四国ツーリング　六日目　大洲　臥龍山荘から盤泉荘(旧松井家住宅)・大洲城へ行きました。

2025/04/30 - 2025/04/30

臥龍山荘へ行きました。
臥龍山荘は肱川流域随一の景勝地「臥龍淵」に臨む三千坪の山荘で、大洲藩3代藩主加藤泰恒が「蓬莢山（ほうらいさん）が龍の臥す姿に似ている」ことから「臥龍」と命名したといわれています。
2011年に、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの一つ星を獲得しています。
大洲には京都のような建築の制約がなかったので茶室建築家、千家十職、名工たちが施した、遊び心あふれる意匠の数々が目を引きます。
盤泉荘へ行きました。
盤泉荘（旧松井家住宅）は、松井傳三郎（1870～1920）・國五郎（1875～1945）兄弟がマニラで貿易会社を経営し、日本人移民向けの百貨店も経営するなど貿易・小売業で大きな財を成し傳三郎が故郷の大洲に別荘を建築しようと計画し、その遺志を継いだ國五郎が大正15（1926）年に完成させた建物です。
大洲城へ行きました。
大洲城の城下には天守閣を見上げるように「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」の宿が並びます。
肱川の河畔に望む大洲城は、元弘元年（1331年）鎌倉時代末期に守護として国入りした伊予宇都宮氏の宇都宮豊房によって築城されたといわれ、その後、藤堂高虎等によって大規模に修築がなされ、伊予大洲藩の政治と経済の中心地として城下町は繁栄していきました。
明治21年（1888年）老朽化により、惜しくも天守は解体されました。
市民による寄付等によって平成16年（2004年）に復元されました。
天守閣の柱には寄贈された場所や名前が書かれています。
このような取り組みは素晴らしいと思います。

臥龍山荘
https://youtu.be/hIgiNQP1Yz4
盤泉荘（旧松井家住宅）
https://youtu.be/KU4ovARm3es
大洲城
https://youtu.be/u-lmDzClHI4

エリア 大洲(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

臥龍山荘へ行きました。

この2階建てに見えるところは文庫です。

入り口の門です。
石段を上がると玄関があります。

美しいたたずまいです。

開放的な座敷です。

良いですね。

この明り取り？も凝っています。
中から見ると四角ですが外から見ると丸になっています。

これが同じところを外から見たものです。

霞月の間です。

霞月の間から壱是の間（いっしのま）

ひょうたんでしょうか、素晴らしいです。

壱是の間です。

「霞月の間」引手にはコウモリの細工

お庭からの臥龍院です。

知止庵です。
勝手は浴室だったようです、昭和24年に茶室に改造されました。

素晴らしいです。

不老庵です。

お庭方面です。

きれいです。

臥龍淵を足元に見る舞台造りに立つ数寄屋造りの庵です。

竹網代張天井が見事です。

お庭の井戸です。

盤泉荘(旧松井家住宅)へ行きました。
屋敷前には駐車場がありません。

坂道を登り切り玄関です。

中央には「新やなせ焼」のライオン像があります。

廊下にはその重さや硬さから「太平洋鉄木」と称される南洋材イピールの一枚板が使え割れています。

美しい庭園です。

高台なので1階でもよい眺望です。

街並みを見下ろします。

2階はさらに帳簿委の良いテラスがあります。

椅子は現代のものでしょうが素晴らしいテラスです。

凝った作りです。

素晴らしいです。

大洲城へ向かいます。

天守閣を見上げるように「NIPPONIA HOTEL 大洲城下町」が立ち並びます。

天守閣へ向かいます。

青空に映えて美しいです。

入ります。

城内です。

真新しい柱がきれいです。

高欄櫓です。

城づくりのジオラマです。

肱川を見下ろせます。

右は黒漆胸薫綴二枚胴具足です。
左は紺糸威桶側二枚胴具足です。

天守閣からの眺望です。

真新しい天守閣です。

柱一本一本の起草された場所と名前が記載されています。

急な天守閣の階段です。

素晴らしいです。