2023/05/26 - 2023/05/28
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あおばさん
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突然ですが皆さん、津軽海峡を越えるルートというと、何を思い浮かべますか?
かつての青函連絡船や、青森~函館の津軽海峡フェリー、新幹線の青函トンネルあたりがメジャーでしょうか。
でも、実はもう1ルート、下北半島の突端・大間から函館に渡る船が出ています。
今回はそんな大間航路を利用して、下北半島の霊場と温泉と、函館の夜景を2泊3日で巡ります!
初日の今日は、東北一の霊場・恐山と、下北半島北岸の秘湯・下風呂温泉を訪ねます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
北へ向かう人で賑わう、朝9時前の大宮駅。
9時5分発のはやぶさに乗り、私も東北を目指します。 -
東北一の商都・仙台を越えて、列車は宮沢賢治の故郷、岩手を駆け抜けます。
学生時代に平泉までは来たことがありますが、その先、盛岡や青森は今回が初めて。
未知の土地へ、期待が高まります。 -
2時間半ほどで、八戸駅に到着しました。
適当にご飯を済ませて…と思っていたら、新幹線の降り口で、先日岐阜へ転勤した会社の先輩に会いました。
偶然、同じタイミングで有給を取得して、同じはやぶさの同じ号車で八戸へ向かっていたようです。
お互い、青森が地元な訳でもないのに……。
神様のイタズラでしょうか? -
先輩も同じ電車に乗り継ぐということで、一緒にお昼を食べることになりました。
駅直結のホテルのレストランで、八戸ラーメンとネギトロ丼のセットを頂きます。 -
昼食が済んだら、12時過ぎの青い森鉄道の普通電車に乗車。
途中の上川町で、十和田方面へ向かう先輩と別れて、陸奥湾方面へ進む列車に1人揺られます。 -
野辺地駅で大湊線に乗り換え。
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ディーゼルカーの最後尾に乗って、後方へ流れていく線路を眺めます。
駅名標のデザインが可愛いですね。 -
陸奥湾沿いに出ると、遮るものがない大パノラマが広がります。
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1時間で下北駅に到着。
小さな駅舎に緑が鮮やかな、長閑な駅です。 -
下北交通の恐山行きバスに乗り継ぎます。
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むつ市の市街地を抜けると、車内に恐山の歴史や沿線の見所の案内放送が流れます。
放送のテープ自体年季が入っているのか、少しかすれた音声が、かえって旅情をかき立てます。
車がギリギリすれ違えるほどの山道を、バスは巧みなハンドルさばきで登っていきます。 -
山道の途中、運転手さんのサービスで清水のところで降ろしてもらえました!
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三途の川にかかる太鼓橋を越えたら、恐山菩提寺に到着です。
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異様な硫黄の匂いが立ち込める中、山門をくぐって境内へ。
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参道の脇の排水溝が、硫黄で黄色く染まっています。
こんな目に見えるくらい溜まるんですね… -
本堂にお参り。
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続いて、本堂の左に広がる無間地獄へ分け入ります。
岩の隙間から噴き出す硫黄分のため、植物の生えない荒地が広がって…「殺風景」という言葉は、この場所のためにあるような気がしてきます。 -
奥の緑と手前の地獄のコントラストが凄まじい。
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地獄の先に湖が見えてきました!
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こんな厳しい土地でも花は咲きます。
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参拝者たちが積みあげた石の並ぶ、賽の河原を進みます。
所々硫黄混じりの蒸気が吹き出して、強烈な匂いです。 -
六角堂に手を合わせて、1番奥へ向かうと…
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宇曽利湖の北岸、極楽浜に出ました。
翡翠色の水溜まりが鏡になって、対岸の山を映します。 -
東北の人の魂は、死ぬとこの山に来ると信じられているそうです。
穏やかな湖を前に、静かに合掌します。 -
極楽浜からもう一度地獄を通って、本堂方面へ。
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このあたりは「重罪地獄」。
石川五右衛門が釜茹でにされていそうな、物凄い量の蒸気が吹き上がっています。 -
恐山からバスに乗って、むつ市中心街まで帰ってきました。
むつバスターミナルは老朽化で取り壊されたものの、写真奥のコンクリの商業施設・松木屋が、実質的にバスターミナルの役割を担っています。
下風呂温泉方面のバスまで、乗り継ぎ時間が50分あるので、しばらく街を散策してみましょう。 -
飲み屋街の中に、白壁の神社がありました。
田名部(たなふ)神社、下北半島の総鎮守だそうです。 -
境内はこじんまりしていますが、なぜか社務所のおみくじのバリエーションが凄まじい。
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田名部神社から東へ歩くと、妙に細長い空き地がありました。
かつて下北駅と津軽海峡沿いの大畑を結んでいた、国鉄大畑線の廃線跡です。
戦時中に大間を目指して建設された鉄路ですが、過疎化の波には抗えず、下北交通への移管を経て、2001年に廃止されました。
これから乗る大畑方面佐井行きのバスは、この鉄道の代替路線も兼ねています。 -
松木屋で買い物とトイレを済ませて、17時10分発佐井車庫行きのバスに乗り込みます。
下風呂温泉まで、ちょうど1時間の道のりです。 -
旧国鉄大畑線の終点、大畑駅に到着しました。
ここまでは車内が学生やお年寄りで賑わっていたものの、ここで一気に乗客が降りました。
この先はバスも1日5~7往復に減り、大間に向けて秘境度が増していきます。 -
乗客4人だけを乗せて、バスは海岸線を西へ。
車窓に見える海の色が、想像以上に鮮やかで驚きました。
エメラルド色の浅瀬と、青い沖合いのグラデーションに、曲がりくねった海岸沿いの道…宮崎交通のバスで巡った、日南海岸を思い出します。
津軽海峡っていうと、演歌にあるような、冷たく厳しいイメージだったのですが、見事に覆されました。 -
バスは下風呂温泉に定刻通り到着しました。
少し海岸を散歩して、今夜の宿に向かいます。 -
バス通りから少し坂を上って、今晩お世話になる「さが旅館」に到着。
人当たりのよさそうな女将さんに案内されて、2階の客間へ向かいます。 -
私に割り当てられたのは、2階奥の角部屋「二見」。
8畳ほどの和室に、洗面とトイレがついて、使い捨ての歯ブラシと紙コップも完備しています。
ただ、カミソリや化粧系のアメニティはないので、そこは各自持参が必要です。 -
窓の障子を開けると、町の向こうに海が見えました。
窓から風を取り入れて、7時の夕食までしばし一服します。 -
夕食は1階の広間で。
海鮮三昧、色とりどりのお食事を頂きます!! -
生のカツオが入った、新鮮なお刺身の3種盛り。
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ウニはとっってもクリーミーで濃厚です。
-
お盆中央の蓋の下は、鯛の煮付けでした!
一番美味しいカマの部分。
ふっくら柔らかく、味付けも優しくてご飯が進みます。
普段、私は少食なのですが…気がついたらご飯をお茶碗4杯も頂いていました。
海鮮が絶品なうえ、付け合せの味が濃いのも手伝って、無意識にお箸が進むんですよね。 -
デザートにスイカまで付けて頂いて、大満足の夕飯でした♪
部屋で少しのんびりして、1階のお風呂へ向かいます。
下風呂の温泉は、海岸沿いには珍しい硫黄系の湯です。
宿に着いて以来、かすかに硫黄の香りがして、恐山の匂いが服に着いたのかと思いましたが…この宿の温泉の匂いでした。
淡い翡翠色の濁り湯は、底が見えないほど濃厚です。
かすかにとろみを感じるお湯に全身を浸して、蒸気を胸いっぱいに吸い込むと、硫黄の匂いも心地よく思えて…旅の疲れを忘れられます。 -
宿泊客が私以外に1組だったこともあり、貸切状態の温泉で長湯してしまいました。
お風呂上がりに青森名産のイカ煎餅を頂いて、床につきます。
恐山の地獄に、下風呂の温泉と海鮮まで、全身で下北の自然を味わった1日でした。
明日は大間から船に乗って、津軽海峡の対岸・函館を目指します。
それでは皆さん、おやすみなさい。
また明日!
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旅行記グループ 下北半島&函館 グルメと温泉を楽しむ海の道
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