3年振りの海外はチュニジアから～世界遺産７つを巡る旅だけどチュニジアンブルーに魅せられて⑦～

2023/02/22 - 2023/02/22

チュニジア7日目。
チュニスのホテルからカルタゴへ。

今日は、世界遺産のカルタゴ遺跡などを巡ります。

フェニキア人が築いた植民都市のひとつカルタゴ。紀元前6世紀には中心都市になり西地中海の海洋交易を支配し繁栄します。
しかしその後覇権をめぐりローマとの3度にわたる100年続いたポエニ戦争。
第2次ポエニ戦争でのハンニバル将軍の活躍もむなしく、第3次ポエニ戦争でローマに敗れ、カルタゴの街は徹底的に破壊され廃墟と化します。
その後時を経てカエサル時代に再建され、今残るカルタゴの遺跡は殆どがローマ時代のものになってしまいます。
ビュルサの丘では破壊された上に再建されたローマ遺跡の下のフェニキア人の遺跡を見る事が出来ました。
イタリアでは今でもハンニバルに連れて行かれるよ！って子どもを怖がらせるのでしょうか。
どの国でも同じね。

今日は遺跡巡り。古代カルタゴに思いを馳せてみるのもまた楽し。詳しい歴史説明は殆どないのですみません。
ドゥッガ遺跡には、大好きなモザイクタイルがあちこちに残されており、胸キュンの楽しい時間でした。
あるべき場所にある、そこで出会う、それが感動に繋がるのだと思います。
保存のための博物館所蔵はもちろん大事。

世界遺産5つ目　カルタゴ遺跡
　ピュルサの丘、アントニウスの共同浴場跡
世界遺産6つ目　ドゥッガ遺跡

エリア カルタゴ(チュニジア)

おはようございます。外は霞んでいます。

Sheraton Tunis Hotel ホテル

今日も良い天気になりそうです

窓も撮っとく♪

チュニスからカルタゴまで16㎞ほど。

大きなロータリーの小さな木。すぐに大きくなるのかな。

世界遺産カルタゴ遺跡

国旗がはためいて。

ビュルサの丘。
古代カルタゴの城塞が築かれていた場所。

今は大聖堂と博物館が建っている。

さて，何て書いてあるんでしょ。

古代ローマ遺跡の配置図

列柱の跡を復元した感じ？

街を見下ろす良い場所

一段下がったこっちの古い方の遺跡の方がメイン。

住居跡のようです

カルタゴ遺跡 史跡・遺跡

遺跡の見取り図

シンボルツリーのようね

破壊と創造。人間はずっと繰り返していますね。

敷地は広く

ローマ遺跡もゴロゴロ

コリント式の柱とかは好きなんだけど

海を横目に見ながら

少しバスを走らせ他のカルタゴ遺跡へ

こういうのを造る技術力凄っ。

古代カルタゴの街

古代ローマ帝国によって街は大きく発展。
この丸い港は、Gmapを見ると今もきれいに丸く残っています。凄いです。

遠くまで見渡せ、海を臨む良い場所。

墓跡

墓穴

古代の道を今歩いてる

感慨深いですね

広い敷地に色々な遺跡があります

古代ローマの浴場 (アントニヌス) 史跡・遺跡

アントニヌスの浴場の見取り図。男女別の浴槽

大きな浴場。属州内で最大規模だったそう。

15代皇帝アントニヌス・ピウスの治世下。150～160年頃。

6世紀ごろまで使われていましたが、その後アラブ人の時代になると放置され崩壊していった。

それでも面影は残る。

ここに入り口のアーチがあった感じね

ツルツル大理石の柱

古代ローマ時代の装飾は嫌いじゃない

修復も途中で終わりなのかな。

修復されると皆きっとあの高さの柱になるのだから凄い

この回廊（？）が一番のお気に入りに

色々撮ってるけど説明なしですみません。

焚いた跡が時を経ても残ってる

今どのあたりを歩いているのやら

この丸い石は何でしょう

昔から花は咲いていたのかな

海を見ながらちょっと休憩して次へ

チュニジアのお菓子(^^)

こちらは軍用機の方らしく厳重警戒

空港が見えた

ミナレットは心惹かれる

美味しいみかんがいっぱい

赤と緑と白と良い風景

針葉樹を見かける事多し

植木屋さん？

ハマムなのかな。

羊が歩いていきます。窓の外はずっと見ていられる

良い景色

美味しそうな煙

昼食です

ホテルトゥッガのレストランで頂きます。
トゥッガとなっています。古い呼び方。

モザイクタイルが飾られていて

人形がかわいい

持っているものが土地独特な感じです

イノシシの肉が食べられます。チキンとどちらかチョイス。

安定のチキンにしちゃった(^.^;
ボタン鍋とかあんまり好きじゃないのよね。
篠山に住んでいる人が季節になるとボタン鍋セットをくれていたけど。
イノシシ肉選んだ方も普通に食べられていました。

フルーツ本当に美味しい。

昼食後ドゥッガ遺跡に向かって走ります

岩が増えてきました

チェックを受けて入ります

もう遺跡ごろごろ

遠くの柱がメインどころね

入ります

歩いていきます

北アフリカの遺跡の中でも保存状態が良いとされる遺跡です

世界遺産プレート

遺跡の中にも。
もともとはベルベル人の王国ヌミディアの都市だった。

贅沢にモザイクタイルの上を歩く。他の国でも結構歩かせてくれる所は多いけど、モザイク好きな者にとっては貴重な遺産をすり減らして大丈夫か？っていつも思うのよね。

所々に色が違って

チュニジア最大のローマ遺跡

古代劇場

身分によって入り口は違ったとか

列柱がよい感じね

もちろん上まで登ります

この穴には衝立が立っていたそう

大理石の衝立。座席の区分用。

一番上まで来ましたよ。

どんな文字が彫られていたのでしょう

古代遺跡を自分の足で踏みしめるこの爽快感。

草原も見えて良い景色

古代人も通った道

石組が色々で面白い

顔のない彫像が何故か多いですよね。

列柱が揃って立っていると凄いだろうな

小道も趣あります

２階に人がいる。いいな。

かわいい花と遺跡

シンボル的存在、キャピトル

舗装された道

凹んだ石畳

風の広場。向こう側は市場跡だそう。

広場には円が彫られています

真ん中の丸。何を意味するんだったか忘却の彼方。。。

キャピトル

綺麗に残っています

当時の姿。キャピトルの右側に円が描かれていますね。

キャピトルの中の像はありません。ジュピター像が安置されていたそう。

結構粗削り。でも倒壊していないのは、この構造のせい？

中から

モザイクタイルの道♪

ここは何だったのでしょう。石も大きく、石組もしっかりしています。

彫像柱

彫像柱。筋肉美はなしね。

下に降りて行きます

キャピトルが見える

有名なフォトフレーム

ドゥッガ遺跡 史跡・遺跡

目いっぱいに撮ってみる

端まで回れませんね

神殿が見えます

リビコ・ピュニック廟。紀元前3世紀のヌミディア王子の墓とされています。
ここの碑文をイギリスが持ち去ろうとして塔が崩壊します。略奪破壊の宝庫大英博物館。。そしてフランス政府により廟は再建される。そういうところよね。ビアトリクス・ポターやワーズワース等好きな人はたくさんいるのに。

近くまで行ってみたかったな。

遠くにも遺跡が見える

イタリアの風景みたい

ドゥッガ遺跡にはモザイクタイルがたくさん残っています

モザイクタイル

右のアーチをくぐると浴場

排水設備も

浴場やサウナなど

見晴らしが良くて今でもこんな所でお風呂に浸かりたいです。

ここはサウナかな

モザイクタイルがたくさん。少し磨いてあげたい

モザイクタイル

月桂樹かな

素敵だぁ。

細かな手仕事に

惚れ惚れ

綺麗ね

浴場

良い景色

ね

いつまでも残って欲しい

天井の石の配置。

蒸気が流れるパイプ。凄い設備ですよね。
ローマ時代はお風呂好きだったのにその後の人達は何故遠ざかっていったのか。
人口増に給水設備が追い付かなかったのもあるでしょう。
臭いを消すために香水が発達したなんて本末転倒。

横にパイプが張り巡らされていた跡もみえます。

要塞としても利用されていたので、その名残が見えます。

幾何学模様のタイル

かすかに残ってる

模様も色々

ライン入り

コントラストが綺麗です。色々見れて嬉しい。
現地で実際に使われてた場所で見るのがやっぱり一番。

今でもありそうな洗面所

オープンなトイレです。その訳は後ほど分かる

売春宿。客と一緒にオープントイレなんだそう。

1万人が暮らしていた大都市。面白かったです。

眼下に羊が。和む～。

遺跡を後にしてチュニスに戻ります。

夕食はチュニス近郊のリゾート地ガマルタ地区のレストラン

ル グラン ブルー

高級レストランだわ

お洒落

素敵ね

つい、この角度で撮る

素敵な天井

前菜

ビール瓶を写させてもらう。

海鮮のフライ。普通にぷりぷりで美味しい

魚も出てきた。

デザートもお洒落ね。ごちそうさま。

ホテルに戻り、8日目終了です。
明日1日チュニスの観光をして帰途につきます。
見て頂き、ありがとうございました。