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紀ノ川右岸に位置する和歌山県かつらぎ市中飯降(なかいぶり)は、和歌山城下と大和や伊勢を結ぶ大和街道(伊勢街道)沿いの町で、虫籠窓や格子のある伝統的な町家が点在する、風情ある町並みが広がっています。<br /><br />和歌山城から見て紀ノ川上流にあたる橋本市から紀の川市までの地域は「紀州藩の川上」と呼ばれ、その地域にあった33軒の酒蔵で醸造された酒は「紀州川上酒」と称して人気を博し、全国へと出荷されました。<br /><br />中飯降には、今も地元産の良質な酒米と和泉葛城山系の伏流水により「紀州川上酒」を醸造している唯一の酒蔵さんが存在していて、酒文化の伝統を守っています。<br /><br />また、中飯降の最寄り駅になるJR和歌山線の中飯降駅は、青春18きっぷのポスターで使われているような素朴な無人駅で、見る者の旅情をくすぐって止まないその佇まいは一見の価値があります。

2024 かつらぎ市中飯降散歩

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2024/01/30 - 2024/01/30

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nao

naoさん

紀ノ川右岸に位置する和歌山県かつらぎ市中飯降(なかいぶり)は、和歌山城下と大和や伊勢を結ぶ大和街道(伊勢街道)沿いの町で、虫籠窓や格子のある伝統的な町家が点在する、風情ある町並みが広がっています。

和歌山城から見て紀ノ川上流にあたる橋本市から紀の川市までの地域は「紀州藩の川上」と呼ばれ、その地域にあった33軒の酒蔵で醸造された酒は「紀州川上酒」と称して人気を博し、全国へと出荷されました。

中飯降には、今も地元産の良質な酒米と和泉葛城山系の伏流水により「紀州川上酒」を醸造している唯一の酒蔵さんが存在していて、酒文化の伝統を守っています。

また、中飯降の最寄り駅になるJR和歌山線の中飯降駅は、青春18きっぷのポスターで使われているような素朴な無人駅で、見る者の旅情をくすぐって止まないその佇まいは一見の価値があります。

同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 中飯降にやって来ました。

    中飯降にやって来ました。

  • かつらぎ町内には、往来安全や除災厄除として建立された「一字一石法華塔」や「法花一字一石塚」が15あるといわれ、この「法花一字一石塚」はその内のひとつで、隣接する旧妙寺村と中飯降村の境界に建てられた塚だといわれています。

    かつらぎ町内には、往来安全や除災厄除として建立された「一字一石法華塔」や「法花一字一石塚」が15あるといわれ、この「法花一字一石塚」はその内のひとつで、隣接する旧妙寺村と中飯降村の境界に建てられた塚だといわれています。

  • 小田井水路に架かる小橋の欄干。

    小田井水路に架かる小橋の欄干。

  • 中飯降の町並みです。

    中飯降の町並みです。

  • こちらの町家の屋根の上では、鬼瓦に変わって大黒天が微笑んでおられます。

    こちらの町家の屋根の上では、鬼瓦に変わって大黒天が微笑んでおられます。

  • 格子の入った伝統的な町家です。

    格子の入った伝統的な町家です。

  • 中飯降の町並みの向こうに紀ノ川左岸の山々が望めます。

    中飯降の町並みの向こうに紀ノ川左岸の山々が望めます。

  • 煙出しの越屋根をしつらえた町家です。

    煙出しの越屋根をしつらえた町家です。

  • 一応テレビアンテナがあがっているので空き家ではないと思いますが・・・。

    一応テレビアンテナがあがっているので空き家ではないと思いますが・・・。

  • 妻面の換気口として瓜型の虫籠窓を設けた町家です。

    妻面の換気口として瓜型の虫籠窓を設けた町家です。

  • 先ほどの、煙出しの越屋根をしつらえた町家を別のアングルで見た光景です。

    先ほどの、煙出しの越屋根をしつらえた町家を別のアングルで見た光景です。

  • 中飯降の町並みです。

    中飯降の町並みです。

  • 一般的に煙出しの越屋根は棟を跨いで設けられますが、これは平屋根部分に設けられています。

    一般的に煙出しの越屋根は棟を跨いで設けられますが、これは平屋根部分に設けられています。

  • 写真では判りづらいですが、こちらの町家の破風は幾重にも重なっています。

    写真では判りづらいですが、こちらの町家の破風は幾重にも重なっています。

  • 玉石を積み上げた石垣のある光景です。

    玉石を積み上げた石垣のある光景です。

  • その石垣を積んだお屋敷は空地になっています。

    その石垣を積んだお屋敷は空地になっています。

  • 国道24号線に面するこちらの町家の植え込みに隠れて、除災地蔵尊が祀られています。

    国道24号線に面するこちらの町家の植え込みに隠れて、除災地蔵尊が祀られています。

  • この除災地蔵尊は、国道24号線の交通安全を祈念して建立されたんでしょうね。<br /><br />では、国道24号線を越えた先にJR和歌山線の中飯降駅があるので行ってみます。

    この除災地蔵尊は、国道24号線の交通安全を祈念して建立されたんでしょうね。

    では、国道24号線を越えた先にJR和歌山線の中飯降駅があるので行ってみます。

  • 線路をまたぐ跨線橋の上から中飯降駅が見下ろせます。

    線路をまたぐ跨線橋の上から中飯降駅が見下ろせます。

  • 中飯降駅は無人駅なので駅舎はありません。

    中飯降駅は無人駅なので駅舎はありません。

  • ネットフェンスに駅名標が掛かっているだけです。

    ネットフェンスに駅名標が掛かっているだけです。

  • プラットホームへはこのスロープを下ります。

    プラットホームへはこのスロープを下ります。

  • 一応都市近郊の駅なので、最新の設備は設けられています。

    一応都市近郊の駅なので、最新の設備は設けられています。

  • プラットホームの駅名標。

    プラットホームの駅名標。

  • 待合所と駅名標。

    待合所と駅名標。

  • 青春18きっぷのポスターで使われているような中飯降駅ですが、その素朴な姿は見る者の旅情をくすぐって止みません。<br /><br />では、町並みへ戻ります。

    青春18きっぷのポスターで使われているような中飯降駅ですが、その素朴な姿は見る者の旅情をくすぐって止みません。

    では、町並みへ戻ります。

  • こちらは、今も地元産の良質な酒米と和泉葛城山系の伏流水を使って「紀州川上酒」を醸造されている初桜酒造さんです。

    こちらは、今も地元産の良質な酒米と和泉葛城山系の伏流水を使って「紀州川上酒」を醸造されている初桜酒造さんです。

  • 「紀州川上酒」は、「紀州藩の川上」と呼ばれる橋本市から紀の川市までの地域にあった33軒の酒蔵で醸造された酒の総称ですが、今も酒文化の伝統を守って「紀州川上酒」を醸造しているのは初桜酒造さんだけなんだそうです。

    「紀州川上酒」は、「紀州藩の川上」と呼ばれる橋本市から紀の川市までの地域にあった33軒の酒蔵で醸造された酒の総称ですが、今も酒文化の伝統を守って「紀州川上酒」を醸造しているのは初桜酒造さんだけなんだそうです。

  • 国道24号線沿いにある町家です。<br /><br />その姿形は瓜二つです。

    国道24号線沿いにある町家です。

    その姿形は瓜二つです。

  • こちらの町家は、下屋を受ける梁に太い丸太が使われています。

    こちらの町家は、下屋を受ける梁に太い丸太が使われています。

  • 複雑な屋根を架けたこちらの町家は、大きく開けた2階のガラス窓が特徴的です。

    複雑な屋根を架けたこちらの町家は、大きく開けた2階のガラス窓が特徴的です。

  • 蔦に覆われた町家です。

    蔦に覆われた町家です。

  • 細い路地の光景です。

    細い路地の光景です。

  • 細い路地を抜けると、初桜酒造さんのレンガ煙突が見えてきました。

    細い路地を抜けると、初桜酒造さんのレンガ煙突が見えてきました。

  • ミカン畑越しに見る初桜酒造さんのレンガ煙突。

    ミカン畑越しに見る初桜酒造さんのレンガ煙突。

  • こちらの町家は軒の出が大きいのか、屋根を支える控え柱が設けられています。

    こちらの町家は軒の出が大きいのか、屋根を支える控え柱が設けられています。

  • その町家の敷地の角に道標が立てられています。

    その町家の敷地の角に道標が立てられています。

  • 道標には、「左 こかわ わか山」の文字が刻まれています。

    道標には、「左 こかわ わか山」の文字が刻まれています。

  • 初桜酒造さんのレンガ煙突は、中飯降のいたるところから見ることができます。

    初桜酒造さんのレンガ煙突は、中飯降のいたるところから見ることができます。

  • 歴史街道推進協議会によって道路に埋められた、大和街道の新しい石標。

    歴史街道推進協議会によって道路に埋められた、大和街道の新しい石標。

  • その石標の横には、古い道標が残っています。

    その石標の横には、古い道標が残っています。

  • 道標には、「右 高野山慈尊院 九(度山) ・ 左 いせ はし本 五(条)」、「すぐ こかわ いわで」などの文字が刻まれています。

    道標には、「右 高野山慈尊院 九(度山) ・ 左 いせ はし本 五(条)」、「すぐ こかわ いわで」などの文字が刻まれています。

  • 瓦葺の塀をめぐらせた大きなお屋敷があります。

    瓦葺の塀をめぐらせた大きなお屋敷があります。

  • そのお屋敷に沿って流れる水路は、寛文8年(1668年)から延宝7年(1679年)にかけて農業用水路として掘られたもので、小田井水路と呼ばれています。

    そのお屋敷に沿って流れる水路は、寛文8年(1668年)から延宝7年(1679年)にかけて農業用水路として掘られたもので、小田井水路と呼ばれています。

  • 小田井水路に面した所は、瓦葺の塀ではなく植え込みが設けられています。

    小田井水路に面した所は、瓦葺の塀ではなく植え込みが設けられています。

  • 太い格子の入った町家です。

    太い格子の入った町家です。

  • ブロック塀の内側に虫籠窓のある土塀がめぐらされています。<br /><br />虫籠窓のある土塀の内部にはお庭がしつらえられているようです。

    ブロック塀の内側に虫籠窓のある土塀がめぐらされています。

    虫籠窓のある土塀の内部にはお庭がしつらえられているようです。

  • またまた初桜酒造さんのレンガ煙突です。

    またまた初桜酒造さんのレンガ煙突です。

  • 小田井水路に面して長屋門のあるお屋敷です。

    小田井水路に面して長屋門のあるお屋敷です。

  • お屋敷へは橋を渡って出入します。

    お屋敷へは橋を渡って出入します。

  • こちらは初桜酒造御当主の本宅のようです。

    こちらは初桜酒造御当主の本宅のようです。

  • 2階の出格子窓が重厚な表情を演出しています。

    2階の出格子窓が重厚な表情を演出しています。

  • こちらの町家は、土間に並べられた瓦や焼き物がアクセントになっています。

    こちらの町家は、土間に並べられた瓦や焼き物がアクセントになっています。

  • 整然と敷石が敷かれた通路。

    整然と敷石が敷かれた通路。

  • 初桜酒造本宅の土塀。

    初桜酒造本宅の土塀。

  • 段々に延びる土塀が、路地に良い表情を与えています。

    段々に延びる土塀が、路地に良い表情を与えています。

  • 路地入口の角を大きく隅切りされた町家です。

    路地入口の角を大きく隅切りされた町家です。

  • 小田井水路に架かる小橋。

    小田井水路に架かる小橋。

  • 野面積みの石垣が見事な光景を産み出しています。

    野面積みの石垣が見事な光景を産み出しています。

  • 味わいのある町並みと初桜酒造さんのレンガ煙突。

    味わいのある町並みと初桜酒造さんのレンガ煙突。

  • とても間口の広い町家です。

    とても間口の広い町家です。

  • 中飯降の町並みです。

    中飯降の町並みです。

  • 出格子窓のある町家です。

    出格子窓のある町家です。

  • 大屋根には煙出しの越屋根が設けられています。

    大屋根には煙出しの越屋根が設けられています。

  • では、これで中飯降の町歩きを終わります。

    では、これで中飯降の町歩きを終わります。

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