2023/05/25 - 2023/05/25
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Reiseさん
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姫路を歩く、、続きです。国宝の姫路城、さすがに堂々として、優美なお城です。
数年前に改修時、すっかり真っ白になって、びっくりしましたが、今回よく見てみると、ほどよい白さに味わい深い色になっていました。さすが、シロサギ城と呼ばれるお城。うつくしいです。
今回、天守閣に登りましたが、その階段の急さに驚きました。滑りやすく、また勾配が急、注意して登り降りをしました。(以前若い時来たときには感じなかったのに、すっかり足が弱ってしまったのか、、、(-_-;))とにかく、こんなところで転落したら恥ずかしいの一念で、6階までのぼりました。
姫路城は1346年に赤松氏が本格的な城を姫山に造ることから始まります。1580年には黒田官兵衛が中国攻めの羽柴秀吉に姫路城を献上。このとき、三層の天守を築きます。1600年に池田輝政が姫路城主になり、翌年から大改修が始まります。9年後に完成。1617年には本多忠正が城主に。その後も松平氏、榊原氏、酒井氏など次々と城主は交代。1931年には姫路城天守閣は国宝に指定されます。昭和や平成の大修理も経て、現在の美しい姿を維持しています。
今年は世界遺産登録30周年です。
城主も多く交代し、明治以降はお城への歴史的な価値も危機的な状況のなか、中村大佐(中村重遠)が姫路城の解体を阻止しました。現在の世界遺産、国宝の姫路城が守られたのも中村大佐の働きがとても大きかったとおもいました。いろんなことを知りながら、考えながらお城をめぐって、とても心に残りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 自家用車 徒歩
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日本庭園の好古園を観たあと、いよいよ姫路城へ。
この木橋は桜門橋。
かつての橋をイメージしてつくられたものです。 -
大手門。
お城の大切な門です。 -
説明板がありました。
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国宝でもあり、世界文化遺産でもあります。
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このあたりから天守閣がはるか遠くにあるように感じます。
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世界文化遺産に認定されてからもう30年も経つのですね。
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三の丸の説明、途中で切れてしまったのですが、
地図により、とても堅固な造りだったことがわかります。 -
人が多い理由の一つ、、
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平成中村座をしていました。
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イチオシ
このあたりから観るお城、やはり白さも目立ちますが、5年かけての大修理のあとの驚くほどの白さからは少し白さが抜けてきた感じがしました。
このたびの大修理、約24億円の費用とのべ、1万5千人もの職人さん達が関わっています。補強工事や漆喰の塗り替え、天守閣屋根の修理などなど、、お城の維持は膨大なエネルギーが必要です。 -
櫻の時期も綺麗だそうです。
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城内に入る前に、大柱の展示を観ます。
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とてつもなく大きな柱。
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かつての大工さんの技術の跡。
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説明板がありました。
こちらの大きな柱、天守閣の地階から6階までを東大柱といわれる柱とともに、貫いて、天守閣を守っていた柱。
350年もの間、1本が100トンもの重みを支えてきたそうです。 -
イチオシ
このあたりから見上げるお城も綺麗です。
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外国人の観光客でにぎわっていました。
私もちょっとやってみたい、、笑 -
こちらも気になって行ってみました。
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坂を上り、
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説明板がありました。
このあたりは、羽柴秀吉が黒田官兵衛に築城を命じている書状も残っていることから、このあたりの石垣は黒田官兵衛が関わっているのではないか、、ということです。 -
とても古い石垣のように感じます。
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石垣の変遷についても説明があります。
羽柴秀吉時代、本多時代、池田時代、それぞれの城主の石垣の特徴。 -
天正の時代の石積み、不揃いの石とその間に詰める小さな石があります。
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城主も多く交代し、また石垣などの建物の変遷も行われています。
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石棺?
石垣にはあらゆる石材が使われています。 -
ごろごろと大きないしが転がっています。
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天守閣へ向かいます。
説明板があります。 -
国宝と重文の一覧。
大天守など、国宝がたくさん。 -
菱の門。
美しい形の門です。
表玄関。
片方だけが石垣の上に建つ珍しい安土桃山時代の形式だそうです。 -
説明。
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全体をみても、堅固な要塞です。
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イチオシ
中村大佐顕彰碑があります。
姫路城は明治維新から廃城令が出され、多くのお城が消滅し、軍の師団が駐屯するための理由のために姫路城はかろうじて生き残ったようです。
その後、姫路城はあちこちが傷み、売却、取り壊しの危機に瀕し、中村大佐が歴史的名価値のある姫路城を残すために山形有朋に直訴するなど尽力を尽くし、そのために、姫路城は軍の費用で大修理されることになりました。
現在の国宝、世界文化遺産としてのお城の維持はこの中村大佐の働きかけがあってのことだと思います。 -
イチオシ
このあたりから観る姫路城も雲に届きそうな天守が美しいです。
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天守へ。
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美しさだけでなく、狭間があちこちに。
戦う場所でもあったことがわかります。 -
坂道。
南方土塀。
姫路城には32の土塀が残っているそうです。
漆喰の美しい塀。。 -
石灯籠なども基礎の石として使われています。
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興味深い説明がありました。
十字紋の瓦があります。 -
よく見ましたら正面に小さく。
キリシタンの黒田官兵衛に関するものか、魔よけか、、といわれています。 -
「に」の門。
いろはに~の順番で門が続きます。 -
まだまだ上っていきます。
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この説明には伝説書かれていますが、羽柴秀吉時代にも石垣の石を集めるのが大変だったことがわかります。
おばあさんが使っていた石臼を献上したという話。 -
入口あたり、複雑で、狭まってきます。
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薄暗い入口。
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ぶれぶれですが、全体の地図。
さきほど西大柱を観ましたが、地階から6階までを貫いていたその技術は素晴らしい~と再度。 -
とてもリアルな雰囲気です。
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地階ですが、すでにこんなに高い場所。
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木組みがとにかく頑丈。
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石落としもあります。
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武器の説明。
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頼山陽の書いたものでしょうか。
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こちらもぶれてしまいましたが、各階にこのような説明がありました。
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六葉釘隠し。
こんなところにもお洒落な装飾。
六枚の葉っぱの間に猪目のハートが。 -
規模や特色の説明。
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姫路城の歴史年表。
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こちらにみえる扉。
二重の扉。
天守への入り口には4カ所の出入り口があります。
外と内からの二重の扉。
これらの扉がすべて閉まってしまうと、天守へは入れないそうです。
セキュリティーもばっちりです。 -
イチオシ
武具かけ。
天守は武具の倉庫でもありました。 -
二階になると明るいです。
格子窓の一つは開閉できるそうです。 -
二階の説明。
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三階は建物の四隅に伏兵の場所があります。内側には狭間。
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武器がずらりと並んでいたのでしょうか。
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人も多く混んでいたので、4階はさらりと通過してしまいます。
籠城の際の射撃で、煙が充満するので、その煙を排出するための高窓があります。 -
5階までのぼってきました。
あとすこし。。。 -
ずいぶん高いところにいます。
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イチオシ
東大柱。
昭和の大修理でも傾いていたようですが、江戸時代の初めにも傾いており、多くの支柱を入れて傾きを修理してきたようです。
西大柱もありましたが、写真がぶれてしまいました。ちょっとわかりにくい場所にもあります。 -
最上階、御祭神が祀られていました。
長壁神社。姫山の地主神、近代から天守で祀られるようになったそうです。
パンフレットによると、6階には壁面全て窓が開けられる予定でしたが、
四隅の窓を防いだことが、わかったそうです。 -
小天守へ。
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東小天守から。
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昭和の大修理の際の20分の一の模型。
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昭和の大修理の様子が詳しく。
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姫路城の鬼瓦。
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鬼瓦も半端なく迫力があります。
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平成に入っての大修理。
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姫路城とその周りの街づくり。
まさに、要塞を固めたお城と城下町。 -
イチオシ
外に出ます。
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ここに大工の源兵衛さんの伝説があります。
池田輝政から姫路城の築城を依頼された棟梁の桜井源兵衛、9年目に完成しますが、完成した天守が傾いていることを妻からも指摘され、苦にした源兵衛は天守閣から身を投げたといわれています。
天守を造る際の土固めが原因で傾いたといわれています。
昭和15年、17年の調査でも傾いていたことが確認されています。 -
こちらの石垣に使われていたのは、石棺。
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説明があります。
姫路城には多くの古墳の石棺が使われていたようです。
また姫路城の建設のために、古墳も破壊されたようです。 -
これらも石棺。
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説明がありますが、石棺は中が空洞なので、補強のために、石垣の補修の際にはとりはずして、凝灰岩の石材をはめているそうです。
墓石や石棺、灯籠など多くの石材が石垣の材料として転用されています。
石集めの苦心が感じられます。 -
大きなシャチ。時代によって少しずつ違います。
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鬼瓦のように守り神でもあって、姫路城の守り神。
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小さな門、櫓も丁寧に修復されて美しいです。
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をの門跡、、明治に焼失しています。
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説明によると、防備の要でもあったところだそうです。
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天守閣は絢爛豪華なイメージを持っていましたが、戦いの砦、防御のお城、堅固な守りの場所というイメージに変わりました。
西の丸に向かいます。
西の丸は、千姫が過ごしていた御殿があったところ。
人生で一番幸せだった~と後に語っていた時代に過ごした場所。
そちらも楽しみです。
最後までおよみいただいて、ありがとうございます。
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