#167　青い街シャウエン -元祖インスタ映えの街-　-2023GW７-

2023/05/05 - 2023/05/05

ヴォルビリスの次は青い街で有名になったシャウエンに向かいます。
全てが青い街。そして水が豊かなこの街は乾燥した大地のオアシスでもありました。

エリア シャウエン(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴォルビリスからタクシーで2時間半。
ようやくシャウエンの街が見えてきました。

アイン門の前で車を下ろしてもらいました。

アイン門をくぐるといきなり青い世界です。

まずは宿に荷物を預けに行きます。
しかし、小型とはいえスーツケースを持っている人は「自称ガイド」の獲物。
色んな人が「宿はどこ？」と声をかけてきます。

勝手に案内を始めてチップを要求する人もいるので要注意です。

アイン門から5分くらい真っすぐ進むとハウタ広場に出ます。
ここでも多くの自称ガイドモロッコ人に声をかけられました。

それでもフェズと比べたら皆さん穏やかな人で、宿の名前を答えてもボラれなかったかもしれません。

ハウタ広場からは北に進路を変え、階段を上がっていきます。
それにしても絵になる場所ばかりです。

荷物もあるし、暑いし、上り坂だし・・・なんですが、
こんな感じの階段なのでつい疲れも忘れて歩いてしまいます。

中には観光用に装飾された階段もありました。

宿はこの辺のはずなんだけど入口が分からない・・・
と思ったら子どもが「ダールアルデア？」声をかけてくれて、
「そうだよ」と答えたら、隣の建物をノックして開けてくれました。
玄関には看板も何もなかったので、誰かに聞かないと永遠にわからないところでした。

今日の宿、ダールアルデア。
玄関を開けるとこんな感じです。

ロビー兼リビング

部屋は階段を上がってすぐの所です。

部屋は狭くてベッドだけ。

その代わりバスルームは広かったです。

３Fにはおしゃれな歓談エリアがあり、

その隣はテラスになっていてシャウエンの街を眺められます。

シャウエンの中でもかなり標高の高いエリアになっていて、街を良く見渡せます。

荷物を預けたらさっそく散策に出かけます。

モロッコ人はネコが大好きなので
あちこちにネコがいます。

逆に犬を飼っている人は都市部ではほとんどいません。

シャウエンは東側ほど人が多い傾向があり、北西側はあまり人がいません。
写真をゆっくり撮るならそっちの方が良いです。

すごい青！！

基本的に東西の道は平たん、南北の道は階段です。

少しずつ階段を下っていきます。

南の方に降りてくるとお土産屋さんの多い通りに出ました。

この辺りは店が多くて明るい感じの雰囲気です。

青い街というよりも、少しおしゃれなモロッコの旧市街といった感じ。

大きな城壁が目印のハマム広場に出てきました。

ハマム広場 広場・公園

ハマム広場
シャウエンで一番広い広場でいつも賑わっていました。

ハマム広場 広場・公園

ハマム広場の南側にはグランモスクもあります。

ハマム広場 広場・公園

ハマム広場 広場・公園

エル・マクゼン広場には大きな門の目印の工芸品博物館がありました。

エル・マクゼン広場のもう一つの目印、ホテル・パラドール。
パラドールと言えばスペインが有名ですが、ここがスペインの植民地だった名残でもあります。

ここはタクシー乗り場にもなっていて、数少ない車が入れる場所です。

ホテル パラドール ホテル

ハマム広場とエル・マクゼン広場の周辺は特にお土産屋さんの多いエリアです。

お土産屋さんの多い通りをさらに東に進んでいきます。

この辺りはシャウエンで一番古い地域になるのですが、
比較的薄い青色の家が多かったです。

路地にたくさんあるのが

オレンジジュースのジュースバー
ここは15ディルハム(220円)とモロッコにしてはかなり強気の値段設定でした。

ここから東側はオンサー門に向かってお土産屋さんが連なるエリア。
観光客の姿がかなり増えてきます。

観光客向けにわざと装飾した壁も多くなってきます。

観光地感がすごいです・・・
逆に生活感がほとんどなくないですね。

この辺りは階段を撮影するのにお金を取る所もあります。

シャウエンの東の端、オンサー門です。
人通りの少ない瞬間を狙って写真を撮りましたが、かなり人通りが多いです。

オンサー門の東側には橋があって下に川が流れています。
モロッコに来て3日目で初めてちゃんと水が流れている川を見ました。

この向こうに個人向け駐車場があるので、観光客はオンサー門から入ってくる人が多いです。

橋の上はこんな感じ。
下にもたくさんの人がいます。

水をためてオレンジを冷やしています。

湧き水をくみに、多くの人がやってきました。
水遊びをしている子どももたくさんいました。

水のある風景。
日本にもたくさんあるけど、懐かしさを感じさせる風景。

川の上にテーブルを置いて、カフェになっていました。

湧き水で冷やしたオレンジをその場でジュースにしてくれます。

川沿いにはジュースバーがたくさんありました。

再び旧市街に戻ります。

写真を撮りながら南西の方に向かっていきます。

ハマム広場 広場・公園

ハマム広場前にあるカスバ博物館に入ります。

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

18:30までやっているのですが、18:15にギリギリ入場できました。

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

城壁の中は広い中庭が広がっていました。

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

塔に上ります。

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

階段はすれ違うのも大変なくらい狭かったです。

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

塔の上からシャウエンの街がよく見渡せます。

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ハマム広場にはますます人が増えていました。

ハマム広場 広場・公園

ハマム広場 広場・公園

ご飯を食べるのはまだ少し早いので、今度は旧市街の西側を散策します。

おみやげの並べ方もおしゃれ。

パンやクスクスに使う小麦が売られています。
種類がとても多い！！

色鮮やかな商店街も素敵だし、
人の少ない住宅街も素敵

最初に来たハウタ広場まで戻ってきました。

真ん中には水場があります。
ムスリムの人はモスクに入る前に必ず手を洗います。

ハマム広場からさらに西側に進みます。

旧市街の北西の端にあるスーク門まで来ました。

スーク門も目の前まで車で来られます。

スークはアラビア語で市場。
その名の通り、スーク門周辺は個人商店が多いエリアです。

青い道もいいけど、お土産を並べるセンスもなかなかのシャウエン。

20時ごろハマム広場に戻ってきましたが、さらに盛り上がっていました。

ハマム広場 広場・公園

カスバ前のレストランモリスコツインズで夕食にしました。

牛肉のタジン。
牛肉が一晩ハチミツに漬け込んであって、とても柔らかくなっています。

レストランモリスコ 地元の料理

お店を撮ろうとしたら、「オレを撮れよ」と店員が写りこんできました(笑)

レストランモリスコ 地元の料理

お腹もいっぱいになったところで宿に戻ります。

現地の21時ごろ・・・日本だと朝５時ごろです。
つまり眠いのですzzz

シャウエンもフェズと同じく21時過ぎまでお店がやっていました。
本当にモロッコは始まるのも終わるのも遅い国です。

ようやく気温が下がってきて風が気持ちよくなってきました。

この街はどこを撮っても絵になる街でした。

この階段を上がると今日の宿。
とても目印になる階段なのですが、写真を撮る人でにぎわっていたので少し通りにくかったです。

今晩の宿、ダールアルデアに戻ってきました。
入口がとてもかわいいですが、最初はこれが宿だと気づきませんでした。

屋上のテラスでWifiをつないで一休み。
(部屋だとwifiがつながりませんでした・・・)

夜10時を過ぎていますが、ハマム広場の方からいつまでも賑やかな音が聞こえてきました。
この日はイスラム教の休日の金曜日。
地元の人も多くて本当に賑やかな一日でした。