
2023/05/21 - 2023/05/21
164位(同エリア216件中)
カメポンニュさん
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21日は加太の近くの河西緩衝緑地周辺で地形や植物の観察会があった。車で現地を往復した。浜堤という地形や昔の砂丘の観察をした。また、海辺の植物や生物、福徳岡ノ場から流れてきたと思われる軽石を採集した。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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21日は和歌山市加太での植物・昆虫・地形を観察する行事に参加した。南海加太線の八幡前駅に10時15分集合だ。電車で行くと行きの車内でついつい飲んでしまいそうなので車で行くことにする。
車は河西緩衝緑地の駐車場に止める。公園までは道が細く分かりにくい。事前にストリートビューで予習をしておく。9時前に到着。なんと駐車場は満車近い。危うい・・。 -
右の木の花が満開だ。多分センダンだと思う。近所で見たことがあるので分かった。
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少し時間がたつとますます駐車場は一杯になる。
和歌山の人はすごい停め方をする。奥の白い車は多分出られないだろうな。大阪でこんな停め方をするととても危険だと思う。 -
ここが集合地点の駅。こじんまりとしている。
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駅前の本屋さんで集まる。日曜日は定休日だ。でも、本屋さんでたばこを売っている。文化の違いを感じる。
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午前中はこの辺りて浜堤列を観察する。私はこれが目的だ。
まずはこの線路沿いだ。この東西方向に走る線路は堤防状の地形の上にひかれている。弥生時代にできたものだという。
今日は東西に4本の堤防状の地形がみられるという。この線路は一番内陸側で一番古い。 -
ここから南の海岸へと向かう。いったん下り坂になりまた登り坂になる。
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登ったところがここだ。後ろの盛り上がりが浜堤だと私は思っていたが、青い服を着た人のいるところが浜堤で向こうの高いところは砂丘だという。切ってあるところへ行くと確かにそこは砂が積もっている。この辺りは平安時代のものだという。この砂丘からいろいろな貝殻で出る。貝塚の可能性があるとのことであった。
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砂丘なので砂でできている。
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このように貝殻が埋まっている。
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この砂丘はウラシマソウの群生地になっている。花が終わっているのが残念であった。
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畑は砂地である。何やらたくさん植えられている。
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奥で作業をしている方に聞くと奈良漬け用の小さなスイカだそうだ。
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この左右に延びているのが現在の浜堤である。
この浜堤の向こうの公園に着いた。何とここが私の車を止めたところだ。ここで昼食。午後は2kmほど歩いて磯ノ浦海水浴場の辺りで海洋植物や生物を見るとのことだ。 -
昼食後、ぞろぞろと2kmほど歩く。漁港に出る。
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向こうに見えるのが淡路島だ。海面にもやがかかっている。
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これがハマボウフウ。大阪では珍しいらしい。
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つぼみは砂に埋もれている。
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これはハマヒルガオ。いっぱい咲いている。
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横の運河にいるハマカニを見つけて教えてくれた。よく見つけられるものだ。
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この海水浴場でみんな散り散りになりいろいろなものを観察する。
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キンセンガニを捕まえてくれた。足に特徴があり、泳ぐカニという。
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表はこんな感じだ。この後波打ち際へ逃がしに行った。波をかぶるとすぐに砂に潜っていった。すごく素早い。
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これは2年前沖縄などでえらいことになった「福徳岡ノ場」から出た軽石だという。浜に打ち上げられた海藻の中に入っているとのことだ。
2年前に噴出したものがまだこうして漂着しているというのはすごいことだ。噴出した量もさることながら漂流している距離や時間もすごい。海の循環をとらえる難しさが感じられた。
こんなことが頭をよぎった。もうすぐ福島で海洋放出しようとしている水がある。これはどういう風に循環するのだろうか。この軽石同じように時間と共に薄まりながらもこのように海岸に近づくと考えたほうがいいのだろう。軽石は目に見えるがトリチウムは目に見えない。困ったものだ。
そんなことを考えながら今日の観察会は終了した。
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