北海道7泊8日の旅④-旭川・美瑛・中富良野編

2023/03/06 - 2023/03/13

月の6日から13日まで北海道に行ってきました。
回った場所は、
釧路→網走→稚内→旭川→札幌→小樽です。

今回は10日昼から12日昼までの旭川・美瑛・中富良野編です。

エリア 北海道

おはようございます。
5日目の昼は旭川へ向かうところから始まります。

稚内駅 駅

乗る列車は13時1分発、特急サロベツ4号旭川行きです。
昨日来た道をまた戻ります。約4時間の道のりです。
終点まで乗り通します。

まだ少し雪がチラついています。

そろそろ出発です。

お昼ご飯に駅弁を買いました。1500円くらいだったと思います。

帆立のサイズは特別大きくはありませんでしたが、いくらもたっぷり乗っていて、これで1500円なら得に感じます。

稚内駅の売店で旅の友を買いました。結構入ってますが、割れてるとかそんな理由で結構安かったです。
勿論美味しかったけど、そんなにバクバク食うものではない気がします。

車窓からは白樺の林なども見えますが、やっぱり変わり映えしません。

実は旅行中何度もあったのですが、動物が線路を横切るたびに急ブレーキがかけられます。
この時は3、4分くらいのろのろと走っていたので、線路脇にいた鹿を写真に収めることができました。

もうすぐ旭川に着きます。
何故かものすごく視界が悪いです。

17時頃、旭川駅に到着です。
その後「スマイルホテル旭川」で2泊分のチェックインと支払いを済ませました。
宿泊費は2泊で9000円強で、普通の安いビジネスホテルといった感じでした。

旭川駅 駅

ホテルで少し休んだ後は、「味特」で旭川ラーメンを食べます。行こうと思った店先々が予約で一杯で、旭川の歓楽街で途方に暮れていた時に見つけた店です。
旭川ラーメンはスープに油の層があるのが特徴です。
油の層を作ることで湯気が立ちにくくなり、スープが冷めるのを防ぐのだそうです。
頼んだのは醤油ラーメン、醤油ベースのスープに油が絡んでおいしいです。お値段も900円と、お手頃でした。

味特 本店 グルメ・レストラン

ホテルに帰ってWBC観戦、対韓国戦です。
ダルビッシュが3失点しましたが、その裏に4点を取って逆転。その後日本は得点を重ね、最終的に13-4で大勝しました。

といった感じで5日目は終わりです。この後はすぐ就寝しました。
明日からちゃんと観光します。まだ旭川編は始まったばかりです。

6日目の朝です。この日はホテルで朝食をとったのですが、メニューにジンギスカンがありました。
炒め物みたいな感じで、甘めのタレと羊肉特有の硬さと臭いが特徴的でした。私はその特有の硬さと臭いが羊肉の醍醐味だと思っているのでおいしく食べれましたが、結構臭いが強かったです。

今日は美瑛の青い池と中富良野のファーム冨田に向かいます。
泊まったホテルが旭川なので旭川編としましたが、2日目は旭川では観光しません。誤解を招くような書き方をして申し訳ありませんでした。

先に青い池に行きます。美瑛駅から青い池までのバスが出ているので、まず旭川駅から美瑛駅に向かいます。
旭川駅から美瑛駅までは40分くらいです。

9時過ぎに美瑛駅に到着です。ここから青い池までバスを使います。列車によってはバスの接続が無いことがあるので気をつけましょう。

美瑛駅 駅

駅前にあった立て看板。

美瑛駅から青い池(白金青い池入り口)までは30分弱です。
駅付近の住宅地を過ぎると森の中に入ります。白樺の木が目立つようになってくるともうすぐ到着です。

バス停を降りると目の前に一本道があるので、途中にある駐車場を横切りながら進みます。

美瑛(白金) 青い池 自然・景勝地

道中白樺の木が大変なことになっていました。

着きました、青い池です。どうやら冬の間は白い池に変貌するらしいです。
普段はコバルトブルーで有名な青い池ですが、これはこれで綺麗です。

もう3月だというのに立派な雪化粧です。

雪だるまがありました。

白樺の木の下から撮った一枚。
腕が写っているのが残念ですが、思った以上にいい写真でした。

帰りのバスの時間が迫っているので、バス停まで戻ります。
ここに着いたのが9時46分、復路のバスに乗ったのが10時24分なので、バス停から青い池までの移動時間も含めると実質20分しか青い池に居ることができませんでした。
しかし、10時24分のバスを逃すと次は13時9分のバスですので、やむなく引き返します。

バスに乗り込み美瑛駅に戻ります。
叶うことならもっと長く居たかったです。

この後は中富良野のファーム冨田に行こうと思ったのですが、列車の待ち時間が1時間もあったので昼食をとります。「駅の見えるレストラン&カフェ KOERU」に来店です。

駅の見えるレストラン&カフェ KOERU グルメ・レストラン

メニュー表を見ていましたが、どうやら美瑛ではカレーうどんが有名なようです。
まだ朝食を食べてから3時間しか経っていなかったので昼食は軽く済ます予定でしたが、せっかくなので食べます。

つけカレーうどんは初めて見たのでびっくりしましたが、カレーがうどんによく絡んで美味しかったです。
材料の大半が美瑛産または北海道産のものを使用していました。
この後は駅に戻り、富良野方面の列車に乗って中富良野駅へ向かいました。乗車時間は40分ほどでした。

着きました、中富良野駅です。
ここから30分ほど歩いて「ファーム冨田」に向かいます。

中富良野駅 駅

結構長いこと歩きますが、この川が見えるとすぐそこです。

着きました、ファーム冨田です。
ファーム冨田は故富田忠雄さんが設立した施設です。
70年代にラベンダーオイルの買い上げ価格の低下が原因で採算がとれず、殆どのラベンダー農家が栽培を諦めていく中、冨田さんはラベンダーを栽培し続けたそうです。
その後も富田さんはラベンダーの栽培と加工に尽力し、2015年に亡くなるまで日本のラベンダー産業の発展に貢献されてきました。
そしてその活動の一環として、ファーム冨田は設立されたのです。
ですので、ラベンダー好きの方には是非行っていただきたい場所ですね。

ファーム富田 公園・植物園

ファーム冨田のマップです。
ファームの大半はラベンダー畑です。
私が行った時は雪に覆われていましたが、ピークの7月にはラベンダーを初めとした色とりどりの花で彩られます。

花人の舎という建物の中にあったカフェにラベンダーアイスクリームなるものがあったので食べます。
食べてみると、かすかにラベンダーの風味が感じられます。
カフェにはラベンダーに関する本も置いてあって、つい時間を忘れてしまいます。

花人の舎の2階には、ラベンダーの香りがするしおりを作ることができる機械があります。
他にも、ラベンダーの知識や冨田さんのことについて書いてある場所もありました。

しおりにラベンダーの香りをつける機械です。
ラベンダーの匂いの種類は5種類あり、自分好みの匂いのしおりを作ることができます。

花人の舎2階からの眺めです。
建物いっぱいにラベンダーの香りが漂っていて、この空間にいるだけで癒されます。

続いてお隣のドライフラワーの舎です。
この部屋はドライフラワーで作られた創作物やアートで埋め尽くされており、冬の間も楽しむことができます。

ラベンダー畑です。
前述した通り、冬の間は雪を被っています。
夏になるとラベンダーの紫が畑いっぱいに広がります。

温室のビニールハウスがありました。
この日に地面に埋められている花を見れたのはここだけだったと思います。
まぁ、季節が季節なのでしょうがないですね。

2時間半ほどファーム冨田に滞在した後は駅に戻り、列車に乗って夕食に向かいます。
本当は旭川で食べる予定でしたが、どのお店も予約で埋まっていたので、中富良野駅から旭川駅を経由し滝川という駅まで向かいます。

旭川駅から滝川駅までは普通列車で40分程。
乗る列車は17時37分発、普通岩見沢行きです。
私が旭川駅に着いた時間には特急列車への接続がなかったので、普通列車に乗ります。

滝川駅 駅

滝川駅から歩いて20分、「松尾ジンギスカン滝川本店」に来店です。
やはり北海道に来たらジンギスカンは外せません。
旭川では予約はできませんでしたが、どーしてもジンギスカンが食べたかったのでわざわざ滝川まで来ました。
(実は昨日の夜予約しました。)
ジンギスカンのチェーン店で有名な松尾ジンギスカンですが、本店はこの滝川にあります。
席が多いので、他の店が予約でいっぱいでもここだと空いているかもしれません。

松尾ジンギスカン 滝川本店 グルメ・レストラン

期間限定で4000円でジンギスカンが食べれました。
飲み放題も付いててとてもお得でした。

そうそう、この鍋で食べたかったんですよねー。

マトンなのでラムよりも羊特有の臭いが強いですが、この臭いがあってこそのジンギスカンだと思います。
お肉は勿論、周りの野菜も羊肉の脂が染みておいしいです。
朝食べた炒め物のジンギスカンもおいしかったけど、やっぱりこの鉄板で食べると一味違います。
2時間たっぷり楽しめました。ごちそうさまでした。

私は北海道に来た時は毎回ジンギスカンを食べているのですが、今回も食べれてよかったです。
わざわざ滝川まできて正解でした。

外にジンギスカンの自販機がありました。
道民が羨ましいです。

旭川までは特急で戻ります。
急に滝川まで来ましたが、こういうイレギュラーな事態に対応できるのが乗り放題切符(※7泊8日北海道の旅②-網走編2枚目参照)のいいところです。

乗る列車は20時52分発、特急ライラック41号旭川行きです。終点旭川まで乗ります。特急だと30分ほどです。

21時25分に旭川駅に到着。
この後は昨日と同じホテルに戻り就寝しました。
といった感じで6日目は終わりです。明日は旭山動物園に行きます。旭川編はあと半日だけ続きます。

おはようございます。7日目の朝です。
今日は朝から旭山動物園に行きます。
11時40分発のバスに乗ります。

11時半くらいに旭山動物園に到着です。
休日だったので、家族連れの方やカップルの波でごった返していました。1人で行ったので浮いてたかも…
入園料は1000円なので、安い方ですね。

旭山動物園 動物園・水族館

園内マップです。
動物園ながら、アザラシやペンギンなどもいます。

ホッキョクグマがいました。
奥の鉄格子のところでは、ホッキョクグマを間近でみることができます。

続いてクマがいました。
迫力あります。

エゾシカです。
ずっと座ってました。

トナカイです。
種類によってはこれの3倍くらい大きいらしいです。

タンチョウがいました。
釧路で何回も見たタンチョウですが、旭山動物園ではガラス越しではありますがかなり近い距離で見ることができました。

オオワシだったと思います。
釧路のカヌーツアーで見れなかった生き物だったので見れて嬉しかったです。

カラスもいました。
いつもなら害鳥扱いですが、ここのカラスは飼育対象です。

レッサーパンダです。
ずっと笹を貪り食ってました。

カピバラです。
ちょっと臭いがしました。

たぬきだった気がします。
ガラス沿いに歩いてました。

うさぎです。
白い雪の中にいると映えますね。

キツネです。
個人的にはこの日1番可愛かった生き物でした。

ペンギンです。
人が多すぎて生では見れませんでしたが、なんとか携帯では写真を撮ることができました。

アザラシです。
こっちも人が多かったので、写真を撮って一瞬で退散しました。

ダチョウです。
3尾いました。

1匹が首をあげると、他の2匹も首をあげます。
見てて面白いです。

キリンです。
振り向き美人。

カバがいました。
気持ちよさそうに寝てました。

下から見れます。
めちゃくちゃ大きいです。

人が多かったですが、結構楽しめました。
この後は旭川駅に戻り、札幌方面の列車に乗りました。
これにて北海道7泊8日の旅旭川・美瑛・中富良野編は終了です。
長かった旭川編ですが、ジンギスカンも食べれたし、観光も結構できたので満足です。次来る時は旭岳にも行ってみたいです。
次は小樽に向かいます。次回が最終回です。
ご愛読ありがとうございました。