2023/03/15 - 2023/03/21
11位(同エリア13件中)
youさん
バングラデシュは、日本の4割の国土に1億6千万人以上の人々が住む親日国。そんなお国にH旅行社のツアーで行ってきました。7日間で3つの世界遺産を巡ります。
バングラデシュは、個人旅行で2019年に計画していましたが暴動などで中止し、その後コロナ禍があって行けていませんでした。今回H旅行社がバングラデシュ・ツアーを初登場させました。コロナ禍が下火とは言っても衛生環境が不透明なお国なので、ツアーの方が何かあった場合でも安心と考え、新登場のツアーに参加しました。
日程は下記。
3月15日 成田→シンガポール経由→ダッカ(泊)。
3月16日 ダッカ→マハスタンの仏教遺跡観光→ボグラ(泊)。
■3月17日 ボグラ→パハルプール仏教遺跡観光→ラージシャヒ(泊)。
3月18日 ラージシャヒ→プティア観光→クルナ(泊)。
3月19日 クルナ→モグラ→シュンドルボン国立公園観光→ハゲルハットモスク都市観光→クルナ(泊)。
3月20日 クルナ→ダッカ観光→23時ダッカ空港
3月21日 17時 成田
この旅行記は、ボグラ近郊にある世界遺産のパハルプール仏教遺跡観光を掲載します。
表紙の写真は、パハルプールの大仏塔山とそれを見守るバングラデシュの女性陣。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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3月17日 8時 宿泊しているボグラのホテルを出発。今回のツアーの一番の目玉である世界遺産のパハルプール仏教遺跡に向かいます。
ホテルから30分ほどドライブして遺跡前の商店街に来ました。この国で一番自慢の世界遺産があるところなので結構賑わっています。 -
パハルプール仏教遺跡のフェンス・ゲートを開けてもらい、ツアーバスごと遺跡の敷地内の芝生広場に駐車します。敷地内には他にバスや車は駐車していないので特別扱いなのかも。何せH旅行社が初めて登場させた一発目のツアーなので、現地ガイドが色々と気を使っているのです。
南国らしい椰子の木が並ぶ道を通って遺跡に向かいます。前を歩くのは全員一人参加のツアー仲間です。 -
道に沿った庭には、剪定された動物らがいます。
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パハルプール仏教遺跡の入口にある説明版。
これによれば、パハルプールは770年~810年にかけて建設され、南北922フィート(281m)、東西919フィート、北翼の中央に精巧なゲートを持つ敷地内に、177の僧院、仏舎利塔、キッチン等が存在し、約1000人もの僧を収容することが出来る仏教寺院であった・・・・とのこと。 -
こちらは後で入った博物館内のモニター画面を撮影したパハルプール仏教遺跡の上空写真です。空から見ると周囲が四角形の城壁に囲まれ、その中に更に多角形状に盛り上がった敷地があり、そこに中心に塔を有する十字形状の宮殿かお城か要塞かと思うようなレンガ造りの巨大寺院です。
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入口から進んで外周のレンガ壁の上に立っています。
正面の山形はかって仏舎利塔があったところ、手前のレンガ基壇は僧院跡で外周の城壁に沿って沢山並んでいます。 -
イチオシ
中央の仏舎利塔跡の山をズーム。かって塔の高さは70mあったらしいのですが、現在は約30mほどになっています(現地ガイド)。それでも、仏教僧院としては世界最大のものと言われています。
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中央のレンガ壁沿いに近づいて来ました。地上1段目の基壇は高さ3mほど、地上に近い部分は帯状にテラコッタが張り付けられています。
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こちらは基壇下部に並ぶテラコッタたち。このようなテラコッタは、全部で2,800枚以上張り付けられているようで、そこにはご覧のような仏陀やヒンドゥー教の神々、動物や人などが描かれています。
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基壇の側壁から上の段までおびただしい数のレンガが積み上げられています。
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基壇側壁上部のコーナーは、ライオンを模したような排水孔が取り付けられています。教会などの壁面に取り付けられているガーゴイルと同じ役目でしょうか。
その斜め上、色褪せたテラコッタが見えています。こちらに描かれた像は、その後に入ってきた偶像崇拝を禁止するイスラム教徒らによって、顔の部分が破壊されてしまったようです。 -
基壇の角部分です。側壁のテラコッタ上やレンガ壁の上部には装飾された庇が設けられて丁寧な造りです。1000年以上前に造られた建造物にしては、テラコッタを含め綺麗に残っていますので、修復の手が加えられているかも知れません。
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下部のテラコッタたち。
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こちらも。
現地ガイドにこれらはオリジナルですかと質問しましたが、彼の答えはYesでしたが。。
後で訪れた博物館内には、黒ずんだテラコッタがガラスケース内に展示されていましたが。。。なので手で触れる位置に張り付けられているテラコッタの多くは多分レプリカだと思われます。 -
こちらも。
動物や人などが描かれていますが、人の形をしたものは仏陀でしょうか、動物は仏教と関係あるのでしょうか。もしかするとヒンドゥー教と関係あるのかも・・・ -
基壇のレンガ壁沿いに時計方向に廻ってきました。
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こちらは北側に設けられている仏舎利塔への階段。崩れており手前に柵があって侵入できません。
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こちらも。
右側に木製の支柱が数本残っていますが、かっては上段層に登るための見学用木製階段があったようです。 -
最上壇の北側に面した側壁です。あの壁の奥にはかって石像等が安置されていた祠かお堂があったようです。
それらの石像などは後で訪れた博物館に展示されていました。 -
こちらは3段目当たりの側壁に見られるテラコッタです。
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こちらも。
これらはよく見ると結構破損しているようで、オリジナルかもしれません。 -
こちらは外周の北側城壁に設けられているゲートと参道に下りる階段です。
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そのゲート外側から仏舎利塔を見ています。
ゲート通過し階段を下った先に中央に向かう参道が延びています。この地に仏教が伝来した当時は、圧倒されるような巨大な寺院だった想像されます。 -
ゲート横の高くなった城壁上から中央の仏舎利塔のあった山を見ています。規模の大きな寺院であったことが分かります。
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城壁上からゲートを見下ろしています。
ゲートもそれに繋がる城壁もすべてレンガを積み重ねて造られています。これらのレンガは周辺地域で造られものだと推測されます。 -
こちらも。
左側が城壁に囲まれた内側で、城壁沿いに区画された多数の僧院跡が見えています。
多数の僧院は4m四方の広さで、当時僧侶らの祈りの場所であったり、居間としても使われていたようです。 -
敷地の南側エリアに来ました。こちら側も城壁沿いに区画された僧院跡が並んでいます。
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こちらはやや大きめの細長い基壇が見られます。大勢の僧侶が集まれる場所、例えば食道かキッチンか会議室のような建物が建っていた場所でしょうか。説明が無いので個人で勝手に推測しています。。。。
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イチオシ
深さが数メートルの井戸です。井戸の底には多数のペットボトルが投げ入れられていましたが。まさかゴミ捨て場ではないでしょう。
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敷地に雑草が生えていないのは手入れするオジサンらがいるのです。入口脇の庭園の動物などに剪定をされたのも彼らだと思います。
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地上近くに三角形状の開口部が並ぶ基壇です。何のための基壇でしょうか。
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こちらは城壁の高台から。
三角形の開口部のある基壇の上に平坦な床が造られています。高床式の建造物みたいですが、食料倉庫か何かに使われていたのかなぁ~ -
4つの形が違う基壇です。上に仏舎利塔か何かの建造物が乗っていたのでしょう。
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バラの花や剪定された木々のある花壇越しに仏舎利塔のあった山を眺めています。あの山も空も霞んでいます。雨は降りませんが、青空や透き通った見通しは望めません。大気汚染なのか今の時期に特有なモヤなのか。。。。ガイドブックによれば、バングラデシュ旅行のベストシーズンは、11月~3月とありますが、そろそろ雨季に入るのかなぁ。
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パハルプール博物館に来ました。ポリスの要望により彼らとツアー仲間との集合写真を撮ります。バングラデシュでは、ポリスは勿論、現地の住民からも一緒に写真を撮らせて・・・と声がよく掛かります。
家族に、ほ~ら、今日は日本人と仲良く写真をとったよぅ。。。とスマホの画面を見せて自慢するのでしょう。 -
博物館内の展示品です。現地ガイドが写真撮影の許可を得てくれました。
こちらは仏舎利塔中央部付近から発見された彫像。イスラムの偶像崇拝禁止で顔の一部が破壊されていますが、日本の古い時代の仏像とは雰囲気が違います。左腕が何かの動物に嚙みつかれていますがどんな意味があるのかなぁ。 -
こちらは女性(多分)の涅槃像の彫像です。
ヒンドゥー教寺院として建てられたカンボジアのアンコール遺跡にある女神像に似ています。ヒンドゥー教と仏教・・お互いに影響しているのかも知れません。 -
こちらは仏像。頭のイボイボや長い耳たぶ等、日本の仏教寺院でも見かけるものと同じ気がします。
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こちらは5~6世紀に作られたインク壺と説明されています。インクって・・・墨のことでしょうか。当時ここに来た僧侶らが写経などしていたのでしょうか。
展示物はこれら以外にも、テラコッタや瓦などがありました。 -
12時過ぎ 遺跡の敷地内にあるレストランでランチの予定でしたが、準備が出来ていないと言うことで、リキシャに乗って周辺をドライブすることになりました。
リキシャに乗り込んだところ、現地の女性らから声がかかり一緒に写真を撮りました。ご主人がスマホ画面を皆に見せて、ほ~ら・・良く撮れているだろう・・・と自慢しているところです。相互に写真を撮ることに合意しましたので、ここに掲載。 -
4台のリキシャに分乗してバングラの田舎道を巡ります。1台に4人乗っていますが、リキシャは電動モーターが付いているので、自転車よりはスピードが出ていますし、運転も力仕事ではありません。
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リヤカーの荷台に造られた簡易ベンチに座り、振り落とされないようにして写真を撮っています。
バナナの並木道を抜けて行きます。風を切って快適~快適~ -
イチオシ
乗っている日本人ツアーご一行様が珍しいのか、沿道の住民らが集まっています~ 手を振ってくれる人達たちに、日本国民を代表して笑顔で手を振って答えます。なに様のつ・も・りゃぁ~
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畑の中に4階建てビルがありますが、養鶏用のビルだそうです。
農業だけでなく、養鶏業等も盛んな地域の様です。 -
稲作が行われている田んぼが広がっています。
バングラデシュは、年間を通じて温暖なので、二期作や三毛作も可能とのことで、一年中どこかで稲作が行われているようです。 -
こちらも。
オートバイ・リキシャが追い付いてきました。観光客大歓迎ョぅ~。 -
集落のある農道を通過中。
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こちらも。
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こちらも。
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こちらも。
君たちはどこまでついてくるのかなぁ~ -
こちらも。
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道路沿いの沼地。藻が発生しているのか、何か分かりませんが緑色しています。雨季になれば雨水が流れ込んで色は変わるのでしょうが・・・
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イチオシ
緑豊かな街道を風を切って抜けて行く、リキシャ・ドライブを堪能しました。
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こちらは4人が乗っていたリキシャ。
リヤカーの荷台に簡単なベンチを取り付けただけですが、搭載重量無制限。。。
道中振り落とされることもなく、安全運転で良かったぁ~。 -
遺跡内に戻り、レストランでランチをとります。
各人ごとに盛りつけられた大皿とスープが配られます。これで一人前です。ライス山には好みの量だけカレーをかけます。完食はとてもできませんが、味はまぁ~まぁ~でした。 -
イチオシ
ランチの後時間までパハルプール遺跡内をブラブラします。
ここは国内でも有名な観光地なので、団体や家族で訪れるお客も多いようです。 -
バスに戻る途中で3世代家族から一緒に撮らせて~と声が掛かりました。ツーショット後のご家族様。掲載了解済。
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こちらは一緒に撮らせて~とバスまで追いかけてきたご家族。掲載了解済。
バングラの人達は、外国人と一緒に写真を撮るのが旅のいい思い出になるようです。。。。おいおい~それは自分のことだろうwww。ハイ そうでした(汗)。 -
次の宿泊地であるラージシャヒに向けて田園地帯を抜ける街道を移動します。
街道の交差点に選挙のポスターが並んでいます。
バングラデシュ周遊(4)---ラージシャヒ、パドマ川とヒンドゥー教寺院観光編につづく。
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