2023/03/18 - 2023/03/19
69位(同エリア3724件中)
Kちゃんさん
この3年ほどのあいだに2回ほど長崎を訪れましたが、いずれも所用で出掛けたついでに駆け足で近場の史跡を巡っただけ。 逆にもっとゆっくり巡ってみたいとも思うようになり、今回は完全に観光目的の修学旅行的史跡巡りです。 長崎の史跡と言えば「教会」なのでしょうが、西海や平戸などに点在する歴史的な教会を訪れるには時間が足りませんので、次回に期待しつつ今回は主に市内巡りとなります。 長崎の歴史のなかではキリスト教の伝来と迫害(教会)、西洋人が訪れ貿易の拠点としていた(出島、洋館)、原爆による被害(平和記念館)、等がありますが、どれも日本の歴史の中で重要な出来事がこの1つの地域で起こっていることは偶然以上の何かかも感じ得ません。 今回は「その2」として2日目に巡った街中と長崎(西九州)新幹線で博多/福岡を経由して帰った道中の様子です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
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今回宿泊のホテル。
以前にも紹介したことのある大浦天主堂近くのホテルです。 -
ツインルーム
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以前、所用のおりにシングルで泊まったときには大浦天主堂側の部屋でしたが、今回は北側の部屋。 東山手の丘が一望です。
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デスク、テレビなど
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洗面所
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バスタブはたっぷりな大きさです。
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朝食へ向かいます。
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2階のレストラン。
窓の外はグラバー坂 -
今日はレモンティーにしてみます。
ダージリンで淹れて頂きました。 -
チェーンのビジネスホテル違って豪勢です。
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パン、デニッシュ
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御飯のお供がいろいろ
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で、今回は和食中心。
納豆があるとどうしても御飯を食べたくなってしまいます。 -
最後にフルーツ。
ですが、取りにいったついでに「皿うどん」が目についてしまい、皿うどんも頂きます。 -
またまた路面電車で、
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長崎の路面電車は新旧いろいろな車輛が走っています。
これは古い車輛 -
少し新しい車輛
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と、最新型の2両連結タイプ
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その新型車、車内です。
モダンですね。 -
めがね橋へ来ました。
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日本に現存する最古の石積橋だそうです。
こうして川面に反射する姿はまさに「眼鏡」 -
またまた路面電車。
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長崎駅を通り過ぎて、「浦上天主堂」
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入り口に建つマリア像
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迫害されたキリシタン達が解放された後に築いた浦上天主堂。
旧天主堂は原爆により倒壊してしまい、現在の浦上天主堂はその後に建て直されたもの。
ちょうど日曜日の礼拝時間と重なり、一般訪問者の入場は制限されている時間帯でした。 -
原爆の被害を受けた旧浦上天主堂の聖人像。
焼けただれたり首が折れていたり・・ -
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ほどなく日曜日朝の礼拝が終わり、信者の方々が出てきます。
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前ローマ教皇、ヨハネ・パウロ2世の像
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信徒発見の像。
昨日訪れた大浦天主堂は宗教の自由も認められていた居留地の外国人向けに造られたものでしたが、創建後まもなく浦上地区に潜んでいた隠れキリシタン達が大浦天主堂に出向き、司祭に自分達の信仰を告白したそうです。 このことは「信徒発見」とされ日本のキリスト教史の大きな出来事です。 -
原爆の被害により旧浦上天主堂の鐘楼は落下、現在も保存されています。
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浦上天主堂をあとに、平和公園方向へ歩きます。
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主要スポットだらけですね。
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原爆関連の碑が多く見られます。
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この丘に下が爆心地にあたります。
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原爆資料館
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1階フロアに描かれた絵
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原爆資料館。
破壊された旧浦上天主堂は残っていたら広島での原爆ドームのように歴史の貴重な証言者となっていたのでしょうが、程なく取り壊されてしまったとか。 -
実物大? でしょうか
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資料館から爆心地方向へ
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爆心地を示す碑
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その碑のそばに、
原爆によって破壊された浦上天主堂の遺構がモニュメント的に置かれています。 -
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原爆投下当時の様子と遺構として移築された部分を示す案内
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平和記念公園に向かいます。
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平和の泉から平和祈念像
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平和記念公園の象徴、平和祈念像
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願いのゾーン、「長崎の鐘」
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平和記念公園から歩いて10分ほどの「永井隆記念館」へ
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長崎大学医学部の放射線医師だった永井は戦時中よりX線被爆による白血病を患い余命僅かななかで被爆。 自身も重症を負いながら被爆者達の治療にあたったそうです。
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その経験から「原爆と被爆症」などの発表を行うが程なく命が尽きてしまう。
永井のことは少し前のNHK朝ドラ「エール」で取り上げられ「長崎の鐘」の逸話として紹介もされていますね。 -
永井が最後に執筆活動をした「如己堂」は記念館の敷地内に残されています。
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その内部です。
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最後に長崎駅周辺に戻り、26聖人が処刑された西坂を訪れます。
「日本二十六聖人殉教の碑」 -
その隣は「聖フィリッポ教会」
古いものではありませんが象徴となる特徴的な2本の塔は陶片を貼り付けたモザイクが用いられ「日本のサクラダ・ファミリア」とも。 その訳は、この教会を造った建築家の今井兼次氏がスペインの建築家アントニオ・ガウディを日本に紹介した人物とされているから・・ とか。 -
祈念碑の裏は日本二十六聖人記念館。
市内の桜はまだまだでしたが、ここには早咲きの桜が1本ありました。 -
コロナ騒動直前の2019年にフランシスコ現ローマ教皇が訪れています。
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内部の展示。
ザビエルの来訪から明治時代初期に至る日本のキリスト教が読み取れます。 -
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殉教者を称える「栄光の間」ですね。
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さて、帰路は昨年開通した長崎新幹線を試すべく博多まではJRです。
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まだまだ工事中の長崎駅前。
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とにかく延々と歩かされます。
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やっと新しい駅の構内へたどり着きました。
新しい駅となって周りに新しいビルが建ったとしても、路面電車やバスの乗り場が今のままだとすると大変に不便な駅となりそうです。 -
土産物店がならぶエリアだけは立派に出来上がっています。
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豚角煮饅頭
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名物のカステラ
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五三焼とは卵白と卵黄の割合が5:3で造られているんですね。
(皆さんの常識?) -
お弁当も売っています。
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さて、新幹線とリレー特急を乗り継いで博多まで向かいますが、
おなじみJR九州の「早特きっぷ」、ほぼ半額で長崎→博多が¥3600ほど。
ただし、ネット予約のみのうえ「長崎-博多」と入力しても直ぐには表示されません。
散々と試したのちにやっと表示されましたが、途中の鳥栖-博多間を九州新幹線利用とせずリレー号だけでで博多に向かうような経由地設定をしないと表示されませんのでコツが要ります。 -
新幹線改札口
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ホームは2階です。
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ホームに停まる「かもめ」号
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塗装は違いますがいわゆる700系ですね。
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階下は在来線
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デッキ部分
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「指定席」のシートは2列+2列の豪華な仕様。
JR東日本の在来線なら「グリーン車」なみ? -
対して「自由席」は3列+2列と普通の新幹線並み。
シート地こそ違いますが東海道/山陽新幹線とおなじものです。 -
テーブルはこのように出てきます。
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ラゲッジスペ-スです。
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巨大なトイレなどの連結部分スペース。
JR九州の車輛はこういうのが好きですね。 -
驚いたことに指定席は満席。
社内アナウンスでも「全席売り切れ」と言っておりますが、逆に自由席はだいぶ空いていました。 -
ほぼ各駅停車ながら「あっと言うま」に武雄温泉に到着。
ほんの30分ですし大してスピードを出しているようでもありませんでした。 -
武雄温泉駅ではホーム反対側に停まっている在来線「リレーかもめ」号に乗り換え。
ここから博多まで一時間半ほど掛かりますので「新幹線」といってもコマ切れで不便この上ない感じです。
在来線「かもめ」当時でも博多-長崎は2時間半ほどでしたから中途半端に無理矢理新幹線乗り継ぎとしたものの30分程度しか縮まっていません。 -
在来線特急のシート。
787系、いわゆる「黒いかもめ」です。
だいぶくたびれてきていますね。 -
こちらもほぼ満席でした。
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博多駅に到着。
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工事中だった駅前もだいぶ綺麗になりました。
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地下街へ降ります。
皆さんが並んでいる「蜂楽饅頭」。
関東(全国?)でいう今川焼きのようなものらしいですね。 -
地下鉄で福岡空港へ。
工事中だった構内もすっかりと綺麗に、立派になりました。 -
ファーストラウンジ。
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最近の大阪伊丹や千歳とおなじような新しいデザイン。
羽田のファーストラウンジ(国内線)もシックですが、こうした明るい色使いも良いですね。 -
今月末でダイヤモンド落ちしてしまいますので、当分お邪魔する機会もなくなります。
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おにぎりは「鶏めし」「高菜」そして博多ならではの「めんたいこ」。
オーソドックスでよろしい! -
ビールを頂きます。
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ちょっと小腹が空いていたのでデニッシュと。
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ウイスキーは富士山麓
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いっぱいに氷をいれて
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三日月のクロワッサンも福岡空港ならでは。
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場面は異なりますが4月に入って訪れた羽田空港「普通の」サクララウンジ。
羽田と福岡の違いはありますが「サクラ」と「ダイアモンド」の対比的に御紹介いたします。。
意外にも普通のサクラのほうが室内が広く利用者が少なく静かでゆったりと感じられました。 席もダイアモンドよりも大柄で座り心地は良いかも? -
こんな席もあります
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オットマン付き
これはダイアモンドにもありません。 -
マッサージチェアーもあります。
私の私感ですがゆったり感や席の余裕などからは「普通の」サクラのほうがよいかも? -
ただし「食料品」は極僅か。
ハッピーターンが有ったのは嬉しい驚きです。 -
生ビールはあります
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ウイスキーはROYAL。
最近酒屋さんでは見ないですよね。 -
コーヒーはこれで
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この日は朝でしたのでオレンジジュースです。
写っているおにぎりはコンビニで仕入れた自前のものです。 -
さて福岡からの帰路に戻って、機内。
やはり新しい機材は良いですね。 -
沈む夕日を見ながらの離陸でした。
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