2023/05/12 - 2023/05/16
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mom Kさん
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2014年、初めての八幡浜行で知った。
九州へのフェリーが、頻繁に出ている。大型船が停泊しているのに、町はずれの港ターミナルは牧歌的。2時間半で、あの臼杵に着く!
和歌山港から徳島港までは、2時間。
これは、やってみるしかない。
・・・・・
9年後の実行
好きな町「三津浜」から好きな町「八幡浜」まで、
伝い歩きのような旅をした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
この航路は5年ほど前、利用したことがある。徳島市内で蔦監督の映画上映があったから。なのに、忘れてる。
和歌山市駅で乗り換え、和歌山港行きホームで、私一人。
発車直前にわらわらと人が乗ってきたが、皆さん通勤客。
南海電車終点和歌山港駅でまごまご。
たどり着いたら、待合室は、無人。チケット自動販売機設置。私は、今回ネット購入済み。 -
和歌山港8時25分発 徳島港10時30分着
出港10分前ぐらいに乗船案内。
船内に入った階には、仕切りとコンセントがあるリモートワーク用に最適なデスクコーナーがあり、私は、迷わずそこに。
紀伊半島を離れる。 -
前日夕方、ご近所のお寿司屋さんで巻きずしを1本手に入れておいた。
遅い朝食、美味しくいただく。
今日は暑くなりそう。波も穏やか。 -
徳島が見えてきた。うつらうつらであっという間。
停泊中の白い客船名「びざん」船首の字体が小さすぎる。そばを通り過ぎてようやく読めた。
あの時の市内歩きで眉山も眺めただけだったことを思い出す。 -
接岸風景をみるのは、昨春の稚内港以来。
ここは、2本のロープがさっと投げられ、船を止める。
あちらの方は、たしか1本で、ロープが岸壁に落ちるという感じで、太かったことを思い出す。 -
徒歩客は数えるほど。バス停で待つのは、数名。物流中心の航路なんだろう。
トラックドライバーさん専用のサロン的部屋があった。 -
インターネット購入で、和歌山から徳島まで2090円で、
待合室自動販売機は、なんばまでの南海電車分+で2200円。
だから、帰りは、断然お得ってこと。
知らなかったあ。 -
徳島側の港から市内までのアクセスは極めて良い。これは、前回感心して、覚えていた。船の時間に合わせている。市バスで210円。
20分ぐらいで徳島駅に着いた。 -
駅はすっかりd様変わり、以前は地下に市場っぽく個人店が並んでいた。種類に迷うほど焼き芋が並んでいるお店を見つけ、買うなり、食べた記憶。さすが徳島!と、うなった。
それを楽しみな徳島の第一食だったのに、・・・。
今は、簡易ビストロに簡易バル、簡易○○が並んでいる。そして、お土産屋さんにコンビニ。何重にも落胆。
駅前周辺を見ても、取り立てて入りたいお店はない。普通の喫茶店も見当たらない。 -
松山への高速バスの発車まで1時間半。そうだ、モラエスの旧居跡辺りが素敵だったことを思い出し、記憶を頼りに歩きだす。
真っ直ぐここまで歩いてきたが、暑くて、こんな感じの駅前大通り両サイド。
ギブアップ。 -
反対側歩道を駅にもどる。11時半をすぎているのに・・・本日金曜日。
-
往復1キロ近く歩いているのに、ほとんど人とすれ違わない。駅前歩道橋で二人連れと川のそばで急ぎ足の男性一人。人が消えてる!
駅前大通りの洋品店。店頭の陳列商品。 -
焼き芋を諦めきれず、駅前の大きなデパートのような地下で探してみたが、ない。
徳島産サツマイモの全種類、駅コンコースに並んでいたら、圧巻なのに。
昔、宮崎駅におりたら、駅売店前に焼き芋中の大壺。忘れられない。
バスターミナルで、バスの行き先名を楽しむことにする。「上鮎喰」...
陽射しは益々強くなる。 -
吉野川を渡る。
「四国三郎」すばらしい眺め。
この辺りは、河川敷もなく、満々と水をたたえて、堂々の川。
ようやく四国に着いた実感と感動。
乗客3人。私、運転席の後ろ。
過ぎ去る道路標識に脇町、池田、、、知っている名前を見つけると心が飛ぶ。
脇町のオデオン座復活ニュースを聞いてからも、もうずいぶん経っている。見に行きたいなあ。 -
約3時間で、松山市駅到着。
三津浜方面行発車まで5分余。「日の出」さんに予約の電話を入れる。
今回は、ゼッタイ食べたい。 -
1月同様、まだ店内では食べられない。予約しておいてよかった。
-
大きなしっかり包み紙にくるんでいても熱さが伝わる。急ぎ足でホテルへ。待っていましたこの瞬間。美味しい、熱い、美味しい、熱い。
一度目は、「油入れますか?」の意味が分からなかった。
三度目の今回、おそばは、台と焼きがあると知った。 -
シェスタ後お散歩。
いつの間に出現!? -
いずれも”三津の渡し”
-
なんども訪れているのに、死角だった。
-
今は、開放されているし、
-
街づくりについてのミーティングの声が、階下右の部屋から聞こえてきます。
若い人がメンバーの中心のようです。頼もしい。
ますます進化していきますね、「三津浜」。 -
翌朝6時に飛び出し、初めてのエリアを探検した後は、最後にやはり”三津の渡し”へ。
誰かが来るまで、ボランティアさんとお話しして過ごす。
船長さんは、大晦日も元旦もお休みなしの交代です。海の道路ですから。 -
ボ♂「おはよう!」と、向こうからやってくる青年に気づき、声をかけました。毎朝この時間に、対岸の神社にお参りしているそうです。私も一緒に。
-
彼は飛ぶように歩いて駆け上がり、さっとお参りして駆け下り、船着き場へ。
私達のために、しずしずとお迎えに来てくれました。 -
愛媛堂さんが開く頃に松山市内に移動。
お二人仲良くレジに並んで、お話ししておられた。
ぽつりぽつりの穏やかな会話をBGMのようにして、本を選ぶ。
主人に代金を手渡すと、お隣の夫人が、「ありがとうございます」と言葉を添えてお辞儀をしてくれたので、私も返礼。二度もですから。 -
大街道の電話ボックスは、扉がなく、広い。
車いすもそのまんま。荷物を持って、両手が
ふさがっていてもへっちゃら。
だから、松山好きなんです。
今まで気が付かなかった。この通りだけでも
3つもボックスがあったなんて。 -
松山に来れば必ずの [ noma-noma]。1月は、姫マドンナに驚嘆舌づつみ。
5月は、せとかです。550円。みかん農園直営のようです。年中、店頭に様々な果物。ジュースもとびっきりのおいしさ。 -
市駅から初めて訪れる、伊予市に向かいます。終点は、「郡中港」
二つ手前で気が付いた。この車両にも向こうの車両にも誰もいない。
降りたのは、二人でした。 -
今夜のお宿「つたや旅館」は、街道筋に面していました。
何かで場所を借りていたという女性が片付け中で、主人は出かけているとのこと。
ザックを置かせてもらう。日中無人と言うこと? -
この前お会いしたのは、高知の香取市でしたね、伊能忠敬さま。
-
1時間ほど歩いたら、伊予市を把握した気分。戻ると、亭主が迎えてくれました。
どうやら閉館となる旅館を引き受けて、一人で切り盛りされているらしい。
退職後の慣れぬ旅館業ながら、やはりこの建物を存続させたい思いが大きかったようです。 -
間口からは、想像もできない奥行きの広さ。
私の部屋は、かつての佐原「木の下旅館」さんを思い出したほど、人々の記憶がたくさんつまった昔のままのようでした。今夜は興奮して眠れそうにありません。 -
床の間の掛け軸、横綱双葉山の揮毫。宿泊されたそうです。
「書院の間」
おそらく最も奥まった静かな部屋をたった一人のゲスト、私のために選んでくださったようです。
テーブルの素敵な籠は、近くの温泉行セット。入湯券とともに手渡されました。つたや旅館 <愛媛県> 宿・ホテル
-
ここも
-
この小路もお昼の散歩で見つけています。亭主が地図で界隈を説明してくれる際、「”まるよし”も見つけていますか!」と、感心してくれました。
-
小さな歩きやすい、分かりやすい郡中エリア。
温泉上がりで暖簾をくぐる。
カウンターだけの店内は、ぎゅうぎゅう。
女性客は私だけ。開店前見つけたときに電話しておいたので、端っこの格好の席がセットされていた。まるよし・釜めし グルメ・レストラン
-
熱々焼アナゴ、感動。瀬戸内のアナゴですぞ。この大きさがいいんです。
座るなり、お隣男性のお皿を見て、注文。 -
単身赴任の技師の紳士とそれからぽつりぽつりの語らいで
一層美味しく、なすびに、 -
サヨリのフライに(黒板に今夜の肴にサヨリの字を見て、飛びついた)、
-
おこぜの煮つけに、
-
サヨリの天ぷら。この先会えないかもしれないサヨリ続投。
どっちにしようか、迷っていたら、女将さんが、「サヨリのフライ、美味しいよ。」と勧めてくれたので、さきに選んだフライのほう。
これで思い残すことなく、お店を出る。完全に食べすぎ。 -
翌朝亭主が珈琲と町のパン屋さんからの菓子パンでもてなしくださって、お話が続く。彼の口から、「三津浜は、町づくりが成功していて・・・」と出てきたときは、驚いた。この町も今取り組んでいて、中心メンバーでもあるようだ。
-
駅に向かう途中、もう一度、江戸時代からの現役肥料屋さんの建物を目に焼き付ける。
店内の土間の広さに、この普通感がたまらない。 -
”愛ある伊予灘線”で、次の目的地大洲に向かう。
途中、今売り出し中「下灘」駅に群がる人々に、
うっ?。 -
今度は、”伊予灘ものがたり”通過待ち。
私は、これには乗ってみたいな。 -
大洲駅では、晴れていた。ホテルに荷物を預け、肱川の橋のたもとで料亭に遭遇。いい感じ。
メニューの中に、いいものみーつけた。
「焼さつま汁」
汁の方のお出汁以外は、山の幸尽くし。
山芋と思ったら、おみそ仕立ての熱々でした。
昨夜の海の幸三昧の身体に沁みるお味。ご飯も麦入り。 -
翌朝は、初めて卯之町へ。
もうすぐだなと思う頃、突然目に飛び込んできた。
あわてて、カメラを向ける。
こちら側の席でよかった。普通列車でよかった。
で、あれは、? -
開明小学校
明治2年創立の私塾が前身というから、学制頒布年の前ということだ。
明治15年に町の人の力でこの建物。ドイツ製のガラスとは!
今日は、月曜日。休館日。もう一度おいでなさいということですね。 -
お昼前に八幡浜に着いた。今日は、一段と暑くなりそう。
前は、できるだけ鄙びた感じをと探し、港の前の食堂で食べた。
ここの案内所の人は、本当に親身な応対。
お人が変わっているだろうに、それは変わらない。
アドバイスをもらった2店のうちの一店の方に向かった。
小路の中にひっそりある食堂。
ちょうどお昼時、次々に町の人も。
私には、多すぎる「八幡浜チャンポン」。
お隣さん二人連れは、あんかけチャーハンに焼きそばを注文。
あと2回八幡浜に来なくっちゃ。
スープも残さずいただきました。 -
翌朝、フェリー乗り場の港へ。以前より少し遠くで、建物は大きく立派に変身。
驚いていたら、昨年4月に移転完成と窓口女性が教えてくれました。
こちらも大きなトラック隊が主力のようです。
「もう乗れますよう」チケット売り場の先ほど女性が、向こうから声をかけてくれました。待っていたのは、私一人!
出港15分前。 -
この船です。右手は、四国唯一の原発があるところ,
伊方発電所に続く道。 -
私一人。
ゴロンとしたら、うとうと。
外を見る間もなく、九州側に着いてしまった。 -
臼杵港もあっけらかん。バスもこの時間はない。
ターミナル前の作業服男性に駅までの道を尋ねたら、分かりやすく、教えてくださった上、「川に沿って、まっすぐですからね。」と別れ際、また念を押してくださった。
気持ちも充実、九州上陸を味わうように歩き始めた。そういえば、今の男性、美しい言葉使いの丁寧語だった。きっと臼杵の人に違いない。
ここが、憧れ先輩の「臼杵」
大学時代の部活を思い出しながら、臼杵駅を目指す。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- mom Kさん 2023/05/23 15:44:22
- また先を越されました
- 4,45年前?!そのころの八幡浜を見てみたかった。メインストリート商店街の呉服屋のお店さまは、40歳前後。最も美しさを極められたころのはず。
9年前、おそらく同じお店で私もチャンポンを食べています。港に面した鄙びた一軒はそこだけでしたから。今回アップしたのと違い、具材も細かく混ざったチャンポン状だったのではありませんか。あっさりと美味しいお味でした。
お師匠様も今では丸ごと良い思い出ですね。
-
- エフサさん 2023/05/23 09:16:37
- 八幡浜ちゃんぽん
- ワシも八幡浜ちゃんぽん食べた事があります。45年以上も前の事なので「長崎ちゃんぽんと違うけど美味しかった」と言う記憶しかありません。別府からの船を降りて直ぐに見つけた食堂でした。
その後、列車で高松へ。駅で讃岐うどん食べて宇高連絡船のホバークラフトで海を渡り、後楽園に滑り込んだのが閉園の10分前。「駆け足で必ず閉門までに戻るから」と手を合わせるも、門番のおいちゃんに けんもほろろに門前払い。走れメロスになれなかった。
今回はmom Kさんの飯テロにすっかりノックアウトされてしまいました。
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