家族で北海道･･･改め、妹と初夏の根室・留萌へ【3:東の果ての岬巡り　その２・霧多布岬→根室本線の旅】

2021/06/19 - 2021/06/19

※2021年6月のお話です。
※きっぷは【Peachひがし北海道フリーパス】を使ってます。
※2日目・後半の内容です。
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いろいろあって、家族3人で旅するはずが姉妹2人での旅となった北海道行。
元々ウポポイに行くはずやったけど、妹と2人やったら～と思って完全に内容を変えて、東の果てに向かうことにした。

1日目にピーチで北海道へ。そこから特急乗り継いで一気に根室の落石へ。
2日目は日本一早い朝日が見たかったんやけど、完全な曇り空で見えんかった～；去年の同じ時期にも根室に来てて、その時のリベンジ兼ねてたんやけどね。

けど、去年は濃霧すぎて諦めた【落石岬】はリベンジ達成！
そして妹は初根室やから最東端の【納沙布岬】にも行ってきて、順調順調♪
（※ここまでは前回の旅行記参照）
こうなったらこれまた去年霧で全く見えんかった【霧多布岬】も行ってみよう！ってことに。結果的に最東端にある３つの岬を巡ることになった。

霧多布岬も先の２つの岬とはまた違った素晴らしさ＊*
しかも！念願の！ラッコちゃんに遭遇～～～ヾ(*´∀｀*)ﾉ

では2日目後半スタート～

エリア 厚岸・霧多布(北海道)

納沙布岬から戻ってきて、これから霧多布岬に向かいます(・∀・)ゞ
お土産とか買ってから駅に行ったらもうすでに気車は入線してた。

お！快速はなさき号やん！

今年（2021年）で花咲線は全線開通100周年かぁ～
存続が怪しい路線として毎度名前が挙がってしまうローカル線の一つやけど、どうかなくならないでほしい。

駅で記念切符をゲットしてきた＾＾
この手のやつ、渡道するたびに新しいシリーズになってたりして集めるの楽しいんよね～
でもこれ目当てで駅巡りしたことはないなぁ・・・
ついでに買う感じ。

お土産屋さんでオランダせんべいてゆうの買ってみた。

デカいワッフルみたいで、ちょっとぬれせんべいのような柔らかい感じ。
味は炭酸せんべいが近いかな。なつかしい美味しさ！好き～( *´艸｀)

車内で駅そば啜り始めたお兄さんのおかげでめっちゃお腹空いてきたので、さっそく食べることになったｗ

11：03　根室駅　発

お隣の東根室で最東端の印を撮り。。。

しばらくはのどかな風景見ながら・・・
この辺に数年前まで「花咲」駅があったと思う。

今は東根室の次は「西和田」駅。
これ以上駅廃止にならないでほしい。

さて、落石駅を出たし、後ろに移動しましょか～
落石～別当賀の区間は景色がいいからお気に入りやねん＾＾

車両の一番後ろの特等席で。
今日もめっちゃ天気悪いけど；

～～～～～。・°.＊。*・。°

天気悪くても気分爽快なスカーっとする眺めが最高！
やっぱり大好き～＾＾

別当賀駅に到着。

ここも訪問したいのにいつも後回しになってしまってるんよね～
ただでさえ本数少ない花咲線やのに、この駅は通過しちゃうこともあって、難易度高め。

厚床駅に停車。
昨日より暗い雰囲気；
夏の晴れた日にまた訪問してみたいな～

厚床駅にある転車台かなにかの遺跡。

そして浜中駅へ。
これから向かう霧多布岬へはこの浜中か、次の茶内が最寄り駅になるみたい。
次に乗る気車のことも考えて、私たちは茶内を利用することにした。
というわけで通過＝З

そして、12:18茶内駅に到着。
お見送りもそこそこに、さっさと駅舎へ。

さっき電話でタクシーをお願いしておいたので、待ってくださってるはず。

ふれ茶内館とは？
駅舎にぶら下がってた。

駅舎の窓を利用した「顔ハメ」もあるよ。
顔ハメってゆうかもはや「額」やけど。

で、これからタクシーで岬に向かうんやけど、ここから霧多布岬までのアクセス方法としてはコミュニティバスみたいなのがあります。
でも色々条件があって・・・
・平日のみ運行（最寄り「霧多布ゆうゆ」まで）＠200
・土日は要予約。（便が9：45の次が14：50しかなかった）
・土日の予約は前日16：00まで。
※2021年6月時点での情報です

今日は土曜。しかも急遽行くことにしたから予約してない。

でもどうしても行きたいので霧多布ハイヤーに電話してん。
そしたら今日は1人しか出勤してないからチャーターは無理って。
送迎だけならOKってことで、それでお願いしました。とりあえずアクセス手段があってよかった～；

駅前に待っててくれたのはルパンラッピングのタクシー！
テンション上がる～♪♪

駅舎の写真はこの1枚だけ。
あとは帰ってから撮ろう。

タクシーの運転手さんに挨拶して、しゅっぱ～つ(´▽｀)ﾉ

茶内からちょっとした森というか山を抜けて、海側へ行くとひろ～～～い湿原が。
タンチョウがよく来てるらしい。

運転手さんは最初静かやったんやけど、だんだん打ち解けて、色々なことを教えてくださった＾＾

あ、馬がいる～(*´ω｀*)
どさんこ？でかいねぇ～
地元のちびっこ達と戯れてる図、和む。

霧多布岬に到着！
ここまで約15分で片道￥4980。さすがタクシー高・・・涙
でもどうしても来たかったししゃーない!!
お迎えの時間を伝えて、ではまたあとでお願いします～(´ω｀)ﾉｼ

大きな荷物は預かってもらうわけにもいかんし、駅にロッカーもなかったし、かといって持ち歩くのしんどいし、、、
結局この岬の入り口の柵のとこに固めておいて置いた。
持っていく人なんかおらんやろ。なくなったら、、、それはその時！自己責任で。
※食べ物類は入れてません

おぉ～～曇ってるけどちゃんと岬が見える～(´；ω；`)ｳｩｩ
去年父と一瞬立ち寄ったときには濃霧でなんも見えんかったんよ。

ただいま12：31。
お迎えは気車の時間から逆算して14：00に来てもらうから、1時間半あるね。

おぉ～～すごい。
複雑な地形に緑がキレイ＊*

こちら厚岸方面。
海岸線の雰囲気が全然ちがう。

けっこう風もあるけど、さっき行った納沙布岬よりあったかいな。
運転手さんは、茶内よりも霧多布の方がマイナス3度くらいの差があって、夏は涼しくて過ごしやすいって言ってはった。

霧多布岬は落石岬みたいな自然フットパスって感じではなく。
かといって納沙布岬のような感じでもなく、
突き出た岬まで遊歩道があるタイプ。
私の中の「岬の灯台」は霧多布岬みたいなこうゆうイメージ＾＾

晴れた日はこんな感じ。
絶景ですね。

現実はこちら。
ちなみに去年の様子はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11634924

でもこの海の色ですよ。
曇ってるからこんなやけど、これ晴れてたらめっちゃキレイやろね。
昆布？見えてるし。

黄色い花もいっぱい咲いてる！
ちょうどいい時期に来れたんやね＾＾

アップで☆

黄色いのはエゾカンゾウ、紫のはヒオウギアヤメかな。
エゾカンゾウは1日しか咲かへんお花やから、これだけ咲いてるときに来れてラッキー☆彡

遊歩道からの景色も良すぎて、、、
毎度のことながらなかなか進めないｗｗ

～～～～～。・°.＊。*・。°

灯台の説明版があった。
へー霧多布灯台じゃなくて、正式名称は「湯沸岬灯台」てゆうんやね。

灯台にはこの細い道を行くらしい。

いきなり走り出すアラサー。

灯台に到着！
でも灯台は後にして・・・

まだまだ遊歩道が続いてるから、まずは先端まで行ってみよ＝З

おぉ～～～
すごいな～～～

ん？？？？

えっ！ちょ！
○○（妹の名前）！！ラッコ！！あれラッコなんちゃう?!
妹「マジで！うそ！ぎゃーーーかわいすぎる～～～～」

肉眼で見える距離でプカプカ浮かんでるのが見えて感激(´；ω；`)ｳｯ…
ラッコにどうしても会ってみたかったから、感極まってしばらくシャッター押しまくってたわｗｗ

もうちょっと進んだら近付けるかな？
はやくはやく！

・・・・・( *´艸｀)←言葉にならない

しかし、肉眼なら結構見えるのに、写真で撮ろうとするとなんか遠いなぁ・・・
でも望遠レンズにしたらさすがに肉眼よりもはっきり見える♪
持ってきててよかった～

まだ先はある。
けどあの先の方の皆さんはガチのバズーカみたいなカメラ持ってる方とかで、移動しそうにないので、しばらくここから撮ってた。
現に、後であの場所まで行ったけど譲ってくれる気配はなかったので、すみませんって声かけて少し動いていただいた。感動はみんなでわかち合えたらいいなと思う。

その先端ポイントからはやっぱり一番近くで見れた。
よく見たらもしかして3匹いてる？？
のんびり浮かんでる様子を見てたらほんまに癒される～＊*

海遊館でもラッコ好きでよく見てたけど、泳ぎ回ってたし、ひたすらごはん食べてたし、なんかやっぱ野生の子とは違うよなー

これ以上先には進めない。
この先にもお花畑は広がってる。

記念碑的なものがあった。

『かねてより　あらきしほ路と　きいたふの
　島根にたかく　よする志らなみ』

て書いてるらしい。
なんと北海道命名者である松浦武四郎がここにきて詠んだ歌やねんて。

松浦さんもこの景色見たんかな～＾＾
向こうの島は野鳥だらけ。

そして再びラッコ鑑賞。
わけわからんくらい写真撮ってたｗ
めっちゃ厳選して4枚に絞った私、エライ。

大満足！
絶景も見れてリベンジできた上に、ラッコもじっくり見れたし。
タクシー代そこそこしたけど、来る価値あったな。

また来れたらいいな・・・
何度でも来たくなる景色やわ。

根室方面の大自然を感じる崖が好き。

今日は波が高くないのがよかったのかも。
じゃないとラッコ流されちゃうもんなー

ここで記念写真を撮って・・・

右も絶景～～～＊*

左も絶景～～～＊*

最後に灯台へ。
落石とデザインは似てるかな。でも落石の方が大きかった。

背の高いのっぽな灯台じゃなくて、この辺のは土台のしっかりしたタイプが多いんやね。（内部の見学は不可。）

スタート地点近くまで戻ってきた。
1時間ちかくこの辺うろうろしてたｗ
ラッコパワーやな。

荷物も無事、そのままそこにあった。
今度から昔海外旅行で使ってたワイヤーロック持ってこようかな。

約束の時間までまだあと30分くらいあるので、そのまま周辺を散策。
因みにお土産屋さんのようなところはなかったな。

おぉ～～～ここからも絶景やな(*‘∀‘)

今日3か所巡ったけど、どこも雰囲気違ってて、どこも良かった。

荒々しい大自然なら霧多布かな。

すぐ近くにビュースポットがありそうやから行ってみよう。
あ、キツネ発見＾＾

この花、たまーに見るんやけど、自生してるやつ？
オダマキの一種かなと思う。

展望台みたいなところに到着。
霧多布岬のゆうほどうのところから徒歩10～15分くらいかな。

ほほーこんな感じで見えるんやなー(・∀・)

引きで撮るとこんな感じ。
一番飛び出した霧多布岬に崖が重なって、これはこれで良い眺め＊*

こんなものもあるので記念写真にぴったり。

展望台みたいなところに登ってみた。
なんにもない屋上みたいな場所。

ここからの景色はこんな感じ。
空が広くて気持ちいいわ～～

霧多布エリアは「厚岸道立自然公園」の範囲に入るんやね。

さて、そろそろ約束の時間。
運転手さんに場所をお伝えして、その場で待つ。

無事合流して、帰る途中、私たちがやたら馬で盛り上がってたのでわざわざ馬が見れる放牧ポイントで写真ストップしてくださった。

緑の丘と馬とか・・・サイコー( *´艸｀)
ありがとうございます！

運「ラッコいた？」
私達「いたんです～～～！！（以下略」
感動のまましゃべりまくってすみませんでしたｗ
お土産も買えてないし、お昼もまだなんですって話したらセコマに寄ってもらえることに。そしてセコマ（ルパン推し）で無事軽食と霧多布岬のステッカーなどをゲット。もー重ね重ね感謝です。

運転手さんの制服もイケてた。
浜中周辺の徹底したルパン推しは応援できる。
ファンじゃなくても楽しいと思う。日本人ならほぼたいていの人は知ってるアニメやろうしね。

戻る途中の湿原？草原？はワタスゲが満開＊*

運転手さんとまた色んな雑談しながら茶内駅へ。
この辺であった熊のはなし、タンチョウが死んでるのに出くわしてしまったらどうするか、浜中・霧多布の魅力などなど。あとはコロナについてね。霧多布いいところでしょ～次は泊ってあそことここも行きなさいって(´ω｀*)

最後にお願いして車を撮らせてもらったｗ

次元と五右衛門も撮らねば。
この二人大好き。

今日はほんまにお世話になりました！
おひとりで営業されてる中で対応してもらえて助かったな。もし断られてたらラッコにも会えてないし。

茶内の駅前大通り。
タクシーをお見送りして・・・

改めまして茶内駅★
外観めっちゃ素敵やんな～＾＾

駅前にルパンが立ってる！
ちゃんと降りたのは初めてなんよね。

駅舎内に「ふれ茶内（ちゃう）館」の入り口が。
憩いの場的なやつかな？
平日しか開いてないのかも。

ベンチはこうゆうタイプ。
いつものベンチと違ってて新鮮。

ホームへ。
ここでもいつもは時間なくて車内から眺めるだけのとっつぁんと２ショット撮ったり。

駅舎も思う存分見学できる～＾＾
やっぱりね、私は降りたい。
これからもどんどん降りていきたい。

ちゃない・・・北海道らしさ満点の駅名やんな(´ー｀)
「○○ない」て地名が多いんやけど、アイヌの言葉で「川」を意味するらしいよ。
因みに小さい川が「ナイ」で、大きい川は「ペッ」。「別」の字があてられてることが多いっぽい。

反対側から駅舎を☆
全体的に色んな緑色を使っててかわいい色合いやね＾＾

最初ジブリの「思い出のマーニー」見たときにここが冒頭で出てくる駅かなとおもったんやけど、違うらしいね。旧江差駅がモデルらしいって噂。
どうせならこの茶内駅にしてくれたらよかったのになー

根室行の気車が来た！
丁度この時間は茶内駅ですれ違いをするねん。
乗る方向間違ったらエラいことになるｗ

続いて2番ホームに釧路行が入線。
14：40には入線したけどしばらく停車してた。

14：44　発車！
やっと、、、本日はじめてのまともな食事ｗｗｗ
ゆうてもセコマのおにぎりにから揚げだけやけど。
時間が微妙過ぎてもう空腹も通りこしてまして。

ラッキーなことに海側のボックスが空いてたからよかった！
景色を楽しみながらいきましょ。

湿原エリアに突入＝З

何度通っても好きな区間＾＾

～～～～～。・°.＊。*・。°

武佐駅に停車中。
ここは待合というかホームしかない駅。

そして釧路川を超えたら・・・

15：52　釧路駅に到着！
ここで特急に乗り換え。
乗り換え時間に売店で夜ご飯仕入れてこようと思ったら駅弁完売しとった( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

しゃーないからコンビニで適当に買って戻ってきた。

次に乗るのはこちら。
特急おおぞら10号。

ヘッドマークはタンチョウのデザイン。
んー電光バージョンはイマイチ情緒に欠けるよなー

16：12　釧路駅　発
自由席しか乗れない切符やから、いっぱいかな～って心配やったんやけど、空いてた。結局帯広でもそんなに乗ってこなくて終始空いてたな。

沿線風景は昨日の逆戻りしてる感覚＾＾
パシクル沼を通過して～

太平洋のそばを走って～

広～い風景に癒される。

駅舎跡とか信号所もたまーに登場。

さすがに眠くなってきた・・・
朝3時から起きてるもんね；

十勝平野に入って、帯広で停車して。

そのまま乗り続けて帯広～新得区間へ。
意外とまだ明るいな。

かっこいい山も見えてきた＾＾

夏の北海道はほんまに癒しの風景やわ。
電車に乗ってるだけで十分楽しめる。

おぉ～～日高山脈！！かっこいい！

雲のおかげで幻想的な雰囲気やね。
日高方面もまた行きたいな～

18：17　新得駅に到着。

ここで下車。
今日はこのまま根室本線を終点まで乗って、深川まで行く予定。

今日も新得駅構内にはレトロな気車がいっぱい＾＾
今日はタラコ色もいるし！

あれに乗りたいな・・・
あれでこの先も走れたらいいのにな・・・

新得駅といえば駅そばやね。
今日はもう営業終了してるので、食べれない。
ってゆうかいつここに来てもタイミング悪くて食べれない。悲

いつのまにやら「きつねえきちょう」がご就任されてらっしゃった模様。

駅ナカの売店で地ビールとか買った。
閉まる直前やったみたいでセーフ；

駅前広場へ。
新得はいつも通過点になってしまってるな～
美味しいお蕎麦があるし、乗り換えだけってゆうのは勿体ないよな。

駅舎はこんな感じ。
かなり立派な大きな駅。
もちろん有人。

バス来た！
新得～東鹿越までの不通区間はいまだにってゆうかもうずっとバス代行なんやね。。。
JR北は新幹線にばっかり夢中で災害からの復旧には興味がないっぽい。

かなりキレイな観光バスで快適♪
今回は根室本線を根室から滝川まで全区間走破してみようと思って。
前回の妹との鉄道旅（6年前）では根室本線はパスしたからね。

18：37　新得駅　発

さっき売店で買った「SOBAKKO」てゆう地ビールがこちら。
そばを使ってるんやって。
実際ほんのりそばを感じる気もしたような・・・
その程度なので飲みやすいクラフトビールやったな。

ちょっと暗くなってきたけど、バスからの絶景が見れたらいいな～＾＾
長くなってきたしこの辺で、つづく。