2023 梅雨入り直前、紫陽花を楽しみに鎌倉へ＠長谷寺＋光則寺

2023/06/06 - 2023/06/06

梅雨入り直前、紫陽花を楽しみに鎌倉へ出掛けました。
明月院か長谷寺のどちらにするか迷ったのですが、この日は紫陽花と由比ガ浜の海岸線が望める長谷寺と光則寺へ行くことに。
長谷寺の紫陽花は7分咲きとのことでしたが、待ち時間もなく「あじさい路」へ入場できました。
また、長谷寺の隣に位置する光則寺は、全国から集められた鉢植えのヤマアジサイで知られる穴場ですが、今年は以前より鉢の数が減っていたように思いました。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

江ノ電鎌倉駅　11:10頃

いつもは鎌倉駅から長谷まで歩くのですが、
急いで行きたかったので江ノ電を利用しました。
遠足の小学生も楽しそうです。

鎌倉駅 駅

長谷寺　門前　11:23頃

思ったほど混雑はしていません。

長谷寺　門前

「あじさい路」の待ち時間が表示されています。
この時点での入場可能な整理番号は218、待ち時間約10分。
これなら直ぐに入れそうです。

長谷寺 (長谷観音) 寺・神社・教会

長谷寺　手水鉢に飾られている紫陽花

外国人の観光客が、柄杓を口に当て、口を漱いでいました。
気にならない人はいいのでしょうが、今時、なかなかできませんね。

長谷寺　良縁地蔵（下の境内から石段を上る途中）

境内には3組の良縁地蔵がいらっしゃいます。

長谷寺　境内に咲くイワタバコの花

花の数は少なかったです。

長谷寺　観音堂脇にある「あじさい路入場券売り場」

6月1日（木）から、拝観料（400円）とは別に、あじさい路への入場が有料（５００円）です。
混雑を避けるため入場券の整理番号で入山人数を制限するため、
最盛期は、長時間待つこともありますが、この日は待ち時間がほぼゼロでした。


待ち時間がある場合には、一度門外に出た後の再入場が可能です。
今年からネットでの予約券の販売が開始されているようです。

長谷寺　観音堂（本堂）

先ずは観音様をお詣りして、「あじさい路」へ。

長谷寺 (長谷観音) 寺・神社・教会

長谷寺　あじさい路の入り口前にあるモニター

ここで入山可能な整理番号が表示されています。
（私がもらった入場券の整理番号は219、即、入場できました。）

長谷寺　「あじさい路」入り口前に飾られている紫陽花

境内には鉢植えの紫陽花も数多く飾られており、「あじさい路」へ入らなくても楽しむことが出来ます。

長谷寺　「あじさい路」

待ち時間なしで入れたとはいえ、ちょっと渋滞。
長谷寺観音山の紫陽花は、北鎌倉の明月院の紫陽花と人気を二分するスポット。
最盛期には、２～3時間待ちといったこともあります。

長谷寺　「あじさい路」から見る経蔵の屋根と紫陽花

長谷寺　「あじさい路」

経蔵横の竹林と紫陽花
紫陽花は７分咲きとありましたので、まだ満開とは行きません。
長谷寺の経蔵裏の眺望散策路（観音山あじさい路）には、約40種類、2500株を超える紫陽花が植えられており、あじさい路の上段からは由比ヶ浜の海を眺めることもできます。

例年、５月中旬から下旬頃にかけてヤマアジサイ・ガクアジサイが咲き始め、上段から見頃となり、徐々に下段が見頃となり全体が満開となるのは６月中旬～下旬といわれます。

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

これは渦紫陽花でしょうか。

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花と由比ガ浜の海岸線

長谷寺の紫陽花は平成の初めに栽培が始まり、現在は鎌倉の紫陽花の人気スポットとなっています。

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花と由比ガ浜の海岸線

散策路上段からは由比ヶ浜が一望できるベストスポット。

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

一方通行の山道に沿って紫陽花を鑑賞します。

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

この日は、七分咲きとのことですから、1週間後くらいがピークでしょうか？
満開になると混雑もピークになりますので、タイミングが難しいですね。

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」の紫陽花

「あじさい路」を一周して経蔵まで降りてきました。
この経蔵裏の斜面の紫陽花が見頃となるのは６月中旬とのことですが、今年はどうでしょうか？

長谷寺　「あじさい路」入り口の紫陽花

長谷寺　「あじさい路」入り口の紫陽花

この辺りは鉢植えの紫陽花が飾られています。

長谷寺　「あじさい路」入り口の紫陽花

長谷寺　見晴台から眺める由比ガ浜の海

曇り空ですが、日差しがない方が体は楽かもしれませんね。

長谷寺　妙智池畔の沙羅双樹（ナツツバキ）

沙羅双樹の見頃は６月中旬。
花の命は短くて朝に咲き、夜には落ちてしまいます。
「平家物語」にうたわれている「盛者必衰」を顕しています。
（解説より）

長谷寺　良縁地蔵（３組目）

2021年まで「あじさい路（散策路）」の上段に置かれていた良縁地蔵は、下境内の妙智池の左奥に移動されています。

長谷寺　下境内　妙智池に浮かぶ花菖蒲の筏

長谷寺　下境内の和み地蔵

長谷寺　弁天窟前の紫陽花

下の境内の放生池の右奥にある弘法大師参籠の地と伝わる弁天窟の入り口にも紫陽花の鉢植えが並びます。

長谷寺　弁天窟前の紫陽花

長谷寺　山門　12:30頃

順調に紫陽花を楽しませてもらいました。
整理番号226、待ち時間は変わらず10分程でした。

長谷　御霊神社

長谷寺の次は、少し歩いて御霊神社へ。
以前は、紫陽花を楽しむ人も多かったのですが、
現在は境内での写真撮影が出来なくなっており、お詣りだけさせてもらいました。

御霊神社(神奈川県鎌倉市) 寺・神社・教会

長谷　御霊神社前を走る江ノ電

神社の目の前を江ノ電が走ります。
紫陽花と江ノ電を一緒に撮れる人気スポットですが、
防護柵から乗り出して写真撮影する人が多く危険です。
長谷駅で上り下りの電車が待ち合わせるので、下り電車が通過したら直ぐに上り電車が来ます。

長谷　御霊神社前の踏切脇の紫陽花

長谷　御霊神社の鳥居と江ノ電の踏切

境内の中を電車が走っている感じです。

長谷　御霊神社近くの力餅家

力餅を買い求める人が並んでいます。
紫陽花シーズンは特に混雑するようです。

長谷　光則寺　山門

御霊神社の次は、光則寺へ。

全国各地から集められた鉢植えのヤマアジサイで知られる光則寺。
長谷寺の喧騒とは違い、静かにヤマアジサイを楽しめます。

光則寺 寺・神社・教会

光則寺　ヤマアジサイ

「クレナイ」

山門を潜ると「クレナイ」が出迎えてくれます。

長谷　光則寺

数多くのヤマアジサイで知られると言いましたが、
今回は、鉢の数が前よりも減っているように感じました。
（以前はこうした道の両側に鉢植えが並んでいたのですが）

長谷　光則寺のヤマアジサイ

左上：「倉木テマリ」
右上：「五ツ星」
左下：「瀬戸の青霞」
右下：「春空」

長谷　光則寺のヤマアジサイ

左上：「望郷」
右上：「肥後八重」
左下：「京の舞姫」
右下：「木頭玉咲」

長谷　光則寺のヤマアジサイ

左上：「愛媛の涼」
右上：「桃仙」
左下：「木曽変化錦」
右下：「津江の絞り」

長谷　光則寺のヤマアジサイ

左上：「土佐碧2.5」
右上：「豊前群青」
左下：「爽風」
右下：「別子テマリ」

長谷　光則寺のヤマアジサイ

左上：「満天星」
右上：「カルスト八重」
左下：「九重の花吹雪」
右下：「瑠璃美姫」

長谷　光則寺のヤマアジサイ

左上：「鹿野の華」
右上：「しまなみの光」
左下：「松中手まり」
右下：「浜美人」

長谷　光則寺のヤマアジサイ

左上：「伊予の曙」
右上：「木沢の光」
左下：「阿波錦」
右下：「緑星テマリ」

長谷　光則寺のヤマアジサイ

左上：「百笑鬼」
右上：「土佐の月」
左下：「紅姫」
右下：「蝶の舞」

長谷　光則寺のヤマアジサイ

左上：「石鎚テマリ」
右上：「冬の瀬」
左下：「紅山」
右下：「山路紅額」

長谷　光則寺のヤマアジサイ

左上：「ツシマ」
右上：「紫紅梅」
左下：「篤姫」
右下：「八重咲甘茶」

長谷　光則寺の花菖蒲

14:00頃、まだ時間的には早いのですが、退散することにしました。
梅雨入り直前に、長谷寺と光則寺の紫陽花を楽しませてもらいました。

（おしまい）