2023/03/17 - 2023/03/21
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みつさん
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29ものキリスト教会が点在する祈りの島上五島。
教会めぐりや風光明媚な景色、美味しい海の幸を堪能しました。
福江島編からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11816543
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おはようございます。
旅先では早起きの私。今回は4時半起きです。といっても昨夜は21時前に寝たので、それなりにスッキリ目覚めました。
お部屋でガサゴソは申し訳ないので、ホテル内ランドリーコーナーにて少々洗濯し、ロビーでまったりします。 -
朝焼けもいいですね。
福江港と常灯鼻(古い灯台)のシルエット。 -
「多くのご宿泊の方がいるため、早めに6時15分からオープンします。」とご案内があり、6時半前にレストランに行きましたが、ほぼ満席。
皆さま朝が早い。GOTO TSUBAKI HOTEL<五島 福江島> 宿・ホテル
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朝ごはん後は、お部屋でテレビ。
「ばらかもん」は、五島弁で元気者の意味。
長崎出身の歌手前川清さんが福江島の崎山小学校を訪れ、素直で元気な子どもたちと触れ合い、最後は体育館で感謝をこめて歌を披露する、心温まる番組でした。
昨日のガイドさんから、この番組の放映を教えていただき、噂の「おひょ」のお母さまが体育館に歌を聴きに行ったそうで、もしかして自分の後姿が映るかもと気にしていたそう。
番組では、崎山小の子どもたちを始め、観覧の地域の方々のお顔もがっつり映ってました。
お母さまがどんな反応だったか聞きたい! -
番組を見終わったら、ゆっくり福江港ターミナルへ
ホテルから徒歩5分ほどです。福江港 乗り物
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予約していたチケットを引き換え
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福江港ターミナル内のお土産屋さんをひやかします。
美味しそうな練物。でも、まだ先は長いので、眺めるだけです。 -
サバ寿司も美味しそう
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可愛いパッケージのお菓子
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これなら日持ちするので買えます!
後ろの船は太古。福岡から夜行で福江に着いたフェリーです。 -
ターミナル2階では、五島市の教会写真展
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9時20分福江港発ジェットフォイルにて
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上五島の中通島へ向かいます。
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中通島の奈良尾港で下船
トビウオと海のオブジェでお出迎え -
上五島は、十字架の形をした中通島や、中通島から橋でつながる若松島や頭ケ島などがあります。
住民の4人に1人がキリスト教徒で、五島列島全体で50ある教会のうち29もの教会があることから「祈りの島」と呼ばれています。 -
奈良尾港ターミナル内には、名産品やオススメを紹介した、地元小学生作成のとてもわかりやすいご案内がありました。
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今日は車を借りて、観光しながら奈良尾から有川まで向かいます。トヨタレンタカーはどちらにもお店があるので、ワンウェイでOK。
日曜日だからか、ほぼ誰も歩いてない静かな入江 -
近くの総合体育館駐車場に車を停めさせていただいて、アコウで有名な奈良尾神社へ
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参道にまたがるアコウの木
想像していた以上に大きい!奈良尾神社 寺・神社・教会
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鳥居をくぐり、御神木の足元を通り、参拝します。
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アコウは、根からも空気中の水分を吸収し、たくましく大きくなるそう。
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奈良尾神社にお詣りした後は、中通島の西海岸に出て、同じく静かな入江沿いを北上します。
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小高い丘の上に建つ真っ白な教会
桐教会 寺・神社・教会
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桐教会から見下ろす入江は、波の影響もなく、海底地形が見えるほど透き通っています。
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次は中通島のお隣の若松島に渡ります。
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若松島に渡ってすぐの展望スペースから
若松大橋 名所・史跡
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観光船で海から眺めるのもいいですね!
龍観山展望所に行くつもりでしたが、この後の予定を考えて、またの機会にとっておきます。若松瀬戸 自然・景勝地
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ふたたび入江沿いを北上し、道沿いの中ノ浦教会へ
下見板張りの可愛らしい外観中ノ浦教会 寺・神社・教会
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こちらは教会内部もとても良かった!(撮影禁止)
内部はこじんまりとして、エメラルドグリーンの折上げ天井に、両側の壁には大きな赤いツバキの装飾が並びます。
シンプルだけど可愛らしい内装が、ほっと落ち着く感じ。
こちらには献金箱が見当たらず、お礼できなかったのが唯一心残りでした。 -
お昼ごはんは五島うどんを。
製麺所が運営するレストランにて、アゴだしと卵醤油の2種類のつゆにつけていただきます。
ツバキ油を塗って伸ばす細めのうどんは、ツルツルとした喉ごし。美味しくいただきました♪ごちそうさま!竹酔亭 本店 グルメ・レストラン
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中通島で一番美しいと言われている蛤浜にやってきました。
ちょうど干潮かも~蛤浜海水浴場 ビーチ
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こちらも広々とした砂浜
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海のグラデーションが綺麗ですね。
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浜カフェも
チアダンス発表のイベントがあるみたいで、浜辺やお店は大賑わい。カラフルな衣装の女の子たちがいました。はまぐりデッキ グルメ・レストラン
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黒バニラ
暑い日のアイスは美味しい!
竹炭かな?口周りが真っ黒(笑) -
さて、今回の旅で絶対に行きたかった「頭ケ島天主堂」のある、頭ケ島(かしらがしま)に渡ります。
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真ん中上の少し開けているところが、天主堂を含む頭ケ島集落があった場所です。
この頭ケ島集落はユネスコの世界文化遺産「長崎•天草の潜伏キリシタン」の構成資産に指定されています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://official.shinkamigoto.net/worldheritage.php
(新上五島町ウェブページ) -
先ほどの蛤浜のある有川からは、車で25分ほどかかります。
見学には事前予約が必要。この日は日曜日でミサがあるので、14時までの予約枠です。13時半~14時で予約してあります。 -
ビジターセンターで受付を済ませると自由見学です。
天主堂が見えてきました!頭ケ島天主堂 名所・史跡
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砂岩の石畳ステキ♪
砂岩はこの辺りで産出される五島石と呼ばれるもの。
砂岩なのに表面の風化が少ない。砂の粒径が小さく、粒度も揃い密な感じ。
表面は凹凸なくなめらかですが、触ると砂岩独特のざらつきも残っていて、雨の日でも歩きやすそう。 -
頭ケ島天主堂は鉄川与助氏の設計施工で、1919年に完成。国重要文化財にも指定されています。
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大きめの砂岩ブロックのゴツゴツした外壁の上に、八角形のスマートな塔屋がバランスを取るように載っています。
八角形の塔屋は、鉄川与助氏の建築ではよく用いられていたそう。
ちなみに、当初塔屋の計画はなく、完成間際に付けたそう!そのため、窓位置や帯飾りなどに食い違いが出ているとのことですが、ドームがとてもいい仕事してる!と思います。 -
勝手に曇天の頭ケ島天主堂をイメージしてましたが、今日は天気が良すぎて、眩しい‥しかも逆光。
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外壁の石は、あえて表面に粗さを出す加工をし、組積造ならぬ粗積造(ルスティカ)と呼ばれているそう。
そして、目地周りを深く掘り込んで立体感を出しています。 -
屋根は赤い瓦ですね。
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マスクが任意になった令和5年3月14日から、内部見学も解禁となりました。
でも、島にはご高齢の方も多いですし、マスクは旅行中は常に着用し、消毒も徹底します。ほかの観光客の方々も皆マスクを着用していました。 -
内部はこのようになっています。
(内部は撮影禁止なので、ビジターセンターに掲示してある解説をお借りしました。) -
Gott loben und dankbar sein.
(神を賛美し、感謝する)
Und singen Halleluja.
(そして歌うハレルヤを)
Halleluja!
(ハレルヤ!) -
JSバッハの教会カンタータが頭の中を巡りました。
Christの巻き舌と音程(アルトパート)に苦労しましたが、今でも暗譜で歌える大好きな曲です。 -
天主堂の目の前にある白浜も散策
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綺麗でとても静かな海です。
頭ケ島集落全体が不思議な気に満ちていて、素晴らしい建築への興奮とともに心がスーっと落ち着く感覚も覚えました。 -
トイレに飾られていたスミレとミモザ
ここにくるために五島列島を訪れても良いぐらい、超オススメです。ありがとうございました。 -
頭ケ島から中通島に戻り、北上します。
車で40分ほどかけて、青砂ヶ浦天主堂へやってきました。
こちらも重要文化財です。
青空にレンガが映えますね。青砂ヶ浦天主堂 寺・神社・教会
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海を見下ろす小高い丘の上に建ち、天主堂とマリアさまが海や集落を見守っています。
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内部見学もできました。(撮影禁止)
天井はフライングバットレスで側廊付きの、華やかな室内でした。 -
赤いレンガと黒い瓦、合うんです。
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さて、今度は少し自然モノを見学します。
赤ダキ断崖
玄武岩質の噴火丘が海の侵食で削られて、赤色のスコーリアが露頭しています。ダキとは断崖の意味。 -
漁港にお住まいの人懐っこいネコちゃん
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つっこまれ、しばし触れ合う‥
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観光にも付き添ってくれます。
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漁港なので、たくさんの定置網が干してありました。
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新上五島町観光物産センターへ
有川郷中心部にあります。五島うどんセンターや前田商店鯨肉直売所も併設されています。
ここに写っているのは、すべてお塩!すごい種類!
https://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/spot/10144 -
お塩や五島うどん、新物のあおさなど、お土産を買いました。
新物のあおさは、香りが半端なく良い! -
物産センターそばには海童神社
鯨漁の盛んな有川の守護神で、ナガスクジラの顎の骨でできた鳥居がありました。海童神社 寺・神社・教会
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有川港
ターミナルが鯨の形ですね。 -
長崎のスーパー「エレナ」を覗いてみます。
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店内の品揃えはいつも見慣れたものが多かったです。
うどんよりちゃんぽんが人気なのは、長崎ならでは。 -
レンタカーを返却し、乗っていた車でそのまま送ってもらって本日のお宿へ。
広々とした和室です。有川ビーチホテル浦 <五島 中通島> 宿・ホテル
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お部屋には良い茶葉が用意されています。
お茶請けのあごサブレは和風のパッケージですが、味はガトークッキーみたいで美味しくて、ギャップ萌。 -
平成四年に大相撲有川場所があり、このお宿が境川部屋の力士たちの宿舎になったそう。
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18時前ですが、夕ご飯のお店へ。
港沿いをぶらぶら散歩しながら向かいます。 -
刺身が美味しいと聞いていたので、日本酒でしょうと思っていましたが、品揃えがアレ??
その代わり、焼酎は30種類ぐらいある!
そうだ九州圏でしたね。郷に入れば郷に従えということで、焼酎をいただきます。「百年の孤独」を水割りで。
お通しの鳥つくねは、軟骨がコリコリして、出汁も美味い!寄り処 満 グルメ・レストラン
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豚しゃぶサラダ
ゴマだれに青のりがアクセント -
刺身も新鮮でどれも超絶美味!タコ、カンパチ、ハマチ、鯛、イカ、コチ、キビナゴ、マグロ(中トロ•大トロ)、五島牛のローストビーフも。
このお皿全部で一人前(1,500円)とのこと。ほんとに一人前ですか??と何度もお店の人に尋ねちゃいました。(この一皿は、上五島へようこそのウェルカム刺盛りですね。)
右手は山芋のたらこグラタン
ボリュームたっぷり、マヨ味がハマる。 -
キビナゴを酢味噌につけて
やば~い、うま~い!やば~い!焼酎ススム。(2杯目は五島灘の黒) -
さつま揚げは揚げたてふわふわ♡
(焼酎3杯目は村尾) -
シメはおにぎり
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おにぎり食べてたら、だし巻き卵もきました。
ふわふわでほんのちょっと甘め。待った甲斐がありました!美味しい~♪ -
焼酎をひとり3杯ほど飲んで、3人で12,000円しなかった!美味しい上に安い!なんていいお店なの!
大大大~満足です。ごちそうさまでした!寄り処 満 グルメ・レストラン
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右手の灯りが夕ご飯のお店。
有川のお店が集まる場所ですが、20時半でこの感じ。
夜は早く寝るに限ります。おやすみなさい。
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長崎五島列島の旅
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