⑨マダムのJAL旅イン札幌　3日目の１～北大植物園の１

2023/05/10 - 2023/05/10

　2023年5月8日（月）～10日（水）JALで札幌へ。「日本全国6600円セール」に釣られての旅です。セール初日、いくらやってもJALのネットに繋がらず、結局セールは中止になって残念。だと思っていたら、また、やると。繋がりそうな、空いていそうな時間に（つまり間際になって）空いていそうな空港ということで、便が多そうな、少しだけ土地勘のある札幌を選びました。そしてホテルは取ったものの、どうしよう、何しようとぎりぎりまでノープランでの、旅でした。4月末のツアーで札幌在住の添乗員さんに、札幌での「主婦が行って楽しそうな」お勧めを聞き、ガイドブックを見て、ちょっと予習し、いつもながら、いろいろやらかしながらも、ちょっといつもとは違う行動をしつつも、楽しい3日間を過ごしてきました。その旅行記です。主な行程は以下の通りです。①②③…は、旅行記の番号です。
5月8日(月)旅行1日目　自宅～自宅最寄りのバス停～羽田空港第一ターミナル　8:20発JAL505～新千歳空港着9:45 ① 空港散歩②～バスにて南3条ススキノ～ホテルアベスト札幌③狸小路買い物と散歩④
9日（火）２日目　ホテル朝食ブッフェ⑤～北海道神宮⑥～円山公園・琴似⑦～都心ランチと買い物・散歩　北菓楼・北のブランドなど⑧
10日（水）ホテル～北海道大学植物園⑨⑩～大通公園・新千歳空港15：00発
JAL514便～羽田空港着16：45～自宅最寄りのバス停～自宅＆娘宅⑪

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　2023年5月10日（水）曇り晴れ旅行3日目
　最終日です。午後便なので、午前中は、北大植物園に行きます。徒歩で行けるというか、ホテルからここに向かうバスはないとフロントのお姉さん。お姉さんは「全然歩けます。」とおっしゃってましたが、慣れた道なら、そして後30歳、40歳若ければそうですねと言えますが。「全然歩けません。」と言いたいです。

大通公園 公園・植物園

　大通り公園では、週末からイベントがあるのかな？テント設営中。
もっと歩け歩け。

大通公園 公園・植物園

　これは温室よね。着きました。でもここからは入れません。もうちょっと先です。

北海道大学植物園 公園・植物園

　スマホナビ様のおかげで辿り着きました。パンジーがピラミッド型に植えられています。

　　木が茂っています。新緑の季節。さすが植物園よね。看板も木製。

　植物園概要。
　北大の施設、研究と教育、植物及び植物資料の体系的な収集保存活用を目的とする。

　券売機に420円を投入。中に入ります。
　面積13.3ha、4000種の植物が育成保存されています。

　こういった、今咲いているお花の紹介があるのは平成的というのかな？令和ならQRコードを読み取れと、言われそう。でも、平日の朝から、こんなところに来るのは、シニアですから、この程度がちょうどよろしいです。

　こんなお花が咲いています。4000種類は無理なので、ここに掲示されている12種類は探しましょう。花の名前の前に「１２　ハナカイドウ」　のように記します。
　　

　買ったばかりのチケットは、5歩歩いて、チケット入れに入れ、入場。欲しければその隣のパンフを自分で勝手にもらうシステム。国立大学の施設だから、なんとも昭和の香り、お役所仕事です。

木の看板以外にも、こんな金の額縁の看板がありました。

　なかなか、古そうな建物。
　植物園門衛所
八角形です。

　入ってすぐの案内板、赤コース(45分)、青コース(90分)どちらにしようかな？時間はたっぷりあるのだけれど、脚力がどうかな？

　北海道といえば、コロポックルの傘、大きなフキの葉。Ａ４サイズのパンフレットと大きさ比べ。大きさが実感していただけますかしら？
オオブキ
有名なのは阿寒湖に近い、ラワンに産する物で、高さ2メートル。

「12　ハナカイドウ」が美しい。

　「５　クロフネツツジ」
　華族のお嬢様のような雰囲気、白くて、清楚で、美しい。
　ツツジ科の中で最も上品で華やかな花を持ち、ロイヤルアザレアの名で知られる。原産地は朝鮮半島

北海道大学植物園 公園・植物園

　宮部金吾記念館　　
　宮部金吾（理学博士、1860－1951）
　明治10年札幌農学校2期生、内村鑑三、新渡戸稲造らと学ぶ。業を終え、東京大学、ハーバード大学の学位を受け、母校に奉職、北辺の植物研究に携わる。初代園長。彼が講義、研究した札幌農学校植物学教室を移設し、永く園長室、園事務所とした由緒ある建物の一部である。
　

「４　ムラサキヤシオツツジ」

　札幌で最古の、ライラックです。
お花が咲いてないと、よくわかりませんが。
ライラックはフランス語ではリラと言います。和名はムラサキハシドイまたは、ハナハシドイ。

　大きな木
クラーク博士の里帰りハシドイ。1998年に121年ぶりに里帰りしたと。

水もあります。植物の生育には欠かせませんね。

八重桜が一本。これで今年の桜は見納めと、毎日思い続けてます。

八重桜が固まって咲くと、一層豪華。

　芝生（ローン）
ケンタッキー・ブルーグラス（ナガハグサ）牧草で草丈60㎝くらいになるものだが、これを繰り返し刈って柔らかいローンに仕立てる。常緑で雪の下でも緑を保つ。
青々して美しい。

　「６　サトザクラ」
　こちらにも桜

　ヒッコリー
胡桃科の高木。材が堅く、弾力性が大きいので、優良な用材。
新芽が出てます。

　アメリカハナノキ（ベニカエデ）
　カエデの一種、春早く葉に先立って小さい鮮やかな赤い花をつけるので、ハナノキとよばれる。

　ブナ
　北海道では豊島半島に分布し、寿都と長万部とを結ぶ黒松内低地帯を北限とする。
　昔から各種の用材として利用。

水芭蕉の大型版かな？

　ニリンソウ
白くてかわいい花です。

シラネアオイ

「８　オオバナノエンレイソウ」

　草木分科園
　北海道の明るい落葉広葉樹林から日当たりのよい林縁、草原、海浜、道端、空き地などによくみられる草本植物を集め植栽した。

　区分けして植えられています。素人には雑草なのだか、植えられている草木なのだか、よく分かりません。

白い花が沢山咲いています。

　チシマアザミ・エゾアザミ
　確かに葉はギザギザなので、アザミなのだろうとは思います。

「１　エゾノウワズミザクラ」
桜の仲間といわれれば、確かに。

　葉っぱがくるんと巻いてて、そのうち開いて行くのが、可愛いです。ギボシの仲間かな？

オオトリカブト
あのトリカブト？こんな所に植えておいて大丈夫?サスペンスドラマの見過ぎ？？

　オレゴングレープ
　丸くて黄色くて、ブドウには似てますね。

　カナディアン・ロックガーデン
　氷河が退行したできた地形をイメージしています。

菫

　シラカンバ（白樺）
　白い樹肌が美しい。

　ウィンター・カラント
　ユキノシタ科スグリ属
　そういわれれば葉っぱが似てますね。

　サーモンベリー
　バラ科キイチゴ族
　葉は確かに苺の仲間ですね。

「11　ヤマツツジ」
　赤朱色が美しいです。

　岩山に水が流れます。

　エゾノチチコグサ
　ハハコグサの仲間ですかね？

　ミヤマオダマキ、チシマフウロ
花が咲くとよく分かるけれど

「９　ズミ」
バラ科だから、桜の仲間かしら？

　ウワズミザクラ
　エゾノウワズミザクラと似てますね。

　次は温室へ
　1876年に建てられたものを移築。Ａ棟には熱帯・亜熱帯の植物、Ｂ棟にはラン科植物など。

シマバナナ
そのうち実がなるかしら？

　オセアニアの植物
　マカタミアナッツ
　食べ物関係の植物に目が行ってしまいます・・・

　食虫植物
　光合成も行うが、小動物、昆虫などをとらえて養分を吸収して生活する被子植物

　ヒョウタンウツボカズラ

　ヘリアンフォラ
　ギアナ高原のテーブルマウンテンお頂上台地などに自生する食虫植物
蜜を出し、虫を招き寄せ、筒の内側に落とし込んで、栄養にする。

小さい筒

大きい筒

中央にありが見えますか？そのうち食べられてしまうのでしょう。

ネペンテス「イルドフランス」