2023/04/24 - 2023/05/04
81位(同エリア828件中)
ちゃんこさん
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南ドイツの美しい街々を巡る旅の2ヶ所目はハイデルベルグ。
4/25 18:00過ぎ、ハイデルベルク中央駅に到着。
夕食ではドイツ料理のボリュームに驚きつつ醸造ビールの美味しさに感動。
翌日はネッカー川沿いの散策からスタート。ハイデルベルク城、旧市街、大学、学生牢等々を訪れ、最後に、哲学者の道から街を眺めました。ランチ抜き、カフェタイムなしで満喫した充実のハイデルベルクの滞在でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ハイデルベルク中央駅に到着。旧市街と新市街の中間に位置する「ホテル ユーロペッシャーホフ ハイデルベルク」にチェックインします。
Hotel Europaischer Hof Heidelberg ホテル
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お部屋にウエルカムデザートのカヌレと苺が用意されていました。美味。
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「Vetter's Alt Heidelberger Brauhaus」で夕食。
店内に入ると、醸造用の大きなビール樽が中央に置かれていて、美味しいビールが飲める予感。ほぼ満席でしたが、相席のテーブルを確保出来ました。 -
大盛のポテトフライの上には、豚肉の煮込み、クランベリーソースが添えられています。豚肉のローストは見た目以上にボリューミィ。そして、お目当てのビール「ブラウハウス・へレスビール」。
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旧市街の目抜き通り、ハウプト通り(Hauptstrasse)を歩いていると、何度か見かけた旧市街の看板地図。観光スポットやレストラン、トイレの場所までも記載されています。
ハウプト通りは、西端のビスマルク広場から東端のカールス門まで1.6キロに及ぶ歩行者天国です。 -
翌朝、ネッカー川沿いを歩いて、カール・テオドール橋に向かいます。
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橋の北側、旧市街とカール・テオドール橋を結ぶ地点にある橋門。
昔は、この場所を境に、旧市街一帯が城壁で囲まれていたようです。
2つの塔は牢獄として、中央部は借金を払えず訴えられた人を拘置する場所として、使われていたのだとか。 -
橋のたもとにあるサル像。
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Haspelgasseを通りマルクト広場ヘ。奥に市庁舎、中央にヘラクレスの噴水が見えます。
中世の時代には、ここで火あぶり等の公開処刑が行われていた様です。ヨーロッパの広場は市場だったり処刑場だったり・・様々な歴史が刻まれているようです。 -
マルクト広場の南側の道を進むと、穀物市場(コルンマルクト)に。貧しい人を助けるための救貧院があった場所です。
広場の中心にある聖母子マドンナの像の背後に、ハイデルベルク城を眺めることが出来ます。 -
コインマルクト広場を通り抜けると、右手にケーブルカー乗り場が見えてきます。左手に、なだらかな坂道があり、その間に、階段があります。その他、ハイデルベルク城へのアクセスとして、道幅の広い道路を通って、タクシーやバスも利用できるようです。
今回は、ショートカットで行けそうな階段を選択。7~8分程で到着。 -
なだらかな城道(Burgweg)。
この坂道を上っていくと、フリードリヒ館のテラス側が、入り口になります。
午前8:50頃、坂道に入る手前のゲートは、半分閉まっていました。 -
午前9時、ハイデルベルク城に到着。
エリザべス門の向かいに、チケット売り場があります。
オーディオガイドの受付ブースは10時~オープンだったので、オーディオのレンタルは出来ませんでした。 -
エリザベス門の柱には、トカゲやカエルなどのレリーフが彫られていています。
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城門塔。
塔に渡る橋の手前で、チケットを提示します。 -
城門塔の扉にある鉄のリング。
リングの下部にある亀裂には、ある逸話が。
昔、城主が、このリングをかみ切った者に城をくれてやると言い、多くの人がトライしたものの誰も噛み切ることが出来ない中、悪魔が挑戦して亀裂を残した・・という話。結局、悪魔でも噛み切ることが出来なかった程、強靭だったということでしょうか。 -
城門塔を抜け、ループレヒト館を左手に眺めながら進むと、フリードリヒ館が見えてきます。赤砂岩の美しいファサードには、代々の選帝侯たちの彫像で飾られています。
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オットーハインリヒ館。2階から上の建物内部はなく、窓越しには青い空が。
建物の一部は、ドイツ薬事博物館になっていて、見学可能です。
ハイデルベルク城の館は、その時期に治めていた選帝侯にちなんだ名前がつけられています。 -
オットーハインリヒ館にある薬事博物館の展示物。
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大樽棟にある世界最大のワイン樽。
直径7メートル、高さ8.5メートル、221,000リットルものワインを貯蔵していた樽です。樽の横に階段があり、上ることができます。
早い時間だったので、ほとんど人がいなかったのですが、10時を過ぎると、多くの人でいっぱいに。 -
樽の前に立っているのは、選帝侯に仕えていたヘルケオという道化師の人形。この人、毎日13リットルのワインを飲んでいたのだとか。
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テラス側から眺めるフリードリヒ館。
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フリードリヒ館に面するテラスから、ハイデルベルクの街並みを一望して、旧市街に戻ります。
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聖霊教会。
ゴシック式教会の外壁を取り囲むようにお土産物店があります。中世はどこの教会でもこういった店があったそうですが、次第に取り除かれていった中、ハイデルベルクの聖霊教会は昔の姿を残しているのだそう。 -
聖霊教会の内部。
レンガ風の柱が、前日にフランクフルトで見た「聖バルトロメーウス大聖堂」の内部に、よく似ています。 -
精霊教会の向かいにある、「騎士の家」。ツム・リッター(Haus zum Ritter) 。
商館を兼ねた住宅だった所で、正面外壁はフランドル風の凝った造り。様々な楽しい彫刻で飾られています。棟上に悪竜を退治した聖ゲオルグの甲冑姿の胸像があるところから「騎士の家」と呼ばれています。戦火をまぬがれた貴重な建物で、今ではホテル兼レストランになっています。
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ハイデルベルクの定番お土産、”学生のキス”の言い伝えで有名な、あのチョコレートを求めて「クネーゼル」へ。
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チョコの味は同じですが、様々なパッケージがあります。
この日の店員さんが素敵な方で、日本語がお上手なので尋ねると、「一年間日本に滞在して、自転車で日本中を回った経験があるんですよ」と教えてくれました。 -
チョコレートを購入して、ハイデルベルク大学に向かいます。
大学構内へは自由に出入りすることが出来ます。ここは、大学舎の3階にある荘厳で豪華な講堂。
ボランティアの案内役として講堂内にいた現役の学生さんが、ここでは、ピアノコンサートなど様々なイベントが行われていると、説明してくれました。 -
大学舎のほど近く、狭い通りに面して建つ「学生牢」。
コインロッカーに、リュックやコートを預けてから入場します。(1ユーロ/コインの必要性を実感)
壁や天井に、びっしりと落書き、自画像、家紋などが書かれています。当時の学生達にとって、学生牢に名を刻むことは、名誉だったようです。 -
旧市街の対岸から、カール・テオドール橋とハイデルベルク城を眺めます。
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哲学者の道に向かって登っていくと、斜面の牧草地に羊が放牧されていました。
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「哲学者の道」から、カール・テオドール橋とハイデルベルク城を眺めます。
ハイデルベルクは、どこを切り取っても、美しい街でした。
次に向かうのは、ヴェルツブルグ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Katsuさん 2023/11/22 10:45:22
- 素晴らしいブログ、ありがとう
- ハイデルベルグは出張の折に何度か行きました。素敵な街が素敵に描写されており嬉しさのあまりメールしています。写真の構図がいいですね。同じ構図の写真が少ないのも私にはありがたいです。
- ちゃんこさん からの返信 2023/11/23 12:05:46
- RE: 素晴らしいブログ、ありがとう
- Katsuさん、コメントありがとうございます。
ハイデルベルクはどこを切り取っても絵になる素敵な街ですよね。何度も行かれているとは羨ましい限りです。私もまた異なる季節に訪れてみたいです。
余談ですが、蜘蛛の糸から抽出されたTシャツにとても興味が湧きました。
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