院に入院すると、身の回りのお世話は看護人を雇わねばならないのです。医療費そのものは欧米のように べらぼうな値段ではないのですが、看護費は相当な負担。万一の入院するような事態に備え、韓国旅行の際にも、海外旅行保険にはぜひ加入しておきましょう。 -
先発の各駅停車(一般)を見送り、急行を待ちました。9号線は韓国では珍しく、途中駅で各停を追い越す本格的な急行運転を行っています。
平行他線に比べ早く、新盆唐線のように割増運賃の適用もないことから、乗客が集中。なのに極端に短い4両編成だったものだがら、以前は深刻な混雑に見舞われていました。 -
ホームドア上の赤いラインが、急行停車駅の証です。
6両に増結された急行は、それでも吊り革を見つけられないほどの混雑。汝矣島(ヨイド)を過ぎたあたりで、ようやく座席にありつくことができました。 -
金浦空港駅に到着。仁川空港方面の空港鉄道の列車と、同一ホームで乗り換えができるのは便利です。停車するのは各駅停車のみで、エアポートエクスプレスも止めてもいい気がします。
本当は建設当初の構想通り、仁川空港から江南方面への直通列車が走ってくれたら一番なのですが。5線が集う韓国一の乗り換えターミナル駅。9号線と空港鉄道の乗り換えは便利 by ちゃんさん金浦空港駅 駅
-
金浦空港は国内線の拠点。乗り入れる鉄道路線が増えつつあり、鉄道のターミナルの役割も増しつつあります。飛行機の時間を気にしながら、そんな路線の一つに寄り道しました。
-
空港鉄道と9号線から他線へ乗り換えるには、エスカレーターを上がり切らずに、右折。
-
来月(2023年7月1日)の開業に向け、西海線の乗り入れ工事はほぼ完了していました。これまでは大きく迂回を強いられていた一山新都市方面へ、一直線で行けるようになります。
その分、バイパスルートの一部となる9号線の急行が、さらに混むようになるのではと心配する声も…。 -
西海線の先には、軽電鉄「金浦ゴールドライン」の駅があります。軽電鉄という言葉はなんとも訳しにくく、日本で言うモノレールや新交通システム、ミニ地下鉄等の軽量規格の鉄道を広く指す概念です。
全国的には想定より乗客が少なく、経営難となる軽電鉄が多い中、金ゴラ(地元マスコミはこう略します)はいまや全国で最も混雑する鉄道路線となりました。 -
乗客が多いならご同慶の至り…と簡単には言えない金ゴラ。何せ最大混雑率は300%近く。失神する乗客も出るなど、混雑が社会問題化している路線なのです。一度その現場を見てみたくて、立ち寄ってみました。
駅構内のCUは品ぞろえ豊富で、多くの乗り換え客がいることを示唆します。 -
駅構内はゆったり。アート作品が飾られ、日々の通勤にうるおいを与えます。
-
しかしエスカレーターを降りた先に待っているのは、やけに短いホーム。金ゴラは小型車両の2両編成なのです。
もともとは9号線を延伸する計画だったものが、国費の補助を得られず、金浦市単独で建設することに。建設費を切り詰めた結果が、将来的な延伸すら想定していない構造の、2両分のホームなのです。 -
日本でいう「ミニ地下鉄」に当たる、小断面トンネルの地下鉄です。2両編成の電車は無人運転で、勝手に折り返してくる様子はちょっと不気味でもあります。
-
無人運転なので、こちらも前後の景色を見られます。少年が後ろに流れる風景を眺めていたのも同じ。以前は韓国ではあまり見なかった光景で、鉄道に興味を持つ少年が増えてきたのかな?
軽電鉄にも関わらず駅間距離は長く、次の高村(コチョン)駅まではなんと5.9kmもあります。速達性ゆえに乗客が集中しているとも言えるし、高加減速の軽電鉄の特性を放棄しているとも言えます。 -
時間もないので、2駅目の豊舞(プンム)駅で下車しました。
ホームドアの上の紫の広告は「70番バスに乗って、専用レーンで、金浦空港まで」。地下鉄の駅にバスの広告がある時点で、かなりの異常事態。金ゴラの混雑緩和のため、平行するバス専用道を整備し、分散を図っているのです。 -
右の看板は「無理な乗車禁止」。終着の金浦空港に近い駅だけに、超満員で到着した電車へ、さらに乗り込もうとする乗客の攻防があるんだと思います。
左の看板は「混雑緩和のため、ラッシュ時 陽村~九来間運休 シャトルバス運行」。比較的空いている末端区間を運休してバスで代行、浮いた車両を増発に回すという苦肉の策です。座れるという理由で終点に家を構えた人は、たまったもんじゃないでしょうね。 -
赤字は「無理な乗車禁止」、青地は「早朝割引案内」。ラッシュ時の混雑緩和のため、朝早く乗れば2割引になるとか。しかし朝6時半までの乗車が条件とは、なかなかな早起きを求めます。
昼間なので余裕で乗れる時間帯ではありましたが、数々の掲示物からは、ラッシュ時の異常事態が伝わってきました。 -
中間駅の豊舞駅も、大きな吹き抜けに立派なアートが飾られていました。いや、だから、お金かけるべきはそこじゃなかったんじゃ(汗)。
-
駅の出入口にも、70番バスをアピールする大きな懸垂幕。
-
電動キックボードが、点字ブロックを塞いでいました。
-
駅の南側には、新しい街が広がります。駅前は商業地、その周辺は高層アパートが林立する住宅地が広がり、「重電鉄」の駅周辺となんら変わりがありません。
-
しかも駅の北側は未開発地で、地図を見るとこれから大規模な開発が始まるようです。金ゴラの混雑は、決して今がピークではなさそう。今後どうなるんでしょうか。
-
駅前のバス停からは、70番バス以外にもソウル都心方面へのバスが発着します。
-
しかもバス停は冷暖房のある待合室を完備。サービスレベルは相当に高いです。
それでも金ゴラに乗客が集まるのは、それだけ速達性、定時性に優れている証。長期戦になってでも、増結に向け動き出すことを願うばかりです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ソウル(韓国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 韓国首都圏もやもや街めぐり
0
41