2023/05/02 - 2023/05/06
383位(同エリア1091件中)
けんいちさん
けんいちの1人旅です。
水曜どうでしょうを見て、ちょっと見学のつもりが思わず始めることになった四国八十八ヶ所霊場レンタカー遍路。それも今回の旅でとうとう結願(けちがん=修行の終了=88寺を全て巡る)するときがやってきました。その足で和歌山・高野山にもお礼参りです。
結願編からつづく、 高野山満願編です。
お遍路はこれまでに15日間で88寺を札打ち済みです。
*トップ写真は御廟橋手前からズームで撮影しています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4日目です。
今日は高野山に向かいます。四国八十八ヶ所遍路で結願を果たしたあとは、高野山に参拝することにより満願となります。
まずJR紀伊本線に乗り和歌山駅に向かいます。JRのホームは南海のホームの隅っこにあり、駅員さんもいない無人駅となっています。関西はJRよりも私鉄の方が元気なイメージですね。和歌山市駅 駅
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和歌山駅からJR和歌山線に乗り換えて橋本駅で降ります。橋本駅からは南海高野線で極楽橋駅です。和歌山駅から2時間ほど掛かります。
極楽橋駅 駅
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ここからは南海高野山ケーブルです。
極楽橋駅 駅
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ケーブルカーで高野山駅に到着すると今度はバスに乗ります。さすが南海グループで連携が取れています。橋本駅から鉄道→ケーブルカー→バスに乗るまで、待ち時間が一切無く流れるように高野山へ運んでくれます。
高野山駅 駅
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一の橋バス停で下車します。バス停の前には案内所がありましたので高野山マップをいただきました。一の橋から先が高野山の霊域となります。この橋の手前で白衣・輪袈裟を身に着けます。
一礼して霊域に足を踏み入れます。 -
弘法大師御廟までの2キロの参道を歩きます。
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20万基と言われる墓石や祈念・慰霊碑が並びます。圧巻に一言です。それらを見ながらゆっくり歩きます。
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多くの外国人観光客が訪れています。思いのほか白衣を着た人が少ないです。
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武田信玄・勝頼供養塔
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上杉謙信・景勝霊屋
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中の橋です。
金の河(三途の川)に架かる橋です。ここから先が死の世界になります。 -
汗かき地蔵
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樹齢1000年という杉並木をさらに進みます。
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10時15分ごろ御廟橋に到着しました。この橋の先が奥之院となります。奥之院は撮影禁止です。橋のたもとで少し時間を待ちます。
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御廟では今でも弘法大師が生きて瞑想を続けられているとのことです。よって1日2回弘法大師に食事が届けられます。その様子を見たかったのです。
2回目の食事は10時30分です。それまで参拝者で混雑していた参道ですが、食事を運ぶ維那(ゆいな)が来られると、誰かの指示や案内があるわけでもないのに、みな道端に避けて道が開けました。 -
御廟橋の前で礼をされます。
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御廟に向かわれます。参拝者の多くは手を合わせて見送ります。
*写真は御廟橋手前からズームで撮影しています。 -
そして御廟(燈籠堂)に入っていかれました。
これを1200年も毎日続けているのですね。派手な儀式ではありませんが鳥肌が立つような場面に出会えました。
*写真は御廟橋手前からズームで撮影しています。 -
燈籠堂・御廟に向かいます。灯籠堂は暗い屋内でお坊さんがお経を読まれていて厳かな雰囲気です。私も読経しました。そしてさらに奥に進み御廟の前に向かいます。読経する人、ただただ御廟を見つめる人、様々な想いを持った人達に混ざり読経しました。
*写真は御廟橋手前からズームで撮影しています。 -
納経所は行列ができていましたので並びます。白衣の人はほとんどいません。
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奥之院の納経をいただきました。他の参拝客とは異なり満願の納経です。満願おめでとうございますと声を掛けていただきました。御影(おすがた)の説明がありました。四国遍路では納経と同時に御影もいただけるのですが、奥之院ではカラー300円、モノクロ200円です。せっかくなのでカラーをいただきました。御影は弘法大師です。
これで本当にお遍路完結です(^-^)v -
来た参道を戻ります。
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英霊殿
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参道
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一の橋まで戻ってきました。
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日差しが照りつけて暑いです。歩いていると山椒やさんがありました。
平野清椒庵 -
ソフトクリームに山椒をかけていただきます。美味しかったです(^-^)
平野清椒庵 グルメ・レストラン
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苅萱堂
納経をいただきました。苅萱堂 名所・史跡
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高野山真言宗の総本山である金剛峯寺(こんごうぶじ)を参拝です。
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主殿の中に入り見学です。
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本殿中庭
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帰りに納経をいただこうとしたら長蛇の列です。30分ほど並びました。ものすごく丁寧かつゆっくり書いていただけるので時間が掛かるようです。
香川で見たように、うどんやさんの行列だったら絶対並ばないですね(^-^; -
次に壇上伽藍に行きます。
弘法大師が高野山を開山した際、真っ先に造営に取り組んだ場所で奥之院とともに高野山の二大聖地の一つです。 -
東塔
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不動堂
ひっそりと「国宝」と書いてあります。なので参拝客のほとんどは派手な根本大堂の方に目が行って、国宝を見向きもせずに通り過ぎています(^-^; -
大会堂
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愛染堂(あいぜんどう)
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そして高野山のシンボルである根本大塔です。圧倒的なスケールです。でかい!!
そして今日は無料で中を見られるとのことで見学させてもらいました。 -
金堂
結縁灌頂(けちえんかんじょう=仏縁を結ばせるために灌頂壇で諸尊の上に花を投げさせ、当たった仏をその人の有縁の仏としてその仏の印と真言を授けること)が開催中で一般の人は入れませんでした。前で納め札とお賽銭を入れました。
根本大塔と金堂の納経をいただきました。 -
三鈷の松
三葉の松はお守りとして持ち帰るために、人が一生懸命三又に分かれた落ち葉を探していました。探し尽くしていてもう無いでしょうね(^-^;
初日の焼き鳥やさんでお会いした男性から、この三葉の松をいただいていましたので、あ!これのことね!と気づきました。 -
御影堂
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西塔
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(左)明神社(右)山王院
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荒川経蔵
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中門
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壇上伽藍から歩いて大門に行きます。
本来であればここ大門から始めるところですが、最後になってしまいました(^-^; -
大門
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最後に金剛三味院に行ってみます。少し道を迷いました。
北条政子が源頼朝菩提のために創建されたそうです。昨年までNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ていたので気になりました。 -
多宝塔が国宝です。さすが風格が違います。
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境内
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境内
御朱印をいただきました。 -
最後に女人堂を訪問します。
納経をいただこうと思ったのですが、先ほどの金剛三味院で空きページを使い果たしていました(^-^;女人堂 寺・神社・教会
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昨日と同じ和歌山市駅近くのホテルに帰ります。
高野山駅高野山駅 駅
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南海高野山ケーブルカー
高野山駅 駅
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極楽橋駅
極楽橋駅 駅
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帰りは南海高野線で大阪経由にします。途中中百舌鳥駅で降りて泉北高速鉄道に乗ってきました。
中百舌鳥駅 駅
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天下茶屋駅から南海本線に乗ります。
天下茶屋駅 駅
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高野山駅から4時間掛かって和歌山市駅に到着です。もう21時を過ぎています。疲れたのでコンビニで夕ご飯を買い、ホテルで食べてすぐ寝ました。
四国八十八ヶ所遍路の集大成として高野山で満願となりました。高野山は10数年前に仕事で大阪に来たついでにちょっと寄ったことはありましたが、そのときとは訪問する重みが違いました。お食事を運ぶシーンを見られてとても良かったです。明日関西空港から帰ることにします。
番外和歌山私鉄ローカル線編につづく・・・和歌山市駅 駅
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