2023/05/01 - 2023/05/06
54位(同エリア75件中)
らぱぱ代さん
その3は、シャフリサーブスの観光です。
シャフリサーブスは、カシュカダリア川(バスの車窓からは確認できず。。。)のほとりに開けたソグディアナの古都。古くから「ケシュ」というという名で知られ、7世紀には玄奘もインドへの途上で立ち寄ったという記録があります。
1336年、この地の豪族の家に生まれたティムールは、次第に頭角を現し、一大帝国を築きました。ティムールはサマルカンドを都としましたが、自分の故郷であるシャフリサーブスも大切にし、サマルカンドに引けを取らない壮大な建築群を次々と建設しました。
しかし、16世紀後半に嫉妬に駆られたブハラのアブドゥール・ハンにより、ティムールの遺産のほとんどはことごとく破壊され、完全に残っている遺産はほとんどありません。
わずかに残る遺跡の周辺は、木々や花のあふれる公園としてきれいに整備されています。
写真は、アク・サライ宮殿跡をバックにした、ティムールの立像。
5月1日 成田出発 インチョン乗継 タシケント到着
5月2日 ブハラへ移動 ブハラ観光
5月3日 シフフリサーブスへ移動 シャフリサーブス観光 サマルカンドへ移動
5月4日 サマルカンド観光
5月5日 タシケントへ移動 タシケント観光 タシケント出発
5月6日 インチョン乗継 成田到着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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3日目は、
モーニングコール 5:30
朝食 6:30~
ホテル出発 7:45
午前中約270㎞、午後約200㎞の長距離移動なので、結構早めの出発です。
ブハラからシャフリサーブスまでは、一応舗装された道路ですが、舗装状態が良くなく、ガイドさん曰く「無料マッサージ」並みとのこと。運転手さんは、穴を右に避け、左に避け頑張って運転してくれていましたが、無料マッサージと聞かされて覚悟していればそんなものかな、と。
写真は、トイレ休憩で立ち寄ったガソリンスタンド。完成してまもないのでしょう、とてもきれいでした。トイレおばさんも運良くいなかったので、無料。 -
併設のショップも広々。日本のコンビニの感覚でコーヒーを探しましたが、レジに置いてあったのは、コーヒーの粉入りカップ。お湯は入れてくれるのでしょうけれど、挽き立てとはほど遠いモノが予想されて飲みませんでした。
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コーヒーの代わりにチョコレートをお買い上げ。お口に合ったので、最終日のスーパーで買い込みました。
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シャフリサーブス駅の前を通過。
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12:20に昼食会場「ディルミオットオタ」に到着。地元の家庭料理という触れ込みです。たしかに個人のお宅。看板等無し。
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入ると、長テーブルにすでにセッティングされていました。
こちらのお宅はツアーグループの食事を他にも引き受けているようですね。シャフリサーブスにはまだ大勢が一度に食事できるところが少ないのかな。何年か後には、立派なレストランになっていたりして。 -
前菜あれこれ。
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トマトときゅうりのサラダ。このあたりから、生野菜にも手を出し始めます。
瓶ビールをお願いしました。この食事の時だけ、ビール、ワインが各3万スム(約374円)。 -
マンテ。水餃子。
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これぞ家庭料理! 牛肉のポトフ。お肉もじゃがいももにんじんもやわらかくておいしかったです。
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こちらは「シャフリサーブス歴史地区」として世界文化遺産に2000年に登録されていおり、南北約1.5㎞の公園としてきれいに整備されています。
観光は、まず、南端にあるドルッティロヴァット建築群から。 -
見つけたのでパチリ。
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ドルッティロヴァットとは「瞑想の家」という意味だそう。
入って、右側にはコク・グンバス・モスクがあります。 -
中は美しく装飾されています。
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天井部分が一部剥がれていますが、それも歴史の重みが感じられて好きですね。
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コク・グンバ向かい合って向かい合って建つ2つの廟のうち、左側はシャイフ・シャムスッディン・クラル廟。1374年にティムールによって建てられたもので、ティムールとその指導者シャイフ・シャムスッディン・が葬られています。
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内部は最近修復を終えたのか、できたてのようにきれい。白地に青と藍の幾何学模様が映えます。
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石棺の装飾も高貴な感じがします。
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対して、右側に並ぶグンバズィ・サイーダン廟(外観撮り忘れ)は、ウルグベクが自分の子孫のために建てたもので、4つの墓石が並んでいます。
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最後に補修をしたのがいつなのかはわかりませんが、年月の流れを感じさせますね。
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中庭の井戸。そしてやはりお土産物屋さんがずらり。
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次は、ドルッサオダット建築群です。ドルッサオダットとは「大いなる力の座」という意味。
ハズラティイマームモスクと、シャハーンギール廟、ティムールの石棺が残っていますが、建築物の基礎部分だけ残る広場から想像されるように、他の建築物もたくさんあったのでしょう。
写真はシャハーンギール廟。ティムールが22歳で戦死した長男のために建てた巨大な廟です。 -
外壁には一部にタイル装飾が残っています。
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この奥に、ティムールが納められる予定だった墓室と石棺があります。
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階段を下っていくと、
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墓室があり、4隅にはアラーを建てる言葉が彫られ、中央に石棺が置かれています。
しかし、中国の明への遠征中に急死したティムールはサマルカンドに葬られたため、ティムール本人が生前に用意した石棺は空です。 -
シャハーンギール廟のお土産物屋さんでショッピングタイムになったため、
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抜け出して、隣のハズラティイマームモスクへ。中をそっとのぞくと、お二人真剣にお祈りされていました。
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バスでアク・サライ宮殿跡へ向かいます。一部城壁が残っています。
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北側から入りました。
この日のシャフリサーブスは最高気温28℃で、観光には最適な気候でした。 -
アク・サライは「白い宮殿」の意味。ティムール時代、白は高貴な色とされていたためこの名がつきましたが、実際には青と金色のタイルで装飾されていたそうです。
1380年着工、1405年まで建設が続きましたが、現在残るのは、この宮殿入口のアーチだけです。完工当時は50メートルほどの高さのあるアーチでしたが、今は中央部分が破壊され、高さは38メートルほどです。 -
38メートルほどと言っても、見上げる壮大な高さです。
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向かって右側にもタイル装飾が残っています。
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アーチの南側には残念ながらタイルは残っていません。
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アーチ南側では、美しい床のタイルを見ることができます。
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どんどん南へ歩いてティムール像へ。
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どうしてもこの構図の写真が撮りたかったので、ツアーの皆さんとはちょっと離れてダッシュでさらに南へ。
ティムールさんがアーチの間に収まって満足、満足。
15:30 シャフリサーブス観光終了。 -
今日は、あとはサマルカンドへ一路約200㎞走るだけです。
草原が広がり、牛の放牧。 -
途中、バクストというレストランでバスを停めて、トイレ休憩。トイレチップ1人2000スム。アラブ式でしたが、きれいに掃除されたトイレでした。添乗員さんによると、コロナの間に改修したようで見違えるようにきれいになっているとのこと。
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中央アジアというと大平原をイメージしますが、ちゃんと山脈もあります。山といえば「緑」を想像してしまう私には、世界はさまざまということを教えてくれるのが旅行ですね。
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