桜の開花・満開がとても速い今シーズン、タイミング的にどうかと思いつつ、福島への一泊二日のバスツアーに参加してきました。<br />横浜をバスで8時に出発、夕べまでの雨も止んで曇りですが、東北地方は寒気が流れ込んで雨か雪が降るだろうとの予報があり、心配しつつのスタートでした。常磐道、東北道、磐越道経由でまずは夏井川の千本桜へ。もともとは三春の滝桜を売りにしたツアーでしたが、この時点ですでに見ごろを過ぎており、直前で夏井川にコース変更された経緯があります。すこしがっかりした人もいたでしょうが、夏井川はちょうど満開で川の両岸を見事な桜並木が延々と連なり、その足元にはこれも満開の水仙などが咲き乱れ、期待を上回る景観でした。ただ、気温は低く、寒いのは残念でしたが。<br />次は三春の福聚寺、作家の玄侑宗久氏のお寺で枝垂れ桜が見どころなのですが、こちらはすでに盛りを過ぎており、ほぼ散ってしまっていました。<br />そのあとは花見山公園。さまざまな花が小高い丘に咲いているのですが、時間的な制約もあり30分コースを歩いて回り、花々を楽しんできました。もっとも北風が吹き付けとても寒い中でのウォーキングではありましたが。<br />この日の宿はアクティブリゾート裏磐梯、宿泊室は広くてゆったりでき、温泉大浴場に入って早めの就寝です。<br />翌日、早朝に窓を開けたら一面真っ白、予報通り夜中から雪が降り、ホテル内は暖かいですが外気は氷点下です。<br />8時半にホテルを出て、雪道を磐梯山を横目に山を下り喜多方へ。ところが下に降りると雪はなく、天気も回復に向かい、昨日ほどの寒さはありません。まずは3キロにわたって続く千本の日中線枝垂れ桜の並木を満喫、ここもまさにピークで満開の枝垂れ桜だけが延々と続く下を歩くのは初めてで、一部にトンネル状のところもあり感動モノでした。近くには満開のソメイヨシノも見られるのですが、色合いも含めて枝垂れ桜のほうが印象深いものになりました。<br />次は石部桜、樹齢650年の田んぼの中の一本の古木、こちらは花がほとんど散ってしまっており、じっくり観賞とはいきませんでした。<br />さらに鶴ヶ城に行き、こちらは満開の桜と天守閣の組み合わせが見事でした。鶴ヶ城へは数十年ぶりの訪問で満開の桜と天守閣の組み合わせが見事でしたし、外人を含めて非常に大勢の観光客で賑わっていました。<br />最後は宮川の千本桜、大きな川で両岸に満開の桜並木が続いているのですが、もはやあまり新鮮味がなく、2000年の歴史があるという近くの伊佐須美神社を参拝してきました。ここの桜は淡墨桜ですが、これも散っていて印象に残るものではありませんでした。<br />帰りは東北道の佐野の先が事故で大渋滞、常磐道に途中変更しましたがこちらも柏近辺で事故渋滞とちょっとツキがなく、予定よりも2時間以上遅れて横浜にたどり着きました。今回は土・日のツアーでしたから普通でも混雑したでしょうし、まして事故なら仕方がないと思うしかありません。<br />いずれにしても寒い中でのお花見でしたが、夏井川や日中線など初めての経験で、すばらしい景色も堪能でき、満足できる旅になりました。

福島・みちのく桜絶景ツアー

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2023/04/08 - 2023/04/09

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はなたろうさん

桜の開花・満開がとても速い今シーズン、タイミング的にどうかと思いつつ、福島への一泊二日のバスツアーに参加してきました。
横浜をバスで8時に出発、夕べまでの雨も止んで曇りですが、東北地方は寒気が流れ込んで雨か雪が降るだろうとの予報があり、心配しつつのスタートでした。常磐道、東北道、磐越道経由でまずは夏井川の千本桜へ。もともとは三春の滝桜を売りにしたツアーでしたが、この時点ですでに見ごろを過ぎており、直前で夏井川にコース変更された経緯があります。すこしがっかりした人もいたでしょうが、夏井川はちょうど満開で川の両岸を見事な桜並木が延々と連なり、その足元にはこれも満開の水仙などが咲き乱れ、期待を上回る景観でした。ただ、気温は低く、寒いのは残念でしたが。
次は三春の福聚寺、作家の玄侑宗久氏のお寺で枝垂れ桜が見どころなのですが、こちらはすでに盛りを過ぎており、ほぼ散ってしまっていました。
そのあとは花見山公園。さまざまな花が小高い丘に咲いているのですが、時間的な制約もあり30分コースを歩いて回り、花々を楽しんできました。もっとも北風が吹き付けとても寒い中でのウォーキングではありましたが。
この日の宿はアクティブリゾート裏磐梯、宿泊室は広くてゆったりでき、温泉大浴場に入って早めの就寝です。
翌日、早朝に窓を開けたら一面真っ白、予報通り夜中から雪が降り、ホテル内は暖かいですが外気は氷点下です。
8時半にホテルを出て、雪道を磐梯山を横目に山を下り喜多方へ。ところが下に降りると雪はなく、天気も回復に向かい、昨日ほどの寒さはありません。まずは3キロにわたって続く千本の日中線枝垂れ桜の並木を満喫、ここもまさにピークで満開の枝垂れ桜だけが延々と続く下を歩くのは初めてで、一部にトンネル状のところもあり感動モノでした。近くには満開のソメイヨシノも見られるのですが、色合いも含めて枝垂れ桜のほうが印象深いものになりました。
次は石部桜、樹齢650年の田んぼの中の一本の古木、こちらは花がほとんど散ってしまっており、じっくり観賞とはいきませんでした。
さらに鶴ヶ城に行き、こちらは満開の桜と天守閣の組み合わせが見事でした。鶴ヶ城へは数十年ぶりの訪問で満開の桜と天守閣の組み合わせが見事でしたし、外人を含めて非常に大勢の観光客で賑わっていました。
最後は宮川の千本桜、大きな川で両岸に満開の桜並木が続いているのですが、もはやあまり新鮮味がなく、2000年の歴史があるという近くの伊佐須美神社を参拝してきました。ここの桜は淡墨桜ですが、これも散っていて印象に残るものではありませんでした。
帰りは東北道の佐野の先が事故で大渋滞、常磐道に途中変更しましたがこちらも柏近辺で事故渋滞とちょっとツキがなく、予定よりも2時間以上遅れて横浜にたどり着きました。今回は土・日のツアーでしたから普通でも混雑したでしょうし、まして事故なら仕方がないと思うしかありません。
いずれにしても寒い中でのお花見でしたが、夏井川や日中線など初めての経験で、すばらしい景色も堪能でき、満足できる旅になりました。